[過去ログ] 怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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326: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/11/30(木)13:30 ID:vlP9l13d(6/6) AAS
例によって規制にかかってしまったため
あと四レス残ってますが、それはまた二十四時間後以降に投下します
327: 2017/11/30(木)14:19 ID:UnWmLn2b(1) AAS
お疲れ様です!
続きを楽しみにして待っております!
328: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/01(金)13:50 ID:gK0RNw5E(1/5) AAS
「ぐああっ!? ―――あ」
思わぬ痛みを受け、反射的に五指を開いてしまった小銭はしまったと悔いるも後の祭りだった。
己を支えるものを失った彼の小柄な身体は今度こそ空中に投げ出され、落下を開始する。
それでも再度何かを掴もうと足掻きを見せるも、それよりも先に怪盗少女の蹴りがヒット。
あと一歩のところまで宿敵を追い詰めた壮年警官は、それを自覚することなく地上へと墜落していく。
「おごっ!!」
数瞬後、鈍い音と共に地面にぶつかった小銭は唯一の戦利品であるアクアメロディの仮面を握りしめたまま
ぼやけた視界の中に申し訳なさそうな美少女の顔を収めつつ無念そうな表情で気絶するのだった。
「はぁっ、はぁっ……流石は小銭警部。危ないところだったわ」
省18
329: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/01(金)13:55 ID:gK0RNw5E(2/5) AAS
怪盗少女の推察通り、竹幹の耐久力は限界に達していた。
二人分の重量に加えて、暴れた負荷もあってフックがかけられていた部分がモロくなっていたのだ。
メキッ、バキバキッ!
一部分が破損すると連鎖するように竹幹が折れていく。
そうなるとその上に座っていたアクアメロディの身体はバランスを崩すしかなく―――
「きゃっ―――!」
次の瞬間には、半裸の肢体は竹壁の向こう側へと傾いた。
だが、本日三度目のハプニングともなれば美音に焦りはない。
竹幹が崩れたことは予想外だったが、着地そのものは難しくはないのだ。
高さ自体はそれなりではあったが、履いているブーツには衝撃吸収機能が備わっている。
省20
330: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/01(金)13:57 ID:gK0RNw5E(3/5) AAS
「うひょーっ! こりゃ大スクープだ!」
(きゃあああッ! ど……どこを撮っているのよぉ!)
無防備に晒されている自分の一番恥ずかしい部分を激写され、心中で悲鳴を上げる美音。
しかし、足から降りなければならない以上、体勢を変えることはできない。
かといって、正体を隠すために使っている両手を顔から動かせるはずもなく。
フラッシュに身を焼かれる怪盗少女にできるのは歯を食いしばって羞恥に耐えることだけだった。
「おっと、そろそろ……」
だが、永遠にも思えた数秒間にも終わりは来る。
アクアメロディが着地すればデジカメを奪いに動くことは明白なため、カメラマンはお宝映像を守るために
デジカメを懐に仕舞うと、名残惜しさを振り切って足早に退散し始めたのだ。
省19
331: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/01(金)14:00 ID:gK0RNw5E(4/5) AAS
「映ってない……! よかったっ」
ちょうど大きく広がったスカートの裾が、そこから上の部分を完全に隠している画像だった。
不運続きの一夜ではあったが、最後の最後で訪れた幸運に美音は顔を綻ばせる。
(でも……こ、これが一番恥ずかしい……)
だが、正体が守られた代償として、最も見られてはいけない場所が開帳されてしまっていた。
広がったスカートの真ん中に、ノーパン状態の股間がM字開脚で惜しみなくクッキリ映っている。
処女らしくピッタリと閉じ合わさった姫筋も、その上に薄く生えた黒い恥毛もハッキリ丸見え。
落下直後だったとはいえ、あまりにも大胆なポーズの中での一枚だった。
「これも削除っ!」
省16
332: AM 2017/12/01(金)14:01 ID:gK0RNw5E(5/5) AAS
以上で投下終了となります。
当初はマスコミと警官の入り乱れる中の大立ち回りとかやろうかと思っていたのですが
ノーパンがバレないという前提だと、どうやっても無理だと思いこの形に。
333: 2017/12/01(金)14:10 ID:OrpSZxbp(1) AAS
お疲れ様です!
