[過去ログ] 太平洋戦争は日本なら誰が悪かったの? (1002レス)
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41(1): 03/14(木)23:07 ID:Q0CH3xqh0(2/2) AAS
もう一つの問題は連合国はABCD包囲陣で日本を追い込んでいたが、日本がこれを打破するのに米国との戦争を必ずしも必要としないことである
資源地帯は英印蘭印であってフィリピンではない 日本が米英可分で対英蘭のみ宣戦布告する事もあり得た
枢軸全体の利益で見るなら日本が英蘭ソと開戦する方が当然である
当時ドイツが日本に望んでいたのはまさにこれであって間違っても対米開戦などではない
この場合アメリカから枢軸に対して参戦に踏み切れるかどうか
日本を追い込んで対独戦に参加するというのは極めて迂遠であり不確実性が強いと思われる
42(1): 03/15(金)01:26 ID:0/E15kDc0(1/3) AAS
>>40
僕はそう思った、というただの感想でしか無いのでは?
実際にその場にいたワケでもないんでしょ
43(1): 03/15(金)03:12 ID:FfpfVbT60(1/9) AAS
>42
自分が建てた推論と、資料に載らない情報(見たり聞いたり、話し合ったり)との間に矛盾がない、ということは重要だ。
44(1): 03/15(金)03:46 ID:FfpfVbT60(2/9) AAS
>41
≻資源地帯は英印蘭印であってフィリピンではない 日本が米英可分で対英蘭のみ宣戦布告する事もあり得た
開戦の直前、フィリピンにはB17爆撃機が30機余も駐機して、台湾(当時は日本)を射程内に収めていたのに、これを素通りにして南方資源を確保するなんてあり得ない。
英領マレー・シンガポール、仏印、蘭印が攻撃されているのに米国がこれを座視していることは考えにくく、フィリピン沖を通過する日本の船はフィリピンから飛び立つ米軍機の攻撃に晒される(このシーレーン確保の問題は今でも存在している)。
フィリピンの在比米軍を攻撃すればハワイから機動部隊が来援するはず。真珠湾攻撃とほぼ同時にリンガエン湾に日本陸軍が上陸して、クラーク空軍基地を急襲しているのはそのため。
結果として、欧米植民地勢力を東アジアから一掃しなくては、大東亜共栄圏は有り得ないから、孤軍奮闘せざるを得なくなった。
45(2): 03/15(金)04:43 ID:q+fpdjY40(1) AAS
>>40
>FDRとその側近たちの近くにあった
それは1934年までの話。
ウォール街の仲買人であったドールはFDRにも側近ともしっくりいってなかった。
34年に離婚したルーズベルトの長女は35年には再婚してる。
7年も前に離婚した元義理の息子がルーズベルト周辺の情報を得られるはずがない。
さらに、ドールがこんな事言いだしたの、ルーズベルトが死んで20年以上経ってからだぞ。
46(1): 03/15(金)06:04 ID:DMNNm26h0(1/2) AAS
>>44
>座視している事は考えにくく
オランダ本土が占領され、英本土が空襲を受けている状況でなお参戦できないアメリカが、英蘭の極東植民地が攻撃されたからといって、戦争に直結する直接攻撃してくるのだろうか
嫌がらせ以上のことができるとは思えん
47(1): 03/15(金)06:44 ID:FfpfVbT60(3/9) AAS
>45
あっそう。
48(1): 03/15(金)06:49 ID:FfpfVbT60(4/9) AAS
>46
>嫌がらせ以上のことができるとは思えん
それは君の憶測。英国に駆逐艦を五十隻もレンドリース
しているアメリカが、日本ごときに嫌がらせ以上のことが
できないって、そんな希望的観測を土台に南方作戦なんて
できるか。
49: 03/15(金)07:10 ID:DMNNm26h0(2/2) AAS
>>48
アメリカが攻撃をかけてくるというのも憶測 どちらもifの世界だからね
リースはリースであって戦闘ではない
逆に言えば南方作戦のために悲観的観測でアメリカ一国を確実に戦争に巻き込むのは遥かにリスキー
少なくともアメリカから参戦してくるのであればアメリカ世論の戦意は史実よりずっと低いであろう
50: 03/15(金)07:12 ID:0/E15kDc0(2/3) AAS
>>43
なんの当事者性の無い人間の書いたものなど推論の材料に入れた所で無意味だよ
