刑事裁判の真実【裁判員になった時】 (80レス)
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7: 2009/11/30(月)09:56 ID:XBHkRKyL(1/3) AAS
この「刑事裁判の真実」の帯に、「今やすっかり堕落しきった日本の司法と検察を斬る。」とある。新聞でも常に取上げられている事柄に2つある。一つは、冤罪事件である。
二つ目は、裁判員制度である。この本は、その両方を知る上で重要である。一つ目の「冤罪事件」は何故起きるのか、
検事の捜査で提出される検事面前調書が裁判を決めている実態が書かれている。二
つ目の裁判員制度についてでは、裁判員に召集された場合にしっかりと自分の意見を持っていなければいけない、
それは裁判所と検察庁の繋がりを理解しておかないといけないということである。
この本を読んだ今、政府が取り調べの可視化をマニュフェストに掲げているがすぐにも実施してほしいと願う。
8: 2009/11/30(月)13:11 ID:XBHkRKyL(2/3) AAS
「国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより、裁判が身近で分かりやすいものとなり、司法に対する国民のみなさんの
信頼の向上につながることが期待されています」(最高裁判所HP)…「裁判員制度」が導入されて(5月21日)6ヶ月が過ぎ、
最初の裁判員裁判がスタートして(8月3日)4ヶ月が経過しました。
 一部の法曹関係者からは、「分かりやすさにこだわりすぎて、内容が大雑把になっている」、「裁判員へのアピールを意識しすぎるあまり、
検察・弁護側双方とも情緒的になりすぎている」、「事件の核心を目指した立証を行うという基本をおろそかにしている感がある」、
「パフォーマンスが過剰で“劇場型裁判”になっている」などと批判的な意見も聞かれますが、なにぶん初めての試み、
おおむね順調な滑り出しと言っても良さそうです。
 では、裁判員裁判にかからない「その他の裁判」はどう変わったのでしょうかか。
 「裁判を身近なものにする」とPRする最高裁判所だけに、裁判員裁判以外の裁判も多少は分かりやすくなったのでは?
と期待しつつ、11月某日東京地裁に足を運んだのですが…。
省11
9: ムネオ日記 2009/11/30(月)13:13 ID:XBHkRKyL(3/3) AAS
産経新聞が一面トップで今日も「水谷建設裏献金、小沢氏側から要求、元会長供述、ダム受注の“報酬”」と出ている。産経新聞の誰か元会長に会って確かめて書いているのか。
一般の人が接触も出来ない状況・立場に居る人でごくごく限られた人しか会えない人の話がどうしてこの様な記事になるのか。
 検察が刑務所の中でとった調書、供述が百パーセント正しいと誰が言えるのか、間違った記憶、思い込みで話され、さらに置かれている立場で誘導され、
話したことがあたかも事実のように外に漏れる。
 「リーク以外の何物でもない。検察のこのやり方を国会で何故、指摘しないのか。」といった声が弁護士・マスコミ関係者から多数寄せられる。
私も国策捜査を受け、よくわかったのは
検察は手足がないからリークして世論誘導、それが世論操作にもなるのだ。「これは悪いヤツだ」という方向に持っていき、イメージをつくりあげる。
国民もケシカラン早く捕まえろと短絡的にみてしまう。読者の皆さん、権力の暴走は恐ろしいのである。
 私の時も「ムネオハウスで捕まる」「北方領土人道支援の三井物産ディーゼル発電で捕まる」「疑惑のデパート、総合商社、アフリカODAで捕まる」
と3ヶ月にわたってメディアバッシングを受け、社会的制裁とも言える一方的な作り話だった。私自身、新聞・TVで取り上げられたことで今、裁判はしていない。
省7
10: 2009/12/01(火)21:26 ID:gdjVjloh(1) AA×

11: 2009/12/02(水)07:33 ID:5fiQyz7R(1/3) AAS
祖父の日記に、以下のような記述があった。
 

「他を深く軽蔑する心性に浮かれ、絶望した者たち
 間接的に誰かを殺し、誰かに殺された者たち
 怨念と虚栄心に苛まれ、信頼と憐れみに涙した者たち
 言葉に見捨てられ、言葉に救われた者たち

