【日本史】GHQに焚書された書籍 (542レス)
上下前次1-新
400: ブログ転載 2024/11/01(金)16:04 AAS
○他三ヶ国の回覧文書はいずれも大抵同文言であるのをもってこれを略す
フランスはミニストル〔※公使〕 レオン、ロセスの名を記し、メリケンの回覧文書はチャルジダツヘイルス ポルトメンの名印があって、コンシュル ゼオルゼ、スビスセルがこれを布告し、オランダ文はコンシュル〔※領事〕 フワン、デル、タックから出る者で、ミニストル デ、ガラーフ、フワン、ポルスブルックの姓名を記し、各国の詞をもってこれを布逹した。
○
今あえて、四方の読者君子に報告しようと望むのは別事ではない。この度日本皇帝は去る一千八百五十八年の条約を許し、かつ去る一千八百六十四年英国ロンドンにおいて同盟諸国会議の時の、書載である諸ヶ条を許容した事である。
さて、アールコックの見込みに従えば、償金は払われるに違いないはずで、例えば兵庫は日本政府の好みではないので、来る一千八百六十八年までは開港し難いはずである。
今言うところの諸ヶ条について、 日本皇帝からの勅許は容易には得難い事どもで、実に前週日にはとても成功なき事と思い切ってしまった。
それなのに、にわかに 大君〔※将軍〕が出先から帰る沙汰に及び、すでに御出発になり、その上一橋公を筆頭とし、その他御老中数名が参内に及び、皇帝と御面会し、手詰まりの議論に及び、ついに勅許の手続きに至った。
風評では、高遠で雄大な議論の時に当たり一橋公におかれては、天子がもし条約を許すことなく、あまつさえ外国人を日本の地に入れる事を許さなかったならば必ず切腹するだろうと言葉を述べたと。もともとこの公におかれては賢明の性質であるから(私の)考えと同等である。
天子が勅許を下さないならば、自然と外国人と戦争に及び、万民は塗炭に苦しむだろう。そうならば生きてこれを見るだろうより、むしろ死ぬのがよいとの事であるに違いない。これは日本人の気性に従い吾が輩が評するところである。
禁裏で御老中一橋公大目付その他諸役人が列座で、 皇帝と面会におかれての議論は実に華々しい事どもであると言っている。
省1
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