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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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708: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/20(金) 02:58:04.07 ID:BeUi7YLDO >>706 …………よかった…… 【どうやら、口に合ったようで】 【そこはひと安心】 ん…………? ……ちょっと悩んで、る… けど……直ぐには、動かない……かな……? 【正直、これはかなり悩んでいた】 【何となく、目的の人物が行きそうな場所は分かるのだが】 【下手に動くと、すれ違うかもしれない】 【しかも、最近になって他にも気になる事が出来ており】 【身の振り方を考えている最中であった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/708
709: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 03:00:29.58 ID:3+H+AjKX0 >>707 了解です、こちらの返事が遅れてごめんなさい、持越しで大丈夫です http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/709
710: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [] 2015/03/20(金) 03:01:59.88 ID:UohHO+Lu0 >>703 【其処を訪れるのは一人の童。腰に提げた剣はその道に携わる者ならば一目で“名刀”と知れようか】 【――――この時間。子供が出歩くなんて可笑しな話なのだけれど】 【その歩みは何処か隙を見出せ無いモノであり、何よりも童本人から“妖気”を感じ取れるのだから只の子供でも無いと理解出来よう】 【問い掛けに対しては、クスリと一度笑んで見せ。やがては月光の下に現れたのは、着物を纏い銀の髪を持った少女】 【櫻の者である事は、その纏う衣類から知れよう。そして、同時に妖気が“妖”なるものだとも告げていて】 「――――我とて妖怪。やはり夜に出歩いた方が様になるじゃろう? 何よりも今宵は落ち着いて封魔城の外から出られる日じゃからの。例え九十九であっても時には気分転換とやらも必要であろう」 【然れど害意は無い。再び鍛錬を始めるならば邪魔をする事も無いだろうし】 【ただ少し離れた位置に丁度良い岩でも見つければ腰でも落ち着かせる筈で】 【一度だけ会った事があるか。刀の付喪神たる其れ】 【純粋な妖怪とも異なり、長い時を経て刀が身体を持った存在。腰に提げる刀こそが本体であり】 「そして其れは妖だけで無く人間にも同じ事。のう、えるふぇす 鍛錬も続けてやれば毒となる。適度にしなければ――――などと、今更お主に送る言葉でも無いかや 変な所で生真面目なのじゃな。くふ……或いは何時の時も男は強く在りたいという考えが変わらぬ故か」 【古臭い口調と、その姿とが合わず。小首を傾げながら其方を見遣れば「座って休むと良かろ」なんて言葉】 【色々と問題が重なっているであろうにも関わらず、何とも暢気なものであり――――】 /時間も時間であります故長く出来ないかもしれませんがもし宜しければっ! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/710
711: クローフィ・チャイカ [sagesaga] 2015/03/20(金) 03:15:56.79 ID:Udof/0wto >>708 なるほど、それならまた会えるかもですね 今度は私が何か渡す番でしょうかね? 【確定というわけではないようだが、自分の願望の通りの方向性を示され、嬉しい】 【たった二回の邂逅ではあるが、クローフィはすでにそれなりの親密さを彼女に抱いていた】 【一歩引いたところからのコミュニケーションの多い彼女には、ちょっと珍しいことである】 【付け加えた冗談も、こういう関係の継続を願うゆえのものだったり】 っと……そこそこ話し込んじゃいましたね そろそろ私は戻りますね、ではまた今度! 【肉まんも食べ終えたところで、気がついたら前と同じく結構な時間になっていた】 【翼を展開して体を浮かせ、エクレアに別れを告げる】 【その言葉が「さようなら」ではないのは、ただのなんとなくではなかった】 //すいません、眠気がきつく……この辺で終わらせてもらいます ありがとうございました http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/711
