武田信玄は過大評価されすぎ part1 (1000レス)
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408(1): 2015/07/09(木)20:14 ID:??? AAS
武田信玄公は人を試みるのに、まず甲州の中での河川改修、普請、その他鷹狩などにおいて、
在郷の山に、竹木大小の有るのをよく覚えられていて、それを知られないよう、人々に尋ねられた。
そして人々の中から詳しく見憶えていて申し上げる者には
「その場所を度々見たのか?それとも私の供をした時だけで見憶えたのか?」
そう重ねて尋ねた。そのような事が幾度も重なった上でも詳しく説明の出来る人物を、信玄公は
他国への検使に遣わし、国境の模様などを観察させた。
或いは、信玄公はくどく物をお尋ねに成り、その人の心を汲み取ろうとするのが常の儀であった。
その様子は、例えば御前衆の親に患いなどあれば、その者に煩いの様子を詳しく尋ね、その者が親に
孝不孝のどういう感情を持っているかを知ろうとされたが、人々はそれを知らないので、
「信玄公の癖で一つのことを何度もお尋ねになる」と話したりしていたが、それは僻事である。
省18
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