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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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775: クラフト・エル・ステニィ [saga] 2015/03/22(日) 18:31:05.42 ID:7Aq8RcJj0 >>734 【少女が人形を使役し戦うのであれば、それは理解できる】 【それならばこれだけ多くの人形がある事にも納得ができる。血がついているのも仕方のない事なのだろう】 【――――そういう事に疎い訳ではない。むしろそういう事柄を理解している方だと、自分は思っている】 【――――――――だからこそ、だからこそわかるのだが】 ―――――――――っし、し―――――― 失礼しましたあぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!! 【関 わ る と 碌 な 事 が ね ぇ 】 【それはもう脱兎のごとく、ハヤブサのように、しなやかに繊細に大胆に】 【ばびゅんと抜け出るように飛び上がり、入口へと駆けて―――――一瞬の内に、そう正に一瞬の内に、駆け抜けて逃げていく】 【忘れはしない、でも二度と会いませんように――でも、ご飯は有難う、このクッキーもありがとう】 【そう一言述べて、さらさらと逃げていくのでした】 //ごめんなさいませ、減んz荷が遅れてしまいました こちらでこのように〆させていただきます。楽しかったです。お疲れ様でした!!! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/775
776: りえる ◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/22(日) 18:42:13.68 ID:BdW/U6CmO >>773 /大丈夫ですよ! /ただ、すみませんが今からちょうど食事なので、少し返事が遅れてしまいます…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/776
777: Dr. ◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日) 18:50:03.29 ID:Id9yJZtTO >>776 //了解でありますっ。ごゆっくり! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/777
778: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/22(日) 19:18:37.50 ID:BdW/U6CmO >>773 む〜……んん? 【心ここにあらずといった様子で】 【暫し、ぼおっとしていたが】 【掛けられた声に振り向けば】 ……ぅ…… 【どこからどう見ても科学者】 【思わず身動ぎするりえる】 【……りえる・かおす、科学者や研究者は苦手であった】 …見たとおりじゃにいかにゃーん? 【それでも、それは一瞬であり】 【とりあえずは、聞かれた言葉に返すのだった】 /戻りました! /よろしくお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/778
779: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/22(日) 19:44:18.75 ID:qq/aPjGUo 【通りに面した喫茶店】 【昼下がりともなれば紅茶の美味しいと有名な其処が賑わうのはいつもの光景であった】 【しかし今日はいつもと少し様子が違う】 【喫茶店に客は"1人" 賑やかなのは店の中より"周り"】 【武装した警官隊が銃を、或いは盾を構えて1人の客を遠巻きに囲んでいるのだ】 【その客は今、慌ただしい周囲とは対照的に。有名な紅茶を啜り"食事"に勤しんでいる…が】 なるほど…確かに味は悪くない 紅茶も、料理も。 嘗てより一層味が良くなった 【客が…撫でつけた金髪と、濁った血の様な色をした瞳】 【そして鍛えられた上半身を一切隠さずに椅子に座っている男が呟いた】 【右手には紅茶の入ったカップティー、左手にはたった今まで舌鼓を打っていた"料理"――この店の店員の渇いた首を掴んでいて】 【微かな音を立ててカップをソーサーへ、血液も脳漿も吸い尽くした食事を無造作に足元へ手放して】 【男はゆるりと立ち上がった】 【昼下がりに食事に来た他の客。最初に突撃した警官隊数人。たった今足元に落とした従業員】 【男の周囲にはまざまざと"食事の痕"が残っていた】 【今警官たちが構える銃、実は既に1度発砲済みで】 【しかしそれは男が自身と警官の間に水のベールを張って全て軌道を変えられ】 【ベールすら挟めぬ程近くで射撃を行おうとした警官らは今男の足元に転がっている】 …警告とやらもしなくなった。おかげで大分静かになったが、さて ――――踏み躙られる準備はできたか虫けら共 【全てを見下す様な赤い目の男が一歩。警官に、野次馬に、通行人に】 【その悪意の化身が近づこうとして――――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/779