712: エクレア ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/20(金) 03:27:18.10 ID:BeUi7YLDO >>711 ……ん……そう… …なら……期待……してる…… 【クローフィの言葉に肯定】 【あまり人と関わりにならないタイプのエクレアだが】 【知り合った相手は、割りと大事にする方である】 ……気に、してない……楽しかった…… ん…………気を付けて……また…会おう…… 【言葉は少ないながら】 【自身の気持ちを短く伝える】 【それは、紛れもない本心であり】 【クローフィの姿が見えなくなるまで見送るのであった】 /了解しました、お疲れ様です! /遅くまでありがとうございましたー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/712
713: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage] 2015/03/20(金) 03:31:06.26 ID:SypAun70o >>710 【出会ったのは昔の事だがその気質には覚えがあった】 【多くから妖気と呼称される物、感じ取ってピクリと揺れたのは手にした剣】 【不安定な「破邪」の力が一瞬開放され掛けるが現れた少女に邪な気は無いと気が付いてそれを潜め】 ……ん、なんだ久しぶりになるな 九十九が体調を崩すかなんて分からんけど元気そうでなにより、というか封魔城? そんな所に居て滅せられないのかお前……ああ、でもあそこには精霊の類もいたし平気……なのかな 【額の汗を袖で拭い意外だとばかりに表情を驚かせて】 【成る程、時は流れても見た目はやはり変わらないのだなと改めて彼女の正体を確認する】 【長い年月を過ごした道具に宿る物、付喪神、その下げた刀こそが証左】 いやさ人生に一度くらいは死ぬ程鍛えてみてもいいんじゃないかなってな でも、人生の先達にそう言われたなら今日はここまでにしておくかなあ それこそ一人でやってたら止め所を見失いそうだし……じゃ、お言葉に甘えて隣に失礼するぜ 【鍛錬は身を鍛える物しかし青年の其れはともすれば専心を越えて捨身の境地に転がり兼ねない】 【その先にあるのは明確な崩壊、肉体と精神のバランスが崩れてしまえば人間なんて繊細な生き物は容易に崩れる】 【時折例外と呼ばれる人種も居るがそれはそれという話】 しかし付喪神か……本人を前に言うのもどうかと思うけど不思議な存在だ 現身を得た思考する道具、それがどういう訳かこうしてオレの前にいるんだものなあ 余程の想いさえ背負ったならオレの使ってる道具とかもお前みたいに、九十九のようになるもんなのかね? 【掌の歪な剣、柄を握り締めれば火花のような音の後に輝きを残して姿を消す】 【手元に残るのは銀色のナイフ、何時何処で誰が作ったかもしれない数多の姿を持つ道具】 【月に翳す刃の輝きはさながら三日月のようで、刀身に映る九十九の姿を見つめながらふとそんな問いを零してみて】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/713
714: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 03:53:14.70 ID:UohHO+Lu0 >>713 「何、彼処に居る琴音も全ての妖怪を悪と決めている訳では無い。――――所詮、妖怪にも人間と同じ様に善も悪も在るのじゃよ ただ、数の多さが異なるだけでの 何よりも桔梗……善狐を一人にさせていれば何処にフラフラと行くかも分からぬ故にの ――――しかし、ふむ……精霊の事をお主が知っているのは意外じゃったが」 【人の身を持つというのは得でもあり、損でもあり】 【普通の刀ならば先ずは感じる事が無いであろう空腹。