[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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755: ◆60/reloads 2015/03/21(土)19:58 ID:quE/h8Pso(1/4) AAS
AA省
756(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/21(土)21:33 ID:uA9fgOuTo(1/3) AAS
【公園にて】
【この時期にはありがちな、突然の陽気の襲来にあわせて子供たちが遊んでいるような場所】
【そのはじっこに置いてあるベンチに、一人の少女が寝転んでいた】
【半袖のシャツとスカートという、三月には珍しいがこの陽気なら分からなくもないといった軽装でいる、青銀の長髪が目立つ彼女】
【通り行く人は十中八九日向ぼっこか何かだろうと思っているようだが、実は違う】
あ、あつい……
【霜降 氷雪、18歳】
【春も始まったばかりというこの時期に、暑さで倒れていた】
【極度の暑がりであるこの少女、今日の気温を読み間違えて冬用の装備で外に出たらこの様である】
【だれか、この季節外れの熱中症少女に手をさしのべる人はいるのだろうか……】
757(1): キサラギ◆60/reloads [sage saga] 2015/03/21(土)22:28 ID:quE/h8Pso(2/4) AAS
>>756
【ジャリジャリと砂の上を歩く足あとが聞こえてくる。その者は彼女の救世主になり得るか】
あッちィ──……。つッてもあんま薄着でも微妙な季節だしな。
【現れたのは銀髪の上に唾に切れ目の入った野球帽を被る中性的な容姿の人物】
【ジーンズにシャツと上着を羽織ったラフな格好に指ぬきグローブといった装飾や】
【衣服の上から僅かに伺える体つき、凛とした表情は“彼”の性別をはっきりと示す】
あー先客か。
省4
758(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/21(土)22:50 ID:uA9fgOuTo(2/3) AAS
>>757
うぅ……?
【足音に気づき、ボーッとしてきた頭でそちらを見る】
【普通の人であれば、その髪の色や容姿など、より多くの情報を得るのだろうが】
【暑さにうなされていた彼女の目には、その手に持っている飲料しか映らない】
み、水ぅ……
【それだけを喉から絞りだし、よろよろと手を伸ばして救いを求める】
【よく見れば、彼女の肌の白さに対して顔が紅潮してるのがわかるが……】
【この時期に、そこから彼女がどういう状態におかれてるかについての答えに辿り着けるかは、どうだろうか】
759(1): (不明なsoftbank) 2015/03/21(土)23:06 ID:quE/h8Pso(3/4) AAS
>>758
【先客が居るなら仕方がない、水は木陰で飲むかと、そのまま場所を移ろうとする】
【残念。彼女の冒険はここで終了してしいまった──。とはならなかった】
は?ミミズ……?
【ありがちなボケは置いといて。彼女の声は一応、彼の耳に届いた】
【ん?と首を傾げ引き返して振り向いてよく見れば紅潮しながら手をのばす彼女の姿──】
【まさか、昼寝でもしてるかと思っていた少女が朦朧と救いを求めているとは思わずギョッと目を向き】
うわ、どうしたッ!ミミズがどうしたって?──襲ってきたのか!?やられたのか!?
え、ああ……水か。ほら、水!
