[過去ログ]
私が死ね死ね団のミスターKだ! Part.3 [無断転載禁止]©2ch.net (963レス)
私が死ね死ね団のミスターKだ! Part.3 [無断転載禁止]©2ch.net http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
98: ◆6EgzPvYAOI [sage] 2016/08/08(月) 23:52:29.23 ID:hxmQinX+ >97 「ぐはっっ!?」 不意打ちのように切り裂かれ、吹き飛ばされ、天井に叩きつけられたクイックシルバー。 朦朧とした意識の中で、見覚えのない映像がフラッシュバックする…… 「……これは……スピードスターの戦い方……!」 天井が、どろりと融ける。全身を高速で細かく動かすことにより摩擦熱を発生させて岩盤を融解したのだ。 解けた天井から体を引きはがし、垂れ下がる溶岩を蹴って宙を駆ける!熱いと感じる前に次の足場へ! 直列化したプラネットマンを踏みつけ、転がって受け身を取りつつ着地! 見守るしかないシーサーを部屋の外に押し出してから、縦横無尽に駆けずり回って空気をかき乱し、幾つもの旋風を作り出す。 旋風はやがて竜巻となり、プラネットマンを構成する惑星をバラバラに飲み込もうと……! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/98
99: ミスターK [sage] 2016/08/09(火) 20:43:37.16 ID:couzefl3 >>93 悪魔将軍「!?いつの間にイグアナがいない!!」 ※突如対決していたイグアナの姿いなくなり隔離室には悪魔将軍ひとりだけになっていた。 悪魔将軍「ならばこの部屋などに用はない……!?出入口がなくなっている!」 ※すると部屋に1万Gの重力がかかり悪魔将軍は動けなくなった。そこへミスターKの立体映像が映る。 ミスターK「ははははははははははは!どうかね超重力の部屋の住み心地は。もうこの部屋はラグナロクから分離して太陽系から出ていくところだよ」 悪魔将軍「ならばまたブラックホールを作るまで……」 ミスターK「やってみるならやってみるがいい!もうその部屋には強力な魔法防御で形成されていてな。もうお前に脱出は不可能だ!!」 ※悪魔将軍を封じた隔離室はやがて太陽系を出て宇宙の遥か外側までの長い旅に旅立った。暫くは悪魔将軍も抵抗したが1万Gの前には打つ手はなく、やがて悪魔は考えるのをやめた。 ミスターK「これで万が一戻るとしても数エピソードこなした後だろう。イグアナ、サイバーマルコのほうはどうだ?」 イグアナ「なんとかガンゲルゲの細胞の除去は完了し今から蘇生儀式を始めます。しかし今回のエピソードでの復帰は無理でしょう」 ミスターK「いよいよこの話も大詰めか。総員、ラグナロクの修理を急げ!バドーロボット軍団の復旧も忘れるな」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/99
100: 逆道逆 [sage] 2016/08/09(火) 21:34:42.39 ID:mEKsz0oI >>95 逆道「(こいつらの本体はあくまでもサタンなのか?)これだけ燃やして、氷が溶けないと思うなよ」 氷が熱で溶け始め、そのまま湯気をあげて逆道たちの周りに立ち込める 逆道(...よし!) とりあえず危機を脱するべく自分向けの吹雪で天井に体をくっつけた ちょうどその少し後に湯気が消える 逆道「この能力の使い方は、どっちかっていうと土中の水分を固めて動きにくくすることだったんだよ!」 今は逆道はツララにしがみついている、そして地面は全て凍って土が動きにくい、表面で水を吸いこむことは不可能だ! 逆道「それじゃあ続きだ!土の動きを封じて ルダスの弱点ダッシュ3!」 高圧水流! 工業界では極めて高い水圧をぶつければ金属のような硬いものも切ったり砕いたりできるとされている!! 逆道はその勢いで水を撃っているのだ! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/100