其れを満たす為に、取り出したるは握り飯】 【その内の一つを食えと言わんばかりに差し出し、受け取らないのだとすれば無理にでも膝の上に置くことだろう】 【――――言葉から、この妖怪は“善”である事は分かる】 【戯れに人を殺めたり争いを起こす事を好まず、どちらかというならば斬る刃では無く守る刃】 「さて。其れは我にも分からぬ事じゃ 余程の思い――――との話で済むならば、長らく信仰されている大樹だとか大岩だとかも今頃は手足を持って歩き回っていても可笑しく無かろ? 何せ数万では済まぬ人々の信仰を受け、今に至るのじゃからな 結局はモノの性質であろう。じゃが……お主ならば、或いは思いが反映して人の形を得るかもしれんの 尤も……その頃にはお主も相応に歳を取っているじゃろうが」 【九十九。それへと化すには長い歳月が必要となる】 【もしも彼の其れが同じ様な九十九と化すとすれば――――果たして、どれ程の時となるか】 【付喪神である彼女自身でも、何が九十九と昇華するのかは分からない。だけれど、無理だと言うのでは無く「可能性がある」と告げて】 「それにお主は物を大切にする人間じゃからな。仮に九十九とならずとも、何らかの形で恩返しがあるのではないかや だが、自己満足に鍛えて虐めるだけであれば寧ろ悪戯をされるかもしれぬな……クク………… そう言えば、お主の方はあれからどうなのじゃ? 我は語ったとおり、今は封魔城に身を寄せて居るが――――」 【続けたのは、青年の近況を問う言葉】 【あれから世の中では様々な事件があったし、大きく動いた事も多い。それは、個人とて例外では無かろうと】 【――――折角だ。久しぶりに会ったのだから。そんなお節介な思考】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/714
715: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage] 2015/03/20(金) 04:43:12.28 ID:SypAun70o >>714 ふーん……あのお姫さんも割りかしマトモなトコはあるんだ善悪の分別があるだけどっかの剣とは大違い、か…… ああ、精霊のコだろ?いつだったか冷やかしに行った時に偶々会って少し話したって感じ、それなりに前の事だからなあ それこそ向こうが覚えてるかどうかもわかんないっちゃあわかんねーけどさ。おっ、サンキューもらえる物はなんでも頂きますよオレは 【本来ある筈のない五感を得るという事は成る程大変ではあるのだなと貰った握り飯を頬張りながら思う】 【食べるという動作でさえ目の前の少女が現身を得た時には苦労したのではないだろうか、尤もその実情は彼女しか知り得ない事】 【今となっては何ら変わらないのかもしれず、米粒を喰みながらぼんやりと見やり】 人に化ける条件があるとして、その実例の付喪神たるお前でも詳しい条件は分からないか ふふ……オレの所持品が化けるかそいつは面白いな、きっとオレに似て誠実で良い人格になってるだろうさ 【時は待たない、全ての物に等しく降りかかる無慈悲な物】 【人として生を受けた青年とて同じく、例外があるとするならば人でない者達】 【或いは青年が無事に生きる事が出来て数十年と経ったとしても九十九という少女の姿は変わらないのだろう】 【ふと、よく知る白い姿の者を思い出し】 ははっ、そりゃもう人間よりも大切にしている自信はあるさ、なんせコイツ達は手入れしてやらないと錆びちまうからな 人間はある程度放っておいても大丈夫だけど道具は自分で自分を手入れ出来ないものな、だから出来る奴がやれる事をやってやらないと 心血注いだ奴にされるなら悪戯でもまあ許してやるよ、応えてくれるなら……まあ嬉しいしなあ 近況か?……別にそんな変わらんぞ、いつも通り着の身着のまま気の向くままにだ 戦いとかに顔を出す事はあっても深くは立ち入らないようにはしてるけどね、してる筈だけどね…… 極々最近は遺跡の調査っぽい事を、これも流れでなんだけどな封じられた悪魔だのを探している奴に付き合って…… 【最低限の食い扶持を稼いで技術が落ちぬよう鍛えて、それなりに生きている】 【幾つもの戦場を経験しようとも青年のそういった物だけは変わってはいない】 【悪に流される事もなければ善に染まる事もない、振るう力を持つ中庸の存在のまま】 ああ、そうだ……その探索の中で厄い物を手に入れたんだ…… 付喪神云々聞いたのもそれに幾らか関わっていてさ、妄執とでも云えばいいのかね?そんな物を宿した短剣を手に入れてな それ自体「聖」の類の力を持つんだがどうにも人間以外の生き物に攻撃的過ぎて扱いに困ってんだよ それこそ製作過程か人の手から手に渡る段階で何かあったんじゃないかってくらいの怨念めいた物が篭った曰くつきの…… 【思えばありゃ完全に悪魔に誑かされたなあ、などと苦笑いを浮かべながら零す】 【曰くつきの短剣、もしそれに人に化ける力があるならば話し合う事でも出来るのではないか】 【付喪神となれたならば宿した恨み辛みの一つでも聞いて上げられるのではないか、なんて都合の良い想像】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/715