>>47
ダッサ
51(1): 03/15(金)08:35 ID:FfpfVbT60(5/9) AAS
>45
まだ読んではいないが、ジョージタウン大学歴史学部部長のチャールズ・タンシル教授も「裏口からの参戦」という本のなかで、ドール大佐と同じことを言っているそうだぞ。
52(1): 03/15(金)08:40 ID:0/E15kDc0(3/3) AAS
>>51
誰それがそう言ってる、とかではなくて具体的にこういう根拠があるからと示さなきゃ意味がないよ
53(1): 03/15(金)08:53 ID:f66C0ZKl0(1/2) AAS
なんでも陸軍の戦略はマレーシアやインドネシアなどを占領して資源を獲得して
日本とマレーシア、インドネシアとを結ぶシーレーン防衛線だけを死守する
国防圏構想でアメリカとは戦争しない方針だったそうだ
でも海軍の山本五十六がイギリス領やフランス領の植民地を奪っていて、あメリカが黙っているわけがない
南方進出すれば、アメリカとの戦争は不可避なのだから、先手必勝で真珠湾の米海軍をつぶしておくべきと主張して
陸軍もそれに賛成して、フィリピンの米軍と戦闘することになったとか
でも本当に東南アジアのイギリスやフランスの植民地を獲ったらアメリカと戦争は避けられなかったのか?と疑問に感じる
当時の国民世論では戦争反対で植民地どころかフランスは落とされて、イギリスも攻撃を受けているのにドイツと戦争を始めていなかった
もしかしたら陸軍の構想で始めていたら日本はアメリカと戦争しないで済んでいたのではないか?
54: 03/15(金)10:19 ID:FfpfVbT60(6/9) AAS
>52
>もしかしたら陸軍の構想で始めていたら日本はアメリカと戦争しないで済んでいたのではないか?
もしかしたら、ね。でも、大正年間から海軍を大拡張してきて、
オレンジ計画で日本空爆計画もさくていてきたアメリカは、そう
やすやすと日本の跳梁跋扈を許したかな。ハワイーグァムーマニラー
上海を結ぶ線上に日本がいて邪魔になっているだけでも許せないと、
反日に転じていたアメリカとは、いつか激突する運命にあったのかも
しれない。
55: 03/15(金)11:30 ID:FfpfVbT60(7/9) AAS
54のつづき:
今みたいに国民的レベルで親交が深まっていれば日米が戦争することは考えられないが、1930年代後半ぐらいでは、お互いを知らなさすぎる。その上に、南京にいたプロテスタント系の宣教師連中のように、中国で布教の便宜を計ってもらうために蒋介石に阿諛追従して反日宣伝に一役買った牧師連中(南京大虐殺のデマ宣伝は、この牧師どもがやった)もいた。
エドガー・スノウのように毛沢東を「痩せたリンカーン」とか表現してアメリカで著作をヒットさせた勘違い作家(スノウが毛沢東を取材していた時、別のヤオトンでは拷問や粛清が続いていたはずだが、スノウは全く気付いていない)もいて、FDRがただの作家であるスノウを大統領の個人顧問に迎えてしまう。その一方でパール・バックの「大地」がヒットして、中国人のイメージはアメリカでどんどん良くなって行き、そのなかで「通州事件」にみられる残虐性は隠されてしまう。
FDRも異常な日本嫌いなら、国務省極東部長のホーンベックも日本嫌いで、彼は上海にいたジョン・マクマリーが書いた「マクマリー・リポート」(日本を極東から追い出しても、その軍事的空白にソ連が入ってくるだけだ、という報告)も握りつぶしてしまう始末で、当時の状況は日本にとって不利であり悪すぎた。
マクマリーのような専門的外交官の意見より、スノウの著作や牧師のデマ宣伝の方が重みをもってしまうのがFDR政権の体質だった。これが四期も続いたのだから、たまらない。こうなると外交が破綻して戦争が始まる危険がぐっと高くなる。
アメリカが、ドイツと日本を軍事的に破壊したらソ連共産主義が広まってしまい、ヨーロッパでも極東でも、直接ソ連と対峙しなくてはならなくなったと気づいたのは、FDRが死んでドイツも日本も降伏し、東京裁判をやっているさなかだった。
56: 03/15(金)12:44 ID:FfpfVbT60(8/9) AAS
55の続き:
戦後、占領下の日本では「逆コース」、国際的には対ソ連封じ込め戦略を立案したことで有名なジョージ・ケナンが、こう述べている。