101: 上泉師範 [sage] 2016/08/09(火) 21:53:15.92 ID:mEKsz0oI >>96 上泉師範「うっ この速さは、ついていけない...しかしここは次元防御壁の外、次元を斬ってやる!」 師範の刀から異次元への切り口が開く、その中にチェックメイトが飲み込まれていくではないか! チェックメイトは今ケンタウルス体型で普通の人間よりずっとデカい!質量の大きい物体がブラックホールなりワームホールなりにすぐ飲み込まれるのは自然なことだ。このままチェックメイトはどこか別次元を漂い続けることだろう! 上泉「危なかった...」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/101
102: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/09(火) 22:42:29.46 ID:bBtBTtzq チェックメイト「私も最強の悪魔騎士…ただでは死なない!!」 そう言って、チェックメイトは渾身の力で手を伸ばし、上泉師範を掴む。 上泉師範「う!」 チェックメイト「あなたも道連れです!!」 チェックメイトは上泉師範を連れて、異次元の彼方へ消えていった…。 後にはダメージの残った動けない彩乃達が残るだけである。 ―――――――――――― プラネットマン「うう…この竜巻を喰らっては一たまりも…そうだ!!魔技、宇宙地獄!」 プラネットマンはとっさに宇宙空間を作りだし、真空状態を作る事で旋風を拡散させ、竜巻を消滅させた!! プラネットマン「何とかなったか……さて……お前ら、そろそろ逃げるぞ」 そう言って、出口を指さすプラネットマン。 いぶかしがる二人に、プラネットマンはこっそりと耳打ちする。 プラネットマン「間もなくこの東京は崩壊する、我々には死守命令が出ていたが、逆道逆のサタンの下への到着をもって俺の任務は終わった物と判断する。俺の担当するこの通路も爆破封鎖したから、もう俺は命が惜しい」 そう言って、プラネットマンは逃げ始める。 悪魔にも色々いるのである。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/102
103: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/09(火) 23:33:38.83 ID:bBtBTtzq ミーア「兄様一人だけずるい!」 逆道の高圧水流をミーアの作りだした鉱石の壁が遮った。 次いで、逆道のくっつく天井が、爆発四散して崩れ落ちる。 そして体制が崩れ落下する逆道を、ルダスの斧が襲い、その体に遂に叩きこまれた! 炎の力はダッシュ3が相殺しているので、斧の物理的ダメージだけだったが、それでも相当な物である。 そこに、飛び込んできたミーアが鋭い蹴りを入れ、逆道を壁まで叩きつけた。 ルダス「何だ、レインボーマンなんててんで弱いじゃないか…」 ミーア「うふふ…、あの黄色いお兄さん、何て言ったかしら、兄様」 ルダス(声色をちょっと変えて)「逆道逆は七つの化身を持っている!7対2だ!(自分の首を軽く閉め乍ら)ぐえー…勝てよ、さかみち…ふふふふふ」 ミーア「ふふふ」 二人は少しうつむいたあと、腹を抱えだした。 ルダス「あっはっはっはっは、あのお兄さん、こんな奴に希望を託したんだ」 ミーア「うふふふ、ふふ、ねえ、ねえねえレインボーマン、どんな風にあのお兄さんが死んだか聞きたい?もう知ってる?」 ルダス「僕が手を切り裂いて」 ミーア「私が足を撃ちぬいたの」 ルダス「僕たちが今までずっとそうやって生きてきたように…」 ミーア「そう、この世界は私達に食べられるためにあるの」 ルダス「沢山の命を奪って、この世界を終わらせるんだ、そして、本当に僕たちが幸せになれる世界を作る」 ミーア「私達は今の世界を滅ぼして、本当に平和な世界を作るの」 笑い乍らそう言う二人。 そこで、今まで黙っていたサタンが口を開いた。 サタン「…逆道、こいつらの生い立ちを教えてやろう」 ほぼ追いつめられ、一刻も早く魔法陣を発動しなければなら無い状況だろうにも関わらず…。 サタンは手を止めてまで、逆道の方を向き、手を止めてまで話し始めた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/103
