[過去ログ] 【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】 (976レス)
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449(2): 2015/03/15(日)20:35 ID:W2AUzgQx(3/3) AAS
今宵はひとつ。
高高度に対応する、過給機にもたついて、B-29の迎撃に失敗した日本であったが、
ターボ過給・二段二速過給・一段三速過給の他にも、選択肢はあったし、日本でも紹介されていた。
外部リンク:www.jstage.jst.go.jp 【PDF 7頁目: 昭和17年4月】
【シドロスキープラニオル型過給機】 内燃機関邦訳文献集の記載だと、シドロウスキー・プラニオル遠心過給機と表記すべきかな?
元ネタは、1941年7月に発表された論文らしく、ドイツに占領されていた時代であることは言うまでもない。
「12:1の圧力比を可能ならしめる」という文言すら読める。
(1937年時点で、ドイツの最新鋭の過給機よりも、ダンチで性能が良かった、との比較グラフもある)
シドロウスキーの過給機が優秀だったことは、
下記のリンク先での31型と45型の公称地上と公称高度馬力を比較すれば明瞭である。
構造があまりに面倒くさいんで広く使われなかった、変態過給機だったらしいが。
画像リンク[jpg]:perso.wanadoo.fr
12Y-31 12Y-45
地上出力 760HP 860HP
高度出力 860HP 880HP
1940年夏に、フランスがドイツに降伏した直後から、
チュルボメカに乗り込んで、設計図なりライセンス取得交渉を行っており、
1942〜43年段階でシドロスキー・プラニオル型過給機の量産まで日本がたどり着いた(圧力比が従来型よりも向上した)、
と妄想するようだと、高高度迎撃機用エンジンには苦労してない、かもしれない。
「12:1の圧力比」まで到達しないまでも、4:1ぐらいまで実用化できたら、英米に対抗することは十分に可能だっただろう。
41年7月に発表された論文にビビットに反応して、41年11月までにライセンス取得交渉に成功すれば、
設計図を日本に持ち帰ることぐらいは、できたかもしれない。独ソ開戦後となると、遣独潜水艦に頼るのだろうけどね。
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