イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (953レス)
上下前次1-新
320: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/07/27(金)02:05 ID:RiKYVB2b0(1/2) AAS
…昼食時…
提督「さぁ、どうぞ召し上がれ♪」夏も終わりかけた鎮守府の菜園で、白い花房が開いて硬くなりはじめたバジリコからまだ柔らかい葉っぱを選んで作った「ペスト・ジェノヴェーゼ」…緑のバジルと濃い松の実の油っ気がパスタによく合う……
ドゥルボ「んー…本国の味だぁ」
テンビエン「美味しい…ホントに美味しい♪」
エリトレア「いやぁ、そう言ってもらえてよかったですよぉ…何しろディアナと二人で奮戦しましたからねっ♪」
省37
321: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/07/27(金)11:09 ID:RiKYVB2b0(2/2) AAS
提督「あら、いらっしゃい…ジェンマは何がいい?」相変わらず黒に銀の刺繍が入ったテンガロンハットと黒のブレザー、腰のガンベルトに吊るした二丁のウベルティ社製「ピースメーカー」と、ウェスタンな空気をまとっているジェンマ…
ジェンマ(ペルラ級中型潜「宝石」)「……バーボン」
提督「はいはい♪」バーカウンターに背中を預けてひじを置くジェンマの西部劇スタイルに合わせて、ショットグラスを滑らせる提督……グラスが上手く手元まで滑って行ったのを見て、ぱちりとウィンクした
ジェンマ「グラツィエ…」きついバーボンウィスキーを一息にあおると、カンッ…とグラスをカウンターに置いた
ジェンマ「提督、もう一杯もらおうか」
省31
322: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/07/29(日)01:36 ID:Ji+XoSrt0(1) AAS
…鎮守府・庭…
アラジ「ははっ、あはははっ♪」素足のまま庭の草地に飛び出し、暑い日差しをものともしないで跳ねまわっている…
シーレ「ちょっと、アラジったら少しは落ち着いて……」
アラジ「だって自由に動けるし、お日さまは明るくて波はキラキラ輝いているんだもの……お昼寝なんかで時間を潰すのはもったいないでしょ♪」
シーレ「もう、それにしたってはしゃぎ過ぎ…」
省36
323: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/01(水)01:46 ID:fpGcKa7F0(1) AAS
…しばらくして・英国艦の客室…
シーレ「それではお邪魔します…」
エリザベス「ええ…さて、今度こそわたくしが「地中海の女王」であることを示して差し上げます」
シーレ「くすくすっ……それじゃあ最初はごあいさつとして軽くキスから…ん…はむっ、んむっ……ちゅるっ…じゅるぅぅ…っ♪」背丈ばかりはエリザベスに及ばないシーレ…下から見上げるようにして舌を絡ませ、すすりあげるようなねちっこいキスを浴びせた…
エリザベス「んっ、んっ…あふっ、んくっ……はぁ、はぁ…っ///」
省33
324: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/02(木)02:46 ID:SVT2e+dd0(1) AAS
シーレ「ふっふふふ…どこにしようかナァ……でもやっぱりお尻がいいのよね?」つぷ…っ♪
エリザベス「わ、わらくひが……このような…はしひゃない姿をさらしては……んぐぅぅっ///」
シーレ「ふふ、指に吸いつくみたい…きゅんきゅん締まって…♪」
エリザベス「はぁぁぁ…んっ、ぃ゛ぃっ!?」
シーレ「んふっ…ここにエメラルドが戻ってきたら……私の奇襲もばれちゃうけれど、エリザベスのだらしないお顔も見られちゃうわよネ?」
省33
325: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/03(金)02:16 ID:QUW9kGGa0(1/2) AAS
…翌日・昼…
エリザベス「…」
シーレ「ふふっ…そんなに怖い顔シテどうしたの?」横を通り過ぎながら耳元へささやきかける…
エリザベス「…っ///」
シーレ「ふふーん…今日のお昼は何かなぁ……っと♪」
省34
326: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/08/03(金)02:27 ID:QUW9kGGa0(2/2) AAS
…とりあえずシーレ×エリザベスで「年の差百合」をやってみました……夏バテ気味のせいか読み返してみるとボリューム不足が否めないですが、またリクエストがあればやってみたいと思います…