104: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/09(火) 23:36:46.31 ID:bBtBTtzq サタン「こいつらは元々戦災孤児だ。ヒーロー等いない、我々も介入していないような人間同士の醜い紛争で親を失い、狂った人間に捕えられ、子供の身で殺人を覚えさせられ、変態的な行為をさせられた連中だ」 流れ流れ死に際になったところを俺が拾ったと、サタンは付け加える。 そして、じっと、逆道を見ながらさらに語るサタン。 サタン「逆道、お前がどんなに強く、慈悲深くとも、世界の隅々にまでその力は及ばない。そして世界も人間も、我々が介入しなくても変わる事は無く愚かなままであり続けるだろう」 その目は、逆道に何らかの答えを求めていた。 サタン「俺もかつては大日本帝国に所属し、人のために戦っていた。そしてわかった、人間は愚かで、滅びるべき生き物であると。一度ヤプールやゴーデスにこの世界は滅ぼされ、新しい世界が作られるべきだと」 ルダス「お兄さんに世界が変えられる?僕たちはそれができるんだ」 ミーア「愚かな人間はよくはならないわ。でも、自分の手で滅ぶ事はできるの」 サタン「例え私がここで破れたとしても…お前が寿命を迎えて滅びた後、人類は自滅するだろう。世界の存続など望んでも最後に待つのはそれだ。ならば、この手で……愚かな人類しか作れないこの宇宙に報復するべきだ」 言いたい事を言うと、サタンは魔法陣に向き直った、その発動を再び推し進める サタン「畳みかけろ」 そう言って、サタンはルダスに卵状の形をした先ほどの物を投げた。 どうやら宝石らしいそれは、ルダスの手に収まると、指輪の形に変わり、その指に収まる。 ルダス「じゃあ、フルパワーで畳みかけようか、姉さま」 ミーア「7つの化身を持っていても、所詮出せるのは一つ…しかも私達の方が強い、あのお兄さんは何かにすがりたかっただけみたいね」 ルダス「………すがるものも頼る者も、この世界には無いんだ。向こうに行ったら、お兄さんにそう教えてあげてよ」 ルダスの指輪が真っ赤に輝いた。 そこからすさまじい魔力が湧きだし、指輪はどんどん黒く染まっていく。 だが、それに呼応して、ルダスの両手の斧が凶悪なとげとげしい物に変わり、ミーアの両手の重機関砲が四門のガトリング砲に変わる!! そしてルダスの両手の斧に強烈な真っ黒い炎が吹きあがり、洞窟内があまりの熱に発火し始めた。 ルダス「激苦の滅炎輪!!」 逆道めがけ、ルダスは両手の黒い炎の燃え盛る巨大な斧を投げつけた。 斧は激しく回転し、まるで全てを焼き砕く巨大な車輪の様である! 例えダッシュ3の高圧水流でも弾き散らし、ダッシュ―2の冷気でも吹き払って、逆道を捉えるだろう。 ミーア「砕望の処刑腕!!」 更に洞窟の地面が、壁が、巨大な手になって逆道にまとわりつき、逆道の回避を妨害しつつ、棘のついたその指で逆道を握り潰しにかかる!! 超強烈な必殺技が逆道に迫りくる!! これを撃ち破るには、同等の必殺技で相殺するしか…ないのか? しかし、そんな物を放てば逆道の体力は…。 援軍はもう来ない! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/104
105: 逆道逆 [sage] 2016/08/10(水) 21:53:39.60 ID:xzvczyH1 逆道「宇宙に復讐って...随分なことを言うものだな 君達は、頼ることができる、頼りになってやれる相手がいなかっただけなんだよ。 他にどうすることもできないから、せめて 俺の...力を、これから上手く使っていけよ」 いつの間にかルダスとミーアは普通の姉弟 ヘンゼルとグレーテルに戻っていた 放たれた二人の必殺技も消えている サタンも、人間となった ヘンゼル「サタン、いや、新しいお父さんだよ!」 グレーテル「そうね、やっと会えた。これからは三人平和に過ごしましょう」 サタン「俺が...父なのか この、暖かさこそ 求めていたもの。