【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (775レス)
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637: [sage saga] 2016/10/30(日)01:21 ID:2DmJwmv/(7/15) AAS
 信じられない言葉が散鶴の口から飛び出した。
 まだ、散鶴は幼稚園生で小学生でもない。
 今、この子は一体俺に何を言ったんだ?非現実的な散鶴の告白に面食らった
真九郎はおしおきの手を止め、黙って散鶴の告白に耳を傾ける事にした。 

「おねーちゃんが、おにーちゃんは紫ちゃんと結婚するって言ってた」

「えぐっ...分かるもん。おにーちゃんは紫ちゃんが大好きなんでしょ?」

「そ、それは...」

「知ってるよ。おにーちゃんが家を出た理由」
省17
638: [sage saga] 2016/10/30(日)01:22 ID:2DmJwmv/(8/15) AAS
 
「でも、夕乃さんのおかげでようやく目が覚めた」

「やっぱり、俺はここにいたいんだ。皆と一緒に家族になりたい」

「おにーちゃん...じゃあ、ちづると結婚してくれるの?」

「いいよ。ちーちゃんとは夕乃さんと結婚した後に結婚してあげる」

「やったぁ!」
省17
639: [sage saga] 2016/10/30(日)01:22 ID:2DmJwmv/(9/15) AAS
「ちーちゃん...まず、ちーちゃんは何をしなきゃいけないのかな?」

「ご、ごめんなさい...おにーちゃん...」

「そう、おにーちゃんにごめんなさいだよね。ちなみにその理由は?」

 散鶴を自分の膝に乗せた真九郎は、説教を続けながら散鶴の恥丘に手を這わせ
まだ皮もむけていない未発達なクリトリスの近辺をくまなく愛撫している。

「おにーちゃんのおしりの穴に、お手々を入れて遊んだからです」
省16
640: [sage saga] 2016/10/30(日)01:23 ID:2DmJwmv/(10/15) AAS
「ちーちゃん。ちゅーしよっか?」

「うん...///」

 そんな不満を見抜いたのか、真九郎は小さな身体を軽々と抱き上げ、
自分が一番キスしやすい高さに散鶴の唇をもってきた。

「苦しくなったら、軽く俺のこと叩くんだよ?いいね」

「はい...///」
省9
641: [sage saga] 2016/10/30(日)01:23 ID:2DmJwmv/(11/15) AAS
「さ、ちーちゃんの好きなように使って良いよ?」

「ごくり...」

 食い入るように真九郎のペニスを見つめる散鶴は意を決して、そのペニスの
上に自分の股間をあてがい、またがった。
 俗に言う素股の体位をとった散鶴は夕乃がまだダウンしていることを
確かめた後、ゆっくりと動き始めた。

「とんだエロビッチ幼稚園児だな...ちーちゃんは」
  
「おにーちゃん?気持ちいい?」

「ああ。すっごく気持ちいいよ。さすがちーちゃんだね」
省15
642: [sage saga] 2016/10/30(日)01:23 ID:2DmJwmv/(12/15) AAS
 ただ、真九郎の名誉の為に補足を加えておくと、彼の今の状態は某財閥の
真性のロリコン御曹司のような、男の風上にも置けないクズ野郎とは異なり、
夕乃の過激な攻めによって、一時的に理性が吹き飛んでしまった事による
暴走状態である。

「じゃあそんなおにーちゃんにごほーびをあげます」 

「えいっ!」

 頭を小さな胸に押しつけられた真九郎は躊躇うことなく、目の前にある
小さなサクランボを口に含み、子供がそうするようにちゅうちゅうと音を立てて
吸い込みはじめる。

「ふあぁああ...///」
省12
643: [sage saga] 2016/10/30(日)01:24 ID:2DmJwmv/(13/15) AAS
「おにーちゃん...ひりひりするよぉ...///」
 
 ぷちゅっ、くちゅんっ!つぷぷ...くちゅくちゅ、ぐちゅうっ!