780: Dr. ◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日) 20:03:37.44 ID:Id9yJZtTO >>778 「…キミね、自分をその一言で表せると思っているのかね?思っているとしたら世間一般では伝わらないであろう事も添えておこう」 【半ば呆れたような口調で言うが、十中八九聞き方が悪い】 「ふむ、まあいい。質問を変えよう。こんな所で凶器を持ちだして、一体何をしていたのかね?」 【そしてあっさりと興味は他の所へ。元々、どちらかと言えばヒトの成り立ちよりもその内面に興味を抱く男である】 //宜しくであります! //そうそう、投下文に戦いたそうな気配を感じとりましたが、その方向でも大丈夫かと思われます(性格上、こちらからは仕掛けられませんが) //その場合は初戦闘となりますが何卒宜しくです http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/780
781: クローザ [sage] 2015/03/22(日) 20:04:26.79 ID:SE6tu2KzO 【黄金色の月だった】 【深青を思わせる夜空は喧騒に溢れる街角からでも伺える】 【夜になれば闇が広がる】 【まるで外界を隔てる扉のように、裏路地と呼ばれる空間がそこにあった】 【都市伝説】 【そこには語られぬ伝説が生きている】 「う、うわああっっっ!!!」 【男の悲鳴が響き渡る】 【恐怖の色が感じられる叫び声だ】 「ば、バケモノ!!」 ......そうだよ、喰っちまおうか? 【もう一人、そこにいる】 【若い男の声だ、20代、否10代だろうか】 【悲鳴は青年に向けられたものだろう】 【少しばかり癖のある黄金色の頭髪】 【雪を思わせるが健康的ではある白い肌 【赤い瞳は紅月を思わせ、首には夜を思わせる首輪をつけている】 【使い古された黒の革のコートを身に纏い、フードを被った青年】 【ジャリっと一歩、悲鳴の男に近づく】 【ただの青年に見えたがその獣のような獰猛さが感じられる】 【その動作に、「ひいいいいい!!」と悲鳴をあげて男は走り出す】 【その男を、追わない】 ……やれやれ、今日はこの街で宿を取ろうと思ったのに… 【打って変わった穏やかそうな声で呟いた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/781
782: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/22(日) 20:32:09.48 ID:BdW/U6CmO >>780 とは言われましても…… 一番分かりやすいと思ったんすけどねぇ 【うーん、と、考えながら】 【やっぱりだめだったかなぁ】 【なんて、正反対の事を思いつつ】 あー、ちょっと自分の力不足に悩んでたり? 【くるくると、長いブレードがついているにも関わらず】 【器用に片方を片手で回しながら、そう答える】 これから馬鹿みたい強い怪物と戦うってーのにさー なんか…………力不足的な……感じで…… 黄昏てたんだぁ! 【そして聞かれても無いのに喋るのは】 【彼女の気紛れなのだが】 【そこに込められた気持ちは、確かなものであった】 /そうですね……実はりえるなら会話もしたいな、なんて考えてたんで… /ごめんなさい、そこの辺りはそちらで決めて頂いても構わないです! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/782
783: Dr. ◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日) 21:13:19.11 ID:Id9yJZtTO >>782 「ふむ、力不足ねぇ。キミの目指す力がどんなモノかは知らないが、常識的な方法で強くなるには大別して3つ方法がある」 【そんな事を言いながら、選択肢を突き付ける】 「 一つ、自身を強くする。 二つ、能力を強くする。 三つ、武器を強くする。 」 【問題を噛み砕き、表面化する】 「特殊な方法ならば悪魔に魂を売るだとか、組織的な力を得るだとか、連携を強めるだとか、いろいろあるがね。」 【助言ではない、そこにあるのは純粋な好奇心】 「黄昏れるくらいならば頭を動かし、考えたまえ。考え、悩み、思考する事こそ人の持つ最大の力なのだから」 【"他人の答え"に価値を見出だす男は問題を提示する】 「さて、キミはどんな力を、どんな方法で求めるのかね?」 //えとえと、、、では成り行き次第キャラ次第という事で! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/783
