[過去ログ] 教科書が教えない朝鮮の歴史 (979レス)
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925
(1): 04/06/21 23:43 AAS
>>924
日本史板で将軍慶喜が大政奉還後も諸国の公使を集めて
奉還後の日本国の主権は私の元に帰属すると宣言したが、
パークスらはまだ天皇と将軍の関係を把握できておらず
王政復古後にようやく関係を理解できたという人の意見をみた
覚えがあるのですが、幕末頃までは東洋西欧いずれも朝廷と
幕府の関係を把握した人材は皆無と見てよいという事でしょうか?
926
(1): 04/06/21 23:50 AAS
>>924
一度聞いてみたいと思っていたのですが、天皇は華夷秩序の中で
国書ではどう表していたのですか?
日本国王なんでしょうか?
また中国の歴代政権や金、遼、渤海や秀吉がルソンに親書を送る際は
どうだったんでしょうか?
927: 04/06/21 23:52 AAS
>>924
あと朝鮮の歴代政権などは中原の政権と天皇の自称に差異が見受けられる
でしょうか?
928
(1): 五十川卓司 [http://www23.ocn.ne.jp/~takuji.i/eihyou/] 04/06/21 23:55 AAS
現在でも、個人であり私人である旧皇族や旧貴族や旧武族の人々
が、朝廷や幕府を妄想している様子は、醜悪ですね。

「不良債権問題」(不正融資事件、不正投資事件等)や保険詐欺
事件や年金流用事件での犯罪行為(詐欺、窃盗、横領、背任等)
の温床でも有りそうです。
929
(1): 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 04/06/21 23:59 AAS
× していましたが
○ されていましたが
なお「日本国王」になったからといって、皇位簒奪に結びついたとは言えません。
上にもある通り、天皇とは対立しなくてもよい対外的な呼称でしたから。
早い話、義満の「日本国王」=通交名義という事です。
江戸時代初期に李氏朝鮮と通交を再開する時にも問題がありましてね。対馬の宋
氏が「日本国 源秀忠」と書かれた国書を、それに相応しいものにしようとして
「日本国王」と書き換えて後日発覚して・・・お家騒動も絡んでゴタゴタになるので、
詳細はこの頃の歴史をお調べになって下さい。柳川一件(1635年)と言います。
これ以降日本側は将軍の国際的称号を「日本国大君」であると明言し、署名も「日本
省13
930
(1): 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 04/06/22 00:12 AAS
>>925
江戸時代以降は専ら「皇帝(=将軍)」が外交の対象とされていたようですが、
レザノフの『日本滞在記』の中に、日本人の説明として「精神的な皇帝と言って
もいいと思いますが」と天皇の事が出ており、そこでは勅許無しでは外国使節
を受け入れられないものとして天皇が登場しています。
要するに日本人にも巧く説明出来なかった権力構造を理解するのは一通りの事
ではなく、幕末にも「タイクン」と「ミカド」のどちらを支援すべきなのか混乱
していたようです。>欧米人は
>>926
10世紀に滅んだ渤海はともかく(こちらは「天皇」の筈)、金や遼とは正式な
省1
931: 04/06/22 00:15 AAS
>929
ええとちょっと分かりません。
幕府が1935年以降に天皇=日本国王とし、将軍=日本国大君(日本国
源某)とし、年号も明暦ではなく和暦で国書に記したという事ですよね。
それはつまり朝鮮側の華夷秩序とは別の体系にあると幕府が言下に
表明した。それはわかりました。

