[過去ログ] 【睡眠相後退】概日リズム障害総合13【非24時間】 (1002レス)
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115: (ガックシ 068b-U57A) 2019/05/24(金)09:44 ID:NjfxL9pP6(1/2) AAS
>>61
>別冊 日本臨床 精神医学症候群(第2版)2017/06/20
>「非24時間睡眠・覚醒リズム障害」早川達郎
>2chスレ:body
今読むと中途半端な要約だったので「治療と予後」だけ全文記載します。
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6. 治療と予後
全盲を伴っている場合にはメラトニン投与が有効である。
視覚障害を伴っていない場合の治療については、睡眠衛生指導、朝の高照度光療法、および夕方からの就寝前にかけてのメラトニンあるいはメラトニンアゴニスト(ラメルテオン)投与をそれぞれ組み合わせて行うこととなる。
ビタミンB12は生物時計の光感受性を高める作用があると考えられており、高照度光療法や日光浴と併用すると効果的な場合がる。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬が治療効果を支持するデータはなく、補助的な使用に止まる。
睡眠衛生指導については、特に光環境の指導が重要である。
位相後退反応を防ぐために、夜間に明るい光を浴びないこと、可能であれば就寝前2時間は間接照明とし、スマートフォン、コンピューターおよびゲーム機器は極力使用しないことを指導する。
これらの画面の照度は高くないが、そこから発するブルーライトがメラトニンの分泌を低下させることが報告されている。
状況によっては、ブルーライト遮断の眼鏡やサングラスの着用を指導する。
また、起床後は日当たりの良い明るい部屋で過ごすように指導する。
高照度光療法については、N24SWRDの特徴として毎日起床時刻が遅れていくため、決まった時刻起きて実施することが困難なことが多いため、メラトニンあるいはメラトニンアゴニスト治療と併用する場合が多い。
夕方から就寝前にかけてのメラトニンあるいはメラトニンアゴニスト投与は臨床経験上、奏功することが多く、第一選択肢と考えている。
我々の実験例でのメラトニンによる治療経過を図2に示す。
投与量については、メラトニンは0.1mg-数mgの低用量で効果が認められることが多い。
N24SWRDに対するメラトニン投与開始のタイミングに関しては、睡眠相が夜の時間帯にある時期から開始するが、位相前進させる時間が少なくて済むこと、および太陽光による大きな位相後退が起こらないことから、適切であると考えている。
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