[過去ログ] 【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】 (976レス)
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(2): 163 2014/04/19(土)18:55 ID:NnhTpceU(1) AAS
同サイズインペラで、回転数・圧力比の関係を見てみる。
 栄12型:全開高度4200m、インペラ径290mm、インペラ回転数18,800rpm、圧力比2.02倍
 金星5x:全開高度6200m、インペラ径290mm、インペラ回転数22,800rpm、圧力比2.79倍
  ⇒ インペラ回転数比 1.2128/左記の二乗 1.4708/圧力比の比 1.3812

 栄21型:全開高度6000m、インペラ径305mm、インペラ回転数22,800rpm、圧力比2.71倍
 栄31甲:全開高度7000m、インペラ径305mm、インペラ回転数24,300rpm、圧力比3.12倍
  ⇒ インペラ回転数比 1.0657/左記の二乗 1.1359/圧力比の比 1.1592

次いで、「似たような回転数」でインペラ径と圧力比の関係を見てみる。
 瑞星13:全開高度4000m、インペラ径260mm、インペラ回転数20,800rpm、圧力比1.77倍
 誉11型:全開高度5700m、インペラ径320mm、インペラ回転数21,700rpm、圧力比2.74倍
  ⇒ インペラ径比 1.2307/左記の二乗 1.5147/圧力比の比 1.5480

 ハ40_:全開高度4200m、インペラ径260mm、インペラ回転数25,000rpm、圧力比2.22倍
 栄31甲:全開高度7000m、インペラ径305mm、インペラ回転数24,300rpm、圧力比3.12倍
  ⇒ インペラ径比 1.1730/左記の二乗 1.3761/圧力比の比 1.4054

つまり、圧力比は、インペラ径比の二乗ともインペラ回転数比の二乗とも、【概ね】比例する、と言える。
>>211 にある@A、双方とも正しく、
>>205 にあるSUDO氏のwarbirdの書き込みにある「過給器の圧力比は過給器の大きさに比例」は言葉足らずだった、か?

更に、>>198にある、金星6x用の320mmインペラを25500+rpmで廻す過給機の圧力比は、3.369=2.91×(25500/23700)^2、前後。
 金星6x:全開高度5800m、インペラ径320mm、インペラ回転数23,700rpm、圧力比2.91倍
金星5x同様、2速公称全開を+200mmHgブースト(1.263気圧)で廻すなら、
圧力比3.33の過給機(320mm/25500rpm)を装着すれば、0.379気圧の地点(7500-7600mあたり)が全開高度、だろう。

前後振り分けプッシュロッド金星5x改に、圧力比3.33の過給機を装着した改2で、
2速全開 1200+ps(=1100/1300×1450)@7500mが期待できるなら、
B-29の迎撃は史実よりもマシになった可能性はソコソコ高い、と言えそうか?
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