784: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 21:20:34.16 ID:iTRM0Ocko >>781 【夜の表通り】 【裏路地とは違い、闇に包まれるとまではいかないこの場所を、一人の少女が歩いていた】 【半袖という軽装と青銀の髪が人目を引くその少女、手には食料品のはいった手提げを持っている】 (やっぱり、夜のお出掛けの方が、楽……) 【霜降氷雪、昼間の熱を避けての買い出しの帰り道である】 【治安を考えると昼の方がいいのだが、昨日のように倒れるのを避けるための策である】 【早く帰ろうと、足早に帰路を急いでいたのだが……】 ん……? 【その時、裏路地の方から聞こえる叫び声】 【この町の人間にとっては日常茶飯事なのかもしれないが】 【今まで夜に出歩いてこなかった身には初めてのことである】 (ど、どうしよう……) 【裏路地にはいるのは危ないという知識はある】 【だが、彼女にはこの悲鳴を放っておくということもできなかった】 【その二つの妥協として、彼女がとった選択肢は】 だ、だれか……いますか……? 【そーっと表通りから顔をだし、中の様子を伺うというものだった】 【そこから何かが見えるということがあればアクションを起こすだろうし】 【なにも見えなければ、その場から立ち去るだろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/784
785: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/22(日) 21:36:49.42 ID:BdW/U6CmO >>783 ふぅん……んー 【相手の、白衣の男の言を聞き】 【そこでまた、考えて】 どれも考えて、行動してきたばかりだにゃーん それもなかなか上手くは行かなかったんですがぁ ……というか、行動したらこの問題にあたっちまったっすね 【やれやれという様に首をふり】 【ついで、面倒そうに】 まぁ、結局全部しらみ潰すしかないっていう…………かな?かな? どうにも黄昏たい気分もあるかなぁって 【結局の所】 【りえるは、既に取るべき選択はんでいて】 【要は気分の問題、であった】 /すみません、了解です! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/785
786: クリシュティナ・レールモントフ ◆ItbpQ6xKnU [sage] 2015/03/22(日) 21:42:39.42 ID:9FibHsTso 【街中】 【人通りも疎らな通りに、すらりとした女が立っている。──胸元まで垂らされたプラチナブロンドと、白い肌】 【服装は金具で内側を止めたチェスターフィールドコートに、インにはスポーティなホワイトのタートルネック】 【右肩から先は欠損しているらしく、彼女が動く度に、袖が柳の様に揺れる。脚も悪いのか、左脇に杖を当てて、身体を支えていた】 【そして左手には、黒色の長財布。何やら中身を確認しているらしいが──】 【──ドンッ!】 ──おっと。 【後方から、彼女にぶつかる人物。──思わずよろめき、転びかけるが左手で杖を掴んで、体を支える】 【見れば、前方に駆け去ってゆく人影の右手には、自分が手にしていた財布】 ……ふむ。我ながら鈍ったものだね。 勉強料としておくか──あぁ、でも財布がないと、タクシーにも乗れないな。はっはっは、困った。 【──何処からどう見てもひったくり被害者なのだが、一抹の深刻さも見受けられない様子で、女は笑っていた】 【驚いた顔や呆れた顔をした通行人を尻目に、ひったくり犯は通りの角を曲がって走り去ってゆく──】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/786
787: クローザ [sage] 2015/03/22(日) 21:45:35.21 ID:SE6tu2KzO >>784 ……ん? 【ピクリとフードの中で何か動いた】 【そんな気がしたが、少女の声に気付いたのだろう、声の方向へと振り返る】 【その紅い瞳は、路地裏を覗く少女を捉えた】 【まるで、獲物を見つめる肉食獣】 【そんな言葉を思わせる青年だ】 【一瞬、思案したのだろうか時間が空く】 ………お嬢さん 【少し間を置いて、青年からくちを開いた】 この辺りは治安が悪い。 近道かもしれないが大通りを通った方がいい… 【意外、と思うだろうか】 【まるで人の形をした獣かと思う人物が思いの外常識的な言葉を吐いたのだ】 …さっきのは、不良の類だろう。放っておけばまたオレの前に現れる... 時間はかからないだろうな、さっきの男と同じ不快な音と臭いもするし... 【音に臭い、そんなものは少女には感じられないかもしれない】 【だが、大通りの方からの喧騒に交じって何やら騒がしい声が聞こえた】 【チンピラ集団だろうか、先ほど逃げた男を筆頭に十数人の男が迫ってきていた】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/787
