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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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606: ノア ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/17(火) 23:38:17.89 ID:QgUU1rYwo >>603 ……アンタを血眼にね。そりゃ可哀想だ。 【追うもの、追われるもの……どちらが可哀想なのかは相手に任せるとして】 【紙をもう一度、見る―――その直ぐ後、丸められて消える。なるほど、そういう”仕組み”か】 お互い様だね―――本当に”今は”だね。 世の中、どうなるか分からない事なんていっぱいあるからさ。 【まあ、敵に回ったなら直ぐに始末してやる――と、言いかけたのだが】 【”仕組み”を再度見せつけられる事になる。闇が大蛇と化して、男の首に絡みついて行く】 【前言撤回だ……一筋縄で、始末できそうにもないな。そう内心、ため息をついていて】 衣食住に困らない。有り余るほどある。そういう点で見れば利益は留まる所を知らないね。 【しれっとそんな事を言いつつ―――突きつけていた大斧の峰を肩に乗せて】 ……別の視点で見れば、どうだろうね。利益なんてのはないんじゃないかな。 唯、利益では語れないよ―――僕の忠誠心ってのは、メリットやデメリットじゃ語れない。 【会話に付き合うのも癪だったが―――こと、主人の事になれば熱くなってしまう】 【彼女が死ねと言えば死ぬ。生きろと言えば生きる。命令は絶対なんだ―――なんて事は、本人には言えないけど】 【少年は男を前に本音を語った事でやや面白くない顔をしていた。こんな狂った化け物に自分は何を言っているのやら、と】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/606
607: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/17(火) 23:48:33.08 ID:B3MkDIk60 >>605 【だけれど――戦うような人物には見えないだろう。服の中とは言え腕も足も細いのが窺えたし】 【何より筋肉とかそういうものがあんまり感じられなかった。やせぎすの棒切れみたい、とか、そこまでではなくても】 【せいぜい日常生活で油と醤油と牛乳を一緒に買っても持って帰れるとか、その程度にしか見えなくて】 あ……、お店のほうで働いてるの。お料理作ってるんだ、それくらいしか、得意なことって、ないし――。 【僅かに驚いた顔が見えた。さっきの自分もこんな顔をしてしまったのだろうか、と、少し挙動を反省しながら】 【触れておくべきかも一瞬悩んだのだが、結局、訂正を入れておいた。戦闘員ではない、ただの――シェフ、でもないつもり】 【そういえばあの店は酒場もやっていたはずだった。なら、そちらの人員なのだろう】 でも、悪いよ……、気になることが書いてあったら、後で、買うから。 ……ふふ、新聞作ってるひとが聞いたら、怒っちゃうかな。でも、あると便利なんだよ、新聞……。 【なんていいながらがさりと紙面を広げる。その仕草は慣れた様子もなく、それなら普段あんまり読むでもないのだろう】 【がさがさ読んでいるうちに綺麗にそろえたはずの隅っこがずれてくる。それで、なんだか、大変なことに】 【最終的にはめちゃくちゃになりかけたのをしばらくがさがさ言わせてなんとか戻して、返却するだろう】 ううん、わたしのほうが、変なこと――その。ごめんなさい。 今、お店、お休みしてるの。だから、暇なんだけど……。 【「嬉しくないなあ」なんて呟いて、彼女は小さくため息を吐く。変なこと、とは、さっきの反応についてだろう】 【しょんぼりと眉を下げて――、酒場なら夜が忙しいだろう。そこで働く彼女が夜に出歩くのは、まあ、そういうことか】 【アップルケーキの先端をフォークで断崖絶壁にしながら。ふと、――気付いたような顔をすると、】 わたし、鈴音って言うの。鈴の音って書いて、りんね。白神鈴音……、えっと。 良かったらあなたの名前も教えてもらえたら、――嬉しいな。 【所属まで教えて名前を教えないのは少し違和感。だから彼女はそうやって名乗って、相手の名前も知りたがる】 【ちなみに実際に店に行ったりすれば彼女はそこで働いていて、嘘は吐いてないと、調べるのは簡単だった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/607
