[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む33 [無断転載禁止]©2ch.net (713レス)
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457: 2017/05/31(水)05:23 ID:CHwSD1ir(2/5) AAS
>>416
>>456の訂正:
下から2行目:渦状の曲線を描きながら近似する(一変数複素関数の微分)か → 「必ず」渦状の曲線を描きながら近似「出来る」(一変数複素関数の微分)か
下から1行目:一方向から線形近似(実関数の微分)をするか → 一方向から線形近似(実関数の微分)「だけが出来る」か
458(1): 2017/05/31(水)06:32 ID:fJPHPMPA(1/7) AAS
>>456
一変数複素関数論は理工系の他の学科でも習うよ
全部とは言わないけど
>渦状の曲線を描きながら
それは斜航的な場合ですね
確かに微係数が一般的な複素数ならそうなります
ちなみに実数なら放射的な直線、
絶対値1の複素数なら円を描きます
重要なのは複素微分可能な変換では角度が保たれる点です
理由は直観的にも明らかです
省5
459: 2017/05/31(水)06:38 ID:fJPHPMPA(2/7) AAS
>>454
>何次方程式でも必ず複素数の解を持っている。
しかもn次なら必ずn個持ってる(注:重解の個数も数える)
n次多項式関数は、リーマン球面をn回被覆する、と考えれば
そりゃそうだろうと思える
「オートマチックな公式」の存在ってそんなに重要ではないだろう
数値解法でいくらでも正確に解の存在範囲が限定できるのだから
実用上はそれで十分である
根号で表したって結局は数値計算するんだから
460(2): 2017/05/31(水)06:44 ID:fJPHPMPA(3/7) AAS
>>450
>柏原正樹の代数解析の本は、難しすぎるし
>そもそも、面白そうじゃなかったね(^^
個人的には
柏原正樹の代数解析の本を
一松の多変数関数論の本に
置き換えるとそっくりそのままw
たしかにいきなり柏原の本はキツイので
このあたりからで如何でしょうか?
外部リンク:www.asakura.co.jp
461(2): 2017/05/31(水)06:45 ID:CHwSD1ir(3/5) AAS
>>458
いや、理系の学科卒ではあるけど、
高校以降、授業は黒板の写しと早口の説明ばかりで、
聞いてもムダだと思って殆ど聞いていなかった。
高校以降、数学は殆ど独学。
マトモな説明どうもありがとうございます。
462(1): 2017/05/31(水)07:01 ID:fJPHPMPA(4/7) AAS
蛇足ですが、b-関数の源が
d(x^(s+1))/dx=(s+1)x^s
だと知ったとき あまりのプリミティブさに驚いた
これが本当の意味での”センス”というものだろう
463(2): 2017/05/31(水)07:05 ID:fJPHPMPA(5/7) AAS
>>461
数学科でも同じですよ
だから学生は講義には出ません
出ても大抵内職してます
464(1): 2017/05/31(水)07:12 ID:CHwSD1ir(4/5) AAS
>>463
>出ても大抵内職してます
やはり、そうですよね。
だけど、何故内職しているのに講義で説明された事項が分かるんですか?
内職中は独学に集中して考えたりしませんか?
465(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)10:12 ID:105ZXXC5(1/18) AAS
>>460
どうも。スレ主です。
情報ありがとう
これ面白そうやね
何となく読めそうだ(^^
外部リンク:www.asakura.co.jp
シリーズ: すうがくの風景 5
D加群と計算数学
A5/208ページ/2002年02月28日
大阿久俊則 著
省35
466(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)10:35 ID:105ZXXC5(2/18) AAS
>>460
どうも。スレ主です。
いきなりでもないんだが・・、おっと、小松彦三郎先生の佐藤超函数論入門が、PDFで落ちていたね(下記)
昔、修士1年のときに、阪大石橋の理学部のキャンパスに行ったときに、生協でこれ売っていたので、買ったが、むずだった(^^
で、随分前に書棚が狭くなって処分した(多変数の層理論がついて行けないこともあり・・)
まあ、いまどきの学生なら、斜め読みしたら(手書きで読みにくいが)、なにか得るところがあるだろうね・・(^^
(自分も時間があるときに、また読んでみようと思うが・・)
外部リンク:repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
コレクションホームページ
0188 佐藤超函数論入門 2
省9
467(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)11:18 ID:105ZXXC5(3/18) AAS
>>466 関連
なんでか、これ(下記)がヒットするんだな〜(^^
年代が不明だが、京都大学数理解析研究所の所内報だろうねが、面白いね〜
灘中灘高東大数学科で東大教員か・・。こういう人には尊敬の念を抱くが、ただの数学科に憧れ? んなわけないだろ・・(^^
外部リンク:www.ms.u-tokyo.ac.jp
外部リンク[pdf]:www.ms.u-tokyo.ac.jp
「きっかけはいろんなこと」 小林俊行(京大数理研)東京大学
(抜粋)
大学に入って間もなく,金子晃先生が主催する佐藤超関数論のセミナーがあることを知りました. 1,2 年生を対象として前期に準備的な勉強をし,夏休みに原論文を輪講するというセミナーでした.参加することに決めたものの,もちろんわからないことの連続でした.
