[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
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609(1): 2016/12/03(土)10:50 ID:lwy6STi8(2/3) AAS
>>606
> 有理数か否か判定可能
壮大な論点ずらし乙
610(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)10:56 ID:6Rgz8i9T(5/41) AAS
>>608 つづき
さらに、箱に0〜9で有限数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,anを考えてみよう
1.逆に、数列の頭での同値類を考えよう。>>114の2項にならって、推移律をチェックすることは容易だ
2.決定番号は、類別の同値類の代表元Ad=(a0,a1,a2,a3,・・am,・・,an)と、その類の任意の元A'=(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm,・・,a'n) との比較で、
(a0,a1,a2,a3,・・am)と(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm)とが一致するとき(当然これ(a'm)以降は不一致)に、決定番号をmとする
3.決定番号mの確率分布を考えると、m=1の確率が一番高く、m=1の場合の数は、10^n-10^(n-1)
(説明:10^nは、a1からanまでの順列の場合の数で、10^(n-1) は、a2からanまでの順列の場合の数で、決定番号2以上の順列の場合の数を除いている)
4.同様に、決定番号m=xの場合の数は、10^(n+1-x)-10^(n-x)
5.同値類の集合の濃度は、A'=(a0,a'1,a'2,a'3,・・a'm,・・,a'n) の順列全てであるから、10^n
6.これから分かることは、決定番号m=xの場合の確率Px=(10^(n+1-x)-10^(n-x) )/10^n=10^(1-x)-10^(-x)=9*10^(-x)。
省2
611: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)10:57 ID:6Rgz8i9T(6/41) AAS
>>610 つづき
逆に、同じように、箱に0〜9の有限数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,anで、しっぽの同値類を考えると
上記の全く逆で、前後を逆転させた議論になる
そうすると、xが大きくなると、Pxは指数関数的に大きくなる。つまり、すそが超重い確率分布になる。(大数の法則や中心極限定理が不成立)
ここで、n→∞の極限を考えると
上記の頭での同値類を考えた場合には、まだ数学的な取り扱いはできるだろう(すそは、ゼロになるから)
しかし、しっぽの同値類では、すそが超重い確率分布で、発散してしまうから、数学的な取り扱いは困難
ここで、いまの場合は、箱に0〜9の極簡単なミニモデルだったことを思い出そう
もともとは、箱には任意の実数を入れる。つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるモデルだ
箱に0〜9の極簡単なミニモデルでさえ扱いかねるのに、まして箱に任意の実数を入れる場合においておや
省1
612(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)10:57 ID:6Rgz8i9T(7/41) AAS
>>585
>ちなみにこれは半分嘘で、チャンパーノウン数とかいう超越数を10新無限小数展開して表示したときは
>規則性というか或る種の法則があって、0.12345678910111213141516… と、小数点以下の桁の数字は、
>有限個の数字を用いて10進表示された1以上の自然数 1, 2, 3, … が小数点第一位以下から順番に、
>単調増加するように並んでいる。
ここだけ
これだけでは、チャンパーノウン数の可算無限のしっぽをつかまえたとは言えないだろう
つまり、単に有限からの類推を示したにすぎない(結局実際には可算無限を直接見ていないのだ)
上記のレベル(単に有限からの類推を示した)でよければ、下記eの 1/n!の 数列和の方がシンプルですっきりしていないか?
両者とも、可算無限のしっぽは、霧の彼方で見えないが・・・
省8
613: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:06 ID:6Rgz8i9T(8/41) AAS
>>609
e =1/1!+1/2!+1/3!+1/4!+・・・+1/n!+・・・
π=1-1/3+1/5-1/7+・・・=Σn=0-∞(1/(2n+1))*(-1)^n (ライプニッツの公式) 外部リンク:ja.wikipedia.org
e、πとも収束する
両者を表現する公式も分かっている
だけど、e+πのしっぽが分からん
循環小数になるか否かがわからん
が、e+πの無限小数展開から、時枝数列 a0,a1,a2,a3,・・・・,an,・・・は構成可能だ
どうぞ、しっぽの類別お願いします。完全でなくとも、「しっぽがある周期をもって巡回するか否か」だけの判定でも可だよ。どうぞ!!(^^;
再度強調しておくが、無限小数展開モデルは、箱に0〜9の極簡単なミニモデルにすぎない>>605 !!