「あっ、ひぃん!はうう...///あっあっあっ...はううううう?」

 真九郎の人差し指と中指による散鶴のアナルへの肛淫。
 その効果はまさに抜群。
 ズボズボと尻穴をほじくられる巧みな緩急の快感に目の焦点はずれ、
その小さな尻穴は中々くわえ込んだ真九郎の指を離そうとせず、むしろ
もっと奥まで指をくわえ込もうと、きゅっきゅっと締りを強くし続ける。

「ひああっ...やあぁあ...っくぅぅ...んっ」
省9
644: [sage saga] 2016/10/30(日)01:24 ID:2DmJwmv/(14/15) AAS
 そして、遂にその時がやってきた

「イくイくイくイくイくイくイくイ...いぃいぃいい!!!」

 嬌声とも宣言ともつかぬ声をあげた散鶴は全身を震わせる。 

「み、見ないで...やぁあ...おもらししちゃってるぅ...」

 しょわああああ、と立ちこめるアンモニアの臭いとグスグスとベソをかく
散鶴の泣き顔。
 見開いた瞳が快楽一色に染まり、半開きになったままの口から舌が飛び出す。
 指を引き抜いた真九郎は、メスアクメを決めた小さな妹を優しく抱きしめ、
その唇に優しいキスをする。
 飛び出した舌を吸い取り、慌てて戻そうとする散鶴の動揺を感じ取り、
省11
645: [sage saga] 2016/10/30(日)01:31 ID:2DmJwmv/(15/15) AAS
次は夕乃さんで、その次は紫と夕乃の後日談になります。お楽しみに
646: 2016/10/30(日)09:11 ID:eh9vzprT(1) AAS
真九郎 羨ましい( ^ω^)・・・
俺もちーちゃんみたいな妹欲しいんだけど、どうすればいいかな
647: [sage saga] 2016/10/31(月)01:30 ID:37N0OYug(1/2) AAS
この調子でこのスレに人が戻ってくればいいのにな...。
やっぱりあれなのかな?みんな紅に飽きちゃったのかな?
648: [sage saga] 2016/10/31(月)01:35 ID:37N0OYug(2/2) AAS
 伊南屋さんがいた頃が懐かしいと思うこの頃なんだけどさ、夕乃さんのssを
書いている人に作って欲しい作品があるんだ。カップリングは九鳳院竜士と
鉄腕+ゲオルギフでそれはもうクッソ濃厚なハードゲイ路線の奴を書いて欲しい。
 幼稚園児を性の対象として見做すアンタなら書けるはずだ。やってくれ
649: 2016/10/31(月)08:49 ID:HT+78mUb(1) AAS
まぁ、結構時間が経ってるから人が少ないのはしょうがないんじゃないかな。
でも他の作品とのクロスオーバー物とかは、いまでも更新している人がいて、
結構見ている人も多いみたい。
ロム専が多いのかもしれんね
650: 2016/11/14(月)00:52 ID:bzIdgMTY(1/30) AAS
〜夕乃の嫁入り 後編〜

 午後十時 崩月邸 夕乃の部屋

「ん...」

 真九郎が目を覚ますと、そこは崩月邸の来客用の寝室だった。
 どうやら、風呂場での乱痴気騒ぎのあと散鶴共々のぼせてしまったらしい。

「あ、真九郎さん。気が付かれたんですね」
「ええ。まだ頭がフラフラするんですけど...意識ははっきりしてます」
省19
651: [sage saga] 2016/11/14(月)00:52 ID:bzIdgMTY(2/30) AAS
 柔らかく、まるで母の温もりを思い出させるようなその豊かな胸に
顔を埋めた真九郎は夕乃の愛撫に身を委ねながら、ゆっくりと自分の腕を
夕乃の体に巻き付ける。
 一方の夕乃も母が子を慈しむように真九郎の全身をなで続ける。
 布団の上に座りながら、二人は体を揺らしながらこの至福の一時を
いつまでも味わい続ける。