我が子どもたちよ、ありがとう」 三人は本当の家族のように見える。 暖かく、幸せであった 逆道の逆転能力を最大に解放し、彼らを復讐に向かわせるに至った運命を逆転させたのだ 平和へと逆転させた しかしこれだけの力を使い果たし、逆道はもうほとんど死にかけている 逆道「これでいい、あのまま技を食らっては死ぬのは確実だった。 俺が死ぬという結果は不変でも、その過程は全くちがっただろ... 思ったより先にそっちに行くことになった、すまん祝、みんな...」 そう言い残して逆道は息絶えた サタン達の魔力は消えているため、洞窟の崩落も魔法陣の発動もないだろう サタン「死んでしまったのか!?能力を解放しすぎたばかりに、私達はどうすれば良いのだ」 ヘンゼル「お父さん、逆道さんの遺言を思い出して」 グレーテル「スターイグアナがまだ残ってるわ」 そうだ、スターイグアナはこれからも平和を破壊しにくるだろう 一方、異次元で スターイグアナ「あちゃー、こりゃ新しい奴探すしかあらへんわ」 スターイグアナの脅威を防ぐものたちに、全ては受け継がれる... http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/105
106: 十三代目赤影 [sage] 2016/08/10(水) 22:05:35.08 ID:/ch/6wD2 ※なんとかディードリットの頭部を地上に持ち帰り防衛軍本部に戻った赤影であったが遂に力尽き倒れてしまった! 医師「さぁもうサイボーグ化プレートは除去したよ。もうすっかり元の人間に戻れた筈だ」 青影「……ううっ、そうか。赤影さんはどうなりました?」 医師「今女王の体の一部を持ち帰ってきたが現在意識不明だそうだ」 青影「……多分逆道逆さんがたった一人でサタンと戦っている筈。私も赤影さんも動けない。ううっ、誰か……お願い、逆道逆さんを助けて」 ※青影の頬に一筋の涙が零れ落ちる……だがその時、ある奇跡が起こった!日本近海の海底火山が突如大噴火を起こしたのだ!そして火山口の中からひとつの物体が飛び出した!! ははははははははははは! 青影「ああっ、蝙蝠さん!お願い、逆道逆さんを救って」 >>104 逆道逆「もはやこれまでか!」 ははははははははははは! ※突如ルダスとミーアの放った攻撃が次々と破壊され防御された!そして逆道逆の傍には金色の骸骨の姿が! 「正義の味方、黄金バット!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/106
107: ミスターKの中の人 [sage] 2016/08/10(水) 22:10:28.37 ID:/ch/6wD2 ※あらら、先に書き込まれてしまった!この場合どうなるのでしょうか。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/107
108: ◆6EgzPvYAOI [sage] 2016/08/10(水) 22:28:16.99 ID:wopa0dOc >102 「「逃がすかっ!!」」 逃げ出そうとするプラネットマンを、シーサーとクイックシルバーの二人は捕まえ、逆道を応援する道を開けさせようとしていた。 まさか、そうしている間にも事態が進行しているなんて思ってもいなかった。 >103-104 【今更ですが、双子は『ブラックラグーン』のあの?】 >107 【おそらく、>105-106の時系列が逆転したと思えばおおよそつじつまあってません?】 そんなわけで、クイックシルバーの能力全開で道を切り開くと、黄金バットが逆道の命をギリギリで救っていた。 ヨロイムカデ「……タスクマスターの旦那から知らせを受けて応援に来たのだけど、遅かったか」 戦力としては遅かったけど、応急手当には間に合った。 かくして、日本は救われ、エンシェント国の危機も去った。 後は、ミスターKの要塞ラグナロクだけだ! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/108