恥ずかしい所を激写されたけど、全国の男子高校生の夜のお供とはならず残念
美音の反応がエロ可愛いから、どんどんもっともっと恥ずかしい目にあって欲しく
彼との再会がとても待ち遠しいですね
334: 2017/12/01(金)18:53 ID:RBJeBrxj(1) AAS
ノーパンM字開脚を撮影されるのと比較にならない恥辱とな?
AMさんはアクアメロディの生放送で全裸放尿を超えてくる気だろうか?
そして美音の度胸はそれに耐えられるのか?
再会が楽しみです。
次のミッションは何か?それとも次回は日常回か?待ち遠しいです。
335: 2017/12/01(金)19:39 ID:iAPVmdIy(1) AAS
AMさん復活おめでとうございます!
今回もしっかり楽しませて頂きました。
個人的にはもう少しエロ多めが好きなので、撮馬氏の頑張りに期待します。
次回も楽しみにさせて頂きます!!
336: 2017/12/05(火)08:23 ID:0O+EXEpV(1) AAS
エロを抜くと今回左腕にかなりの負荷がかかっているけど、痛めていたら成功率がかなり下がるね。
これで不覚を取ってエロい目に合うのか?脅迫者が治療を支持して恥凌(恥辱医凌)を受けるのか?
なんて妄想が出てきた。実際怪我した怪盗とか、怪我の理由付けで医療関係に協力者がいないと治療も難しい気がする。
337: AM 2017/12/07(木)10:55 ID:SFM7CiMU(1/11) AAS
昼過ぎくらいから投下開始します。
作品は「怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー 第十三話」となります。
美音の左腕ですが、小銭が男にしては小柄で軽めだったのでノーダメということで
338: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)12:56 ID:SFM7CiMU(2/11) AAS
学園生活における男子禁制の地、女子更衣室。
夏真っ盛りで蒸し暑さを感じる中のプール授業が目前とあって、室内の女子たちは活気に満ち溢れていた。
色とりどりの女子高生たちの下着、あるいは全裸姿がひしめいてる光景は正に絶景の一言だが
そんな中、未だ制服のままコンビニで朝一に買った雑誌に目を落とす一人の少女がいた。
アクアメロディが佐竹邸からの盗みを終えた翌週に発売された、撮馬久留夫の過激な下ネタ写真で
一部の人間から熱狂的な人気を誇るその雑誌には、本来掲載されるべき記事と写真が
つまり、今やアイドル扱いの美少女怪盗を被写体とした特集が一ページも存在していなかった。
(よかった。ちゃんと消したから大丈夫だとは思っていたけど、やっぱり私の写真は載ってない)
雑誌末尾の「今週の特集は中止となりました」というお詫び文を読み終え、ホッと安堵の微笑み。
少女―――水無月美音は抱えていた心配事のひとつが解決し、肩の荷が下りた気分になる。
省23
339: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)12:57 ID:SFM7CiMU(3/11) AAS
「やっ、ちょ、ちょっと楽子!?」
「何よ今のド迫力シーン!? こんなもん見せられて触らずにいられるかっ!」
「やぁんっ!」
自分では不可能な衝撃シーンを見せつけられた楽子は、たまらずぎゅむっと眼前の巨乳を掴み
もみもみやわやわとその感触が本物であるか確認するかのように揉みしだく。
「ら、楽子……やめ、あ、んっ!」
「くっ! これは紛れもなく天然……わたしの負けね」
「……ふぅ……はぁ……最初から勝負なんかしてなかったんだけど」
圧倒的な敗北感に襲われた眼鏡娘はガクリと肩を落とすと、そのまま床へと崩れ落ちる。
当然だが、そんな彼女を見つめる美音の視線は冷たい。
省21
340: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:00 ID:SFM7CiMU(4/11) AAS
日野森美緒。それが彼女の名前である。
パーマをかけた金髪に気の強そうな吊り目が印象的な美少女で、男子人気は美音に次ぐほどなのだが
その自尊心の高さと目立ちたがりな性格ゆえに同性からの評判は芳しくない。
美音も正直なところ、苦手な相手だ。
彼女は己よりも人気のある自分のことを嫌っておりそれをまったく隠さない。
名前の読みが似ているところも癇に障るらしく、目が合うたびに睨まれる始末。
それにもうひとつ、彼女のことを苦手とする理由が美音にはあった。それは―――
「まったく、犯罪者になりたいなんてどんな神経をしてるのかしら?