788: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2015/03/22(日) 21:50:30.98 ID:Fs/oxkKo0 【街中――大通り沿いの道に面したカフェ】 【だいぶん暖かくなった春も近い夜、それなら、ちょっとした涼しさが心地よく】 【満点の――とは行かないまでも星空の下、お茶を楽しむ客でテーブルは埋まる、そんな店先】 ふあ、あ……、なんだろ、朝早く起きちゃったから……、……。 【一番道に近い席。歩行者との距離はほんの手が届くくらいで、なんなら、もっと近くを通るひとも居る】 【座っているのは少女が一人、向かいの空席には近所にあるぬいぐるみ専門店の袋が置かれていて、】 【なんだかかわいい柄のお洒落な袋の中身は見えずともその類だと分かる。――ついでに言えば、最新の限定もの】 【朝早くから並ばないと買えなかったとか――そんな話。まあ、それは余談なのだけど】 【真っ黒い髪は腰まで届く長さ、顔の横に垂れる髪をリボンを混ぜた三つ編みに編んで、リボンの赤と金が煌き】 【瞳は左右で色の違う黒と赤。どこか蛇の目に似て、だけど温度を持ち。右耳には宝玉の欠片のピアスをつけていて】 【赤いワンピースは裾がまあるく切られていて、花びらのよう。間にはふわふわとしたペチコートのレースが覗き】 【いくつかあるリボン飾りの中でいっとう大きいのは背中のもの、結んだ尾っぽは膝の辺りまで垂れていて】 【足元は薄手のタイツと編み上げのロングブーツ。分厚いかかとは足跡がハートマークになるようにカットされていて】 ねむ、たい、……、……ううん、でも、これ飲まなきゃ……。飲んだら帰――。 【そんな少女は、さっきから死にかけというよな様子だった。顔を掌で覆うように頬杖をついてはぐらぐらしたり】 【大きなあくびを繰り返したり。だけど帰らないのは、――眠気から進まないドリンクがまだたっぷりあるからで】 【大きめポットで提供される紅茶が売りの店。彼女の前にあるのも、また、銀のティーポット】 【少しでも飲もうとカップにお茶を注ぐ、そのとき、眠気からか姿勢が崩れたと思うと】 【――机の上にびたん、と、顔で倒れこむのは傍から見たらどんな光景だろう。がしゃりと食器も大きく鳴り】 【びっくりして視線を集めるくらいの音と視覚的なインパクトはあったように思えて――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/788
789: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 22:06:42.38 ID:iTRM0Ocko >>787 ぴっ……! 【なにもいないことを願いつつ覗きこんだ向こうには、鋭い視線の男】 【その赤い目から放たれる鋭い視線に、小さな悲鳴を上げて顔を引っ込めてしまう】 【しかし、暫くして投げ掛けられた声かけに恐る恐ると顔を出してきた】 は、はい……そうですね…… あ、あの、さっきここから悲鳴が…… 【最初の目付きに似合わぬ台詞に面食らいつつも、先程の声について問いかける】 【すると帰ってきた返答に、首をかしげることになる】 音と、臭い……? 【そんなもの、聴覚嗅覚はただの人と同レベルの彼女にはわかるはずもない】 【が、それが意味する次の事象は、誰だって知覚することはできた】 ひぃ……っ!? あ、あの、助けて……! 【突然のチンピラ集団の登場に面食らいながら、男に助けを求めて駆け寄る】 【もう少し冷静に判断できたら、彼らの狙いは彼女なんかではなくきっとこの男だとわかるのであろうが】 【パニクってる彼女には、身近にいたとりあえず敵でない人に助けを求めるしかできない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/789
790: クローザ [sage] 2015/03/22(日) 22:22:32.55 ID:SE6tu2KzO >>789 いつものことだ、悲鳴なんて 【迫害されることは慣れていると呟いて視線を逸らした】 【その時僅かにフードが動いた気がした】 噂をすれば何とやらだ……どうする? お嬢さん 【分かってましたと言わんばかりの表情】 【むしろ、飽きていると言うような雰囲気だ】 【取り敢えず、どうするか少女に問いを投げかけるが】 【様子からして、即座に判断はできそうにないかなと思ったのか】 【再び、耳をすませる】 ...10..いや、12人か こっちに来てるな…… 【音の様子から間違いなく金属物を引きずっている】 【その癖、火薬の匂いは無いからきっと鉄パイプの類だろう】 ……まあ、頭がタバコのニコチンで支配されてる連中だ、挟撃は考えてないみたいだな… 【路地裏の奥へと進む道】 【そちらの方向を向きながら青年は少女に問いかける】 ……アンタがどう思うか知らんが、見ず知らずの不審者を信じて逃げるならついて来い こちらの方向なら安全に逃げれる 【そう言って路地裏の奥へ向かって駆け出す】 【もう少し女性を守るとか考えないのだろうか】 【だが、刻一刻と少女の方角へ向かってくる不良集団】 【何をどう選択するのか…?】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/790