省2
760(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/21(土)23:33 ID:uA9fgOuTo(3/3) AAS
>>759
【違うそうじゃない、ミミズに倒されるほど柔ではないと突っ込みたくてもそんな体力はない】
【だが最終的にはこちらの意味するところをわかってくれたようで、差し出された飲料を受け取ってコクコクと飲む】
ぷはぁ……生き返りました……
えっと……あ、ありがとうございます……
【半分ほど飲み干して、幾らか生気を取り戻す】
【そして自分の窮地を救ってくれた恩人に礼を言ったところで、初めて相手の様子をしっかり目にしたわけだが】
【相手の汗だくな状態からして、相手もこの飲料を多分に欲していただろうと察し】
あ……その、こ、こんなに飲んじゃってすいません……
お、お金お支払いしま……あっ
省3
761(1): キサラギ◆60/reloads 2015/03/21(土)23:45 ID:quE/h8Pso(4/4) AAS
>>760
いや、別にそんなに慌てなくても──、あー言わんこっちゃねぇな。
【慌てる彼女に彼の忠告が届く間もなく、撒き散らされてしまった小銭】
【彼女が拾い集めようとする前にそれを制する右手を「座ってろ」と突き出し拾い集めていく】
別に金なんかいらねえよ。──その飲みかけのペットボトルさえ返して貰えればな、ククク。
【えっ】
省3
762: [saga sage] 2015/03/22(日)00:09 ID:KouZhjHIO携(1) AAS
【路地裏】
【微かに聞こえてくるのは櫻の童歌】
【遊女の歌だとか妊婦が突き落とされて流産した歌だとかいう話もある歌で】
【その歌声に惹かれて路地を覗き込んだのならば其処にあるのは幾つかの物体】
【倒れ伏す死体が一つ、櫻の幼子が遊ぶような少女の人形を等身大にしたモノが一つ、そしてその人形から伸びた影から生える黒い両腕に持ち上げられた死体が一つ】
省15
763: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)00:09 ID:iTRM0Ocko(1/8) AAS
>>761
ほ、ほんとうにすいません……
【慌ててお金を拾おうとしたところで制止され、まごまごしつつ謝ることしかできない】
【これだけ助けられ、当然彼女は目の前の人間に好感を持ちつつあったわけだが】
……えっ
【彼の冗談に対して、好感ゲージが消し飛び一歩後ずさる】
【人付き合いの苦手な彼女にはちょっときついものであったが、冗談と聞いてホッと一息】
その、私、人よりも暑さに極端に弱くて……
これくらいの気温なら、もっと薄着じゃないと無理なんですけど、天気を見誤って……昨日まで、もっと涼しかったから……
省2
764(1): キサラギ◆60/reloads 2015/03/22(日)00:30 ID:NroEAOEqo(1/4) AAS
暑さにって……これでか?
【拾い集めながら彼女の返事に首を傾げる。確かに暖気が来てはいるものの、春は始まったばかり】
【自分も汗こそかいてはいるが運動後で、寧ろ今は汗が冷えてきたので肌寒く感じるくらいである】
【常識的な感覚で厚着していたとしてもそれだけで倒れるというレベルに至るというのには驚きを隠せなかった】
凄ェな……。夏とかどうしてんだよ?よく生きてこれられたな……。
ああ、もしかして氷の国の出身だったりするのかね──っと、これで最後の一枚だな。
【落ちた小銭の最後の1枚を拾い上げると、ピンっと指で弾いて集めていた手でキャッチ】
【ジャラジャラと手のひらの上で揺らして砂を払い少女に「ほらよ」と差し出しながら】
省3
765(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)00:53 ID:iTRM0Ocko(2/8) AAS
>>764
これでです……夏は、家に閉じ篭ってなんとか凌ぐ予定です……
【彼の反応も当然であろう、普通ここまで暑がりな人間というのもいない】
【この手の反応は馴れたものだし、彼女自身も当然だと思う】
その通りで……
一ヶ月ほど前に、あちらから、引っ越してきました……あ、ありがとうございます
【それ故に、彼女は普通の夏の暑さというものは未経験】
【どうしたものかなぁと思いつつ】
【彼が拾い集めてくれた小銭を、礼の言葉と共に受けとる】
【わざわざ砂も気にしてくれるような細やかさに、彼の優しさを感じた】
省5
766(1): キサラギ◆60/reloads 2015/03/22(日)01:19 ID:NroEAOEqo(2/4) AAS
>>765
────それが、良いだろうな……。
【1年の数割を占めるワンシーズンを閉じこもって過ごすという無茶苦茶な発言だが頷かざるを得ない】
【う〜んと顎に手をやり、彼女の格好を上から下までを決していやらしい気持ちなどではなく見ると】
【すでに彼女のその格好でさらに薄着だけで解決するのはどう考えても困難に見える──】
まあ、夏場はマジで気を付けたほうが良い。
パンダとかペンギンとか飼ってるけど頑丈な動物でも夏は熱中症にはなるからな。
俺は帽子被ってるから全部平気だけど、氷の国の溶けにくい感じの氷を取り寄せて常備したりしてたな。
実際の所、気温自体よりも直射日光の方がきつかったりするから気を付けたほうが良いぜ。
省6
767(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)01:41 ID:iTRM0Ocko(3/8) AAS
>>766
な、なるほど……思ったよりもきついんですね……こわい
やっぱり、氷室作ったりがいいのかな……
日光に気を付けろ……了解、です……
【思ったよりも厳しそうなこの国の夏を教えられ、現状認識の甘さを改めて思い知る】
【これからの対策を考えていく上で、彼のアドバイスはとても参考になった】
【というか、他に参考にするものがないだけだが】
いい人、なんですね……色々と、ありがとうございました
【そう言って、ペコリと一礼】
【独り暮らし一ヶ月目の頼れる人が中々いないなか、彼の助けはありがたかったし、嬉しかった】
省2
768(1): キサラギ◆60/reloads 2015/03/22(日)02:01 ID:NroEAOEqo(3/4) AAS
>>767
いい人?ふッ、そいつは違うな……。──いい男≠ネんだよ、俺は!