ですが、通信使派遣を幕府側の暗喩にもかかわらず送ってきたという意味が良く分からんです。
短絡すると日本とは別に李氏側も朝鮮側と同様の秩序に日本が存在しているという示威目的で
日本に派遣したという事でしょうか?
932: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 04/06/22 00:20 AAS
余談ながら、国交が無い=交流が無かったとは言えない訳でして。
平将門は渤海が滅んで東丹国が成立したと聞いて「新皇」を名乗ったという
『将門記』からしても、それなりの情報は伝えられていたのでしょう。
日本海を越えて交易を行った人々も同様です。ただ唐や渤海が滅んでからの
朝廷や幕府はお世辞にも対外志向が強かったとは言えず、『吾妻鏡』に写しが
描かれていた、漂着した「高麗船」から押収されたという銀符の正体が金の
通行許可証であると判明したのは近年になってからの事です。
宋に対しては「僧しか来ていない」と『宋史』にある通り。ここでは「天皇」と
いう称号が使用されています。姓はアメと書かれていますが、姓なしというの
は違和感があったのでしょう。
933
(1): 04/06/22 00:21 AAS
>>930
高句麗はどうだったんでしょうか?
天皇という呼称は天智・天武朝以降の名称だったように記憶しているのですが
天智朝期に滅んだから大君名義で国書を交わしたんでしょうか?
934
(1): 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 04/06/22 00:24 AAS
>短絡すると日本とは別に李氏側も朝鮮側と同様の秩序に日本が存在しているという示威目的で
>日本に派遣したという事でしょうか?
いえ、朝鮮側からすれば「蛮夷に文化・文明を伝えてやる」つもりで「通信使」を
派遣していたのであろうかと。単なる想像です。
遠方からも使節がやって来ている=皇帝の権威の賜物という発想があったようです
から、この場合もそれと似たようなものではないかと。
(「遠方」に権威があったものだから、邪馬台国が実際よりもかなり遠くにあること
になってしまったという説があります。)
935
(1): 04/06/22 00:30 AAS
>>934
なるほど。
そういう意図があったのですか。
では最後にもうひとつだけ。
李氏は将軍代替わりの度に祝賀の使節を派遣していますが、
これはどう解釈してよいのでしょうか?

過去レスで

ただ、将軍交代に対して隣国の王が慶賀の使を送るということは、
華夷秩序的な見方をすれば、隣国の王は将軍と同格か格下とい
うことになり、皇国史観的に言えば、当然に天皇の下ということに
省5
936: 五十川卓司 [http://www23.ocn.ne.jp/~takuji.i/eihyou/] 04/06/22 00:37 AAS
追記>>928

そういう上だとか下だとかに固執してしまうのは、域内における
身分差別な階級制度の固定に固執していた無知無能な貴族や武族
が形成する官僚社会の弊害です。>>929-935

歌舞音曲だけで、政府として行政をする才能も無く努力も無い、
という状況において、職業としての政治を行動する自信が無いの
であるから、身分や階級に固執してしまっていたのでしょう。
937: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 04/06/22 00:42 AAS
>>933
『日本書紀』だと「君王(きみ)」などと呼ばれていますが、そんなところ
じゃないか、としか言えませんね。『続日本紀』だと新羅や渤海に天皇と呼
ばせたことになっています。
>>935
上にも書いた通り、朝鮮史の専門家ではないのであちら側の細かい意図につ
いてまでは分かりません。
938: 04/06/22 14:12 AAS
>>892-893
939: 04/06/22 14:16 AAS
>>900-902
940: 04/06/22 14:17 AAS
>>894-898
941: 04/06/22 14:26 AAS
>>780-808

2chスレ:whis
942: 04/06/22 14:48 AAS
AA省
943: 04/06/22 14:53 AAS
AA省
944: 04/06/22 15:08 AAS
政府レベルの国交(経済的な貿易や学術的な宗教留学は別として)

朝貢: 奴国?(金印の発掘)
朝貢: 邪馬台国(魏志倭人伝)
挨拶: 聖徳太子・大化の改新・平城京・平安時代(遣隋使・遣唐使)
親交なし: 鎌倉幕府(元寇)
冊封: 室町幕府(足利義満・親王の衣服の授与・遣明船・勘合貿易・朝貢10年が反故で無礼の国に)
冊封: 安土・桃山時代(豊臣秀吉・郡王の衣服の授与[天皇を親王と見立てた従属関係から])
親交なし: 江戸幕府(朝鮮通信使(朝鮮王は親王)[対馬藩]・琉球の使い(琉球王は郡王)[薩摩藩]・
___________アイヌの使い[松前藩]・小笠原の流刑地開発・朱印状貿易[満州人総督の地方分権])
親交なし: 明治初年(台湾出兵・征韓論・江華島条約など)
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