[過去ログ]
[ZOIDS]総合雑談スレ[ゾイド]part.216 (1002レス)
[ZOIDS]総合雑談スレ[ゾイド]part.216 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/zoid/1731936393/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
562: 名無し獣@リアルに歩行 [sage] 2024/12/04(水) 06:12:38.75 ID:??? 「ポツンと届いたジェノザウラー」 昭和の香りが色濃く残る田中義一さん、通称「ゾイド爺さん」の家。木造瓦屋根のその家は、時間が止まったように静まり返っている。庭には雑草が伸び放題で、郵便受けには手入れされないままのチラシや封書が溜まっていた。 義一さんは生涯をゾイドに捧げた男だった。子どもの頃に見たデスザウラーの圧倒的な迫力に魅了され、それからずっとゾイドを愛し続けてきた。晩年、彼は「等身大のゾイドを作る」という壮大な夢に挑み、ついに等身大デスザウラーを完成させた。しかし、それが彼の最後の大仕事となった。夢を叶えた直後、義一さんは突如、大動脈解離で急死したのだ。 静寂の中に その家に、ある日一台の宅配便が届いた。大きな段ボール箱には「AZジェノザウラー」と書かれている。義一さんが予約していたものだった。昨年の秋、デスザウラーの余韻に浸る中、「これも手元に置きたいな」と軽い気持ちでポチッと予約したものだ。 忘れ去られた箱 運送業者が玄関先にそっと置いたジェノザウラーの箱。誰も迎え入れる人はいない。その家に住む人間はもういないことを知らない業者は、荷物を置いて足早に去っていく。古びた玄関先にぽつんと置かれた箱は、あまりにも静かな空気の中で異様に目立っていた。 かつての情景 もし義一さんがこのジェノザウラーを手にしていたら、きっと子どものように箱を開け、細部にまで目を輝かせながら組み立てていたことだろう。完成した後は「やっぱりジェノザウラーは最高だな」と一人満足そうに頷き、その横にデスザウラーを並べて眺めていただろう。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/zoid/1731936393/562
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 440 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.007s