716: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 04:54:55.95 ID:UohHO+Lu0 >>715 /っと、申し訳無いのですが少し眠気が危うく…… /本日であれば恐らくは午後の3時、或いは10時半辺りからならば待機出来るかなと! /今日の金曜ご都合が悪ければ土曜でも大丈夫ですので、お好きな時をお選び頂ければと思います! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/716
717: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage] 2015/03/20(金) 05:02:31.02 ID:SypAun70o >>716 /それでは今日の10時辺りにでもお付き合いいただければ幸いです! /お疲れ様でした! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/717
718: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 2015/03/20(金) 09:57:17.58 ID:mlkcP0RZ0 >>701 ふふっ、それだけ真剣に講義の事を考えてるって事ですよ。いい先生じゃないですか! 私も見習わなくっちゃ……。私だって先生の端くれなんですから、研究ばかりで講義の事を疎かにしてはいけませんもんね。 【帰り支度を始める彼女。もうそろそろ帰らねば不味い時間なのだろう、名残惜しいが今日はここでお別れ】 【とはいえ、これで会えなくなる訳では無いのだから寂しくはない。なんせすぐ近くに住んでいることも分かったのだし】 【衣織と皐月は彼女を見送る為に玄関先についていく。皐月はまだ足を引きずっているが、自力で歩けるあたり大分痛みも引いたようだ】 【もちろんそれは家まで背負って歩いてくれた彼女のおかげ。あのままだと家に帰れなかったかもしれない……感謝は尽きない】 【不安定な情勢の中、これからも彼女は様々な困難に立ち向かっていくのだろう。―――でも、大丈夫。きっと彼女なら乗り越えられる】 「はい!またいらっしゃったら、今度は沢山お話しましょー!お姉さんのお土産話、いっぱい聞かせて下さい!」 いえいえ、どういたしまして。貴女にお料理を教えられる日を楽しみにしていますね! 【―――そして、述べられる感謝の念。真っ直ぐな瞳と凛とした声色は、やっぱり初めて出会ったあの時とは見違えるようで】 【皐月はその真摯な心と感謝の念に応えるように、穏やかに微笑むのだった。】 ―――応援していますよ、等比さん。また貴女が成長した姿を見せてくれるのを、楽しみに待っています。 信頼する貴女が守って下さるのなら、私たちは心から安心できます。――――こちらこそ、「ありがとう」ですよ。 【遠ざかってゆく彼女の背中を見送る。その背中はいつか見たあの時と比べて、どこか頼もしくなった気がする】 【もう聞こえていないかもしれないけれど―――そっと彼女に贈った一言には、確かに努力の天才への敬意が込められていた】 //すみません、最後の最後に寝落ちしてしまって……此方こそ有難う御座いました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/718