それもあんな薄汚いコソ泥と張り合おうだなんてありえないわね」
「ちょっと! 美音は何も言ってないじゃない! それにアクアメロディは怪盗! コソ泥じゃない!」
省22
341: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:03 ID:SFM7CiMU(5/11) AAS
「まったく楽子ったら、授業が終わっても怒りっぱなしなんだから……」
険悪な空気が漂うプールを含めた授業も終わり、放課後。
一人で帰宅していた美音は友人の直情さに呆れつつも、感謝の気持ちを覚えていた。
本来ならば日野森の暴言に対し怒るべきだったのは自分。
だが、もしあの場面で感情の赴くがままに言い返していれば、楽子がそうしていたように
流れ上アクアメロディを庇う発言をしなければならなかった。
けれども、自分とアクアメロディを同じくらいに嫌っている彼女の前でそんなことをすれば
二人は同一人物じゃないのか、と突っ込まれる可能性も零ではない。
そこで否定するのは簡単だし、誰も信じたりはしないだろうが、言い分が真をついている以上
用心をするに越したことはない。知らずに自分がボロを出す可能性もあるのだから
省21
342: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:05 ID:SFM7CiMU(6/11) AAS
「ふたつめのミッションでは最初の時みたいにマスコミに顔出しをしろって指示はなかったってことは
次以降もない可能性は高い。それなら極力彼らのいるあたりを避ければとりあえずは大丈夫よね」
それでも望遠カメラなどで姿を捕らえられることはあるだろうが、これはもう仕方がない。
パンチラやおっぱいが揺れるところを撮られる程度ならば必要経費と割り切るしかなかった。
勿論、アクアメロディとしてはともかく、水無月美音としては非常に複雑な結論ではあったのだが。
「さてと、今日の晩ご飯はどうし……?」
考え事をしている間にいつの間にか自宅に到着していたため、美音は入口の門を潜り玄関へと向かうが
ドアの前に何か見慣れない物体が置かれていることに気がつく。
そこには、自分ならばなんとか一人で抱えられそうなくらいの大きさの木箱がひとつ。
「何、これ……ッ!?」
省21
343: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:09 ID:SFM7CiMU(7/11) AAS
『やっぱりそれを聞いてくるよね! ああ、ISっていうのは僕のイニシャルではないよ。
アクアメロディのような、格好いいもう一つの名前が欲しくてねぇ。それで考えてみたんだ』
「……」
『あれ、反応薄いね? まあいいや、このISっていうのは「Invisible stalker」の略だよ。
見えない、けれど寄り添う者。僕にピッタリな名前だと思わないかい?』
「ええ、ストーカーってところがとてもね」
『アイタタタ、それを言われると痛いなぁ〜。でもまあ、そういうことだから今度から僕のことは
アルファベットの頭文字を撮って「アイズ」って読んでおくれ』
ちなみに火野にもこの名前を名乗っていたんだよ。
と楽しそうに告げる謎の男改めアイズに美音は閉口しつつ、今得た情報を分析する。
省2
344: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:12 ID:SFM7CiMU(8/11) AAS
強い執着―――この場合は自分に対してだろう、を原動力にして動いているように思える。
ストーカーというマイナスイメージの強い単語を使っているのもその表れだ。
(だけど、目的が見えてこない。『君を僕だけのモノにしたい』なんて言っていたけれど
やっていることは嫌がらせ紛いのミッションを私にやらせているだけ)
毎回のターゲットの情報収拾だけ見ても、その精密さからして多大な労力と金銭がかかっているはず。
アイズがそれなり以上の財力と権力の持ち主であることは間違いないだろうが、限度がある。
ミッションクリアの報酬としてエレメントジュエルをアッサリと返還してくるのも異常だ。
超常の宝石は、使い方さえ間違えなければいくらでも持ち主に利益をもたらしてくれるというのに。
(とにかく、このアイズという男の正体と目的をハッキリさせないことには前に進めない)
『じゃあ、自己紹介も済んだし、そろそろお待ちかねだろう三つ目のミッションを発表しよう』
345: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2017/12/07(木)13:16 ID:SFM7CiMU(9/11) AAS
そのためにも今は悔しくても彼の言いなりになってミッションをこなすしかない。
けれどもし、次のミッションがまたあんな恥ずかしい内容だったら―――
上下の下着を身に着けていない状態でアクアメロディとして盗みを働いた先日のことを思い出すと
あの時の自分はなんて恥ずかしい真似をしてしまったのだろう、今でも頬が上気してしまうが
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