省9
614(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:15 ID:6Rgz8i9T(9/41) AAS
>>605つづき
ところで
<数学は、同値を定義し、推移律を確認すれば終わりなのか?>
1.同値を定義し、推移律を確認したところから、数学が始まるのでは?
2.例えば、下記サーストンによる幾何化予想、コンパクト3次元多様体の8つの部分多様体による分類。これはまさに上記の例では?
(同値を定義し、推移律を確認したところから、数学が始まる)
3.だから、>>114の”同値を定義し、推移律を確認すれば終わり”という書き方は、有限を扱うならまだしも、可算無限を扱うには、あまりにも粗雑だろう
外部リンク:ja.wikipedia.org
(抜粋)
幾何化予想(きかかよそう、Geometrization conjecture)は、1982年にアメリカの数学者ウィリアム・サーストンによって提出された「コンパクト3次元多様体は、幾何構造を持つ8つの部分多様体に分解される」という命題。
省3
615(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:18 ID:6Rgz8i9T(10/41) AAS
>>608 つづき
ヒルベルト空間について
吉田 伸生先生いいね
外部リンク[html]:www.math.nagoya-u.ac.jp
吉田 伸生 名古屋大学大学院多元数理科学研究科
外部リンク[html]:www.math.nagoya-u.ac.jp
吉田伸生★ 教育活動:
外部リンク[html]:www.math.nagoya-u.ac.jp
2010年度 関数解析学 担当教員: 吉田伸生
講義ノート
省12
616(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:21 ID:6Rgz8i9T(11/41) AAS
>>615 つづき
>>579-580 そうL^2数列空間(ヒルベルト空間)なんだ
で
<なぜヒルベルト空間なのか?>
1.これがよく纏まっている
外部リンク:d.hatena.ne.jp ヒルベルト空間 - 大人になってからの再学習: 2012-05-21 [物理数学]ヒルベルト空間
(抜粋)
物理学で参考になる「物理のかぎしっぽ」のサイトでも、簡潔に言うと次のような説明のされ方をしている。
ヒルベルト空間とは内積を定義したベクトル空間
外部リンク:hooktail.sub.jp
省15
617(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:24 ID:6Rgz8i9T(12/41) AAS
>>616 つづき
吉田 伸生先生のテキストの歴史の記述が良いね
外部リンク[pdf]:www.math.nagoya-u.ac.jp
バナッハ空間とヒルベルト空間
(抜粋)
2.3 バナッハ空間とヒルベルト空間
有限次元空間Kd で点列の収束を考えるとき, 完備性(任意のコーシー列が収束すること) が役立つことが少なくない. 例えば, 「絶対収束級数が収束する」という命題は完備性と等価である.
実は, こうした事情は無限次元のノルム空間にも共通している. そこで, 有限次元空間での概念の自然な拡張として完備性を定義し, 完備なノルム空間, 内積空間をそれぞれバナッハ空間, ヒルベルト空間と呼ぶことにする(詳細は定義2.3.1).
今日、バナッハ空間と呼ばれる完備なノルム空間の概念は、1920 年から1922 年にかけて、N. ウィナー, S. バナッハ, E. ヘリー達が独立に導入した^17。
ヒルベルト空間の具体例(主にL^2(N)) はD. ヒルベルトやE. シュミット達が20 世紀初頭から調べていたが, 抽象的な公理はJ. フォンノイマンによる^18(1929 年).
