[過去ログ] 日蓮って ver.30 (737レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
658: 2015/03/01(日)08:47 ID:HIC2vC+P(2/3) AAS
>>648
いまどき、加持祈祷に効き目があると思ってる時代遅れは、
日蓮教の信者さんぐらいのもんでしょ。

文永の役の初日の博多湾の海岸は、午前中は蒙古のロケット花火に面喰った
御家人勢が劣勢だったけど、午後になって体勢を立て直し、
一進一退となり、夜になると蒙古勢は沖の船に引き上げて、
そのままなぜか国に帰ってしまう。

最近の研究ではこんな経過らしく、一説には弓矢と花火の弾切れと
士気が低かったことが原因とされてるみたい。

ところが、昔の定説では、蒙古軍が海岸を越えて内陸の
省5
659: 2015/03/01(日)08:50 ID:NvNbkPpY(1) AAS
>>643さん
657さん

私も643の内容はやや疑問です。神仏習合は日本独自だと思っています。
日本天台と中国天台の違い考慮しつつ、単純に中国天台仏教と日蓮の思想の違いを
明確にすればいいのでは?

天台にかぎらず、他宗の法華経の解釈も参考になると思います。日蓮の言う権実は
あるのでしょうか?
660
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)08:55 ID:80MzXnBB(1/6) AAS
>>652 さん
成立の時期については、どちらの書も確定はしていないはずですし、今後もしないのではないでしょうか。

ただ、日蓮が、平家物語か、あるいはその元となった書物を読んでいたことは、より確実な複数の日蓮文書群から
分かりますし、長門本や延慶本などは、平家物語の数多あるバージョンの中でも古い方だと考えられているそうで、
仮に種種書の記述が日蓮本人のものだとしても、平家物語よりも後という可能性が高いのではないかと思います。

それ以前に、報恩抄などの「まず間違いない」とされる文書群(真蹟)では、日蓮は刑が中断された理由については
「事情は知らない」(趣意)としか述べておらず、その場にいたはずの四条頼基や、事後に頻繁に書簡の往来があった
富木常忍らとも言及された形跡はありません。あるのはいずれも「写本」と称する後世の文書、しかも矛盾ありです。

別に日蓮批判者でなくとも、(私はド素人ですが)むしろ客観的・専門的な人ほど、日蓮筆とは見做さないでしょうね。
661
(1): 2015/03/01(日)09:02 ID:HIC2vC+P(3/3) AAS
>>652
長門本の成立年はよくわからないし、後世の口伝が混じってるから、
そこをついて逃げ切ろうとしてんのか、なんか往生際が・・。

でも由比が浜に史跡が建ってる歴史的事実だからね。

記述が酷似してるんであれば、種々御書が長門本をパクッたと見るのが、
一般的で、長門本が御書をパクるのは、当時の日蓮教団の
知名度から言ってありえない話と思う。

長門本が後年成立したんであれば逆に、山椒島さんの龍の口が後世の加筆、
という話を裏付けるだけのような感じもするし。

それと、龍の口のあと、相模の庄屋の家にお預けになるんだけど、
省4
662
(3): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)09:07 ID:80MzXnBB(2/6) AAS
>>650 627 さん
そういうことです。多分、当時も同じように気付いた人がいたんでしょうね。「これはマズい」と。
直撃コースであってこその話ですから、いくら大きな光体でも、西南から北西に流れたのでは困ります。

一連の日蓮伝説は・・・と言いますか、歴史的な人物には、こういった話はもれなくついて回りますね。
話を創作して、モリモリと盛って、辻褄合わせを繰り返して。別に日蓮に限ったことではありません。

ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。

>>578なんかもその一例ですが、いちいち書き出したら、また速攻でスレが埋まりますよ(笑
663
(2): 2015/03/01(日)10:01 ID:nz0U9AeM(1/2) AAS
>>662
山椒島さん、

>ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
>人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。

ここが大事ですよね。
日蓮宗辺りは、そういうスタンスに傾いて信仰は信仰、伝承は伝承という感じになってきていると思うのですが、
日蓮正宗並びにそこから派生した創価学会や顕正会などは、いまだに「厳然たる事実」として主張するものだから、
所謂カルト教団化してしまい、そして最終的に日蓮に糾弾が及んでしまうわけですね。