「どうして俺は、夕乃さんのことを避け続けてたんだろ...?」

「こんなにも暖かくて幸せな気持ちにしてくれるのに....」

「それは真九郎さんは恥ずかしがり屋で弱虫さんだったからですよ」

「自分の気持ちに蓋をして見栄や嘘を優先するから私を避けたんです...」
省14
652: [sage saga] 2016/11/14(月)00:53 ID:bzIdgMTY(3/30) AAS
 真九郎の自分を抱きしめる力が強まったことを夕乃は感じ取った。 
 ここが崩月夕乃にとっての一世一代の大一番。
 真九郎の心の闇を理解せずして、何が真九郎にとっての一番の女か?
 
(私には、真九郎さんの闇を晴らすことは出来ないかも知れない)

(けど、隣に並び立って貴方の手を引いて一緒に歩いて生きたい)

 上手く全てを伝えられるかどうか分からない。失敗するリスクもある。
 しかし、それでも夕乃は真九郎が自分を都合の良い逃げ道にするのには
耐えられなかった。
 何故なら、真九郎の持つ心の弱さに立ち向かう強さこそが、夕乃を
省12
653: [sage saga] 2016/11/14(月)00:53 ID:bzIdgMTY(4/30) AAS
「嘘つき。やっぱり...俺なんかいなくても良かったんじゃないか...」
 
 抱きしめた真九郎が戦慄きながら体をガタガタと震わせるその変化にも
夕乃は平然と自分を崩すこと無く向き合っていた。
 
「真九郎さん。血のつながりがなくても私達は家族です」

「たとえ真九郎さんが逃げ出したとしても、何度でも見つけ出します」

「口だけならなんとでも言えるよ...」

「そうかもしれませんね。でも、真九郎さんは必ず戻ってきます」

「どうやってそれを証明するのさ...」
省13
654: [sage saga] 2016/11/14(月)00:54 ID:bzIdgMTY(5/30) AAS
「うっ....ううううううっ....」
 
 ダメだ。
 もう...この温もりを知ってしまえば、揉め事処理屋なんて到底出来ない。
 毎日命懸けで雀の涙の金を稼ぐような仕事が本気で馬鹿らしく思える。
 離れたくない。夕乃と一緒になりたい。

 かつて抱いた強さへの憧れが、愛する夕乃への想いに塗り潰されていく。
 
「お、姉ちゃん...」

「はい。夕乃は、真九郎さんのお姉さんで、将来のお嫁さんですよ?」
省13
655: [sage saga] 2016/11/14(月)00:54 ID:bzIdgMTY(6/30) AAS
「もうっ!一年もの間、弟の癖に生意気にもプチ家出なんかして!!」

「大体おじいちゃんは散鶴と真九郎を甘やかしすぎなの!」

「一人でなんでも出来ると思ったら大間違いなのよ?真九郎」 

「ごめんなさい。本当は背伸びしたかっただけなんだ」

 今日まで誰かに心を曝け出して甘えることなく過ごしてきた真九郎にとって
今の夕乃はまさにその辛さを全て忘れて受け入れてくれる存在だった。
 夕乃や崩月の家を守る為なら、例え自分の五体が砕け散っても今まで
忌避し続けてきた戦いに意味を見いだすことが出来る。
省6
656: [sage saga] 2016/11/14(月)00:55 ID:bzIdgMTY(7/30) AAS
「夕乃さん...俺を受け入れてくれて、ありがとう」

「我が儘ばっかりして、迷惑かけ続けてたのに...」

「ううん。そんなことはもういいのよ」

「でも、真九郎さん。崩月に戻る前にやるべき事があるでしょう?」

 夕乃の笑顔に真九郎は遂にこれからのことを考えることを放棄した。
省15
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