「佐藤超関数は,商空間の元として定義する」という一文に出会えば,商空間とは何だろうといった具合です.見当はずれの勉強もしましたが,それでも論文に書かれていることを理解したくて,食らいついてゆきました.
省8
468: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)11:20 ID:105ZXXC5(4/18) AAS
>>467 つづき
このころ,一度だけセミナ一発表がお休みになったことがありま
した.小石川植物園で聞かれる理学部のビア・パーティと時聞が重
なっていたので,そちらを優先させていただいたのです. 1週間ま
るまる暇になり,代数の勉強をお休みして, r領域の特性関数のフ
ーリエ変換が球対称な零点をもっとき,もとの領域は球か?Jとい
う問題を考えてみました.当時,この問題の背景は知らなかったの
ですが,ある工学部の先生がお尋ねになったとのことでした.後に
なって,この問題はある自由境界値問題(シッファー予想)や, 60
年以上未解決のままになっている積分幾何の問題(ポンペイユ予想)
省16
469(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)12:11 ID:105ZXXC5(5/18) AAS
>>467
小林 俊行先生って、世界的な数学者やね〜(^^
知らなかったよ・・
外部リンク:ja.wikipedia.org
小林 俊行 (こばやし としゆき、1962年9月 - )は、日本の数学者。東京大学教授。理学博士(1990年)。大阪府大阪市出身[1]。
業績
工学者からの質問をきっかけとして、積分幾何の問題に取り組み、領域の変形の立場で、Pompeiu予想(1900年代初頭より未解決の問題)が正しいことを小林が証明したとき、小林はまだ修士の学生であった。
さらに領域の特性関数のフーリエ像の零集合の無限遠での漸近挙動から領域の形状を記述するという問題に発展させ、その非線形偏微分方程式を導いた。
正の定曲率を持つ完備なローレンツ多様体は決してコンパクトにはならないが、その一方で基本群は必ず有限群になる。この奇妙な現象はカラビ・マルクス現象と呼ばれるが、小林はこの現象の必要十分条件を示した。
これをきっかけとし、リーマン幾何の枠組みを超えた等質空間の不連続群論に小林は世界で最初に本格的に取り組み、その基盤作りを行った。
省4
470: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)12:49 ID:105ZXXC5(6/18) AAS
>>469 関連
下記経歴と>>467のPDFの内容から、小林 俊行先生が、京都大学数理解析研究所助教授になられたころ、自己紹介を兼ねて書かれたんだろうと推察する。2001年ころか
外部リンク:researchmap.jp
小林 俊行 J-GLOBAL 更新日: 16/11/04 10:06
(抜粋)
2003年 - 2007年3月
京都大学数理解析研究所教授
2001年 - 2003年
京都大学数理解析研究所助教授
471: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)13:06 ID:105ZXXC5(7/18) AAS
>>465
大阿久 俊則先生これか。「D加群と計算数学」正誤表PDF、「グレブナ基底と線型偏微分方程式系(計算代数解析入門)」 上智大学数学講究録PDF、講義録 代数学特論AII(ガロア理論入門)PDF をピックアップしておくよ
外部リンク[html]:kenkyu-db.twcu.ac.jp
東京女子大学現代教養学部数理科学科数学専攻
教授
大阿久 俊則
オオアク トシノリ
Toshinori Oaku
経歴
東京大学 理学部 助手 1982/04/01-1986/08/31
省13
472(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)14:01 ID:105ZXXC5(8/18) AAS
関係ないけど、ヒットしたので貼る(欲しい情報がヒットしないんだ・・(^^)