608: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/17(火) 23:52:36.22 ID:r6hpZdR80 【住人の殆どが寝静まった小さな街】 【美術館だとかそんな物が有るわけでも無い此処は特に悪人達の標的となる事も無く】 【強いて言うならば身を隠したい者、或いは旅の際に宿を見つける者が通る程度】 【さて、そんな場所に今宵は珍しい姿が一つ】 【街灯の下に置かれたベンチに座り、サンドイッチを摘んでいるのは――――一人の修道女か】 【腰に提げている二丁の双銃が何とも物騒ではあるのだけれど、特に殺気などを漂わせている風でも無く】 「――――ん〜……流石に徹夜での尾行は疲れたけど……まあ、何とかなったし別に良いかな……」 【辺りに出歩いている者も居ないのだから、必然的にその修道女の姿も目立って】 【手にしているのは数枚の書類。行方不明だとか何だとか物騒な文字が並べられ】 【何故こんな所に修道女が、と疑念を抱き話し掛けるのもただ何と無く近づくのも良いのだろう】 【――――兎にも角にも、気配を感じ取れば其方へと視線を向ける事は間違い無く】 【――――月光と星々の明かりのみに照らし出された森の中】 【普段ならば平穏で在ろうこの場所も、今宵ばかりは魔獣達の唸りに静寂も打ち破られ】 【その方向を見遣れば一人の少女が魔術を用いて魔獣達を葬っている事が知れるか】 「人々を無意味に殺めるのならば我々教会が処罰します 血には血を以ての償い。血でしか止める事が出来ないならば、其れはイリニ達の役目です」 【純白のローブに白銀の髪。同じ色の双眸は感情を浮かべる事も無くただ魔獣達を敵として認識しているだけの様】 【色々と記すべき事はあるのだが――――何より特筆すべきはその手に装備された“手甲”の様な物だろうか】 【其れは大きな魔力を漂わせており、たった一薙ぎでも獣達にとっては致命的な一撃】 【程なくして、その森に舞い戻ったのは静寂。無数に転がる骸の中、ぼうっと立っているのはその少女のみ】 【辺り一面が朱に汚れる中、その少女だけは汚れる事無く純白を保ったままで】 「任務の完遂を確認。取り逃した存在は零だとイリニは確信しました ――――少し休んでから帰還します、とだけ告げてイリニの報告は終了します」 【徐に取り出したのは水晶だ。恐らくは通信機代わりなのだろうが――――其れに報告をすれば、再びその場でぼうっと立って月を見上げる事となる】 【魔獣達の咆哮だとか魔力だとかを辿れば此処に辿り着くのはそう難しい事でも無い】 【そして、この場を訪れた者が見ることになるのは上記の通り。血にまみれた中、少女が一人月を見上げているなんて状況】 【声を掛けるにせよ、何にせよ。白の少女は感情を浮かべる事も無く其方を見遣ればじっと視線が送られて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/608
609: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga] 2015/03/17(火) 23:59:37.48 ID:2/PLWxBA0 >>598 …………ほう、ぶっ放しても死にはしないと、それはそれは、不死とは最近流行っているのかな。 随分と便利そうだな、出来れば過労で倒れる前に分けてもらいたいものだ。 【回復……、この男も先日の"怪物"と同じだと言うのか、もしそうならかなり危険なものだが】 【敵意は今のところ感じられない、ならば話を続けよう、似ているのならもしかすれば何かを 知っているかもしれない】 ……悪いが、無線ばかり聴くほどやりこんだわけじゃない、悪かったな、視界が狭くなくて。 まあ、ジョークのセンスは認めてやる……だが、信用はそう簡単には作れんな。 …………武器も証拠も自分で出すんだな、わざわざ一人で近付いてボディチェックをするようには教わってなくてな。 なに、少しでも妙なら撃つだけだ、不死身ならちょっと肉が飛ぶくらいなんてことないだろう? 【そこのテーブルにと投げるように指示する、決してこれ以上、手の届く範囲には近寄らない】 【この男……キングだったか、こいつはセリーナの知り合いだろうか、合鍵を持っていたのもそれなら納得出来そうだが、今はまだ決めつける段階ではない】 【まずはその証拠とやらを見せてから、ということだろう、引き金に指をかけるようなら撃つだけといった感じで】 ………………名はミハエル、俺にはガーナランドの姓がある。 それと、例えるのならこれでも昔はゼロと同じくらい偉かったんだがな……?今はここで住み込みだ。 /遅れました……! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/609