719: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 22:00:53.68 ID:UohHO+Lu0 >>717 「あの精霊は人間の子供とそう大差は無い。遊んでやったならば楽しい記憶として覚えて居る事じゃろ 最近は何かをふと感じ取ったかのように空を見上げる事もあるが…………猫の様な輩じゃ。ただの気紛れ、とも取れるから何とも言えんがの 機嫌が良いと思えば次には機嫌が悪くなることもそう珍しくは無い子供じゃ」 【楽しい記憶、とは存外覚えて居るもの。子供となれば、それは更に強く】 【青年の顔でも見れば何時も通りに無邪気に近寄ってくる事だろう。――――まあ、其れが炎の精霊なのだから、少し間違えば火傷だけれど】 【刃とは鋭く裂く物。だけれども、九十九の性格は其れとも異なり】 「あほう。何処が誠実で良い性格じゃ ――――兎も角、大切にしていれば何時かは期待に応えるじゃろう。喋らずとも、物にも心はあるのじゃからな それに、化けるとしても我と同じ様な人の姿とも限らん 我も九十九は多くは見ていないのじゃが……中には、獣の姿を持った者も居ったからの 以前の所有者の姿を象った者も居る。結局は、姿は持つ事があっても何で有るかは自身で決める事が出来ぬのだろう ――――所詮、我の憶測じゃがの。然れど、その物がしっかりと九十九と化す以前の事を覚えて居るのだとしたならば……」 【九十九と化す前の事を覚えて居たならば、其れが大きく人格の形成に影響するのかもしれない】 【恐らくは多くの者が同じ事を考えるかも知れないし――――少なくとも、其れを言葉にする少女がそうなのだろう】 【語る事が出来るのは経験談だけだ。メカニズムも何も説明は出来ないのだが……だが、経験を元にして憶測ならば話す事が出来る】 【強い殺意を持って振るい続けた刃ならば、何時かは血を求め彷徨う妖怪と化そう、と】 「…………ほう?確かにコレは随分とまた――否、念では無く込められているのは魂かや 封じられた、と表すのが一番適切で在ろう。元は優れた一振り、然れど何かの理由で何者かの魂が封じ込められたとの 一つ。……いや、二つかや?喰らいたがる者と、抑える者と 我に分かる事はその程度じゃ。何を訴えたいのか、何を求めているのかまでは我には読み取る事が出来ぬ ――――じゃが。“出来る事”ならばまだ別にあるのじゃよ。コレだけ強い魂ならば“ヒトガタ”にでも移してやれば一時的に身体を得る事が出来よう ならば触れる事も話すことも出来る……が。それは同時に危険を冒す事にもなる。何せ、“喰らいたがる側”が見境無いからの さて、えるふぇす。その剣と対話したならば力を貸すが……其れより先、我は何の保証も出来ぬ 何より条件としては恐らく“人外が側に居ない事”となろう。万が一の事を考え助太刀したくとも、その為に側で待機していれば具現化させてやる事が出来ない本末転倒じゃ ……どの様にしたいか、お主が選ぶとよかろ。そのままでも十二分に使える物じゃからの」 【短剣に閉じ込められているのは二つの魂。櫻の術を使えば、其れを具現化させて対話出来る様になると言うが】 【条件としては、付喪神たる彼女が此処から離れた場所に移動する事。即ち、其れから先の事は青年一人で対処する事となる】 【――――懐から取りだしたのは人の形に切り取られた紙だ。決断は青年に任せ、少女は答えを待つのみで】 【このままでも人外を殺めるには十分な力。対話を通してその力が増すか、或いは失せるか】 【先の事何て、誰も分からないけれど】 /お返ししますねー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/719
720: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage] 2015/03/20(金) 22:28:39.10 ID:SypAun70o >>719 【確かにあの精霊の基質は猫のそれに近いな、と小さく頷く】 【ただの猫ではなく荒々しい炎を宿す物だが、元より炎とはそういう物】 【古の人々は炎に畏怖を抱き崇拝さえしたのだから、当然の事】 化けるまでの経験にも左右されるのか、なんというか子育てめいてるな…… となればコイツは相当の暴れ馬な訳だ―――――――― 【手にしていた銀のナイフを収め、もうひとつの短剣を取り出す】 【掌に収めた途端に脳に直接囁くような声が響くがすうと空気を取り込み抑えこむ】 魂縛か、しかも2つも背負ってなんともまあ…… 一体何処の誰の所業やら、それとも自ら……まあ考えるのは後でいいか百聞は一見に如かず、だ いいぜ、折角だからやろうか、この機会を逃すのは中々に惜しい 【想いを癒やす事は出来ないかもしれない、だが喩えそうだとしてもまずは知る必要がある】 【青年は散歩にでも行くような気軽さで首肯し、背を伸ばし立ち上がる――――――その手には件の短剣と愛用している銀のナイフ】 【刃には刃を以って接するより他は無い、そんな感覚】 保証がなけりゃ動かないなんて男が廃る以前に生きていけなくなっちまう 未来は見えないからこそいいんだ、じゃなきゃ今やるべき事を見失ってきっと後悔する 【「使い方は?」と依り代を受け取ろうとし尋ねれば、それは始まりの合図】 【離れる少女に自分に何かあった時は頼むとだけ残し、掌の重みを一度確かめて臨む】 /よろしくお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/720
