[過去ログ] 怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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346: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:17 ID:SFM7CiMU(10/11) AAS
勿体ぶる男の声を聞き逃すわけにはいかず、美音は静かに耳を澄ませた。

『ターゲットについては後で情報を送るとして、今回の「条件」だけど……』
「……また、あんな変態みたいなことをさせるつもりなのかしら?」
『ハハッ、今度はちゃんと全部着てて構わないよ。ただし、こちらが用意した特別なものを……ね』
「用意? 特別? それって一体……」
『論より証拠。木箱の中にはまだ包みが入っていただろう? 次のミッションはそれの着用が条件だ』

改めて箱の中身を確認すると、確かに宝石ケース以外にも包みが入っていることに気がつく。
中から出てきたのは、見慣れた衣装一式。すなわち、怪盗アクアメロディのコスチュームだった。
347
(1): AM 2017/12/07(木)13:17 ID:SFM7CiMU(11/11) AAS
以上で投下終了となります。今回は日常回+次のミッションへの導入。
楽子は前からちょくちょく出てきていた友人ちゃんです。ようやく名前がつきました。
美緒のほうは後々活躍してもらいます、性的な意味で。
あと、今更致命的なミスに気がつきました。インビシブルじゃなくてインビジブルだ…

ネタバレ:用意されたコスチュームは水に溶けます
348: 2017/12/07(木)16:34 ID:jb4TZLot(1) AAS
お疲れ様です!
水に溶ける衣服とは、下着姿での活躍が約束されたようなもので
また次も恥ずかしい目にあいそうで凄く凄く楽しみです!
349: 2017/12/07(木)19:41 ID:psFAEZm9(1) AAS
撮馬久留夫は他にカメラを四家家テなかった見ないですね。
と、いうことは雑誌に載せていた写真も自分の足で追いかけて撮影していたんでしょうか。
逃亡するアクアメロディに追随し、最後は正面に回りこみ、しかもまったく気づかれずに写真を撮ってみせたってことですかね。
350: 2017/12/07(木)20:02 ID:6m50V7Ij(1) AAS
>>347
お疲れ様でした。
毎週の投稿には冬の寒い体をもっこり、ではなくてほっこりさせてもらっています。
水に溶けるコスチュームとはこれはもっこり、いやびっくりしました。
次回が楽しみです。
351: 2017/12/08(金)01:23 ID:FfYar2rJ(1) AAS
楽子はいい友人だなー
そんな彼女も、美音が前作ラストで晒した痴態に痴女だと軽蔑していたと思うと興奮する
352
(1): 2017/12/09(土)13:07 ID:rUgxa1yB(1) AAS
どこまで用意された衣装でしょう。それによって展開が変わってきますね。
前作のダーク編のストリップではスカート、上着、ブラ、パンツ、手袋、ニーソ、ブーツでした。
手袋、ブーツは装備であり元のままかと、上着とスカートは確実に溶けるでしょう。
下着はどうか?上着よりも溶けにくいが溶けると面白そうですね。
ニーソは溶けるかもしれないし、針の仕舞う場所として元のままかも
というか、ポシェットなどの仕舞う場所が無いのに麻酔銃やスタンガン、そして盗んだ宝石をどこに持っているのかの疑問が出てきます。
ウエストポーチを装備して裸にポーチのバックルで活躍するとか見ごたえがありそうです。
仮面やリボンは溶けない使用か、溶けても非常に溶けにくい(後回し)にするべきですね。
下着が溶けて丸出しもいいですが、アクアメロディらしく、♪のニップルや、♯の前張りとかもありですね。
353: 2017/12/10(日)08:55 ID:lpSk2pbw(1) AAS
>>352
あんま要素だらけでネタ潰しっぽいことは書かないほうがいいのでは…
354: AM 2017/12/14(木)10:52 ID:QEmObDns(1/6) AAS
昼過ぎくらいから投下開始します。
作品は「怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー 第十四話」となります。