109: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/10(水) 22:51:59.80 ID:r8fCYld/ 医師「駄目だ、もう彼女は助からん…」 医師たちの懸命の治療むなしく、青影は息を引き取ってしまう。 絶命の間際、彼女はあれだけ言ったのに最後のこのタイミングでまた出そうとした黄金バットが再び復活するという妄想を見ながら、安らかに眠りについて行った。 …かに見えた。 ???「ふんっ、小娘、ここで死ぬ事は私が許さんぞ」 天に上ろうとする青影の魂を、何者かが押しとどめる。 青影「ああ!ザ・ニンジャ!?」 ザ・ニンジャ「たった今全ての勝敗は決した、ならばもうこの戦いに犠牲は無用!塵となった俺だが、小娘一人分程度のパワーは残っている!さあ、この力でよみがえれ、小娘!!」 今際の際で黄金バットの妄想を見ながら死んだ青影は、ザ・ニンジャの白い粉が体にかかり、奇跡の蘇生を果たす! 医師「奇跡だ」 青影「ザ・ニンジャ…ありがとう」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/109
110: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/10(水) 22:59:21.46 ID:r8fCYld/ ……だが、戦いは終わっていなかった。 逆道は忘れていた。 まだ一匹、そう、何度も登場しているにもかかわらず、撃破できていない魔人が残っている事を。 ヤゴゲルゲ「裏切りは許さんぞ、サタン」 サタン「ヤゴゲルゲ!!」 ヘンゼル「ああ…」 グレーテル「もう…私達に戦う力はないわ」 更に、異次元からスターイグアナも現れた。 スターイグアナ「サタン、あんたの魔法陣はウチが責任をもって発動させたる、あんたはそこで黙ってみておき」 ヤゴゲルゲ「この世に救いなんか無いのだ、はっはっはっはっは」 サタン「……させんぞ!!このサタン…いや、山崎シンノスケ、愛を示して見せ、世界を信じた逆道の恩義に報いるべく、この魔法陣に貴様等を絶対に近づけさせん!こい!ヤゴゲルゲ!!」 ヤゴゲルゲ「生身の人間がドルゲ魔人に敵うか!」 ヤゴゲルゲの爪の一撃が、サタンを弾き飛ばした。 駆け寄るヘンゼルとグレーテルの前で、ヤゴゲルゲはスターイグアナと共に、魔法陣の発動部分に入っていく。 ヤゴゲルゲ「ではスターイグアナ…いいんだな」 スターイグアナ「ウチは日本人が滅びればそれでええ、世界の人間なん知ったこっちゃない。それがウチの生まれた理由や、やってええで」 ヤゴゲルゲ「ふん!!」 ヤゴゲルゲはスターイグアナの心臓をくりぬき、その心臓を生贄に、魔法陣発動に必要な魔力をつぎ足し、魔法陣を発動させた!! スターイグアナ「あはは…………死ね、日本人」 会心の笑みを浮かべ、スターイグアナは息絶えた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/110
111: ◆6EgzPvYAOI [sage] 2016/08/10(水) 23:05:56.35 ID:wopa0dOc >110 シーサー「させるかぁっ!」 おもむろにヨロイムカデを魔法陣に投げつけると、投げられた方も心得ている。 ヨロイムカデ「ファストボール・和風スペシャル!」 二本のムカデアームを叩き付け、勢いで魔法陣を傷付け無効化しようと試みる! そして、そんなシーサーを今度はクイックシルバーがヤゴゲルゲに投げつける。 二本のサイを突き出し、一本の槍のようになったシーサーが魔人めがけて突っ込む! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/111
