東洋史36 補助金削減で滅びるゾンビ学問 (533レス)
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278
(1): 10/07(月)17:36 ID:0(278/533) AAS
>>267
>一流大学の先生たちって何かと「純学問的な」立場から分野の要不要について語るんだけど、
 そんな先生はもう時代遅れですね。
>そういうのって現実の大学教員の需要とぜんぜん一致してないんだよねえ。
 採用審査何回かやった体験を踏まえて言わせていただくと、需要と一致する研究する若手研究者はちゃんと存在しています。それが、その人の実力なのです。
>私みたいに就職までさんざん苦労してきた人間に言わせりゃ、
 申し上げにくいですが、それはあなたの研究業績、講義構想が現実の需要を満たしていなかったからです。昭和末期から大学教員ポスト人事は、市場原理で動くようになっています。市場需要を
満たさなければ、採用されません。
286: 10/12(土)21:49 ID:0(286/533) AAS
>>278
各々の人事案件は、各々の大学全体や学部・研究科の、短期的、中期的、長期的な方針(困ったことに、後二者はトップレベルの大学でもコロコロ変わる)と、どんなに上手くいっても毒饅頭を食べることになる門下対応の兼ね合いで、そこまで単純な話にはなっていないように思います。それゆえ、「市場」なるものが、共有された需要に基づいているようには、あまり思えないのです。が、私の分野はかなりマイナーなため、分野ごとのずれが大きいのかも知れません。

他方、国際的にも高く評価される業績を挙げ続けていながら、国内需要が乏しいために日本での就職が困難な領域が多々あることは、もちろん承知しています。世界大学ランキングトップ10に入る大学の複数の有名教授ですら、日本に来るたびに真っ先にコンタクトを取るほどの実力を持ちながら、いまだにテニュアの地位を得られていない研究者を複数存じ上げていますので。

>>277
先生のこれまでのご発言に違和感を感じるのは、まさにこの点なのです。

院生時代に欧米への留学経験もなく、いまだに英文単著のない(恥)私ですら、日本を基盤としない英文学術誌の編集実務や、英語圏の大学出版会の本の査読を、かなりの程度引き受けてきたのですから。

私の分野が、国際的にも人が限られているということはもちろんあるのでしょうが、超一流大学の先生(先生自身示唆されていたように、一部横綱教員ですら移りたいと思う大学でありましょう)が、単に「業績を通じて貢献しました」では、既存のシステムにただ乗りしているように見えてしまうように思うのですが。
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