…それとローマのアルデンテが「鉄のアルデンテ」というのは、多分博多ラーメンの「バリカタ」のような物なのだろうと思います…水が硬水だったりして上手く茹でられないせいもあるかもしれませんが、きっとローマ人なりの「粋」というか、「通」な食べ方なのでしょうね……
327: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/04(土)10:58 ID:Jk17iVAx0(1) AAS
…別の日…
提督「さてと、それじゃあやりますか♪」…麦わら帽子にTシャツ、下半身はイタリア軍らしいダークイエロー・グレイグリーン・赤茶色の独特な三色迷彩を施した野戦服のズボンと軍用ブーツ……裾はブーツにたくし込んであり、目元にはサングラスをかけている…
ライモン「朝からやる気充分ですね」
提督「まぁね…さぁ、行きましょう?」
…畑…
省31
328: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/06(月)01:49 ID:kv2s0Hep0(1) AAS
…一時間後…
提督「ふー…思っていたよりもたくさん採れたわね…」額の汗を拭い、Tシャツをぱたぱた動かして胸元に風を入れる提督…辺りには掘り返された地面と引き抜かれたジャガイモの茎や葉が散らばっていて、カゴには拳骨くらいの大きさからピンポン玉くらいの小さいのまで、ぎっしりとイモが入っている…
トレント「はい、カゴもいっぱいです」
ビスマルク「さて、後はこれで何を食べるかだが……ティルピッツはどの料理が好みだ?」…ヴァイス提督がスケジュールを片づけに行った後も残って手伝っていたビスマルクとティルピッツ……先ほどから妙に押し黙っているティルピッツにビスマルクが声をかける…
ティルピッツ「……ぜぇ…はぁ…」
省32
329: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/08(水)03:12 ID:/vzUU3Eq0(1) AAS
…しばらくして・ドイツ艦の客室…
提督「よいしょ……と…」まだ身体が火照っているティルピッツに肩を貸し、ピンと張った清潔なシーツも涼しげなベッドへと座らせる…
ビスマルク「済まなかったな、アトミラール・カンピオーニ」
提督「いいえ…私も気配りが足りなかったわ」
ティルピッツ「姉上…カンピオーニ提督……二人には迷惑をかけて…」
省37
330: 2018/08/08(水)21:07 ID:7oBcUDEyo(1) AAS
乙
読んでるぞ
331: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/10(金)02:15 ID:T81sXhfZ0(1/2) AAS
…夕食時…
提督「…」
ライモン「提督、そんなにしげしげと自分の手を眺めてどうしたんです?」
提督「いえ…案外柔らかかったなぁ……って…」
ライモン「……あの、提督…まさかとは思いますが……」
省35
332: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/10(金)03:19 ID:T81sXhfZ0(2/2) AAS
…別の日・食堂…
ロモロ「今日の一品は私たちが作ったの…さぁどうぞ、提督♪」
レモ「レモの愛情がたっぷりこもってるからね……そうだ、レモが食べさせてあげる♪」
提督「あらあら…そんな事をされたらいくらも食べないうちにお腹いっぱいになっちゃうわね♪」
…イタリア最大の2000トンクラスという巨大輸送潜「R」級の艦娘だけに、ばるんっ…と弾む爆乳とむっちりした身体を揺らしながらお皿を置くロモロとレモ……見た目はなかなか美味しそうなオムレツで、キノコのクリームソースが添えてある…
省38
333: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/13(月)02:29 ID:aUVvp3Pi0(1) AAS
…また別の日…
提督「ふぅ…ちょっと疲れたわ……」ホコリと同じでいつの間にかに溜まってしまう書類を片づけるべく、執務机にかじりついていた提督…長ったらしい書式の申請書や請求書を書き上げて万年筆を置くと、ぐったりと椅子にもたれかかった…
ライモン「それじゃあお茶を淹れてきますね……それともコーヒーがいいですか?」
提督「んー…そうね、紅茶にするわ」
ライモン「了解」
省36
334: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2018/08/17(金)01:09 ID:WuhtFg9S0(1/3) AAS
