村上隆以降の芸術の展望 (715レス)
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29(1): 2011/01/14(金)13:42 AAS
>現在の閉塞感を打破したい空気が岡本を求めているのか?
なぜそこで懐古厨になるのかが不思議。
閉塞感を打破したいなら
「打破できる、現在活動してる作家」の登場を待つなり、探すなり
自分が作家なら時代を表現する作家になるとか。すればいいじゃん
岡本はあの時代だから良かったのであって
現代では高度成長、工業機械化マンセーな作風は必ずしも合致しない。
30: 2011/01/14(金)19:21 AAS
そういう人はいるのかな?
31(1): 2011/01/14(金)20:47 AAS
確実なことはYou Tubeとかの普及で世界中で、村上よりずっと日本のアニメ、漫画、ゲームに詳しい大人の外国人が増える。
それと比例して村上の価値も下がる。ドル安ユーロ安で欧米の美術マーケットは縮小する。文化予算も縮小する。
ドルは基軸通貨ではなくなり、欧米の美術の価値が下がり、発展途上国の美術の価値が相対的に上がる。
古典的美術・哲学教育・教養の価値は今まで以上に縮小する。石膏素描の重要度が世界的に縮小する。
セザンヌを近代絵画の父とあまり言わなくなる。
32: 2011/01/14(金)22:03 AAS
>>29
>高度成長、工業機械化マンセー
どこが?「重工業」とかニーベルハイムにしか思えないが。
33: 2011/01/15(土)13:33 AAS
>>31
中国人が完全オリジナルの美術なんか生み出せるのかな?
はなはだギモンだ。
美術文化が重要になっても、根底がなかったら結局よそから搾取するか
模倣するか、他国の美術を消費するに過ぎないのでは。
日本バブルのときの印象派買いと同じ現象にしかならないと思う。
村上みたいに思想も文化も大事じゃなくて
とにかく売りたい一心なら、営業して、中国サマのお気に入るような作品を作ればいいと思うけど
34: 2011/01/15(土)14:50 AAS
村上とハサミは使いようってことがある
例えば太平洋戦争の頃、日本っていう依然、武士の支配する国を
欧米(近代民主化)する、つまり敗戦革命する為のクラッシャーとして
アメリカを利用したと言う事実があるね
その意味で村上隆は西洋美術(現代美術)と金融支配を壊せるか、壊されるかの芸術家かもな
35: 2011/01/15(土)18:21 AAS
オーフォーとか黒瀬とかを輩出して
日本のアートフェアー成功させて
美術業界とアニメ文化の橋渡しして
村上とは関係なく、アニメとかコミックとか海洋堂とかは隆盛を極めて
で、海外のアートファン、アニメファンがもっと「文脈を勉強」wwして
「なんだ、村上はこんなもんだったのか」と気づいて
カイカイキキは株主総会で村上を辞めさして
で、村上は消えて
アートシーンと関係ないとこで
中国で細々と作家活動するか
省2
36: 2011/01/15(土)20:54 AAS
国際為替的に考えても、ハーストとかベーコンは大幅値下がりしてナムジュンパイクとかリーウーファンとかが値上がりすんじゃなかろうか?
美術市場は分散すると思う。ニューヨークとかロンドンの取引金額が減ってベトナムとかバングラデシュとかに画廊ができる。
下請け工場のオーナーが事務所にベトナム人やバングラデシュ人の美大生の作品飾るとか。
ロートル白人アーチストがアフリカや東南アジアの美大の教授になる。
ハーストがカラチ美術大学の学長とか。村上はアジスアベバ美術大学の教授とかかな。
37: 2011/01/17(月)12:21 AAS
>ハーストとかベーコンは大幅値下がり
>ナムジュンパイクとかリーウーファンとかが値上がり
ただの中国人の物好きが共食いするだけならいいけど
漢民族の市場介入で「中国人はアート文化のトップだったんだ」
みたいな歴史操作がされるならちょっとイヤだなあ
まあ、美術の歴史はイコール資本主義市場の価値ではないから
いくら周りから中国人芸術家の価値を押し上げようとしても無理だけどさ
38: 2011/01/18(火)04:48 AAS
そういうもんだと言ってしまえばそういうもんだしね
NYがアートの中心なのもいわばアートビジネスの中心地であるからなんだし
39: 2011/01/18(火)15:58 AAS
村上個人の活動は別に考えるとして
世界のアートの行方は本当に不透明で分からない。
まあ売れた作家の文脈をよりしろにしようっていう事自体が不毛なのかもしれないけど
現代美術っていうものの存在意義自体が亡くなりそうだ。
40(1): 2011/01/18(火)18:42 AAS
現代美術の流れの中で過去に今のような流れもあった。
41: 2011/01/19(水)18:42 AAS
>>40
それはどの時代?
