【日本史】GHQに焚書された書籍 (542ﾚｽ)
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380(1): ブログ転載 2024/10/28(月)13:42 AAS
御国の柳川・久留米が肥前に引き揚げます上は、壱岐国ならびに大小監使は四方に一日散乱致し、長崎へ寄り合い、その上で大阪へ壱岐国は参りますはずとの内容を書き記したものがあります。
短ライフル・早合はかねて長州人が多分に買い上げました内容を承っておりますので、所々問い合わせて知りましたところ、ドイツ人ニッコル所持の品は、ひとつにつき銀八分ばかりで申し出ますところ、庄野新兵衛が参りますので、岡田摂蔵通訳・留局役々荘野一同が参り承りましたところ、一千につき十五両と申し出ます。ガラバーは所持いたしません件を申し出ます。
オロス、ホームなどへも掛け合いましたところ、皆々四十元四十五元五十元までに申し出ます。全くこのように時は勢いに乗じ、高価に張ります物と察せられます。
ホーム所持の品は薩人が直ちに買い入れ申します事情を、このままで経過しますのでは、容易ではなく形勢は片時も済み難いとの内容を、庄野が申し立てますので、よんどころなくアメリカ人オロスから早合五万、ドイツ人ニッコル（人名）残り分四千三百を御買い入れに決めまして、今朝受け取りが済みました。
ヤルト目鏡は千七百ヤルド（一ヤルド三尺）二十三元にて手に入ります件を、オロスから告げ知らされますので、留局役々庄野一同が参り、岡田摂蔵通訳が御注文になりました。総計四十早合（落字があるだろう）は、なお五万包をドイツ人ニッコルへ注文いたします。千につき二十元で、二十日に限り上海から取り寄せるはずの件を、一昨二日約定し処置します。
留局御役人庄野が同道し、岡田摂蔵通訳長はライフル一千挺ほどガラバーが所持いたしておりますので、この内五百挺を所望致しましたはずで、この時送って寄越されます。
御役人が同道し、岡田が同行致し掛け合いましたところ、ガラバーは留守で決めません。もっとも付属の者が告げ知らせますのは、近頃差し出しました通りの値段で、多分差し上げるつもりの件を返答いたします。
事柄が多くあり、後で送る手紙を記し上げ差し上げるつもりです。以上。
八月三日
荘村助右衛門
省2
382(1): ブログ転載 2024/10/28(月)15:16 AAS
>>379
>>380
壱岐国は誤訳で、小笠原壱岐守に変更。
p826に、この手紙がある。
七月二十八日、閣老小笠原長行は小倉の戦況を大阪の閣僚に報告す
〔尊攘録諸家建白ならびに届書等〕
小笠原壱岐守、小倉から大阪詰閣老へ
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