読まれなくなった作家、読まれ続ける作家 (973レス)
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729
(2): 08/09(金)11:25 ID:IfdA3f9k(1) AAS
大江の小説は、感情の凍結した風景画。冷徹な観察眼で描き出される世界は、読者の心を凍りつかせる。一方、ガルシア・マルケスは、熱帯雨林のような生命力あふれる文体で、読者を物語の世界へと引き込む。彼の作品は、読者の心に深い傷跡を残し、決して忘れることのできない体験となるだろう。『族長の秋』は、人間の心の闇を深くえぐり出し、読者に強烈な衝撃を与える。大江の作品は、知的遊戯に満足する読者にとっては、一時的な愉悦をもたらすかもしれない。しかし、その光は、やがて消え去り、記憶の彼方に沈んでいくだろう。
730: 08/09(金)13:09 ID:lVXXSAoy(1) AAS
>>729
で、どっからコピペしたの?
それともAIが書いたの?
も少しお化粧すべきだったねwww
731: 08/09(金)17:43 ID:hywhjvmZ(1) AAS
商業的にいえばノーベル文学賞受賞者の肩書きは伊達ではない
なにせ日本には川端康成と大江健三郎のふたりしかおらん
谷崎潤一郎が実力不足を理由に落選したノーベル賞を受賞したというのは存外大きいんじゃないかね
732: 08/09(金)22:22 ID:whReTWv7(2/3) AAS
大江の場合はノーベル文学賞の肩書きが更に作品を詰まらなくしていると思う。
ブッキッシュな文学オタクには受けが良いと思うが。
結局の所、大江はその肩書きが無ければ更に読まれていないだろう。

谷崎は授与される可能性が高かったと言われていた年に、選考過程で79歳で亡くなってしまったのが大きい。
ただノーベル文学賞の肩書きが無くても、未だに読まれ続けている事がその資質を物語っている。どの本屋の棚にもあの谷崎作品の妖しい赤い背表紙の連なりが鎮座している。演劇や映画にも翻案され続けている。
本来、小説の様なモノを読む事を良しとされない、時の天皇が「細雪」を読んでいたのは有名な話。
谷崎は読者を楽しませる事を前提としており、とにかく語りが変幻自在で面白いのだ。
高尚だ云々は、当の作家本人が眼中に無い。
生粋の職人気質を持った戯作者。
733: 08/09(金)22:30 ID:Kac7Ml8K(1/2) AAS
ノーベル賞にこだわりすぎだ
賞に関係なく面白ければ他の作品も読むし、つまらなければ読むのをやめる
それだけ
734
(1): 08/09(金)22:51 ID:whReTWv7(3/3) AAS
大江や村上春樹の作品を数冊読んでから、
谷崎の「少将滋幹の母」ただ一冊を読んでみて欲しい。
その文章の簡浄かつ流麗さ、筋の運びの軽妙さ、男の母性への情景を痛切鮮やかに描くラスト、、円熟の域に達した大作家の筆捌きに、読書の喜びを再発見させてくれる事は必至だ。
735: 08/09(金)22:51 ID:bpvxPuzf(1) AAS
>>729
挙動不審すぎ笑 ひょっとしてブラウザで書き込んでるのかな

2chスレ:book
578 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:32:19.65 ID:IfdA3f9k
>>577
まだ性懲りもなくAIバカが書き込んでるな

2chスレ:book
831 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:34:55.97 ID:IfdA3f9k
>>830
まあ、AI使った感想はそんなもんだな
省5
736
(1): 08/09(金)23:49 ID:86IYCsHK(1) AAS
何かと純文学は小難しくて取っ付きにくいモノと思われがちだが、良いものは大抵の人が読んでもちゃんと面白い。
今も読まれ続ける世界的名著の大半が結局そうなのだ。
例えばヘミングウェイの「老人と海」のシンプルさと力強さ、痛快さ、やりきれなさを見よ。
「人間は負けるようには作られていない。殺されることはあっても、負けはしない」
この老いた漁師の言葉は、結局苦しい世の中を生きなければならないほぼ全ての人間にとって、普遍的な価値がある。