アクアメロディの怪盗道具及び盗んだ宝石などは基本的にウエストポーチにしまわれています
リボンの中の小型ナイフのように、コスチュームの中に隠されているものもあるんですけどね
無印第一話のハンググライダーについては、軽量&圧縮技術が凄いってことにしといてください
最初はリュックとか考えてたんですが、それだとビジュアル的にダサイですし…
ほら、コナンの怪盗キッドも手ぶらなのに色々出すじゃないですか、それと同じってことでw
355: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/14(木)12:26 ID:QEmObDns(2/6) AAS
アイズから告げられた三つ目のミッション当日。
日曜日の昼間という怪盗が動くにはやや不似合いな時間帯にアクアメロディは動いていた。
ローラーブレードで軽快に走る彼女が今いるのはシティ全域に張り巡らされた地下水路の一角。
このまま進んでいけば今回のターゲットの住む屋敷の直下に辿り着く予定になっている。

「ふぅっ、直接走っているわけじゃないからそれほど疲れないとはいえ、やっぱり遠いわね……」

今度のミッションにおける標的の名前は青広豪水。
代々続く鰻の養殖で財を築いた人物で、シティの郊外に居を構えている。
保有する土地面積だけで言えば佐竹緑郎を凌ぐが、広大な土地の大半は鰻の養殖所となっているため
竹林で見通しの悪かった佐竹領とは違い、全体的な見晴らしがよいことから隠密潜入が難しい。
また、彼は傲慢からくる油断で隙の大きい富豪が多い中、情報を大切にしていることで知られている。
省22
356: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/14(木)12:30 ID:QEmObDns(3/6) AAS
勿論、サイズがピッタリであったり、下着まで同封されていたことは引っかかる点ではあったが
恥ずかしい思いをしないで済むのならばそれにこしたことはない。
だが、今までのことを考えれば当然であったが、アイズはそんなに甘い相手ではなかった。
添付されていた紙には「注意:この服は水に溶けます」と書かれていたのである。

「今度は普通に……なんて一瞬でも思った私が馬鹿だったってことよね、はぁ」

またしても、一歩間違えれば恥ずかしい姿を晒してしまう危険性がある状態を強いられている。
その屈辱と不安に苛まれ、溜息をつく美音は自分の身体を覆う怪盗衣装を見下ろした。
そこにあるのはどこからどう見ても普段通りの怪盗アクアメロディのコスチューム。
しかしその実、それは水に濡れると溶けてしまうという危うさを秘めている。
一着しか用意されていない以上、実際に布地が溶けるか試すわけにはいかなかったが
省20
357: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/14(木)12:33 ID:QEmObDns(4/6) AAS
そもそもの話、盗みに入る上で水に濡れてしまうような事態など早々起こるはずがない。
いくら青広豪水の土地の大半が鰻の養殖所とはいえ、人が通ることができる道はいくらでもあるし
屋敷の中には養殖所は存在しない。精々屋敷の南側に隣接する形で一ヶ所ほど池があるくらいだ。
だが、だからこそ何も起きない現状が解せない。一体アイズの言うハンデとは―――

「―――っと。そろそろ着くわね」

考え事をしているうちに目的地が間近となり、思考を中断する。
警戒をすることは大事だが、だからといって集中力を欠いてしまうのはマイナスだ。
美音は即座に精神のスイッチを切り替えると、進行速度を落として目的地へと近づいていく。

(……ッ!? 誰かいる!?)

ほの暗い地下水路の一角。
省19
358: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/14(木)12:38 ID:QEmObDns(5/6) AAS
「青広豪水様がお待ちです」

しかし、肩に触れようとした手はその言葉に止められた。
そして同時に理解する。青広豪水はアクアメロディの侵入経路を知っていた。否、知らされていたのだ。
そう、自分に対するハンデとして―――アイズを名乗る男から。

(まさかそう来るとはね)

自分に情報を流す一方で、相手方にも情報を流すというアイズの蝙蝠行為には呆れるほかない。
だが、賊がどこから侵入してくるのか予めわかっていれば警備は大幅に易しくなる。
逆にアクアメロディからすれば目的の達成が難しくなるのだから、それは確かにハンデだった。

