[過去ログ] 【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
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247: 品岡ムジナ ◆VO3bAk5naQ 2017/02/07(火)22:00 ID:J3g7vBWU(10/11) AAS
――――ッ!!

頭部を棘つきスレッジハンマーで痛打されたロッポウは、しかし頑丈な頚部によって仰け反ることはなかった。
炎上していたイッポウも地面を転がって火を消し、こちらへ飛び掛かってきている。
前方と背後、挟み撃ちの形になり品岡に逃げ場はない。
果たして、二つの巨大質量の激突は品岡をペシャンコに潰す……ことはなかった。
品岡の周囲に紫電が走り、イッポウとロッポウは見えない壁に阻まれた。

「流石橘音の坊っちゃん、よう効きよるわ」

――禹歩による簡易結界。
だが踏ん張りが必要なハンマーを振るっていた品岡に軽いステップを刻む余裕などあるはずもない。
靴の中。脚の全ての指を形状変化で足そのものに変え、禹歩を刻ませた。
省30
248: 品岡ムジナ ◆VO3bAk5naQ 2017/02/07(火)22:01 ID:J3g7vBWU(11/11) AAS
「……小賢しい糞餓鬼やなぁ。ええけどな、学ぶことは子供の特権や言うやろ。
 勉強しとけ。最初に言うたように、ワシが自分に教えるんは大人の怖さや。いくつかあるからよう聞いとけ」

イッポウへ向けて人差し指を立てる。

「ひとつ、年上には敬意を払えや。ワシは自分の三倍は生きとる大先輩やぞ」

ぼこん、とくぐもった音を立ててイッポウの身体が膨らんだ。
イッポウ自身の意志によるものではない。奇声に困惑の色が交じる。
品岡は二本目の指を立てた。

「ふたつ、妖怪同士の戦いで、一発入れたら終いなんてことあるわけないやろ」
省26
249: 2017/02/08(水)01:04 ID:BkweUXHp(1) AAS
あ、糞出るわ

ブリュッセル
250: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/02/09(木)19:46 ID:jX3DFzkh(1/5) AAS
「あらよっと!」

一転して激しい戦闘の坩堝と化した商店街を、縦横に橘音が跳ねる。

>えぇっ!? 囮って……弱いくせに何言ってんの!?
>何考えてんだこのキツネ仮面がぁ! いきなり目立とうなんて思わなくていいから!

ノエルの悲鳴にも似た言葉が示す通り、橘音がからっきし荒事の不得意な化生であることは周知の事実である。
実際、今の橘音にコトリバコを物理的にケ枯れさせる手段はない。
が、『斃せない』は『対抗手段がない』と同義ではない。
獣由来の身のこなし、瞬発力ならば橘音も他のメンバーと大差ない。そして、そこに自分の今回の役目がある。

>ったく、無茶しやがって……あいよ、了解だ大将
省28
251: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/02/09(木)19:47 ID:jX3DFzkh(2/5) AAS
「えぇ〜?いいじゃないですかぁ、ボクもたまには目立ちたいんです〜」

そんなとぼけたことを言う。ノエルの氷結技能を信頼しきっているからこその弁だ。
正直、戦況は不利である。この状況では、メンバーの誰もが自らを護ることだけで手一杯に違いない。
だというのに、ノエルは橘音のことを案じてくれている。橘音だけではない、ノエルは全員のことを見ているのだろう。
先程も、ノエルが全員の得物に氷の属性付与をしているのが見えた。
メンバーのサポート担当という自分の役目を把握し、それを忠実に実行している証拠だ。
普段は(非常時も)とぼけた言動でいまいち頼りない印象のノエルだが、その実彼の援護射撃には隙がない。
今も、八体のコトリバコが彼の冷気によって凍り付き、その動きを止めたばかりだ。
……とはいえ。

――さすがに、このままじゃキツイですね……。
省34
252: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/02/09(木)19:47 ID:jX3DFzkh(3/5) AAS
>な、ぐがっ―――!?

ドガァァァァァァッ!!!

尾弐のうめき声と、その直後の轟音に、橘音は咄嗟に振り向いた。
見れば、尾弐が軽自動車の激突を喰らい、商店街の店舗の壁面に叩きつけられている。

「クロオさん!」

思わず叫ぶ。ブリーチャーズ随一の頑強さを誇る尾弐だ、致命傷には至っていないようだが、それでも少なからぬダメージであろう。
解せないのは尾弐の様子だ。百戦錬磨の尾弐が自動車の投擲などというモーションの大きな攻撃に対処できない筈がない。
いつものように左腕で払いのけるなりすればいいだけの話だ。尾弐の膂力はそれを充分可能にする。
何かに気を取られていた?いや――
省36
253: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/02/09(木)19:48 ID:jX3DFzkh(4/5) AAS
『イッポウ』はムジナが見事な騙しのテクニックでケ枯れさせた。次の相手は『ロッポウ』だ。
『ニホウ』『サンポウ』『シッポウ』は尾弐が引き付けている。
『ハッカイ』は祈とノエルを当面撃滅すべき対象と認識したらしい。
では。

オギャアアアアアアアア!!!!!オオオオオオオギャアアアアアアア――――――――――ッ!!!!

