[過去ログ] 日蓮って ver.30 (737レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
664
(1): 2015/03/01(日)11:41 ID:7UYF2m8S(1) AAS
>>662>>663
>ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
>人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。

たしかにそういう面はあるが、それだけでもないのではないか。やはり日蓮本人の誇張癖や虚言癖にも起因するところもあると思う。
そして、そのどこまでが意図的な営業話法か、どこからが一種の精神疾患による妄想性のものか、画然と判じがたいところがある。
665
(2): 2015/03/01(日)12:05 ID:GtxouNdC(1) AAS
>>656
>権が仮
色々あるんだろうが、あえて法華玄義から探してみたぞ。
「成道より已来四十余年、未だ真実を顕わさず、「法華」に始めて真実を顕わす。」(玄義巻五上)
(成道已来四十余年未顕真実。法華始顕真実。)
もっとも重大な真実を伏せている(説いていない)法(権大乗)は、真実の法(実大乗の法華経)が明らかになれば、仮(方便)の教えという他はない。
(ただし、部分論としては正しいところが含まれているため、この観点から権大乗を全部捨てることはない。
実際、法華玄義は法華経を根本として諸経の統合を目指した書・・・でもある。)

俺は勧めないが、もし天台を極めたいというなら、最低でも天台の「三種の教相」「相待妙と絶待妙」辺りを理解すべきだな。
特に、相待妙と絶待妙の区別がしっかりできないと、混乱することになる。
省1
666: 2015/03/01(日)12:23 ID:g7XdBJg3(2/4) AAS
>>665
>相待妙と絶待妙

相待妙の麁妙の区別はよく誤解されてるよな。
短いということがないならば長いということなど存在しえないように、
妙法は麁法なくしてはそもそも成り立たないというのが相待妙。
麁妙がそのように依存しあっているその全体が絶待妙。
よくあるのが「相待」を「相対」とする誤解
(智は「相対」の方はこういう特殊な意味では使わない)。 
667: 2015/03/01(日)12:29 ID:g7XdBJg3(3/4) AAS
相待有者 長因短有、短亦因長、此彼亦爾。
物東則以此爲西、在西則東、一物未異而有東西之別。
有名無實、是爲相待。

摩訶止観のこの箇所、大智度論が元ネタなのか。
668
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)12:31 ID:80MzXnBB(3/6) AAS
>>663 さん
およそどの宗教宗派でも、独善・排他性の強い集団ほど、必然的に無謬性が不可欠になるのでしょうね。
宗祖から高弟、ひいては自分達が至高でなくてはならず、完璧で完全無比で非の打ち所が無い!という。
だから、日蓮は絶対に末法の御本仏でなければならず、ひかりものは断固として事実でないといけない。

順番が逆なんですよね。色々と。

>>664 さん
それはもちろんそうですね。現在の日蓮評の中には、日蓮自身に起因するものもあるでしょう。
過去スレで紹介した経典の引用ミスや、このスレでは>>533なども、その中に含めて良いと思います。

ただ私自身は、古来より世間一般に広がっている日蓮像は、そのほとんどが「虚像」だと思っています。
もっとも、その責任は偽書も伝承もお構い無しに吹聴して回る門下にあるので、無理にフォローはしませんが。
669
(1): 2015/03/01(日)14:51 ID:vXhnLfkI(1/2) AAS
明治八年の火災で焼失した身延山久遠寺に伝わっていた『立正安国論』の真蹟は、
文応元年に時頼に奏進したものなのでしょうか?そう判定される根拠はあるのでしょうか?
670: 2015/03/01(日)16:41 ID:g7XdBJg3(4/4) AAS
>>669
上程本は伝わっていない。
したがって、勘ぐれば、そもそもの奏進そのものが疑われ得る。
671
(1): 2015/03/01(日)17:43 ID:vXhnLfkI(2/2) AAS
するとver.27の>>285にあった

>幕府呈出の正本はその後返却され身延に格護されていた。
>明治の大火で灰燼に帰す。
(中尾堯の考証)

はなにを根拠にしたものなのでしょうか?
信憑性はあるのですか?
672
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)18:20 ID:80MzXnBB(4/6) AAS
>>671 さん
ver.27の280でも引用されている富木殿御返事の「安国論の正本」を、「日蓮控えの正本」ではなく
「幕府に提出し、後に返却された正本」と理解し、「土木殿に候」、中山の富木氏のもとにあるぞ、と。
ところが、その後の中山の記録からは消える一方、同時期の身延の記録に真筆本が登場することから、
中尾氏はこれを、中山から身延に移動された正本だ、と考えたのでしょう。あくまでも可能性の話です。

ただ、個人的には、こういう文書は一度提出すると、基本的に返却はされないのでは?と思うのですが。
(「なるほど、日蓮すげえな!」と重宝するにしても、「何だこの駄文ケッ」と読まずに捨てるにしても、です)

ですから、返却されたとすれば、それはむしろ、「提出しなかった」 or 「門前払いを受けた」可能性の方が
高くなるのではないかと思います。私は中尾堯氏のような人の考証にケチを付けられる身ではありませんが、
身延本が門下一般で日蓮直筆「写本」とされているのも、そういう理由もあるのでは、と素人意見ですが。
省1
673: 2015/03/01(日)19:12 ID:53drKWp2(1) AAS
なるほど、可能性があるというだけなのをなにか断定しているみたいでいかにも
日蓮教徒って感じですね。しかし断定するには根拠が弱そうですね。
ありがとうございました。
674: 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)19:50 ID:80MzXnBB(5/6) AAS
転載元の「風塵舎」って、法華講員の法太郎氏のサイトでしたよね、たしか。
根拠に構わず断定言い切りなのはさすがという感じですが、ここ数年は聞かなくなりましたね。
675
(2): 2015/03/01(日)22:05 ID:D4mgRKSP(2/2) AAS
この件教えて下さり、ありがとうございました。