721: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 22:50:55.15 ID:3+H+AjKX0 >>707 いやいやいや、これ以上何かを貰う訳にもいかないし? 大丈夫大丈夫。なくてもイけるイける。 【――――と、いうより気に入った何て一言も言ってないですよね!? と内心で突っ込みをいれるも、その声が空に響く事は無く】 【というより、何処が琴線で何処が大丈夫かのラインも分からぬ状況。手探りで地雷原を歩いているかのような泥沼感を覚えつつ】 【何がなくてもいけるのやら、と言える通じているのか微妙な返答】 (……と、いうより。何でこんな血なまぐさ……いや違う、違うぞ、そうだ。なぜか鉄の錆びた匂いがほんのりとするだけだ。決してスプラッタな訳ではないさ。うん) 【ほんのりと香る匂いを都合の良い解釈で押し付けて、軽く首を振り目を伏せる】 【正直な所今すぐにでも手から離したいのだが、離す訳にもいかない。というか、持ちたくない】 (――結構乱暴な扱いしていいんだな) 【ケース1:人形を退かした瞬間発狂。俺が新しい人形になるコース】 【……何て事を考えていたが、そうなる心配も無さそうで一安心】 【食物には安全が確保できたので、貰えるものは貰っておこう、とスープを頂こうとし】 ――――あー、いや、ロンリはいいの? というより、ルームシェア……だっけ、してる人の分は? 【家に帰ればある、といってはいたが、その家に帰ればある物を全て渡していいのだろうか】 【いや、それとは別に食べる物があるのかもしれないが、謎が深まるばかりだ】 【ふと口から出てしまった一言が、悪い方向に転ばなければいいのだけれど】 /ごめんなさい、今になって返事を返すことになってしまって……もしよければ続きを、駄目なら適当に分かれたことにしていただいてよいので http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/721
722: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 22:55:55.70 ID:UohHO+Lu0 >>720 「――――その刃で以てお主の腕を浅く斬り付け、その血を吸わせてやれば良い 後は数秒と掛からずに変化が訪れよう。果たして其れが何をもたらすのかは、我には分からんが」 【所持者の血が、具現化するための媒体。まるで呪い染みた其れ】 【何かあった時には、との言葉に対してはふと笑うだけで】 【――――握り飯を喰らいながら去る姿は、何とも気の抜けるものだけれど】 【最後にふと視線を向けた所をみれば…………遺言めいたそれに対しても、了承したとの意味を表すのだろう】 【さて、付喪神の言葉通りに行ったならば。直後に変化が訪れる事となる】 【ヒトガタが宙を舞い始めたかと思えば、やがてぼんやりの人間の輪郭が浮かび上がり】 【現れたのは、ボロボロになったローブを纏った人物。素顔は見えずとも、筋肉質な身体と無精髭とで其れが男である事が分かるか】 【――――不意に、歯を見せて笑ったかと思えば。殆ど呼び動作を見せる事も無くその喉に向かいナイフを一閃する事となる】 【実に“疾い”そして、確実な致命。然れど…………短剣の性からして注意していたならば、避ける事も防ぐ事も出来よう】 【肉に触れれば動脈も全て断つ、が】 『身体、と言う物は無くしてから良い物だと気付けるな………… 好きに殺し方を選べ、実際に自身の手で殺す事が出来る。――――白髪。何故あの人外を斬らなかった 今更殺す事が怖い訳でも無いのだろう?所詮人外、殺した所で貴様のカルマが変わる訳でも無い ……――――なあ?』 【其れは殺戮を快楽とする人種。殺す事で自身の欲求を満たす悪魔のような人間】 【歳は恐らく壮年。然れど、迷いも見せず真っ先に急所を狙う所からしてまだ人間であった頃に数多くの死線をくぐり抜けた事も知れよう】 【――――これが、縛られていた内の魂の一つ。殺せ、と強い衝動を与え語りかける存在の正体】 【まるで構えらしい構えが無いのだが……だからこそ、隙を感じ取らせる事が無い。問い掛けは、まるで青年を馬鹿にするような口振りで】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/722