「アジアにおけるわれわれの過去の目標は、今日表面的にはほとんど達成されたということは皮肉な事実である。ついに日本は中国本土からも、満洲および朝鮮からもまた駆逐された。これらの地域から日本を駆逐した結果は、まさに賢明にして現実的な人々が終始われわれに警告したとおりのこととなった。今日われわれは、ほとんど半世紀にわたって朝鮮および満洲方面で日本が直面し担ってきた問題と責任とを引き継いだのである。他国がそれを引き受けていた時には、われわれが大いに軽蔑した重荷を、今自ら負う羽目になり苦しんでいるのは、たしかに意地悪い天の配剤である。」(「外交50年」p.77)
アメリカは、満洲事変が起き、満洲国が建国されるとスチムソン国務長官が「不承認主義」を唱えて批難し、第二次上海事変で日本の三個師団が、国民党軍を相手に必死で戦っていた1937年10月、大統領FDRがいわゆる「隔離演説」を行い、日独伊の「侵略」を伝染病に例えて文明社会から「隔離」しなければならないと唱え、日米交渉では問答無用の冷淡な態度を取り続け、ついには真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争を招いてしまった。
戦後、中国本土に毛沢東率いる共産政権が誕生し、中国における拠点を全て失ったことは、アメリカにとっては殊更に目算外れの打撃だったはずだ。(おそらく、アメリカは蒋介石を中国における傀儡政権のトップに据え、中国で甘い汁を吸うつもりだったはずだ)。
省1
57(1): 03/15(金)13:14 ID:FfpfVbT60(9/9) AAS
54-56の結論
ということで、第二次世界大戦の真の勝者はスターリンのソ連、残りは経済がボロボロで植民地を失った英国も含めて全員が負け組、というのがワシの判定である。
58: 03/15(金)16:45 ID:U9z4N4V40(1) AAS
>>53
この辺の流れは陸海軍のあまりのチグハグな事を痛感する
海軍が米英不可分を強行に唱えたのは、陸軍を抑えたい意図があり、武力南進はすなわち対米戦を意味するから自重すべきという論法に使われていた 陸軍サイドではそう捉えていた
ところが南部仏印進駐の報復で石油が禁輸になると海軍の尻に火がつき海軍も南方進出に積極的になる ところがこの時には陸軍も米英不可分になってしまい石油獲得にアメリカと戦うということが前提になってしまった
陸軍は対米戦など準備していないし米国との戦いが海軍の縄張りだからよく知らない 海軍が対英米戦ができるというから、それならやろうということになり開戦となった
戦後、陸軍軍人が異口同音にいうのは、海軍がアメリカと戦えるというから賛成した 海軍が負けるというなら対米戦は断念した というものである ここまで事態を悪化させた陸軍軍人が言うのはなんだがこれは一面真理でもある
海軍はできないならできないとはっきり言うべきだったし、絶対方針である南方資源地帯を抑えての長期持久方針に従えないのならそういうベキだった
省1
59: 03/15(金)18:54 ID:H4GjqDqp0(1/2) AAS
陸軍の英蘭限定戦に対し、海軍がフィリピン攻略に固執したのは、南方から日本間の輸送ルートの制海権が確保できないという理由である
英蘭限定戦を始めて、米国から参戦してシーレーンを遮断してくるかどうかは不確定である 米国民の強固な孤立主義をルーズベルトが説得できるかどうか
一方フィリピンを攻略すれば当然ながら100%アメリカと全面戦争である
ならばまずは限定戦を開始して米国が参戦してのちフィリピンを攻略すればいい という考えもあるわけだが、海軍はとにかく初戦で奇襲をかけたいという軍事上の都合を優先して国際情勢を無視した
軍事的都合をを国際政治に優先させた例として第一大戦のシュリーフェンプランがある これはベルギーを通過する事が大前提の作戦である ベルギーの中立を犯せばイギリスは参戦してくる 一方でドイツが独仏国境で戦いベルギーのは中立を保障すれば英国は中立だったかもしれない
ドイツ参謀本部は軍事を優先し、英国一国を敵陣営に追加するの愚を犯した それは日本の参戦をも追加しついにはアメリカの参戦にまでつながった
省2
60: 03/15(金)19:12 ID:VbqgrJMu0(1) AAS
畑俊六って何故昭和天皇から信頼されていたのだろう?
現場司令官として超有能だけど政治的な感じはしないし
事務的なところが昭和天皇の受けが良かったのだろうか。
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