[過去ログ] 【世界大戦】自由民主党の派閥22【河破朋充】 (609レス)
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186: (ワッチョイ 0533-2GL5) 2022/10/25(火)03:26 ID:hI9Qtk2l0(1/2) AAS
それから、先生は世界は心によって創られていること。
その心はいくつかの彩りを持って創られていて、第七番目から第十五番目までに分けられること。
人の魂は、このいずれかの彩りを持って、時に人の形となって現れることを話された。
人の五感の世界、そしてそれらに対する意識(第六番の世界)、
合わせて、例えば般若心経で眼耳鼻舌身意(かんにびぜっしんい)と云われているこれら六つの心は直接的な感覚の世界である。
人はこれらを統御して生活している故、通常人の一番低い心の段階を第七識と云う。
序に、この第七識の世界も、上層、中層、下層と分けられるが、それは後のこととする。
そして、次々と心の階梯(かいてい)があって、最後のものを第十五識とする。
ところが人の魂は一度この世に生まれたならば、どの彩りを持って輝くかは自ずから定まっている。
金はどう光っても金、鉛はどう光っても鉛なのである。
省9
187: (ワッチョイ 0533-2GL5) 2022/10/25(火)03:38 ID:hI9Qtk2l0(2/2) AAS
先生はその頃、毎日学生のレポートの作文に目を通されていて、その年の三千を超える作文のレポートを既に大半読み終えていた様であった。
背にしていた襖をさっと開けられると、そこは仕事部屋の様で、段ボールに入って整理された作文の山が目に入った。
先生はその部屋から一枚の紙片と一つの風呂敷包みを持って来られた。
既に読んだ作文を第七識から第十五識に分類し、各段階の作文の数を、その紙片に正を作って書き取ってあった。
風呂敷包みは、各段階の例となるものを集めたものだった。
その包みを広げて、一番上の一つを取って、僕に渡され、読めるかとお尋ねになった。
僕も度胸を据えて、読めますと答えた。四百字詰の原稿用紙六枚のレポートであった。
そして、5~6cmの厚さに積んである他のレポートの方をちらと横目で見る。
これは長い戦いになる、と感じ、全部お読みしますかと尋ねた。
先生は、僕の怯んだのを見逃さず、
省9
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