『チッポウ』は自分の担当だ。
腕を振り上げ、時に口から溶解液を吐き出して攻撃してくるチッポウから身を翻しながら、橘音は戦場を奔る。
とっくに息は上がり、身体も鉛のように重い。息を喘がせながら駆ける姿は、ただ闇雲に逃げ回っているようにしか見えない。

グオッ!!

チッポウの右腕が、まるで蟻でも叩き潰すかのように振り下ろされ、アスファルトが砕け散る。
省32
254: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/02/09(木)19:48 ID:jX3DFzkh(5/5) AAS
「うああああああああああああああああああ――――――ッ!!!」

子獲りの呪いに侵食され、橘音は叫び声をあげた。
その効力は強力無比、凶悪無双。解呪の方法はなく、一度受ければ待っているのは死、それ以外にない。
コトリバコに抱きつかれた橘音も例に漏れず、ほどなく目鼻や耳、口から出血し、下腹部を破裂させて死に至るのだろう。

と、思ったが。

「ぎゃああああ〜っ!死ぃ〜ぬぅ〜っ!呪いで死んでしまうぅ〜っ!」

橘音は舌を出してさも苦しそうに喉を掻きむしる仕草をし、身体をくねらせた。
だが、その苦しみようはいやに芝居がかっており、わざとらしい。
ひとしきり苦悶するそぶりを見せた後で、橘音は徐にコホンと空咳を打つと、
省30
255: 2017/02/09(木)21:36 ID:r3Ee2gmW(1) AAS
あー、