開祖や高僧の霊験譚はどの教団にもあると思いますが、やはりどこの新宗教も、信者さん達は霊験譚を史実として
受け止めておられるようです。新宗教は信仰の歴史が浅い分、思い込みでその浅さを補わなくてはならない
省1
664
(1): 2015/03/01(日)11:41 ID:7UYF2m8S(1) AAS
>>662>>663
>ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
>人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。

たしかにそういう面はあるが、それだけでもないのではないか。やはり日蓮本人の誇張癖や虚言癖にも起因するところもあると思う。
そして、そのどこまでが意図的な営業話法か、どこからが一種の精神疾患による妄想性のものか、画然と判じがたいところがある。
665
(2): 2015/03/01(日)12:05 ID:GtxouNdC(1) AAS
>>656
>権が仮
色々あるんだろうが、あえて法華玄義から探してみたぞ。
「成道より已来四十余年、未だ真実を顕わさず、「法華」に始めて真実を顕わす。」(玄義巻五上)
(成道已来四十余年未顕真実。法華始顕真実。)
もっとも重大な真実を伏せている(説いていない)法(権大乗)は、真実の法(実大乗の法華経)が明らかになれば、仮(方便)の教えという他はない。
(ただし、部分論としては正しいところが含まれているため、この観点から権大乗を全部捨てることはない。
実際、法華玄義は法華経を根本として諸経の統合を目指した書・・・でもある。)

俺は勧めないが、もし天台を極めたいというなら、最低でも天台の「三種の教相」「相待妙と絶待妙」辺りを理解すべきだな。
特に、相待妙と絶待妙の区別がしっかりできないと、混乱することになる。
省1
666: 2015/03/01(日)12:23 ID:g7XdBJg3(2/4) AAS
>>665
>相待妙と絶待妙

相待妙の麁妙の区別はよく誤解されてるよな。
短いということがないならば長いということなど存在しえないように、
妙法は麁法なくしてはそもそも成り立たないというのが相待妙。
麁妙がそのように依存しあっているその全体が絶待妙。
よくあるのが「相待」を「相対」とする誤解
(智は「相対」の方はこういう特殊な意味では使わない)。 
667: 2015/03/01(日)12:29 ID:g7XdBJg3(3/4) AAS
相待有者 長因短有、短亦因長、此彼亦爾。
物東則以此爲西、在西則東、一物未異而有東西之別。
有名無實、是爲相待。

摩訶止観のこの箇所、大智度論が元ネタなのか。
668
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)12:31 ID:80MzXnBB(3/6) AAS
>>663 さん
およそどの宗教宗派でも、独善・排他性の強い集団ほど、必然的に無謬性が不可欠になるのでしょうね。
宗祖から高弟、ひいては自分達が至高でなくてはならず、完璧で完全無比で非の打ち所が無い!という。
だから、日蓮は絶対に末法の御本仏でなければならず、ひかりものは断固として事実でないといけない。

順番が逆なんですよね。色々と。

>>664 さん
それはもちろんそうですね。現在の日蓮評の中には、日蓮自身に起因するものもあるでしょう。
過去スレで紹介した経典の引用ミスや、このスレでは>>533なども、その中に含めて良いと思います。

ただ私自身は、古来より世間一般に広がっている日蓮像は、そのほとんどが「虚像」だと思っています。
もっとも、その責任は偽書も伝承もお構い無しに吹聴して回る門下にあるので、無理にフォローはしませんが。
669
(1): 2015/03/01(日)14:51 ID:vXhnLfkI(1/2) AAS
明治八年の火災で焼失した身延山久遠寺に伝わっていた『立正安国論』の真蹟は、
文応元年に時頼に奏進したものなのでしょうか?そう判定される根拠はあるのでしょうか?
670: 2015/03/01(日)16:41 ID:g7XdBJg3(4/4) AAS
>>669
上程本は伝わっていない。
したがって、勘ぐれば、そもそもの奏進そのものが疑われ得る。
671
(1): 2015/03/01(日)17:43 ID:vXhnLfkI(2/2) AAS
するとver.27の>>285にあった