 彼らの顔を見よ
 彼らの声を聞け」

祖父が他界したのは2007年の冬だった。
遺品には膨大な量の日記(六十年近い)があった。少しずつ耽読していった。
省21
12: 2009/12/02(水)07:37 ID:5fiQyz7R(2/3) AAS
今、改めて本書を見ると、つくづく国家権力の言論封殺に対する執拗さを感じる。
誰よりも早く、りそな銀行の国家的インサイダー疑惑と、郵政民営化による売国行為を声高に叫んだ、
植草氏は、それだけ米国や、財務省主導の内閣府にとって邪魔な存在だったのだ。

この国では、誰でも道路交通法や迷惑防止条例等(痴漢)によって、一般人を犯罪人に仕立てる事が可能である。
極端な話では、警察官の「現認」、すなわち、「犯罪を目撃しました」という言葉さえあればいいのである。

起訴され、公判に臨めば、少数の気骨のある裁判官を除いて、検事への心証を第一とする判決を出す判事ばかりである。
それが99.8%の有罪率に現れている。検察官が裁き人なのだ。

こうして邪魔者を封殺した後は、財務省主導による洗脳が行われる。本書でも、植草氏が大蔵省に勤務していた頃、
「売上税」に関する法案を世論に受け入れさせるために、3000人のリストが作られ、主要な学者や、政治家、財界人を
、巧みに取り込んでいった大蔵省の策謀が語られている。
省5
13: 2009/12/02(水)07:39 ID:5fiQyz7R(3/3) AAS
私は、植草先生の贔屓ではありません。

しかし、本書に書いてあることはどれも
納得でき、腑に落ちました。

もちろん、本書の内容をすべてそのまま
鵜呑みにして感情移入して言っているの
でもありません。

マスコミの報じられるものは、時間や量
は膨大でしたが、説得力に欠けます。

植草先生ほどの成功者がもしマスコミが
報じてきたようなそのままの人であれば、
省21
14: 2009/12/03(木)07:05 ID:x2yfVlmo(1/3) AAS
サイトを巡っているときに、たまたま植草氏のブログに出会いました。
専門的な知識、緻密な情報、鋭い洞察、主張されていることに共感できました。
あるとき、数年前、痴漢事件で世間をにぎわした植草氏であることに気がつきました。
もしかしたら、あれは冤罪事件だったのでは?
関心を持った私は、さっそく、この著書を読んでみることに。政府の中枢にかかわりがあった著者だからこそ伝えられる
政治家や官僚、さらには海外の首脳、国内外の金融機関、巨大企業との利権を巡るせめぎ合い。
そして、政策が国内経済に及ぼす影響、
メディアを巻き込んでの情報操作、国家権力の横暴・・・・
興味深い事実に、一気に読破しました。
また、それら巨大資本の流れとは対極的立場にある弱者に対する愛や慈しみにも感銘を受けました。
省5
15: 2009/12/03(木)07:42 ID:x2yfVlmo(2/3) AAS
冒頭の書籍は、自民党の河井克行議員によるもの。【日本の法曹界にとんでもないことがおきている。それは「法科大学院」とその法曹養成を柱にした
法曹人口「年間3000人増員計画」である。日本国を蝕むこの2つの問題をとり上げ、司法の危機的状況を訴えるのが著者(前法務副大臣)である。
先の2008年9月11日に発表された平成20年新司法試験の合格者数は、司法試験委員会が公表していた合格者数の「目安」である2100人〜2500人の
下限さえも割り込む2065人であった。
翌朝の各紙報道はその状況とあわせ、現在の司法改革に疑問を投げかけるものが多かった。しかし、こうした報道では知られない大問題がこの問題には隠されている。】
…目次を見ると、「あまりにも理不尽な『年間3000人増員』の根拠」、
「金持ちの子供しか弁護士になれないのか」、
「このままでは弁護士だけでなく、判事、健治の質も低下していく」
などと自民党議員らしからぬ表現だが、それだけ危機感を持っているということだ。
16: 2009/12/03(木)07:50 ID:x2yfVlmo(3/3) AAS
自白の強要や脅迫など警察官の違法な取調べによって、今までたくさんの冤罪事件が作られてきました。
冤罪をなくすために、取調べの全てを録画録音(可視化)するための法改正にご協力お願いします!
日弁連外部リンク:www.nichibenren.or.jp [ソースチェック] では、取調べを可視化するための法改正の署名活動を行っています。
ホームページ上に書式があるので、署名の方お願いします。
17: 2009/12/04(金)10:07 ID:94XkrTRZ(1) AAS
「破廉恥教授」として一時は社会から抹殺された植草氏。