「明るくなりますのでご注意ください」
省22
359: AM 2017/12/14(木)12:41 ID:QEmObDns(6/6) AAS
例によって規制にかかってしまったため
あと四レス残ってますが、それはまた二十四時間後以降に投下します
360: 2017/12/14(木)13:30 ID:QABFj+1s(1) AAS
お疲れ様です!
怪盗ではなく一人の女として性の対象としか見られてない状況とは、美音にとっては居心地悪くても、
読んでる側としては、そんな彼らの前でどんな痴態を晒して屈辱を味わうことになるのか、とても興奮するシチュですね!
明日を楽しみにしています!
361: 2017/12/14(木)22:17 ID:Z64NnBrs(1) AAS
一旦乙ー
汗には溶けないにしろまさか下着まで含まれているとは良いですなぁ
男の視線も案外情報リークで水に弱いのまで知られてしまっているからだったりして
362: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/15(金)13:21 ID:aqAbC2Xe(1/5) AAS
クラスメイトの男子たちが自分をいやらしい目で見ていると知ってしまったあの時から
羞恥心という名の鎖が未だ男を知らぬ一人の少女の心を知らず知らずの内に縛り始めていた。

「あ、あの! 青広豪水は一体どんなつもりで……?」
「私は貴女様を案内をせよという命令を受けているだけですので」

気を紛らわそうと前方にかけた声はあっさりと一蹴される。
ここまで徹底して己の職務にだけに集中できるプロ意識はいっそ清々しい。
向けられる視線をどうしても意識してしまう自分からすれば、見習いたいくらいだと美音は思った。

「次の突き当りを右に行けば、青広豪水様がお待ちになっている部屋となります」
「……そう、ようやくというわけね」

時間にすれば数分。しかし美音にとっては数時間にも感じられた移動が終わりを告げる。
省20
363: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/15(金)13:25 ID:aqAbC2Xe(2/5) AAS
(……中にいるのは二人で護衛はなし。左右に扉があるからその向こうに伏兵がいるのかも。
 罠は……パッと見た感じだと特にないようだけれど……)

メイドに促されて入室した怪盗少女は予想とは裏腹に何も起きなかったことに拍子抜けした。
やや広めの部屋の中にいたのは食事中と思わしき一人の初老の男と、給仕らしき老人だけ。
言うまでもなく、初老の男が屋敷の主にして今回のターゲットである青広豪水だ。
大勢の黒服が武器を向けて待ち受けているわけでも、強化ガラスで部屋が区切られているわけでもない。
これではたとえ何らかの罠が仕掛けてあったとしても、豪水に攻撃が届く余地は十分にある。
余裕か、それとも何か考えがあるのか。注意深く相手を観察する美音に対し、屋敷の主は口を開く。

「すまないね。君が来るまでに食事を終わらせておくつもりだったのだが」
「こちらこそ、食事中の訪問をお詫びしないといけないかしら?」
省23
364: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/15(金)13:28 ID:aqAbC2Xe(3/5) AAS
「答えなさい、貴方はアイズの正体を知っているの!?」
「おや、急に余裕がなくなったね。だが、ご期待に沿えなくて悪いが自分の持つ情報は多くはない。
 彼はそうだな……一言で言えばビジネスパートナーでしかないからね」
「ビジネスパートナー、それは……?」
「数か月ほど前のことだ、携帯に非通知の電話がかかってきてね、それがかの人物だったんだが……
 まあ、色々とあってね。それ以来多方面にわたる情報提供者として重宝させてもらっている」
「……彼の正体を調べようとはしなかったの?」
「考えはしたがね、すぐに止めたよ。情報の秘匿を人一倍大事にしているこの自分の携帯番号を
 調べ上げ、平然と連絡を取ってきた存在だ。この手の者は下手にさわると火傷では済まないのが常。
 君子危うきに近寄らずというやつだよ。だから彼の本名は勿論、容姿や素性も知らない」
省25
365: 2017/12/15(金)13:31 ID:ZzvBY8iA(1) AAS
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