>幕府呈出の正本はその後返却され身延に格護されていた。
>明治の大火で灰燼に帰す。
(中尾堯の考証)

はなにを根拠にしたものなのでしょうか?
信憑性はあるのですか?
672
(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)18:20 ID:80MzXnBB(4/6) AAS
>>671 さん
ver.27の280でも引用されている富木殿御返事の「安国論の正本」を、「日蓮控えの正本」ではなく
「幕府に提出し、後に返却された正本」と理解し、「土木殿に候」、中山の富木氏のもとにあるぞ、と。
ところが、その後の中山の記録からは消える一方、同時期の身延の記録に真筆本が登場することから、
中尾氏はこれを、中山から身延に移動された正本だ、と考えたのでしょう。あくまでも可能性の話です。

ただ、個人的には、こういう文書は一度提出すると、基本的に返却はされないのでは?と思うのですが。
(「なるほど、日蓮すげえな!」と重宝するにしても、「何だこの駄文ケッ」と読まずに捨てるにしても、です)

ですから、返却されたとすれば、それはむしろ、「提出しなかった」 or 「門前払いを受けた」可能性の方が
高くなるのではないかと思います。私は中尾堯氏のような人の考証にケチを付けられる身ではありませんが、
身延本が門下一般で日蓮直筆「写本」とされているのも、そういう理由もあるのでは、と素人意見ですが。
省1
673: 2015/03/01(日)19:12 ID:53drKWp2(1) AAS
なるほど、可能性があるというだけなのをなにか断定しているみたいでいかにも
日蓮教徒って感じですね。しかし断定するには根拠が弱そうですね。
ありがとうございました。
674: 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)19:50 ID:80MzXnBB(5/6) AAS
転載元の「風塵舎」って、法華講員の法太郎氏のサイトでしたよね、たしか。
根拠に構わず断定言い切りなのはさすがという感じですが、ここ数年は聞かなくなりましたね。
675
(2): 2015/03/01(日)22:05 ID:D4mgRKSP(2/2) AAS
この件教えて下さり、ありがとうございました。

>>660
すでに一般的に平家物語が先との見方が優勢のようで、逆の可能性は低いということですか。

>>661
>記述が酷似してるんであれば、種々御書が長門本をパクッたと見るのが、
一般的で、長門本が御書をパクるのは、当時の日蓮教団の知名度から言って
ありえない話と思う

日蓮の一門が広く知られるようになったのはこの難よりもずっと後だったのでしたか。

>由比が浜に史跡が建ってる歴史的事実
省2
676
(1): 627 2015/03/01(日)22:25 ID:D+R4MXM0(1/2) AAS
>>662山椒島さん
ご教示ありがとうございます。
その該当箇所に関しての創価サイトの教学基礎として拝見してみましたが、

>「突然、江ノ島の方から”まり”のような大きな光りものが夜空を北西の方向へと走りました。」(ママ)

と、“辰巳(東南)”については見解無しになっていますね。
文にあまりにも忠実に解説しますと困る気持ちは分かるのですが、御書根本などと言いつつも日蓮遺文への疑問視を彼等は持ち合わせてはいないのでしょうか?
学会と称するには、内部での教義見直しを末端から気づくべきものと考えますが、無理なのでしょうか?この団体は。
たとえば、この種種振舞書が偽にしたところで、困ることってあるのでしょうかね。
んっ、発迹顕本とかいうやつならば、これって結構どこにでも持っていけるような気もするのですが。
光物などなくてもいいものかと思ったりもしますけどね。
677: 627 2015/03/01(日)22:46 ID:D+R4MXM0(2/2) AAS
「早よぉ〜首を切らんか〜!・・・なぬ阿弥陀仏、なぬ阿弥陀仏」
こんな盛久マネのオチで日蓮が助かったとか。
でなければ、あんだけの沢山の日蓮信者さん達は離れていかないような気もするし、
本当に、その光物で法華経行者を体験したというなら、当然に信者は増えるはずと思われます。
1-
あと 60 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.019s