610: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/18(水) 00:01:18.30 ID:k43lsS2Io >>604 (こいつ結構いい身なりしてんな……あーでも身包み剥ぐまでは俺様しないし……) (つーかもしかしてこいつマフィアかなんかか?やっべーな……やっぱりやめっかな……) 【見た所、着ている服と言い時計といい、悪い値段の服装ではない、むしろ金の匂いがプンプンするのだが】 【金の匂いには危険が付き物、こんな格好の人間が夜中にこんな所を一人歩きしているとあれば、よく考えれば不審だ(自分は違うとして)】 【もしかしたら手を出してはいけない人種かもしれない、と頭を過ぎったのだが、目の前の男が角を曲がるとつられて曲がり───】 【すぐ目の前に、地獄へと続くくらい穴を見た】 ───くぁwせdrftgyふじこlp!!! 【余りに突然過ぎて一瞬頭がフリーズした、頭が働き出すに連れて冷や汗も吹き出てきたが】 【思わずタバコを吐き出しそうになり、奇声を上げて素早く両手を挙げる、逃げ出そうにも銃弾より早く走れる自信はない】 ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ旦那!!なんだいきなり……いやなんですかいきなり!? 俺様……じゃなかった僕はその、命とか金とか狙ってはいなくて……えーとその…… ……あ、そうだ!火!火ですよ!いやー実はタバコ吸おうにもライター切らしてて、目の前にいた貴方に借りようかなと…… 【命なんてとんでもない、こんな奴から命を取ろうとするのは返り討ち志望の馬鹿阿保間抜けだろう、だからと言って正直に『金をスろうとしました』なんて言うのも大ボケだが】 【とにかく誤魔化すしか無い、そうしないと死ぬ、死んでしまう。アジトに残してきた飼い犬が路頭に迷ってしまう】 【苦し紛れに出したのは、丁度咥えていた火の点いていないタバコだ、ライターをスろうともしたから半分くらいは真実だし】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/610
611: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage] 2015/03/18(水) 00:02:12.54 ID:Q2YK1wGZo >>606 「そォーだな、ククク――だァが、どォーなるかわァからねェからこォそッ! 楽しいモノよ」 「正義の奴らはそォれをわァかってねェぜ、まァったく……混沌の種を手ェ当たり次第潰しにかァかりやがって」 【後半は半ば愚痴の様なものだろう、少なくとも語調は完全にそれのものである】 【……賞金がかかる程大暴れして逃げ回っていれば、正義が嫌になるのは当たり前なのかも知れない】 「まァー、生活は重ゥ要だな――劣悪な環境じゃア、力を発揮できなくなる」 【その点で言えば俺様もしっかりしてるがな、なんてさり気なくもなく言いつつ】 「ククッ――テメェーが少しでも"隙"を見ィせたら俺様が寝盗ってやァろォーかと思ったが」 「損益関係なしの忠ゥ誠心があるんじゃア、――やァめといてやるぜ、俺様の部ゥ下にすゥるのは」 【――引き抜きのつもりはないと言った側からこれである。】 【もしここで不満でも見せようものならうちに来いなんて言われていたに違いない】 【蛇の頭を親指と人差指でつまみ、そして上に持ち上げれば――んん? 蛇が双頭に?】 【いや、持ち上げた方の頭は半透明だ――そして、持ち上がらなかった方の頭は依然として不透明】 コレ 「――魂が別の奴を求める以ィ上、そォれを上書くのは面倒(やァっても良ォいが)なァんでな」 「だァが、俺様はいつでも部ゥ下を募ォ集してるぜ――あァばよ」 【くるり、と、相手に背を見せたかと思えば――2つの存在は闇となり、先程から放置していた地面の魔法陣に吸い込まれるのだった】 【――確か、あの指名手配書には"邪禍"という名が書いてあったか、こいつには特に隙を見せないほうが良いかもしれない】 /日付も変わりますしこの辺りで! お疲れ様でしたー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/611
612: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage] 2015/03/18(水) 00:02:26.94 ID:ctDcR3FWo >>607 ……あぁ、酒場もやっているらしいな。 行ったことはないけれど、知り合いから聞いたことがある。 【店の方、と聞けば首肯する。事務員か何か──居るのか分からないが──だと、思ってはいたのだが】 【返却された新聞を見ると、大分よれていた。……これは恐らく、土鍋包み行きだろう。懐にしまっておく】 白神か。──私は、クリシュティナ・レールモントフ。 長いから、クリシュでいい。まぁ、呼び名なんてどうでもいいんだけどね。 ……じゃあ、私はそろそろ帰るよ。晩御飯の時間に遅れると、怒られるんだ。ウチは。 【クリシュは名を名乗ると、テーブルの上の伝票を取って、同じ手で杖を持ち上げると、立ち上がった】 【──鈴音の分まで会計をする、ということらしい】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/612
