[過去ログ] 【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践20 (1002レス)
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292: 桃太郎 2021/08/15(日)21:31 ID:ZnWxEVI0(1) AAS
<善知識>

よい友人・知人の意。「知識」とはサンスクリットのミトラの訳で、漢語として友人・知人を意味する。
善知識とは、仏法を教え仏道に導いてくれる人のことであり、師匠や、仏道修行を励ましてくれる先輩・同志などをいう。
善友ともいう。悪知識に対する語。
信仰を貫く上で、自分を正しく導いてくれる師匠の存在は不可欠です。仏法では、師匠や、仏道修行を励ましてくれる同志を「善知識」と呼びます。
人間の心は揺れ動きやすく、仏道修行の途上においても、自身の弱さに負けて信心の実践を怠ってしまうことがあるかもしれません。
そこで必要になるのが、常に正しく仏道に導き、信心を触発してくれる善知識なのです。

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釈尊の弟子で阿難という人が師匠にこう質問しました。

阿難「私たちが善き友をもち、善き仲間と一緒にいるということは、仏道修行の半分を成就したようなものだと、私は考えるのですが」

それに対して釈尊は、とんでもないと、言う訳です。

釈尊「阿難よ、それは違う。私たちが善き友をもち、善き仲間と一緒にいるということは、仏道修行のすべてなのだよ」

日蓮大聖人は、「三因仏性は有りと雖も善知識の縁に値わざれば悟らず知らず顕れず善知識の縁に値えば必ず顕る」と仰せです。

つまり、仏性があっても善知識という善縁に触れなければ、その仏性を悟ることも、知ることも、顕われることもないんです。
善知識に触れてこそ仏性は顕われるということになります。

(雑阿含経巻第27)
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<悪知識>

涅槃経には「菩薩は悪象等に於いては心に恐怖すること無く、悪知識に於いては怖畏の心を生ず。
悪象に殺されては三趣に至らず、悪友に殺されては必ず三趣に至る」とある。

この文は、修行者は凶暴な象に殺されるというような外的な損害よりも、正法を信じる心を破壊し、仏道修行を妨げ、三悪道に陥れる悪知識こそ恐れなければならないことを述べている。
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