112: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/10(水) 23:13:49.31 ID:r8fCYld/ 東京に巨大な魔法陣が浮きあがり、上空に凄まじい雷光が連発する。 同時に「ラグナロクにも」強烈な破壊エネルギーの雷光が襲った!! ミスターK「うわあ…ど…どうした!!」 フーガ「ラグナロクを何者かが強烈なエネルギーで襲っています!!すさまじいエネルギーに、外壁からラグナロクが崩壊中、加えて電子機器が全滅しました!!」 ミスターK「これだけのエネルギーをどこから……まさか!!」 ミスターKは気がついた。 そうだ、あの魔法陣は…ラグナロクをどんな物体も怪獣も大ダメージを受ける召喚魔法で、東京に召喚するための物だったのだ! ミスターK「いかん!!ラグナロクが地表にぶつかれば、巨大隕石落下並みの衝撃が地上に起きてしまう!イグアナ!」 イグアナ「……私はもう…悪魔将軍との戦いでエネルギーの多くを消費しています」 ミスターK「血を飲んでなんとかできんのか!」 イグアナ「あれは悪魔で気合入れるための物です!そんな血だけで莫大なエネルギーがとりだせるわけないでしょうが!十分な回復にあてる時間が必要なんです!」 そうこうしている間にラグナロクが東京上空3000mに出現。 重力制御を失っているラグナロクは召喚されると同時に自由落下していった。 しかもその下にあるのは……。 武田長官「総員退避いいいいいいいいいい」 キャプテンサラー「くそ!間に合わん!!」 防衛軍の本部だ…。 マッハの速度で地上に落下したラグナロクは巨大な地殻津波を引き起こし、日本全国にM8.3の大地震を起こした。 更にラグナロク内の魔導回路が暴走しはじめてしまう。 ――――――――――― 崩落し始める日本橋地下で、ヤゴゲルゲは笑う。 ヤゴゲルゲ「ハッハッハっハッハッハッハッハッハ…やった!やったぞ!!日本はもう壊滅だ!間もなくラグナロクは大爆発する!エネルギーを消耗しきったイグアナにはラグナロクを止める術はなく、ラグナロクの装備も防衛軍も全滅している!!」 山崎「こ…このままでは日本は…ラグナロクの大爆発で一気に消滅してしまう!」 ヤゴゲルゲ「それだけではない、質量の数分の一が消える事で地球の軌道も狂い、世界の気候が大いに変わり、更にラグナロクの魔導爆発の影響で魔界とこの世界がつながる!そうなればもうこの世界は地獄へまっしぐらだ!!」 山崎「させん!させんぞ!!」 ヤゴゲルゲ「生身のお前に何ができる。それにこれはお前やミスターKが望んだ結末でもあるではないか」 山崎「ぐ……それは……」 ヤゴゲルゲ「人は愚かで変わる事ができない、全くその通りだったな。さあ、お前らは一足早く俺が地獄に送ってやろう」 そう言って、山崎達に迫るヤゴゲルゲ…。 レインボーマンは死に、戦士達は散り散り。 ラグナロクの爆発を防ぐ術はもう誰にも残されていない……。 ―――――――――― 以上で俺はお別れとさせていただきます。 数か月間、ありがとうございました。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/112
113: ミスターKの中の人 [sage] 2016/08/10(水) 23:49:38.06 ID:/ch/6wD2 エピローグ ラグナロクの暴走と落下はもう誰にも止められなかった。 そう、今までの努力は全て無駄だったのである。 ラグナロクが東京の地面に落下した瞬間、日本という国家と列島は跡形も無く消滅した。 皮肉にもこれにより死ね死ね団の長年の悲願が達成される事となったのである。 これを見た中国と韓国と北朝鮮は大喜びになり日本消滅を喜んだ。 それから数年後、世界は中華帝国・ヨーロッパ連合・アメリカ連邦の三国に分かれ地球三国志時代に突入した。 地球各地で戦争が勃発し事実上第三次世界大戦が始まり人類は人・物資・技術を著しく消費していった。 更に数年後、三国は次々に戦いを決する為に核ミサイルを次々に発射!世界は核の炎に包まれ事実上人類は絶滅した。 ♪祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり…… ※これにてひとまずこの話もおしまいです。明日から新シリーズの進行を開始します。とりあえず死ね死ね団の原点に戻って進行する予定です。では時間を巻き戻しましょうか? ミスターK「ははははははははははは!忌々しい黄色い猿どもめ!私が一人残らずぶっ殺してやるからな!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/113