791: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage] 2015/03/22(日) 22:29:16.28 ID:wCT1ePELO 【町中】 ……んー……本当に何処なんだろ……? 【人々の間をすり抜けるのは春の夜風よりも冷たい空気】 【その冷気に人々がその先を見やればトコトコと歩く一人の少女】 【年は十五歳程だろうか? ハニーブロンドのセミロングに赤紫色のパーカーといった出で立ちで、腕を組んで何かを思案中といった様子】 ……適当に訊いても教えてくんなかったしなー、ゼン=カイマの場所…… 【呟きを耳にするとどうやらゼン=カイマの場所を捜している様子】 【少女は立ち止まると唸りながら無造作に頭を掻き】 ……しょうがないなあ、やっぱりそこら辺の聖職者辺り脅して聞き出すかなあ…… 【痛めつければ嫌でも言うでしょ、などと怖いことを呟きながら少女は辺りをキョロキョロと見回す】 【路地裏】 【仄暗い路地を薄く照らすのは微かに入り込んだ町の灯りと月明かり】 【その中に浮かびあがるシルエットは、地面に伏す幾つかの影と何かを持った櫻の人形】 【前髪は目元まで伸ばし両側は顎の辺りで切り揃え、後ろは肩甲骨の下まで伸ばした蘇芳色の髪に焦茶色の瞳】 【緋色の着物を左前にして着ている】 【年の頃は十代半ばといったところか】 【そんな、櫻の雰囲気が漂う少女】 ──つまらないわ、どうして皆死んでるの? 鞠で遊ぶのは飽きちゃったわ 【不服そうな表情で呟く彼女の足元に転がるのは、幾つかの物言わぬ死体】 【ぽい、と少女が放り投げたのは人の首】 【ごろりと物言わぬ死体の中に転がり出でて加わる】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/791
792: Dr. ◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日) 22:34:04.13 ID:Id9yJZtTO >>785 「まあ、力というモノは簡単に手に入るモノではない、努力不足とは言うまい」 「休息というのも必要なモノだ、黄昏れるのも否定はしまい」 【男はそれを否定しない。考えが足りないとも、行動が足りないとも言わない】 「ただし、その上でなお力を求めるならば根本的に求める力か、その方法を変えるべきだ」 【ただ、彼女の言葉に含まれる間違いを指摘する】 「通常の手段では通常の力しか手に入らない。特別な力を手に入れたければ特別な手段を探るべきだし、特別な手段を取る覚悟が無いならば特別な力を諦めるべきだ」 【その目的と手段が等価ではないと】 「キミは力の為に、何を犠牲に出来るのかね?」 【差し出すでもなく、支払うでもなく、犠牲という言葉。出来るだけ深く刺さるように言葉を選ぶ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/792
793: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/22(日) 22:35:28.03 ID:OlZSQiSxo >>786 【人通りの多い街、何処を向いても人、人、人で、こんなに沢山人がいるのに、彼等は皆んな周りしかみない】 【他の人には気を回すのに、自分に対しては注意が疎かになっている。そういう奴から盗るのはとてもやりやすい】 ハイ一丁あがり……っと 【街を早足気味に歩くこの男は、即ちそういうのを狙う人間で、つまる所今精を出しているのは紛れも無い『スリ』である】 【真っ白い高級スーツに煌びやかな金髪とゴールドフレームの眼鏡、そう言った見た目は目立つけど、裏を返せば目立つのは見た目だけ、こんな小さな行為に目は留められない】 【それだけでもなく、手つきも手馴れた物であったが、とにかく男は自分の撫で付けた金髪を撫でながら、また新しい獲物を品定めしていた】 (……さーて次は……おっと、こいつは御誂え向きなのが…) 【目に留めたのは一人の女、隻腕に加えて足も悪そうな、普通に付き合う事はゴメン被りたくなるような奴だ】 【そんな奴が財布を呑気に見ながらふらふらと歩いているのだから、これ程やりやすい獲物は無い、すかさず蒼い目が彼女をロックオンして───】 【盗った。───自分ではなく、全く見た事も聞いた事も無いような奴が】 …………えっ 【自分も同じ行為に走ろうとしていたその矢先、目の前でそれは他人によって行われ、タイミングをすっかり逃した男は面食らう】 【よもや、追い掛けるような気すら起きず、そもそもの被害者が平然としているので】 ……いやいやいや!何やってんだアンタ!?財布!財布取られてるから!追いかけろよ!せめて声くらいあげるとかさ!? 【思わず自分を棚上げして突っ込んでしまった】 /まだおりましたらー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/793
794: 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日) 22:42:03.67 ID:iTRM0Ocko >>790 ど、どどどどうするっていっても…… 【男に問いかけられても、まごまごするしかできない】 【それもそうであろう、不良の喧嘩に巻き込まれるなどという体験は彼女にない】 【幾ばくかの戦闘力はあっても、場馴れしていなければ意味はないのだ】 【そんな状態では、男の冷静な分析も耳に入らない】 ま、待って置いてかないでくださいぃぃ 【そんな中できる行動なぞ、目の前の男について行く以外に何があろう】 【他に頼れるものがあるわけでもなく】 【見ず知らずの男に、自信の安全を託すことになった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/794
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