知的好奇心をくすぐり、いわゆるインテリ層だけが分かった気になり、満足を得られるモノだけが高尚で有意義だとは限らない。
評論家の様な人間の間で、知的なパズルをこねくり回す様に扱われるだけの作家は読まれなくなる。
737: 08/09(金)23:59 ID:Kac7Ml8K(2/2) AAS
『老人と海』よりは『白鯨』が偉大だろ
738: 08/10(土)00:08 ID:TlbfTsA3(1) AAS
言外の意味を汲み取れよ。
一例として挙げたまでだ。文脈からして何が1番偉大か?の趣旨では無いだろうに。
そもそも、自分の言葉で何故「白鯨」が偉大なのか?述べてくれ。
そしてメルヴィルはヘミングウェイよりも今も昔も読まれ続けているのか?
739: 08/10(土)07:13 ID:aldRhlYc(1/3) AAS
>>736
ヘミングウェイが読まれているのは通俗的なのと(悪口ではない)『老人と海』は面白い、凄いという作られた伝説からだろ
740: 08/10(土)10:30 ID:10/OKZh0(1) AAS
『老人と海』は一日で読めるのに対し『白鯨』は途中挫折者の多い難関だ
『白鯨』はアメリカ文学の金字塔
741
(1): 08/10(土)11:14 ID:N3c2x3oa(1) AAS
ヘミングウェイはつまらんよ
742
(1): 08/10(土)18:37 ID:aldRhlYc(2/3) AAS
>>734
確かに『少将滋幹の母』は傑作だし俺も大好きだが大江も春樹も面白い。『同時代ゲーム』のような小説を誰が書ける?
743: 08/10(土)18:39 ID:aldRhlYc(3/3) AAS
>>741
んだ、んだその通り。ヘミングウェイは過大評価の作家の一人
744
(1): 08/10(土)18:53 ID:AjHdKkju(1) AAS
文章の完成度でいうと谷崎三島安岡志賀あたりが日本最高峰かな
作家としての評価ではなく文章の綺麗さで
745
(1): 08/10(土)20:15 ID:sAfVosyd(1/2) AAS
難解とされるフォークナーと大衆的とされるヘミングウェイ、当時の二大作家の有名な舌戦。

フォークナー
「彼は読者に辞書を引かせるような単語を使ったことが無い」
ヘミングウェイ
「馬鹿フォークナーめ。大きな感動が大仰な単語から生まれると本当に思っているのか?」

お互いにノーベル賞作家同士が高尚さ、平易さを馬鹿にし合うが、その資質の分け隔て無く、今もM・トウェインやサリンジャーの様に両者が読まれ続けているのが興味深い。
メルヴィルの『白鯨』は、死後再評価されて名作の誉れ高いが、その難解さと退屈さで有名。アメリカ人の誰もが知ってるが読破されず挫折するのが常であり、それが何かとネタになる作家。
メルヴィル、ピンチョンのような作家は読み手を選び、大衆的な受けは得られない為、マニアックな文学好きに愛好される状況が続くだろう。
カフカの様に中身は大衆的では無くとも、人を惹きつけ鮮度が落ちない作家もいる。

作品の評価と読まれ続ける事が両立するのは本当に難しい。
746: 08/10(土)20:40 ID:sAfVosyd(2/2) AAS
>>742
スレの趣旨の読まれ続ける、読まれなくなる、的に言うと、村上はともかく大江は何故に読まれなくなっているのだろう?
文学的に素晴らしいのに、読まれなくなる作家には何か共通の要素があるのだろうかね?
747: 08/11(日)12:37 ID:uufFD9mD(1/4) AAS
>>744
川端、荷風、鏡花あたりがなぜ落ちる? あと紫式部とか清少納言とか兼好法師も
748
(1): 08/11(日)15:20 ID:MmH6aZ0g(1) AAS
夏目漱石に関して、研究者とか玄人読者が傑作だというのは何?
こころは研究者も傑作というのか?自分はデビュー作から順に読んでいるがいまのところ坊っちゃんが一番おもしろいぞ
三四郎は途中まで読んで夢中にはなってる、それからは文章とかこれより進歩してる?
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