省9
618(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:26 ID:6Rgz8i9T(13/41) AAS
>>617 つづき
吉田 伸生先生つづき
外部リンク[pdf]:www.math.nagoya-u.ac.jp
3 ヒルベルト空間続論
(抜粋)
”無限次元内積空間で(3.3) の成立は無条件でない. まず(3.3) の成立にはM が閉部分空間であることが必要(補題3.1.2 参照). また(3.3) が任意の閉線型部分空間M に対して成立するにはX がヒルベルト空間であることが必要十分.
ここでは, 次の二つの場合に(3.3) の証明を目標とする(命題3.1.5):
a) X が内積空間, dimM < ∞;
b) X がヒルベルト空間, M が閉線型部分空間.
これらは, 後にリースの表現定理(定理4.3.4) で重要な役割を果たす.”
省2
619: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:29 ID:6Rgz8i9T(14/41) AAS
>>618 つづき
で (連番は<なぜヒルベルト空間なのか?>>>616のつづき)
3.時枝解法のようなヒルベルト空間外での数列を扱う理論は? 良くしらない。全くないわけではないのだろうが・・・、ヒルベルト空間ほどの理論整備が行われているとは思えない
4.ところで、時枝解法は、あきらかに、級数の収束は要求していない。だから、ヒルベルト空間外での数列を扱うのだ。だが、どうやって?
ヒルベルト空間外での数列のしっぽ? 同値類? 決定番号? そんな理論あるのか? あるなら教えて・・(^^;
620: 2016/12/03(土)11:38 ID:mQeh06cb(1/6) AAS
>>604
>>600-602の議論が自然数変数 k≧2 の値を固定せずに上から評価したり、
y-c_0 の下からの評価が抜けていたりして杜撰だった。
しかし、そもそも、スレ主のいう問題に答える「だけを考える」場合は、
可算無限進小数展開なる概念が無意味だった。
>>583で述べたような一様分布の問題や正規数「だけ」を扱ったり考える
にあたっては、可算無限進小数展開なる概念は必要ない。
もし意味が生じたら、有理数体Qが実数体Rの商体で
Rの最小の部分体なることに反し矛盾が生じる。
この場合は、>>591-593の(1)までや、>>599の前半のxの無理性の判定
省1
621(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)11:53 ID:6Rgz8i9T(15/41) AAS
形式的冪級数は、ヒルベルト空間の外かな?(^^;
外部リンク:ja.wikipedia.org
形式的冪級数
(抜粋)
数学において、形式的冪級数(けいしきてきべききゅうすう、英: formal power series)とは、多項式の一般化であり、多項式が有限個の項しか持たないのに対し、形式的冪級数は項が有限個でなくてもよい。例えば、(X を不定元として)
? (n = 0 - ∞) X n = 1 + X + X^ 2 + X^ 3 + ? + X^ n + ・・・
は(多項式ではない)冪級数である。
(引用終り)
外部リンク:en.wikipedia.org
In mathematics, a formal power series is a generalization of a polynomial, where the number of terms is allowed to be infinite; this implies giving up the possibility of replacing the variable in the polynomial with an arbitrary number.
622(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)12:21 ID:6Rgz8i9T(16/41) AAS
>>621 形式的冪級数 関連 引用
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む19
2chスレ:math
125 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2016/05/15(日) 07:50:16.70 ID:2TKPQHsX
>>93 自己レス
”時枝の箱の列←→形式的冪級数の集合R[[x]]”と書いたけど
下記、落合理先生は、「係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.」という
「時枝の箱の列←→形式的冪級数 という全単射対応は、認めるとしよう」と書いたけど、間違いかな。ここ突っ込んでくる人いなかったけど(^^;
K[[X]] が”次元は非可算無限”という理由は、テイラー展開の二項定理 (1+x)^α (αは任意の実数 または複素数)で、これが形式的冪級数に展開できるからだろう
しかし、全単射可能だと、ベクトル空間の次元は一致しないといけない。だから全単射ではない? はて
省18
623(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)12:25 ID:6Rgz8i9T(17/41) AAS
>>622 補足
落合理先生は、形式的冪級数で、”係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.”