しかし、インターネット上ではブログ「植草一秀の『知られざる真実』」で変わらず、真実を追究し、
国家権力の横暴と闘っている。
外部リンク:uekusak.cocolog-nifty.com

勇気ある毅然とした生き方に感動する。

彼の存在がどんなにか権力の横暴に泣く無垢の市民に勇気を与えていることであろう。

文句なく★5個です。
18: 2009/12/11(金)06:53 ID:x/fjtjdz(1/2) AAS
「控訴『断念』ではなく、控訴を『拒絶』した」…。

植草氏がわざわざ、わずか15行の「控訴拒絶」の項目を一番最後に書いたのは、決定的な意味があると思う。

刑事裁判に携わる者は、彼のこの痛烈なメッセージを受け止め、彼のような目に遭う人が出てこないように、本書でも一部触れられているが、
1)起訴されるまでの逮捕・勾留期間合計23日間という起訴前の長期身柄期間を短縮する
2)取調過程を完全に録画する
3)捜査側手持ち証拠を全面開示する(もし、開示していないことが判明したら、それだけで手続は終了し、無罪とする)
ことを実現させるよう全力を挙げなければならない。

これら3つのことは、真実を解明するにあたって、何ら、妨げになることではない。これらの実現に反対する者がいたとしたら、彼らこそが真実解明を妨げているといってよいはずだ。

裁判員制度が導入されようとしてるいま、全ての裁判員候補者に、本書を一読されることをお薦めします
19: 2009/12/11(金)06:55 ID:x/fjtjdz(2/2) AAS
れてしまうようです。政府、警察、裁判所が見事に協力して冤罪を作るなんて事が、日本で起こっていることを知りました。
それから、小泉元首相は、売国奴だったんだと気づきました。日本の資産を安値で海外に渡してしまったんですね。その海外というのは、世界の金融の闇の支配者の傘下です。
日本のまじめな国民が汗水たらして溜めた資産を国民のために使うのでなく、一部の富裕層の支配者に献上している、日本は経済植民地です。これでは、庶民の生活が良くなるわけはありません。
大勢の人に気づいて欲しいです。
20: 2009/12/12(土)11:14 ID:1SwbQCts(1/2) AAS
裁判員法廷@さいたま/「審理長いし複雑」2009年12月12日
◇「無罪」主張に懲役8年判決
 県内の裁判員裁判で初めて無罪かどうかが争われていた強盗致傷事件で、
さいたま地裁(中谷雄二郎裁判長)は11日、争点だった共謀の有無について、実行犯らとの共謀の事実を認定し、
赤谷拓治被告(33)に懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。異例の長期審理で、裁判員は判決後、「
長いし、内容が複雑で難しかった」などと感想を話した。
 赤谷被告は、強盗の実行行為には加わっておらず、事前に実行役の少年たちに犯行を指示していたかどうかが争点だった。
 判決は、「被告から強盗を指示された」という少年3人の法廷での証言について、「具体的、迫真的で、相互に矛盾もない。
少年院送致の保護処分も終え、うそを述べる動機はない」などと信用性を認めた。
その上で、「被告らが『暴力をふるってでも現金などを奪ってきてほしい』と述べ、少年らに実行を指示したと認定できる」と結論づけた。
省10
21: 2009/12/12(土)21:15 ID:1SwbQCts(2/2) AAS
裁判員裁判:「罪や罰、考える機会に」 裁判員の男性が感想語る /和歌山
 7〜9日に和歌山地裁で審理された裁判員裁判で裁判員を務めた和歌山市の会社役員の男性(42)が11日、
報道各社の取材に応じた。男性は「(判決が)適切だったという思いに変わりはない。自分の意見も込められた」と振り返り、
「罪や罰を深く考える機会になった。犯罪のない社会につながるきっかけになると感じた」と述べた。

 公判では、長男(当時36歳)を絞殺し殺人罪に問われた同市の無職、中北昇被告(62)に懲役7年の実刑判決を下した。

 男性は公判で被告に「長男に対して愛情はまだありますか」と尋ねた。趣旨について、「普通の家庭かどうか確認したかった。
自分にも父親と息子がおり、状況は違うと感じたが、(裁判を通じて)もっとコミュニケーションを取ろうと思うようになった」と語った。