613: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/18(水) 00:09:10.09 ID:OYGyZrAz0 >>612 うん、機会があったら来てみて、お店が再開したら、だけど――。 【お店には来て欲しい、だけど今はやってなく、それなら、残念な感じになってしまうのは仕方がない】 【少し困ったように笑いながら、一応店の宣伝は忘れない。いつになるんだろう、なんて、どこかで考えながら】 クリシュ……、あ、うん、じゃあ……その、新聞ありがとう。 それじゃ、あ、――? っ、待って、わたし、自分で払うから――。 【クリシュティナ。告げられた名前をきちんと脳に送って、ただ、指定の呼び名があるならそちらも覚える】 【晩御飯の時間ならば止める理由もない。ご飯は大事だと思っているものだから。――食いしん坊である】 【そんな感じで彼女はにこにこしながら見送ろうとしたのだが、彼女の手がこちらの分の伝票まで取るのを見ると】 【――それはもう慌てたような顔をして立ち上がるのだ。待って待ってと繰り返して、静止をかけようとし――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/613
614: ノア ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/18(水) 00:11:54.39 ID:L6HlEqn5o >>611 正義も悪もくっだらないねえ―――どっちも一緒じゃん。 【立場によって変わるものに呼称をつけて、便宜上区別してるに過ぎないと少年は思う】 【大してどちらも変わらないし、見事に興味がないと言える】 はぁ?寝とる?無理だね……人間が、化け物に仕えるわけないでしょ。 アンタが僕のご主人様―――それは、冗談キツいかな。 【悪態つきながら、男を睨みつつ笑う。引き抜くのは事実上、不可能の様だった】 【男が別れの挨拶を言葉に、闇に消えて行く――― 一体、何だったのか】 【別れ際に見た半透明と不透明の双頭の蛇。アレが魂を求めている……意味が、分からないが】 ………邪禍って書いてたっけ。厄介なのと、顔見知りになったかな。 【大斧を背に戻し、ため息をつく――今後、敵になれば優先的に殺しにかかられるか、”寝取られる”か】 【なんにせよ、関わりたくない人種と今日は顔見知りになったな、と少し憂鬱だった】 【少年はふと、黒い手袋に包まれた自分の手を眺めながら―――にっ、と少年らしい笑顔を見せて路地裏を後にした】 /お疲れ様でした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/614
615: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/18(水) 00:19:36.55 ID:eYUyc7/8o >>610 【サングラスに身長、煙草、拳銃、アンドこの場所の雰囲気まで足すと迫力は十分か】 【どんなに饒舌に弁明を重ねても彼は黙って最後まで雰囲気を維持したまま聞き続ける】 【全部いい終えて、嫌な沈黙が流れる。ほんの数秒のことだが永遠のように感じるだろう】 【ここだけ宇宙空間にでもなったような息苦しさ…砂漠と氷土が混ざり合ったような気温…】 まあ、どっちでもいい。…言い訳はあの世で神にでもいいな 【そう言って、撃鉄を起こす。映画のように時間は作らない。すぐに引き金を引く】 【ガチン!!とハンマーは降りるが、肝心な破裂音もフラッシュも弾丸も何もない。不発か?】 【サングラスの男はわざとらしく、拳銃を一回転させて、横に振ると、シリンダが飛び出たが】 【下に向けても、薬莢も何も落ちてこない。……種明かしするより先に男はニヤリと笑って】 オーラィ、Baby…しょっぱいコソドロみたいな真似してると、すぐに死ぬよっていう …俺からのメッセージはどうだった? 【拳銃をスラックスのベルトに挟むと、彼はジャケットの内ポケットからオイルライターを取り出す】 【小気味の良い音を立てて、火を付けて差し出す。オレンジの炎がゆらぎオイルの匂いがした】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/615