723: リンロ・ルード ◆XQvP.AwpIw [sage] 2015/03/20(金) 23:00:36.10 ID:N+g5P1UHo >>721 「遠慮しなくてもいいのに…。食べたいものがあったら何でも言って…ね」 「まだ冷蔵庫にはいろいろある…し」 【人形のプレゼントがダメなら食べ物で持て成す】 【ちゃんと会話ができる客人は久しぶりなのだ、精一杯持て成して色々話したい】 【そんな少し可愛らしい思いがあるのだろう】 「…あ。変なにおいするけど気にしないで…ね」 「その…えっと…。うん…ちょっとこの前血が…。あ、でもそう言う血じゃなくて…その…えっと」 【別に全然疚しい事をしたわけじゃないと否定しているつもりなのだけど…】 【なんせ伝え方が物凄く下手、そう言う血じゃなければどう言う血なのだろう】 【というより臭いの元が血だと伝えた時点で失敗だ】 「ルームシェアしてる人…っていうか…その。うん」 「それは大丈夫。人形は何も食べないから」 【そう、彼女がルームシェアしてるのは人ではなくて人形】 【人形はもちろん何を食べなくても死なないし、というか寧ろ何も食べれない】 「…それにほら、その…うん」 「いつか誰かをお招きした時用に食べ物はいっぱい…ある…かな」 【一体こんなボロ屋に住む少女のどこにそんな財政源があるかは謎だけど】 【客人が来ることを予想して色々と持て成す準備をしていたのは事実】 【用意周到と言うべきなのか…それともやっぱり少しおかしいと言うべきなのか…】 /こちらこそ寝ちゃってごめんなさい!今日も宜しくです! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/723
724: ワザワイ・エスパス [sage] 2015/03/20(金) 23:05:38.96 ID:quVjJN4Y0 【エスパス家からそう遠くない場所】 【少し小高い坂道に建つ教会】 【夜はもう少しでその身を朝日に溶かす時間】 【夜明け前の蒼い道】 【朝靄にうっすらと濡れた石段に腰掛ける影があった】 【紫の長い髪を後ろで束ねている少年】 【長い睫毛が柔らかく濡れ】 【紅い瞳で消え行く朧月を見つめる男の娘】 「……………くちゅんっ」 【と、風情を一発で粉砕したこの子供も名はワザワイ・エスパス】 【元ストリートチルドレンであり拾われた身である】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/724
725: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage] 2015/03/20(金) 23:10:17.35 ID:SypAun70o >>722 ――――――――……さて 【言われた事に従い一滴赤い血を垂らす】 【白い紙にただ一点滲む赤、踊る依り代はどことなく道化を思わせる】 いっちょやるしかないか、………… 【現れた人型、屈強な身体つきローブで隠れていたとてその強さは理解る】 【何よりもその歯を覗かせるような笑みは見る者に戦慄を覚えさせる】 【そう思うが早く、エルフェスはナイフを構え呼吸を合わせ――――――――】 ―――――冗談、見境無いのは趣味じゃないんでね悪いけど思い通りにはいかないさ 【ナイフの腹で首、喉元に迫る致命の一撃を受け弾く】 【先程少女と話していた時のような雰囲気は去り、今はただ戦士としてのそれ】 【細められた瞳は猛禽の狩るが如くの鋭い物】 そもそも興味が無いんだ、興が沸かない面白そうでもないやる気もない どれ程お前が背負っているかは知らないけど、そういう訳でお前と同じようにはなりゃしないよオレは それはそれとして、見たところ相当の手練……同じ刃物を扱う者としての興味は尽きない こういう縁だ、どこの誰か程度くらいは教えてくれても罰は当たらないだろ?ああ、オレの名前はエルフェスだ どこぞの悪魔の野郎に誑かされて、お前を手にした愚か者だよ 【視線を変えないまま、それでも笑みが零れてしまうのは現れた男の技量に惹かれての事】 【人外への敵意は別として彼の技量は純粋に素晴らしい、洗礼された代物】 【半身のまま右にナイフを構えたままでまず問うのはお前はなんぞやというものだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/725