提督「それでは…あむっ、んむ…んむ……」
…カラフルな果物をぎっしり載せた五号サイズ大のタルトを切り分け、フォークで口に運ぶ提督…「アメティスタ」の紫は赤ワインで煮詰めた白桃のコンポートに、紅の「ルビノ」は真っ赤なサクランボ、「アンブラ」の琥珀は杏のスライス…その上に可愛く盛りつけられているのは「スメラルド」をイメージしたマスカットと「トパツィーオ」をイメージして球形にくりぬいたマンゴーの果肉……タルトの台はさっくりと歯切れがよく、敷き詰められたカスタードとアーモンド粉末を練り込んだ生地がふんわりと甘い…
提督「…はぁぁ……///」
ルビノ「どう、私の愛のこもったタルトは?」
提督「……あえて言うなら、とっても幸せな気分よ…口の中からこの甘さを逃がしたくないくらい///」
省34
335: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/17(金)01:38 ID:WuhtFg9S0(2/3) AAS
…ある日のお昼時…
ライモン「て、提督…「あーん」してくれませんか///」
提督「もちろん。ほかならぬライモンの頼みですもの……あーん♪」
ライモン「あーん…」
提督「…んふふっ、ライモンが「あーん」してくれたから倍も美味しく感じるわ♪」
省25
336: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/17(金)03:01 ID:WuhtFg9S0(3/3) AAS
…「サヴォイア王家とイタリア統一の英雄たち」のテーブル…
アオスタ「エウジェニオ…いい加減、食事時くらいはちゃんとしなさい///」向かいに座っているエウジェニオを叱りつけるアオスタ…ソ連に渡った生真面目な姉は、ギリシャに渡った色白美人で口説き上手な妹に苦労が絶えない…
エウジェニオ「ふふ…そんな固いことを言わないの、姉さん♪」
アブルッツィ「んっ、んんぅ……エウジェニオ…ぉ///」
エウジェニオ「あらあら、とっても滑らかで…美味しそう♪」さわさわっ…♪
省34
337: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/19(日)02:34 ID:evLTsUUi0(1) AAS
…別の日・作戦室…
提督「さて、と…いよいようちの鎮守府が持っている建造枠を使い切る時が来たわね」そう言って、厚い布表紙に金文字が入っている立派な「旧王国海軍・艦艇図鑑」をバタンと閉じた…
カヴール「またまた新しい娘がここにやって来るわけですね…ところで提督?」
提督「んー?」
カヴール「イオニア管区司令部から与えられている枠から考えると、最後も潜水艦ということになりますね?」
省32
338: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/21(火)01:45 ID:SwP1jpUQ0(1) AAS
提督「さてと…今日の建造にはフィザリアとジャンティーナ、それにネレイーデにオンディーナが来てくれるって言っていたわ」
カヴール「海の精ネレイーデ(ネレイス)に、水の妖精オンディーナ(ウンディーネ)ですか…潜水艦の娘を呼ぶのにふさわしいですね」
提督「ええ…でもフィザリア(カツオノエボシ)とジャンティーナ(アサガオガイ)はいい娘だけれど、名前がクラゲの仲間だけにちょっとぼんやりしているから、もう二人くらい手伝いが欲しいわね…」
ジョヴァンニ・ダ・プロチーダ(中型潜「マメリ」級)「あ、提督…ハーイ♪」
ティト・スペリ(マメリ級)「モーニン、提督…元気してる?」
省31
339: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/08/22(水)02:35 ID:NDfedxUu0(1) AAS
ネレイーデ「お待たせしました、提督。ちょっと遅れちゃいましたね♪」淡いオーシャンブルーのワンピース姿をしたネレイーデ…美しいがどこか無邪気な雰囲気が、なんとも海の妖精(ニンフ)らしい……
オンディーナ「ごめんなさいね?」子供がわざと水たまりを選んで渡るように、数歩ずつ軽く跳ねるようにしながらやってきた……裾に水しぶきのような白いレースをあしらった薄青いミディアム丈のワンピースが目に爽やかで、いかにも涼しい…
提督「いいえ、私も今来たところだから大丈夫よ…ところでフィザリアとジャンティーナは?」
ネレイーデ「あら、二人ともまだ来てないのですか…」
提督「ええ、そうなのよ…まったく、どこで油を売っているのかしら…」
省33
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