616: キング ◆/iCzTYjx0Y [saga] 2015/03/18(水) 00:20:00.71 ID:4qEo5xCzo >>609 【最近流行っている、と言われると、恐らくは彼も事情は飲み込んでいるのだろう。】 【"あの六罪王"の事だろうと合点を行かせると、矢張り、先ほどと同じ様にニヤリと笑った。】 あー、いやいや、待った待った、ちょ〜っと待った、タイムだ。 確かにオレは人間じゃあない、けどニュースの一面を飾るような怪獣もどきと一緒くたにはしないでくれ。 オレだってあんな怪物染みた再生能力は持ち合わせちゃいないし、それに撃たれ過ぎれば死ぬ時は死ぬさ、ホントだぜ? まあ、あの"ゼットンもどき"の不死身野郎にオレが勝ってる部分があるとすりゃ―――、 女の事は何でも手に取るようにわかる、っていう部分くらいなもんだ。アンタが美人さんなら、五分で惚れてたぜ。 なんてな、冗談だよ。ともかく、ベクターって言ったか? まあ、アレについても色々情報は握ってるが、オレは味方だ。 ―――武器はこれだ。アンタのフォーティーファイブもイカしてるが、 オレのはもっと太くて硬い……ベイビー、そんなに睨むなって。44マグナム仕様だ、ワルだろう? 銃が二挺、それにもう一挺股間の方にも―――……オーライ、オーライわかったよ、真面目にやるから撃たないでくれ。 【彼がそういってジャケットの内側から取り出したのは、よく手入れがされたオートマチック式の自動拳銃が二挺。】 【グリップは木製、ステンレス製のシルバーフレームが暖炉の灯りに照り返され、鈍い逆光を放っている。】 【オートマグ44。世界初のマグナム・オート拳銃にして、その誤作動の多さからオート・ジャムという不名誉な名を受けた銃だ。】 【こんな変態銃を二挺も持ち歩いている事自体が既に怪しかったが、もっと怪しいのはグリップに刻まれた裸の女のエンブレム、だろう。】 ―――良い趣味してるだろ? 写真にとってオタコンに送りつけてみろ、喜ばれる事間違いなしだぜ。 名前もついててな、確か金髪のねーちゃんの方が―――……、ヘイ、撃たれりゃ死ぬって、不死身ではないって、ブラザー。 それから、"コレ"が証拠だ。セリーナ・ザ・"キッド"は―――……オレの、なんていうか……あー、友達、ってところだ。 【彼が腰のポケットから取り出したのは、セリーナが愛用している筈の"W−Phone"と】 【そして滅多に他人に触らせることの無い銃器、相棒と呼んでいた筈の"弾"末魔だった―――。】 っと、こいつらもアンタに献上するぞ、証拠品だからな、訳有ってアイツから預かってる。 序に言えば、何かあったときには一時的に"店を頼む"とも、託を貰っててな。 ま、そういう事だ。その二つは本人の許可無しには受け取れんし、それに…… 中を開けばわかるが、写真が保存されてる筈だ、オレとアイツが一緒に写ってる写真がな。 って言っても別にそういう関係じゃねーぞ? ただの飲み仲間兼ガンマン仲間だ、オーライ? 【そう、W−Phoneに"弾"末魔、この二つを所持し且つ合鍵を持っているともなれば】 【この男はセリーナと深い関係にあるのは間違いなく。序に言うなら、W−Phoneの中には】 【幾枚かの男の写真(どれも泥酔していて酷い表情になっているか、セクハラしている物だったが)と】 【何かあったときには、一時的に店を頼みたい、というメールでのやり取りが記されたスクリーンショットも入っている、筈だ。】 ミハエル。ミハエル・ガーナランド。おお、セリーナからちょくちょく話には聞いてたぜ。 確か、そうだ。アンタの能力は不定形で、ギャンブルするみたいに色んな武器を出せるんだったな。 序に言えばエクス・ミリタリー(元軍人)で、確か―――ブ、ブラック? とかいう上司が居ただろ、覚えてるぜ。 といっても、酔っ払いながら聞いた話だから曖昧っちゃ曖昧だが―――これで、信用してくれるか? 大佐さんよ。 【挙げた手をヒラヒラ、と振りながら。キングは試すように笑うだろう。だが、事情に詳しい所を鑑みても】 【この男がセリーナと関係があった事はどうやら間違いないらしい。「そろそろ、手を下げても良いか?」と尋ねる。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/616
617: クリシュティナ・レールモントフ ◆ItbpQ6xKnU [sage] 2015/03/18(水) 00:21:09.08 ID:ctDcR3FWo >>613 気にするな。見舞い代わり──と言ってはなんだが。 一応、私も一市民としてはUTを応援しているつもりだよ。袖振り合うも何とやら、とも言う。 ……それに、食事の最中に、立ち上がるのは感心しないぞ。 【ぴしり、と静止を跳ね除ける。杖を突いている割に動作は機敏で、既にテーブルから離れようとしていた】 【ひらり、と右袖が揺れる。──クリシュは鈴音に背を向けると、手の伝票をひらひら、と振って】 じゃあな、白神。雲が八割九割でも、悪くはない陽の目が出るのを祈っておくよ。 【──そのまま、店の中へと消えていった】 /この辺りでしょうか、お疲れ様でした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/617