そういう設定気持ち悪いから本気でやめて
256: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/13(月)23:26 ID:lXVFlz2X(1/4) AAS
>「あれぇ〜? おっかしいなあ〜」
 コトリバコの赤ん坊『ハッカイ』に飛び乗り、妖怪にしか見えぬ霊的な継ぎ目を余すことなく切り刻んだノエル。
その後、コトリバコの赤ん坊から飛び降りてヒーローの如く三点着地を決めて見せた彼が呟いたのはそんな言葉であった。
背後でコトリバコの赤ん坊が爆発四散でもしているかと思えば、そんな事はない。
「……へ?」
 祈は瞬間、呆けた。
別段、爆発を期待していた訳ではないのだが、あんなにカッコ付けといてそれはないだろ、という顔になる。
切り刻まれたコトリバコの赤ん坊はと言えば、全身から緑色の体液や血を撒き散らしているものの
依然として戦闘続行可能な様子であった。
 と言ってもそれは見る者が見れば、もはや蛇腹切りにされた胡瓜の如く、
省33
257: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/13(月)23:30 ID:lXVFlz2X(2/4) AAS
「尾弐のおっさん!!」
 祈は思わず叫んだ。
 油断した。祈はコトリバコ達が氷漬けにされている筈の場所に目を向け、
何もいないことに今ようやく気付く。祈は他のコトリバコは全てノエルが凍結させ、動きを封じたものと思い込んでいた。
そして何よりハッカイのコトリバコだけに目を奪われすぎていたのだ。
 既に他のコトリバコの赤ん坊達は、氷の呪縛を解いて行動を開始しており、
ダメ押しとばかりに尾弐へと『シッポウ』が向かう。助けに向かうべきでは、と祈の本能が告げた。
>「ムジナアアァァァ!!!! この3匹は俺が一人で片付ける!!
> テメェは、絶対にこの3匹と他の連中をヤり合わせねぇように動けえええぇぇ!!!!!!」
 だが、尾弐の地の底から響くような怒号が、祈の耳にも届く。
省26
258: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/13(月)23:42 ID:lXVFlz2X(3/4) AAS
 そこまで考えた所で、思い至る。違和感があることに。
そこから、『自分が相手をするべきはゴホウではなくハッカイの方である』、という答えに祈は行き着く。
 祈が知る限り、ノエルは弱い妖怪ではない。
 尾弐のような剛力やタフネスを備えたバリバリの戦闘系妖怪ではないにせよ、
先日の八尺様戦では、尾弐が駆け付けるまでの間、
八尺様の音を追い越すほどの猛攻をほぼ一人で凌ぎきったその技の冴えや戦闘勘、実力は疑いようがない。
また今日に至っては強大な呪いの塊であるコトリバコ達を全て凍てつかせ、
僅かな間とは言えその動きを奪ったほどに強大な妖力をも備えている。
そんな男が、逃げ回るに終始している。それが違和感の元だった。
 思えば今日のノエルは張り切り過ぎではなかっただろうか。
省30
259: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/13(月)23:51 ID:lXVFlz2X(4/4) AAS
「こっちだ、コトリバコ!」
 ハッカイは起き上がって必死にノエル探そうとしたものの、
そのノエルが見つからなかったことで、手近な場所にいる祈へと完全にターゲットを変えたようだった。
左腕だけで器用に這いずり、それなりの速度で祈を追ってくる。
 ハッカイを仲間たちから引き離すため、祈は敢えてぎりぎりの速度で走り、コトリバコに追わせた。
尾弐も品岡も、橘音もノエルも、恐らくは目の前の状況に手いっぱいであろうし、
なるべくハッカイの目がそちらに向かないようにせねばならないと思ったのだ。
 コトリバコの呪詛によって、祈の目の前で女性が血反吐を吐いて亡くなった時、
その凄惨な姿を見ないよう祈の前に立ち塞がってくれたのは尾弐であり、
目を覆ってくれたのはノエルであり、そして背後から制止の声をかけてくれたのは意外にも品岡であった。
省40
260: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/14(火)00:00 ID:87guBi3q(1/2) AAS
(賢い……)
 完全に閉じ込められた形だった。
 外に出ようとすれば粘液が飛んでくる。仮に上手く粘液を躱して外に出られたとしても、
先程のように上から大量の粘液を降らされたらどうしようもない。
また、この足場では十分な速度を出すことはできないだろうし、
ハッカイに接近し攻撃に転じるのすら一か八かの賭けになる。
祈が近づいて攻撃するしかできないこと、そして粘液に触れれば死に直結するダメージを負うことを、
十二分に分かった上での行動だった。
 そもそも、祈は決定打に欠けている。
なんとかハッカイの手足を千切り飛ばすことはできても、
省43
261: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g 2017/02/14(火)00:46 ID:87guBi3q(2/2) AAS
 コトリバコの呪詛の源は、
その狭い細工の中に押し込められた子ども達の魂の嘆き、憎しみや恨み。
即ち『負の感情』である。
 恐らくコトリバコには、その呪詛を効果的に発揮させるために、
内側に閉じ込めた子供たちの魂に働きかける呪いのような何かが施されているのだろう。
その何かが、強制的に子ども達から憎悪等の負の感情を引き出しているのだ。
 そう考えれば、両の足がなくなり、満身創痍の状態なっても執拗にノエルを追い続けたことや、
移動する力すら失い、左腕がもげた状態でも祈への攻撃を続けたこと。その異常な攻撃性に説明がつく。
 ハッカイともなれば、それこそ無尽蔵の呪詛を吐き出せるだけの力があっただろうから
そのような呪いが働いていてもなんとかなったに違いない。
省48
262: 御幸 乃恵瑠 ◆4fQkd8JTfc 2017/02/15(水)21:52 ID:U+Xmh4YZ(1/6) AAS
>「……へ?」

祈の視線が突き刺さるのを感じつつ、ノエルは走る。
やーめーてー、そんな目で見ないで!? そもそも僕は(言動が)格好いいキャラじゃないんだからな!?
等と思いつつ向かう先には道路標識を振りかざした黒雄が控えている。
右手だけで標識を持っているのは「死にかけの奴にとどめを刺すぐらい右手だけで十分だぜ!」ということか、とノエルは解釈した。