726: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/20(金) 23:31:44.75 ID:UohHO+Lu0 >>725 【一閃を防がれたことに対しても、驚きを見せる事は無かった。と言うのも、青年にはそれ以上の技量が備わっている事を理解して居る故】 【――――否、こんなものでは無い筈だと。或いは直ぐさまにでも反撃に転ずる事も可能だったのだろうかと】 『名などとうの昔に消した。とある場所では厄災、また別な場所では夜叉――――……クク、我ながら愉快な話だ 貴様の意思など関係無い。何れ自身の意思がねじ曲がって行く事にも気付かず、多くの血で手を濡らす事となるだろう …………そんな事は無い、とでも言いたいか? お前も同じ刃物を使う者同士ならば理解出来ない訳では無いだろう。皮膚を裂き、肉を断つ快楽を知っているならば しかし、悪魔……なあ。心辺りはあるが――――そうか、そうか。俺がこの世から消えてどれ程の時が経ったのかは知らんが、まだアイツの退屈は満たされていない様だな』 【刃とは武器だ。傷付ける為だけに存在する物だ。では、其れを得物とする者は何で在ろうか】 【――――命を殺める為の其れを得物とする者は、どうであろうか?】 【所詮青年とて“こちら側の人間”とだけ嘲笑してしまえば顔面に目掛けて突きを放ち――――】 【途中、ナイフが故意に落とされる事となる。其れを宙で掴むのは左の手】 【謂わば顔面へ突き立て様とする其れはフェイクで在り、移行させた先――――詰まりは、左手に持ち替えたナイフで腹部を貫く事が本命】 【顔の前に突きだした掌は視界を隠し、注意を逸らすための行動。長物では無いからこそ出来る技】 『貴様が俺を知りたがり、何をする? 文献で調べようが俺が殺しきった村々は全て焼き払った。――――なあ、エルフェス 気を抜いていたら唆されて手にした得物に殺されてしまうぞ?』 【名はない。目撃者だって、とうの昔に死んでいる】 【――――目の前に居るのは、ただ好戦的な男。表情は見えずとも、確かに笑っているのだろう】 【殺し殺され、それが日常ともなれば人はズレて行く。況してや、其れが久しぶりに味わえるとなれば――――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/726
727: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/20(金) 23:50:25.08 ID:3+H+AjKX0 >>723 え、え、遠慮なんかしてないっすよ!? いや本当に、別に、そこまでして貰う必要はないかなーってだけで! 【瞬間、クラフトの頭に入った物は豚を太らせて食べる狼の話】 【確かに何でもと言われれば有難いと思うが、周りの風景がスプラッタすぎて集中できない】 【飯が食えるなら横で死体があろうが食べる。それくらいの根性は持ち合わせているが、こうも別方向に突飛だとそれも上手くいかない】 (……何の、どういう理由の血だよ) 【思わず目つきを鋭くさせて、冷や汗がたらり、と流れる】 【まず、目の前の子と自分じゃ価値観が違う訳で、もしかして「そういう血じゃないよ、人の血が飛びちっただけだよ?」とか真顔で言ってくる可能性すらありうるわけで、これで一皮むけた部分を見てしまえば……】 とはいっても、実は結構少食でさ。 もうお腹も膨れ気味っていうか。 長居するのも、ね? 【(逃がしてくださいお願いします他の誰かはどうでもいいんで俺だけは逃がしてくださいお願いします)】 【(嫌です俺は新しいルームシェアする住人になりたくないです何人と部屋共有してるんだよ勘弁してくれ)】 【――――と、内心の焦りを気丈(精一杯)のポーカーフェイスで乗り切ろうとする作戦。一言で表せば、助けて、なのだが】 /気付くのが遅れて申し訳ないです…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/727
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