外部リンク[pdf]:www.sist.ac.jp
[PDF] 量子力学の数学形式は経験世界のいかなる原理に由来するのか
榛葉豊 - 静岡理工科大学紀要, 2014 - sist.ac.jp
473(1): 2017/05/31(水)15:28 ID:CHwSD1ir(5/5) AAS
>>465
スレ主は、佐藤幹夫の数学[増補版]を持っているのだろ。
それなら、その本を生かせばいい。
題名通り代数解析も含めて色々な記事が収録されていて、記事には参考文献があるだろう。
(マトモな)数学書より記事が読みにくいということはない筈だ。
474: 2017/05/31(水)15:41 ID:dprCAZQy(1) AAS
数列すら理解してないのに、高度な数学をかじったところで、分かったような気になるだけ
475(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)15:57 ID:105ZXXC5(9/18) AAS
下記はC++さんのために貼っておくよ
(秋田大卒業か。PDFありがとう!)(もっとも、欲しい情報がヒットしないんだが・・(^^)
外部リンク[pdf]:pel.es.hokudai.ac.jp
シュワルツ超関数としての信号処理理論 (北海道大) 2014/09/12
(抜粋)
信号処理における数学はよくよく見ると怪しい印象を受けてしまう部分もある.私が気になったのは「フーリエ変換」の種類の多さである.実数全体で定義された周期的でない関数に対する,周波数ドメインへの変換が普通のフーリエ変換である.実数全体で定義された周期関数に対してはフーリエ級数展開が用いられる.
そして離散時間信号に対しては,周期的でない信号については離散時間フーリエ変換が,周期的な信号については離散フーリエ変換が用いられる.このように,時間ドメインから周波数ドメインへの変換としてのフーリエ変換には実は4 種類存在するのである.
いずれも計算方法は異なり,変換の結果得られる周波数の関数も実数全体で定義されたり離散的な周波数に対して値を持つものであったりで,さらには周期性を持つかどうかも4 つの変換それぞれで異なる.
確かにそれぞれ三角関数の基底による表現になっているとはいえ,それぞれの関連について説明がなければフーリエ変換の結果と離散フーリエ変換の結果をどう対応つけていいかすらもよくわからなくなる.
何より私はこの信号の種類に応じて個別に対応するという姿勢を全くもって美しくないと感じたのである.できることなら全ての信号をひとまとめにして一つの定義のフーリエ変換で信号処理を説明してほしい.
省11
476(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/05/31(水)16:08 ID:105ZXXC5(10/18) AAS
>>473
>スレ主は、佐藤幹夫の数学[増補版]を持っているのだろ。
どうも。スレ主です。レスありがとう。佐藤幹夫の数学は読んだ。増補版だったかどうか忘れたが
佐藤幹夫先生が米から帰国して、「さあ何をやろうか」というときに、小松 彦三郎先生が、佐藤超関数を東大などで講義していて、これをもう一度掘り下げようと。
そんな話を記憶している。それで、SKKが出来たと。SKKも、いま検索したら、どこかにPDFかなにかあるかも知れないね
>題名通り代数解析も含めて色々な記事が収録されていて、記事には参考文献があるだろう。
まあ、おれは、数学研究者じゃないし、自分で数学研究の論文を書けるとは思っていない(とてもそんなレベルじゃない)。
なので、この程度で良いよ
まあ、>>475に引用した秋田大 (Dai AKITA)さんのPDFの最初だけでも読んでみな。面白いよ。秋田さんも佐藤超関数を勉強して、それを使った信号処理理論も考えたらしい。が、結局、シュワルツ超関数を使った
1変数だから、佐藤超関数でも良いみたいだが、シュワルツ超関数の方が文献が多いから使い易いのかもね。秋田さん工学系だが、おれらの理解は、この程度で良いんだよ(^^
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