>「よっしゃあああ!これで勝つるっ!!」
「へっへーん、当然!」

隅で解説要員と化していたムジナに思わずガッツポーズを返してからおっと、自分こいつと仲悪いんだった!と思う。
黒雄なら自分が仕留め損ねたハッカイを問答無用で粉砕してくれる――ここまで想定のうちだ。
だがしかし。
省19
263: 御幸 乃恵瑠 ◆4fQkd8JTfc 2017/02/15(水)21:54 ID:U+Xmh4YZ(2/6) AAS
気が遠くなりそうになりながら、ノエルは自問自答する。
そもそもなんでこんな事になったのかというと、柄でもなく真面目に戦いすぎたのがいけない。
特にエターナルフォースブリザード(通称)は終幕を飾る一撃必殺を想定した大規模術式であり
あんなものを一時の足止めのために使っては後が続かないに決まっている。
大体隙あらば安全地帯でサボタージュしたり背景でおやつ食べ始めたりとやる気なさげに戦うのが自分の芸風ではなかったか。
敵味方双方から「ふざけてんのか!?」とツッコミが入ったことも一度や二度ではないが
「あいつ余裕ぶっこいてるし実は滅茶苦茶強いんじゃね!?」と相手に無駄にプレッシャーをかける思わぬ利点があるぞ!
ともあれ、普段そんな感じなので今のこの状況を見てもアイツまたふざけてるよ!としか思われないであろう。
それでいい、むしろそうでないと困る。嘘でも、虚像でも、余裕ぶっこいた底知れない奴でいなければ。
一瞬後ろを振り返ってみれば、すでにハッカイは自壊を始めており、右腕がもげている。
省17
264: 御幸 乃恵瑠 ◆4fQkd8JTfc 2017/02/15(水)21:57 ID:U+Xmh4YZ(3/6) AAS
祈ならハッカイが崩壊するまで逃げ切るのは楽勝のはず。そう思ってそのまま送り出した。
祈にはこの言い方では正しく意図が伝わらなかった訳だが、どちらにせよ祈はそれを良しとしなかったことだろう。
ノエルを安全地帯に退避させるという祈の行動はドンピシャリの正解で、それだけにドキリとした。
見抜かれた――!?と。祈ちゃん、君はどこまで見抜いている……!?
祈は橘音とは違う意味で、真実を見抜いてしまう面がある。
頭脳明晰で知識と経験を兼ね備えた橘音が気付かない類の真実だ。それは先入観に囚われない子どもだからこそか。
自分が本当はみんなが思っている程強くなんかなくて、脆くて弱くてふわっふわなのが全てお見通しなのか――?
ノエルが普段やる気無さげにしか戦わないのには単純明快な理由があり、今のように妖力切れを起こさないためだ。
それだとすぐに役立たずになるが、ノエルは自然界からパワーを取り込む謎システムを搭載しており
消費と同ペースで回復させることによって無尽蔵を装う事ができるのだ。
省26
265: 御幸 乃恵瑠 ◆4fQkd8JTfc 2017/02/15(水)22:01 ID:U+Xmh4YZ(4/6) AAS
>「あんなの喰らったら、ボクみたいに華奢なコは一発でミンチですよ!」

黒雄はコトリバコ三体を一人で相手にしているが、それでもどちらかを選ぶなら支援に行くべきは橘音の方だろう。
彼は敵の攻撃をいなすことは出来ても直接攻撃する手段は無いのだから。
そう決断し、テントの上から飛び降りる。ゴホウの居場所は結局分からずじまいだ。
チッポウが何か小さなものを橘音に投げるが、あれぐらいなら軽くいなせ――なかった。

>「……な……!?しまった!」
>「う……うああああああああああああああああああ――――――ッ!!!」

チッポウが投げたのは、なんとゴホウの本体。
混戦の中で小さな寄木細工に戻られたら居場所が分からなくなるのは当然だ。
問題は……ゴホウに組み付かれた橘音が断末魔の絶叫をあげていることである。
省19
266: 御幸 乃恵瑠 ◆4fQkd8JTfc 2017/02/15(水)22:03 ID:U+Xmh4YZ(5/6) AAS
相変わらずイントネーションを間違えた禹歩の発音で、橘音のいい漢っぷりを称賛するノエル。
ちなみに子ども(精神年齢)は新しく覚えた言葉をとりあえず使ってみたがる性質があるので、うっかり変な言葉を教えると大変なことになるのだ。
みんなも気を付けよう!
ノエルが腕を一閃すると、劣勢を察し慌てて合体し直そうとするミニゴホウに、雪玉がぶつかったかと思うと崩壊して足元を埋め、瞬時に凍り付いて手足を地面に縫い付ける。

「せっかく大勢になったんだから急いでリュニオン(再結合)しちゃ勿体ない!
忙しい橘音くんの代わりに遊んであげるよ! 雪合戦だ! 一人でも僕にタッチできたら君達の勝ちな!」

例によって攻勢ターンに入った瞬間にあからさまに分かりやすく元気になったノエルがゴホウ達を挑発する。
もしゴホウ達が日本語を喋れたら、「いや、”勝ちな!”ってドヤ顔で言ってるけどアンタ男だろ!」「見た目だけはやたら綺麗だけど男……だよな!?」
「でも雪"女”だから呪いワンチャンいけるんじゃね!?」「あれ? なんか焦点を後ろに合わせると変な映像が見える気が……」
「しかし我らのプライドにかけてあんな変態を女枠に入れてはいけない……!」
省21
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