>>660
すでに一般的に平家物語が先との見方が優勢のようで、逆の可能性は低いということですか。

>>661
>記述が酷似してるんであれば、種々御書が長門本をパクッたと見るのが、
一般的で、長門本が御書をパクるのは、当時の日蓮教団の知名度から言って
ありえない話と思う

日蓮の一門が広く知られるようになったのはこの難よりもずっと後だったのでしたか。

>由比が浜に史跡が建ってる歴史的事実
省2
676
(1): 627 2015/03/01(日)22:25 ID:D+R4MXM0(1/2) AAS
>>662山椒島さん
ご教示ありがとうございます。
その該当箇所に関しての創価サイトの教学基礎として拝見してみましたが、

>「突然、江ノ島の方から”まり”のような大きな光りものが夜空を北西の方向へと走りました。」(ママ)

と、“辰巳(東南)”については見解無しになっていますね。
文にあまりにも忠実に解説しますと困る気持ちは分かるのですが、御書根本などと言いつつも日蓮遺文への疑問視を彼等は持ち合わせてはいないのでしょうか?
学会と称するには、内部での教義見直しを末端から気づくべきものと考えますが、無理なのでしょうか?この団体は。
たとえば、この種種振舞書が偽にしたところで、困ることってあるのでしょうかね。
んっ、発迹顕本とかいうやつならば、これって結構どこにでも持っていけるような気もするのですが。
光物などなくてもいいものかと思ったりもしますけどね。
677: 627 2015/03/01(日)22:46 ID:D+R4MXM0(2/2) AAS
「早よぉ〜首を切らんか〜!・・・なぬ阿弥陀仏、なぬ阿弥陀仏」
こんな盛久マネのオチで日蓮が助かったとか。
でなければ、あんだけの沢山の日蓮信者さん達は離れていかないような気もするし、
本当に、その光物で法華経行者を体験したというなら、当然に信者は増えるはずと思われます。
678
(1): 2015/03/01(日)22:51 ID:nz0U9AeM(2/2) AAS
>>668
山椒島さん、
御返答ありがとうございます。

>だから、日蓮は絶対に末法の御本仏でなければならず、ひかりものは断固として事実でないといけない。

こういう実在の人物を至高の存在として崇め、霊験譚を絶対視する心理は、もしかしたら
人間の生命力の低下が背景にあるのかな?なんて思ったりするときもあります。
たとえば密教系の新興宗教なども、空海の超人伝説や霊験譚を本気で受け止め、
信者自身の超能力開発や霊能力開発に余念がないと聞き及びます。

祖師達も確かに思い込みのようなものはあったと思いますが、しかし祖師達の背後には仏の存在がありました。
しかし、それが後世になると祖師を仏と同格、あるいは仏を超える存在として認識するようになる。
省5
679: 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)23:27 ID:80MzXnBB(6/6) AAS
>>675 さん
日蓮が書き遺した文書群が、初めてある程度まとめられたのが、死後100年くらい経ってからですしね。
平家物語の記述が、それ以降に加筆されたなどでない限りは、可能性はまず無いと考えて良いと思います。
「御書」とか「御遺文」とか、昭和の初期頃までは、信者であっても滅多に目にすることはなかったそうですよ。

>>676 627 さん
もちろん分かっているでしょう。古来より散々に批判されもし、反論のために資料の精査もしてきたのですから。
疑問どころか、答えもとっくに出ていると思いますよ。今回の創価学会の教義変更もその一端なのでしょう。

で、種種御振舞御書は、日蓮自筆による(事実上)唯一の自伝書として、古くから重宝されてきました。
他の記述がどれも断片的だったり、あからさまな偽書だったりする中で「身延曾存」語は極めて強力だったのです。
しかも、内容もいちいち劇的で大袈裟。誰かも書かれていましたが、単なる読み物としては群を抜いています。
省2
680
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/02(月)21:03 ID:3Z9oPeoN(1) AAS
>>678 さん
なるほど、生命力ですか。そういう視点は持ったことがありませんでした。
でもそう考えると、「人間」ゴータマと、「仏」釈尊との兼ね合いも・・・(笑
そこまでいくと、宗教板向きの話になりますか。

日蓮にとっては、久遠実成の釈尊も、その直説とする法華経も、すべて真実でした。
羅什の訳も天台の釈も忠実かつ完璧で、法華経の一字一句が仏言と信じました。

宗祖本仏論以前に、本当はそこから見直さないといけないんですよね。
「仏説かどうかではなく、書かれている内容が重要だ」だなんて、既に宗祖の主張から
まったくかけ離れていることも自覚出来ないような、その場しのぎの言い訳はやめて。
681
(1): 627 2015/03/02(月)22:34 ID:JW72N82I(1) AAS
横レス失礼します。

“人間の生命力の低下”って、欲が薄くなっていくと減退するね。
法華経信者は“仏の神通力の向上”により辛うじて生きていける人間にもなっているようで、功徳欲しさに泥土の中で彷徨うだけのようですね。

   この泥あればこそ咲け蓮の花

と、是このスレのアンチさん達でっしょ。キリ
もう、どこもの宗教に洗脳されない身になったのも、日蓮正宗や創価学会の御陰ってわけでしたね。
682: 2015/03/02(月)23:31 ID:Gyvry7YN(1) AAS
かつて「成仏欲」なんて言ったコテハン誰だったけか
683: 627 2015/03/03(火)01:37 ID:BcTaGqxC(1/2) AAS
シラミを殺して悟った戸田じゃありませんか?
1-
あと 54 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.015s