114: ◆6EgzPvYAOI [sage] 2016/08/10(水) 23:54:24.74 ID:wopa0dOc >113 【つまり、一番最初に戻るの?】 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/114
115: 新章スタート! [sage] 2016/08/11(木) 21:26:11.60 ID:T1iUKeSB ※近頃、日本の各地で謎の発狂者による大量殺人や自殺が相次いでいた。警察も懸命に捜査するも全くの手掛かりがつかめなかった。そう、再びあの危険な組織が不気味に動き出したのである!! ♪しね!しね!しねしねしねしねしんじまえ〜♪ ダイアナ「ボス、キャッツアイによる犯罪が拡大しております!」 キャシー「キャッツアイの売り上げが10億ドルを突破しました」 オルガ「警察や日本政府はまだ我々の事に気づいていません!作戦は順調です」 ミスターK「ははははははははははは!見たか醜い黄色い猿どもめ!この調子で日本中の猿どもをキャッツアイで発狂させて最後には自滅させてやるぞ」 ※かつてレインボーマンにより壊滅寸前になった筈の死ね死ね団が遂に復活を果たし現代日本絶滅を企てていた!そして手始めに改良を重ねた死の薬・キャッツアイを日本中に配布・販売して日本人達を発狂させようというのであった! ミスターK「かつてはあのレインボーマンに邪魔されたが今度はそうはいかん!そして無能な日本の警察に我々の事がわかってたまるか!」 ※そうこうしているうちに今日も東京で発狂した日本人が大量殺人を行っている!果たして奴等を止められる者はいないのか? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/115
116: ◆6EgzPvYAOI [sage] 2016/08/11(木) 23:20:53.00 ID:G5T1e1b7 >115 そんなある日、西日本。 N県要居市、とある公立高校。 ごく普通の一年生、葛鳥依緒は掃除当番で理科準備室にいた。 たまたまアマチュア無線機の近くにいた時に落雷があり、アンテナ線を伝って高圧電流が室内に入り、依緒が感電。 更には薬品棚が弾け、様々な薬品のカクテルを被ってしまった。 とどめとばかりに揮発硬水の便が割れ、その蒸気を吸ってしまう。 生死不明の依緒は、夢の中でひたすらに走っていた。 気が付けば、出会ったこともないのに見覚えのある、赤いコスチュームを纏った男たち…… 『やあ、はじめまして、かな?私はマックス・マーキュリー、あるいは初代クイックシルバー』 『ワシは初代フラッシュ。スピードスターの相談役みたいなものだよ』 「すぴーど、すたー?」 『そう、君も、僕らスピードスターの仲間になったんだ。あ、僕は二代目フラッシュ』 『で、ボクが三代目のフラッシュ。ようこそ、三代目クイックシルバー』 「くいっく、しるばー?」 そして、流れ込むキオク。未だ体験したことのない、未来にして過去。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/116
117: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/08/12(金) 20:39:15.41 ID:RzLdCMYA ※そんなある日、葛鳥依緒は夜の街の中で家路を急いでいた。だがそんな時であった! 狂人「げへへへへへへ!」 葛鳥依緒「うっ、だっ誰か!!」 ※突如彼の眼前に現れた狂人らしき三人の男に葛鳥依緒はただ逃げるのみであった!もし捕まれば間違いなく殺される。 葛鳥依緒「あっ、行き止まりだ!」 狂人「「「ゲゲゲゲゲゲ」」」 葛鳥依緒「ああっ、僕はこんな処で死ぬのか」 ※狂人達の手には鋭いナイフが!葛鳥依緒の命が今奪われようとしていた! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1469278817/117
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 846 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.523s*