【顎に手を当ててスポットライトを受けたかのようなポーズを決める。ひえー、ナルシスト!】
【この男、突っ込みがこない事を良いことに言いたい放題である】
まっ、夏までまだ時間はあるから下調べだけは念入りにしといた方が良いって事だな。
生活環境以外にも魔道具とか魔法とかもあるしな、引きこもる必要も無いかもしれんぜ。
【まあ、俺は魔術師じゃないから実際そんなものあるかは知らないがなと付け加えると】
【公園の時計を見るや、「おっとこんな時間か」と、くるりと体を翻し、背中を向ける】
省2
769(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)02:32 ID:iTRM0Ocko(4/8) AAS
>>768
おぉー……なんだか、かっこいい感じ……です……!
【いい人フィルター恐るべし】
【まぁ、危うく南無三するところを助けてもらったのだからそういう目で見るようにもなるだろう】
ですね……色々と、試行錯誤、してみます……
【熱中症になってからでは遅いが、その前だったら能力を使ってでも対策できる】
【氷雪だって引きこもりたいわけではない】
【QOLを維持したまま夏を乗りきる方法を、これからの数ヵ月で捜してみることにした】
あ……私も、そろそろいかないと……
はい、色々ありがとうございます……なんとか、頑張ってみます
省2
770(1): キサラギ◆60/reloads 2015/03/22(日)02:34 ID:NroEAOEqo(4/4) AAS
>>769
水はしっかり補給しろよ。じゃあな。
【如月は立ち上がった氷雪を横目に確認すると最後に軽く手を振って別れを告げ】
【そのまま走って立ち去っていくのだった────】
//お疲れ様でした!
771: 2015/03/22(日)17:18 ID:qq/aPjGUo(1/2) AAS
【路地裏】
【悲痛な声が響く】
【痛いとも、苦しいとも違う純粋な恐怖による悲鳴がする】
【それに混じって小さく、楽しげな笑い声がした】
痛くは無いだろう?"まだ"喋れるだろう?
【少し開けた所に、濁った血を思わせる瞳の色をした男が居た】
【撫でつけた金の髪、鍛えられた上半身を露わにした人物である】
省13
772(1): りえるorエクレアor桜架◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/22(日)17:32 ID:BdW/U6CmO携(1/6) AAS
【地の国】
【先の災厄を逃れ、復興を目指す大都市の一角にある公園】
【その片隅に、異形の少女の姿があった】
【角、翼、尻尾を備えて髪はピンクと銀のツイン縦ロール、更にフリフリのゴスロリとこれまた奇抜な紫の縞模様ニーソ、そして紅と極彩色のオッドアイ】
【木の下のベンチに座り、何やら難しそうな表情で】
【その手には、彼女の相棒とも言うべき双剣銃『アンフィスバエナ』が握られていた】
……うーん…
【少女が考えているのは、先日の出来事】
【とある場所へ向かった少女は、そこでかつての仲間に出会い】
【そして、なし崩し的に戦い、負けたのだった】
省39
773(2): Dr.◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日)18:20 ID:Id9yJZtTO携(1/6) AAS
>>772
【そんな地の国の公園へ足を踏み入れる影がひとつ】
「…おや?」
【ボサボサの白髪頭に眼鏡をかけた白衣姿のその男を怪しい医者と見るか狂った科学者と見るかは人それぞれだが】
「いやはや、ここまで見た目からして面白そうなモノは珍しいな」
【どこからどう見ても怪しいその男は「クククッ」などと笑いを堪えつつ】
省3
774: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)18:22 ID:X0yXGn2Qo(1) AAS
>>770
は、はい……また、いつか
【こちらも別れの挨拶を返し、走り去るキサラギをしばらく見送る】
【そして、彼女もまた自分の目的地へと歩を進めるのであった】
//尻切れとんぼに寝落ちしてすいません……
//お疲れさまでした
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