618: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/18(水) 00:28:07.21 ID:OYGyZrAz0 >>617 【あんまり気の強いほうではないのだろう。いくら奢られるつもりがなくって、奢られそうになっていても、】 【待ってとか自分でとか言う以上に強い言葉を彼女は知らないようで、数歩くらいは追いかけたのだけど】 【行儀が悪いと窘められたり、明らかに自分で払うという言葉を聞いてくれそうにないなら、ひどく申し訳なさげにして】 うう、……ええと、その、ごちそうさまです……。 【ばつが悪そうに頭を下げるのだった。ぺこりとすると、長い髪がさぁっと雪崩れて】 【ただ髪型的にむちゃくちゃに乱れるということもなく、頭を上げれば、綺麗に背中に添い】 わたしも、……それがいいなぁ。 【むうと口をへの字にする、自分で払えなかったのも、少し、目をじとーっとさせる要因になって】 【だけどせっかくの好意だからきちんと受け取ることにして。再び戻った机、彼女が目にするのは】 【急に立ち上がったときに机を蹴っ飛ばしてしまったらしい。少し零れたミルクティーのテ・オレ、】 【感心しないというクリシュの言葉通りだ。小さく唸って、彼女が立ち去るのは、もう少し後だったという】 /おつかれさまでした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/618
619: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga] 2015/03/18(水) 00:32:00.79 ID:Qtz0OFcP0 >>616 /申し訳ありません、ちょっと早いのですが持ち越しか置きレスをお願いしたく……! /持ち越しなら明日は8時頃から空くと思いますので! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/619
620: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/18(水) 00:53:43.25 ID:k43lsS2Io >>615 【あ、ミスったわこれ】 【何がミスったって、台詞選びとか言い訳とか逃げなかった事とかじゃなくて、もっと根本的な事】 【ああ、なんで自分はスリだなんてしようとしてしまったのだろうか?もっと清い生き方をしていればこんな終わり方なんてしなかったのに】 【死に際はタイプの女性の膝枕で看取られると決めていたのに、せめてこうなったらお迎えの天使はタイプの───】 ───………! (死んだ、ハイ死んだ、たった今俺様死んだよ!!) (あれでもなんかアレだな、結構痛みは無いもんだな、これがなんつーのアドレナリンとかってやつか?) (あーくそこんな所でまさか死ぬとはなー呆気ねー……こんな事になるならあの時にアレをあーしてこーしてれば……) …………っ! 【銃の撃鉄が空撃ちする音と同時に、後ろにバターンと倒れる男、シリンダーの空転の音のする中、目をギュッと瞑ったままで】 【両手を挙げて地面に仰向けになる様はどう見たって間抜けで、暫くしてからパチリと目を開いて上体を起こす】 【そんな間抜けヅラと、ニヤリとした男の顔が見合わされて、妙な空気が流れた】 【一瞬『死にぞこなった』かとも思ったがそうではない、段々と状況を理解するにつれて口が引き攣ってきて】 【吊り上がった口に咥えられたタバコに火を差し出される、紫煙を吸う間も無く、震える口から火の点いたばかりのタバコが落ちて】 ……い、いやーははは!旦那も人が悪い!死ぬかと思いました……いや、マジで死んだかと思った…… 【まだ震えている手で落としたタバコを拾うと、ようやく一服出来るのであった】 ……ぐぇっほ!!ゲホッ!! 【……緊張のあまり喫い過ぎてむせた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/620
621: キング ◆/iCzTYjx0Y [saga] 2015/03/18(水) 01:02:30.82 ID:4qEo5xCzo >>619 /遅くなってしまい申し訳ありません、一旦凍結で、明日以降置きレスと言う事でお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/621