とあるから、ヒルベルト空間の外なんだろうね
が、「次元は非可算無限である」の理屈がわからん・・(^^;
624(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)13:08 ID:6Rgz8i9T(18/41) AAS
>>623 ついでに
外部リンク[html]:www.math.sci.osaka-u.ac.jp
教育活動およびその他の仕事 落合理 大阪大学
外部リンク[pdf]:www.math.sci.osaka-u.ac.jp
「数学オリンピック財団主催JMO夏季セミナー」 でのレクチャートーク (180分)(2010/8/26) (木)
「数の体系の広がり, 周期積分, そして整数論-- 代数と幾何と解析の交わる世界--」
講演ノートのPDFファイル (実際の講義では 本ノートの6割ほどの内容しか話せず, 複素数の部分, 素数定理, ゼータ関数の部分の後半や レムニスケート関数の部分はカットせざるを得なかった)
(抜粋)
1.4. 超越数.
先にみたように「ほとんどの」数は超越数である. 広い海岸に果てしなく敷き詰められた砂の一粒一粒を数に例えるとその一粒(数)を何の作為もなく勝手につまみあげたならば,
省9
625: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)13:09 ID:6Rgz8i9T(19/41) AAS
>>624 つづき
3. 数論的多様体の周期積分
3.1. 周期とは. Kontsevich とZagier の概説論文[KZ] を参考にして周期という概念を導入したい.
問 P の中に入らない実数を与えられるだろうか?
という問もKontsevich-Zagier の論説のなかで提起されている. これに関しては吉永正彦さんの結果[Y] としてひとつの解答が得られている.
吉永さんは, 数学基礎論や計算論の研究でよく知られている次のような複素数の世界の階層構造に着目した.
{ 代数的数} ⊂ { 初等数} ⊂ { 計算可能数} ⊂ { 複素数}.
そしてさらに次の定理を示した.
定理3.4 (吉永). P ⊂ { 初等数} となる.
[Y] にも説明があるように, 初等数でない複素数の例が知られているので, Kontsevich-Zagier の問に対する答えが得られたことになる.
省1
626: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)13:47 ID:6Rgz8i9T(20/41) AAS
sage
627(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)13:51 ID:6Rgz8i9T(21/41) AAS
>>623
こんなのが
外部リンク:math.sta
ckexch
ange.com/questions/176475/what-is-the-standard-proof-that-dimk-mathbb-n-is-uncountable
linear algebra - What is the standard proof that dim(k^N is uncountable? - Mathematics Stack Exchange: asked Jul 29 '12 at 13:46 Chindea Filip
What is the standard proof that dim(kN)is uncountable?
This is my (silly) proof to a claim on top of p. 54 of Rotman's "Homological algebra".
略
1 Answer answered Jul 29 '12 at 14:29 Asaf Karagila
省3
628(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/03(土)13:52 ID:6Rgz8i9T(22/41) AAS
>>627 再投稿
外部リンク:math.stackexchange.com
linear algebra - What is the standard proof that dim(k^N is uncountable? - Mathematics Stack Exchange: asked Jul 29 '12 at 13:46 Chindea Filip
What is the standard proof that dim(kN)is uncountable?
This is my (silly) proof to a claim on top of p. 54 of Rotman's "Homological algebra".
略
1 Answer answered Jul 29 '12 at 14:29 Asaf Karagila
One liner argument which uses a much more difficult theorems (swatting gnats with cluster bombs kind of proof):
kN is the algebraic dual of the polynomials in one variable, k[x] which has a countable dimension. If kN had a countable basis then k[x] would be isomorphic to its dual, and since this cannot be we conclude that kN has a basis of uncountable size.
The arguments given in Arturo's answer show that the above is indeed a proof (in particular Lemma 2 with κ=?0 ).
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