 今後、裁判員になる人に対しては、「結論を出さなければならないが、自分一人の意見で決まるわけではないので、
心理的負担を感じる必要はないのでは」と話した。【藤顕一郎】
22: 2009/12/13(日)09:44 ID:ZttH8tkG(1) AAS
心的負担になる例

例えば殺人事件の裁判員にAさんが選ばれたとする。
評議において死刑か無期懲役かが議論の焦点になった。
裁判員であるAさんは死刑を提案したが、多数決の結果無期懲役になった。
その後、どこからか情報が漏れて、被害者遺族から
「なんで死刑にしなかったんだ!」
とAさんが直接罵倒される。
Aさんは評議において死刑を提案したが、評議の内容は守秘義務であるため、
「私は死刑を提案した」と弁解することができない。

これは十分ありうる心的負担と考えるが、いかがだろうか?
23: 2009/12/13(日)12:11 ID:hVOc7/Gb(1) AAS
感情的な迫害では?
外部リンク:asayake.jp
外部リンク:asayake.jp
24: 2009/12/14(月)06:58 ID:DnWjuQVX(1/2) AAS
一度、判例時報で連載中の「裁判員裁判における評議の進め方」について取り上げて、この論文の筆者が所属する研究会は、
裁判官主導の裁判にすることを研究しているおそれがあるということを書いたことがある。2053号に最終回が掲載された。
ようは、論点を結論のどこに関係するのかを示しつつ、分かりやすく説明したうえで、議論を進めようというような感じで、
特に誘導的ではないようであり、少し、安心した。

 しかし、問題は、今後、このような「進め方」を磨くにあたって、誘導する技術を磨くものとならないようにすることができるか否かである。
裁判官主導で議論が進めば、そういう類の研究になりかねない。
 そこで、市民も参加して広く議論をする必要がある。
 ところが、上記論文では、裁判員の評議は秘密とされているが、それを録音したうえ、「専門家」と「実務家」が
制度改良目的で研究する場合には、その録音内容を利用できるようにするべきだと提言している。

 もちろん、評議の秘密はプライバシー侵害予防に限定されるべきであるから、専門家と実務家に開放すること自体は、
省10
25: 2009/12/14(月)09:28 ID:DnWjuQVX(2/2) AAS
第2回 今年の弁護士業界を漢字一文字で表そう 12月11日大阪弁護士会館前にて開催されました。
毎年冬の恒例行事となりました。
今年の弁護士の1年を表す漢字。今年の漢字は「恥」 「恥」と決定いたしました〜
ほんとうに弁護士として恥ずかしいことばかりでした 覚せい剤で逮捕。有罪
脱税行為 フリッピン逃亡の果て逮捕・有罪 わいせつ事件もありました
相手側に自分の息子の弁護士を立てた元参議院議員の弁護士などなど
また3年連続戒告処分という記録を作った長野の弁護士
そして懲戒処分を1月に受けていながら公益法人の理事長に収まった弁護士
お坊さんの横でTVに・・・・懲戒処分なんて屁みたいなもの〜何も影響もありませんということ
これもひとつの「恥」ではないでしょうか それでもあんた弁護士かという恥さらしなことが多い年でした
省11
26: 2009/12/16(水)09:09 ID:n95CcnoH(1) AAS
布川事件、再審を決定 最高裁、42年前の強盗殺人
 茨城県で1967年、男性(当時62)が殺害され現金が奪われた「布川事件」で強盗殺人罪などに問われ無期懲役が確定し、
仮釈放された桜井昌司さん(62)と杉山卓男さん(63)の再審請求審で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は15日までに、
再審開始を認めた東京高裁決定を支持、検察側の特別抗告を棄却した。逮捕から42年を経て再審開始が確定した。

 決定は14日付。同小法廷は4裁判官全員一致で「無罪を言い渡すべき証拠の新規性や明白性を認めた高裁の判断に誤りはない」
と指摘した。来年にも開かれる地裁でのやり直し公判で2人は無罪となる公算が大きいが、検察側が再び有罪を主張する可能性もある。

 無期懲役か死刑が確定した戦後の事件での再審開始は今年6月の「足利事件」に続き7件目。相次ぐ再審は、
刑事事件の捜査や裁判のあり方に影響を与えそうだ。(15日 22:01)
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