42: 2011/01/19(水)19:26 AAS
ヒュンダイアートはK−POPみたいに元気になりそうだな。
43: 2011/01/20(木)19:26 AAS
アートに限らずマーケットはもともと不安定。ピカソやデュシャンも、
第一次大戦や第二次大戦で専属していた画廊のユダヤ人画商が国外に逃亡とかしてる。
朝鮮戦争ではレフトやリベラルの画商が赤狩りで追放されたり。グリンバーグは赤狩りでのしあがった。
中東戦争の時は石油ショックで潰れた画廊も多かった。
44: sage 2011/01/20(木)23:44 AAS
芸術っていうのも支配体制のよく反映される分野だわね
現代美術も写真、印刷なんかの普及によるアーキテクチャル(構造的)な危機が19世紀後半にあって
伴って起こった印象派、象徴主義、ピカソのキュビズム、デュシャンのダダイズム等々が連なる感じで
その危機をむしろ隆盛を極めるという仕方で返したってことなのかな、、これを例えばショウアップされて
生き延びたアカデミズム(権威)と看做せるなら、ハリウッドなんかと同じで行き詰まり感は一緒だね
ユダヤ的支配の性格は史実の示す所に従えば、恐らくどこかで反発を買い迫害を受けてしまうのだろうから
世界体制が多極化を進めるこの時勢に有って、もしかするとこうした混乱が最も懸念される問題かも知れない
欧米金融資本とイズムによるエセ芝居のネタに尽きた感もある今日此の頃、嘗てはそれで戦争に奔走できる
諸条件が有ったが、今また世界がそれに付き合うとはとても思えない、じゃあ、どうしろというところなんだが
結局のところ大切なのはピカソも立ち返った大基本、西欧のご都合に短絡された文脈をも超える《破壊と創造》と思う
省3
45: 2011/01/21(金)00:46 AAS
なんか40以上って感じの文章ね。デカダンスとかw
46: 2011/01/21(金)12:36 AAS
「破壊と創造」って簡単に世の中を解釈できるマジックワードだけど
中身が伴わないことが多いよね。
結局ひとりひとりが何かしらかのアプローチをちょっとずつやるしかないだけで
「破壊と創造」を代表できる単体のアーティストが発生するなんて
現代美術では、もう生まれないんじゃない?
個人が声をあげても現代美術では、なにやっても重箱の隅をつつかれて、
批判した人間が批判したことに自己満足して終わりだもの。
いまだにビートルズのコピバンして
「今の音楽はダメだ」みたいな事言って、結局何も生み出さないような
省6
47: 2011/01/21(金)19:25 AAS
まあ60年代とか70年代とかは、平安時代や鎌倉時代の武士みたいに、
「やあやあ我こそは革新的前衛なり!保守的権威主義のつはものよ、いざ尋常に勝負しろ!」
みたいなのが普通で、だんだん口先だけの批判のための批判、破壊のための破壊になっていった。
創造を言い訳にした無責任な破壊、批判プレイの陶酔に堕落した。
これからは正面突撃でなく、ステルス戦闘機や特殊部隊みたいに、気が付いたら破壊されてるとか、
気が付いたら秘密基地ができちゃってるみたいな方がいいと思う。
48: 2011/01/26(水)08:07 AAS
俺だな。
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