【日本史】GHQに焚書された書籍 (542レス)
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2024/11/18(月)18:38
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493: ブログ転載 [sage] 2024/11/18(月) 18:38:02.71 p323 (六)ワシントン会議開かれる 世界大戦後、国際関係に大変調をきたし、国際間における在来の均整は完全に一掃されて、新たなる秩序や編成を立てることが必要になってきた。 国際連盟は大いなる画案には相違なかったが、いまだ十分な試練と修養を積んでいない。 したがって国際間の安定と平和とを与えるものは、依然として列国間の実力均衡の他にはなかった。 この均勢を考えるものには二つある。一つは欧洲の新均勢、一つは太平洋方面の新均勢である。 太平洋方面では米国が英国をしのいで第一の主力艦を持とうとし、新興日本はまた第三位に躍進しようとするに至った。ここにおいて軍備はますます拡張の競争が行われ、第二の世界大戦を見るやも測りしれない情勢となってきた。 米国大統領ハーディングはここに着眼し、海軍の軍備を制限して世界平和を確保し、かたわら支那に関する問題を議し、太平洋方面の暗雲を一掃しようと提議し、日・英・米に加えてフランス・イタリア並びに支那・オランダ・ベルギーなどの特別関係がある代表者を招いたので、我が国からは貴族院議長徳川家達・海軍大臣加藤友三郎・駐米大使幣原貴重郎、後に外務次官埴原正直を全権として出席させ、会議は大正十年十一月一日の欧洲大戦記念日をもって開会し、翌年二月六日に至る約三ヶ月であった。この時決定した事項は次のようである。 一、各締約国の主力艦の合計t数は基準排水量において、英米は五十二万五千t、日本は三十一万五十t、フランスイタリアは十七万五千t限、排水量は三万五千t限、口径十六インチ砲限。 一、航空母艦において、英米は十三万五千t、日本は八万一千t、フランスイタリアは各六万t限、排水量二万七千t限、口径八インチ砲限。 一、補助艦は排水量一万t限、口径八インチ砲限。 いわゆる英・米・日主力艦、五・五・三比率を決定したもので、これによって我が国が存置することができるはずの戦艦は陸奥・長門・日向・伊勢・山城・扶桑・霧島・榛名・比叡・金剛ということになったのである。これは昭和十一年までの有効期間である。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1725662547/493
六ワシントン会議開かれる 世界大戦後国際関係に大変調をきたし国際間における在来の均整は完全に一掃されて新たなる秩序や編成を立てることが必要になってきた 国際連盟は大いなる画案には相違なかったがいまだ十分な試練と修養を積んでいない したがって国際間の安定と平和とを与えるものは依然として列国間の実力均衡の他にはなかった この均勢を考えるものには二つある一つは欧洲の新均勢一つは太平洋方面の新均勢である 太平洋方面では米国が英国をしのいで第一の主力艦を持とうとし新興日本はまた第三位に躍進しようとするに至ったここにおいて軍備はますます拡張の競争が行われ第二の世界大戦を見るやも測りしれない情勢となってきた 米国大統領ハーディングはここに着眼し海軍の軍備を制限して世界平和を確保しかたわら支那に関する問題を議し太平洋方面の暗雲を一掃しようと提議し日英米に加えてフランスイタリア並びに支那オランダベルギーなどの特別関係がある代表者を招いたので我が国からは貴族院議長徳川家達海軍大臣加藤友三郎駐米大使幣原貴重郎後に外務次官埴原正直を全権として出席させ会議は大正十年十一月一日の欧洲大戦記念日をもって開会し翌年二月六日に至る約三ヶ月であったこの時決定した事項は次のようである 一各締約国の主力艦の合計数は基準排水量において英米は五十二万五千日本は三十一万五十フランスイタリアは十七万五千限排水量は三万五千限口径十六インチ砲限 一航空母艦において英米は十三万五千日本は八万一千フランスイタリアは各六万限排水量二万七千限口径八インチ砲限 一補助艦は排水量一万限口径八インチ砲限 いわゆる英米日主力艦五五三比率を決定したものでこれによって我が国が存置することができるはずの戦艦は陸奥長門日向伊勢山城扶桑霧島榛名比叡金剛ということになったのであるこれは昭和十一年までの有効期間である
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