622: りえるorエクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/18(水) 01:06:10.33 ID:YrUpfi8aO 【公園】 【たくさんの花壇と噴水のなか、ベンチに寝転がる一人の異形の娘がいた】 【角、翼、尻尾を備えて髪はピンクと銀のツイン縦ロール、更にフリフリのゴスロリとこれまた奇抜な紫の縞模様ニーソ、そして紅と極彩色のオッドアイ】 【どこからどうみても、何かがおかしいが】 【少女は気にする事もなく、横になっている】 うー…目的地まであと少しかにゃーん 明日くらいには、着けるといいかなぁって 【ベンチには旅行用の鞄が鍵つきチェーンでくくりつけられており】 【そこだけ見れば、人目には宿無しの旅行者なのだが】 【果して、夜の公園にくるような人物は居るのだろうか…?】 ///////////////////// 【路地裏】 【様々な闇が渦巻くこの場所をあるく人物が一人】 【膝下まで伸びる外ハネの長く、更に前髪も目元どころか肩口まで伸びた白髪、また、時期外れの黒いワンピースの上から緑の外套を羽織った、おそらく女性】 【その背には、女性の身長より有るのでは無いかという巨大な銀の機械のような斧の様な物が合った】 ………迷った… 【ぼそりと一言】 【何が起きるか分からない路地裏】 【出口を求めて歩いているが…?】 //こんな時間ですが、どなたかいらっしゃれば… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/622
623: ヒライ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/18(水) 01:09:44.61 ID:eYUyc7/8o >>620 【彼はパチンと火を消して、ポケットへとしまう。自身の短くなった煙草は以外にも】 【携帯灰皿を取り出してそれに入れるのだった。喫煙者の風当たりは日に日に強くなる】 【それを少しでも弱めるためにはそう言った努力が必要なのだ。世間を無視できるほど彼は】 【尊大でもないし無教養でも鈍感でもない。人並みの常識ぐらいは持ち合わせている】 …ったく。掻っ払うってのはこう……駅だとか、交差点だとか…人の多いところで紛れてやるもんじゃ 無いのか?こんなトコ…うかつに入り込むバカでも警戒するに決まってるよ ……此処を通る奴なんて銃かナイフぐらいはだれでも持ってるから気をつけろよ 【暗くて、尚且つジャケットで隠れていたのもあって、見えづらいが彼は拳銃を2丁も持っている】 【そりゃあこんなところを歩くのだから自衛手段を持っていないはずもないが、彼はなかなかに】 【手馴れていた。緊張する様子もなく、ただただ日常の一コマのように処理してるようだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/623
624: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/18(水) 01:30:44.70 ID:k43lsS2Io >>623 いやー、ははは……骨身に染みわたるお言葉で…… 僕なんかが手を出そうなんて自分で考えてもおこがましい事で……すいませんでした 【『取り敢えず、煽てて謝っとくか』、そんな考えをまず浮かべて実行する辺り浅はかだ】 【今の一瞬でどっちが上かは理解した───戦う場合の強さは───が、それでも自分は『ある一定の所で』上であるという意識は失ってはいない】 【早い話が嘗めているのだ、こんな状況になっても尚自分には優位権があると思えるのはある意味才能かもしれない】 いやーそれにしても見事な手際だ……貴方にかかればこんな夜道も並木通りと変わらないでしょう? なんと言うか、風格という物がありますものねー……ハイ 【そんな事を口からすらすらと吐きながら立ち上がり、服についた砂埃をほろう】 【まあなんというか見え透いたおべっかだ、隠そうとしているのかしていないのかわからないが、透けすぎて逆に潔く見える程に】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/624
625: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/18(水) 01:39:15.07 ID:5spS3gjXO >>622 【薄暗い路地裏をカツカツと靴の音がまばらに響く】 【歩幅のリズムは一定としていないがその音は少女の後ろから迫っていている】 【そして迫ってきた足音は近づきその主は…】 ───ッツ!…気をつけろガキ 【少女の肩にぶつかるだけで通り過ぎる】 【今ぶつかってきた男は全身を黒いローブで覆っている様だが所々ボロボロで破けている】 【耳に逆十字のピアスをつけており、顔まで隠そうとしているフードは破けていて所々穴が空いており隙間から深い緑色の髪が見える】 【男はよろよろと壁を伝いながら歩いている】 【よく見ると男の歩いてきた道には血が少し滴っていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/625
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