【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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427: [saga] 2023/03/12(日)23:25 ID:jwHOzXCK0(1) AAS
ヒュゥゥン・・・・(シールドを解除する妖精騎士アグラヴェイン)

妖精騎士アグラヴェイン「・・・死んだわね。本当にあなたは3年前から何もかもが私にとって、面倒が多すぎて仕方がない妖精だったわね・・・。」スゥゥ・・(手をかざしていく)

妖精騎士アグラヴェイン「でもこれでようやくスッキリしたわ。あなたはあなたの真なる『目的』の為に私の含む多くの者たちを振り回してきたツケ・・・ようやく清算できたのだからね・・?」

妖精騎士アグラヴェイン「・・あとはこの私が・・・あなたの蒼毒の異端の亜鈴と共に全てを・・・・・・!?」何かに気付く

ドクドクドクゥゥ〜〜〜・・・・(青い砂(蒼毒の異端の亜鈴)が床に溜まった蒼毒の液体を吸い上げていっている)
省16
428: [saga] 2023/03/13(月)21:14 ID:1DERicJh0(1/2) AAS
クロコダイオー:船内(介人たち、ジョルニたちの寝床)

介人たち男性陣「―――――――――」グガァァ〜〜‥グガァァ〜〜・・・(一部いびきをかいて寝ている)

ルージュたち女性陣「――――――――――」スゥ・・スゥ・・スゥ・・・(静かに寝ている)

イズ「――――――――」就寝(充電中)

ある者たちはソールズベリーの地に降り立ったクロコダイオーの船内で、男性陣は船内のリビングで雑魚寝で寝ており、女性陣は別室のベットで静かに眠りに付いており・・・
省26
429: [saga] 2023/03/13(月)23:27 ID:1DERicJh0(2/2) AAS
閉鎖された製毒工場:ブルーナが収監されていた牢屋

ドロドロドロォォォ・・・・・(牢屋の中で蒼毒が充満している)

ブルーナだったモノ「」ドロドロォォ・・・(衣服を残して蒼毒の液体となった)

ドロドロォォォ〜〜・・・シュゥゥゥ〜〜〜・・・・(そのまま蒼毒の液体が蒸発していく)

―――――――――――――――――――――――――――――
省20
430: [saga] 2023/03/14(火)23:54 ID:0w/UnkFj0(1) AAS
第40節:決戦準備(T)〜ソールズベリーからの旅立ち〜
―――――――――――――――――――――――――
翌朝・・・・ソールズベリー:ブルーナの寝室では・・・・

チュンチュンチュンチュンチュン・・・・(鳥の妖精のさえずりが聞こえる)

アドニス「う、ウゥゥ〜ン・・・・。・・・・・・」目が覚める

アドニス「あれ・・・コーラル?確か僕たちは・・・・」キョロキョロキョロ・・・(周りを見渡していき・・・)

スルゥゥ〜〜、シュッ!サァァァーー・・・(自分の服を着て、窓のカーテンを整えるコーラル)
省25
431: [saga] 2023/03/15(水)11:00 ID:mOYmL3oF0(1/2) AAS
千子村正「そうか?儂やトリスタンのようにサーヴァントとして召喚された身としては睡眠を取る必要はないのから、夜中は霊体化して見張っていたのだが・・・」

千子村正「昨日の夜はとても静かで、どうもアルトリアが行なってた杖振りと魔術の練習の際の騒音がなかったのだが?」ジィィ〜(目を細める)

アルトリア「してましたよ!練習の際の騒音で藤丸君たちを起こさないように、しっかりと消音して練習していたのですから!!」

千子村正「はぁ?お前さんのようなまだまだ未熟な奴が音なく魔術の練習とか出来ると思っているのか?」怪しんでいる

アルトリア「本当だって!!」反論する
省25
432: [saga] 2023/03/15(水)23:36 ID:mOYmL3oF0(2/2) AAS
アルト「おう、おはようコーラル、それにアドニス。どうしたんだ、2人一緒で?」

メリュジーヌ「コーラル、どうしたんだ?何かその・・・君の雰囲気が変わったとみたいで・・・・」

コーラル「雰囲気ですか?いえ、私にはそう感じてはいませんですが・・・」

コーラル「それよりもアルトさん、バーゲストさん。少し私からあなた様にとても重大な話があるのですが、少しお時間を貰って良いでしょうか?」

アルト「あぁ良いけど・・・。アドニス、コーラル。俺から見るに、2人とも・・・なんか少し変わったような感じがするのだが・・・?」
省27
433: [saga] 2023/03/17(金)21:49 ID:sazjpMc00(1) AAS
コーラル「・・・っと、それはともかくバーゲストさん。あなた様はあの晩、私にアドニス様の事を1人の男として、1人の恋人として愛しているというのかと仰っていましたよね?」

コーラル「あの時は私の中に取り憑いていたオーロラの事や私の方の気持ちの整理もなかった事もあり、すぐにはお答えすることが出来ませんでしたが・・・」

コーラル「私はもう、あの妖精亡主となったオーロラの従者ではありません。今の私は、もうあの妖精の良いなりにはなりません。」

コーラル「私はあなた様の言うように、私もまた、アドニス様の事を愛しています。そしてアドニス様もまた、私の事を心から愛しています。」

アドニス「うん。」頷く
省26
434: [saga] 2023/03/18(土)23:40 ID:HntBK+xw0(1) AAS
アルト「・・・・・・・・・・」考え込む

バーゲスト「・・・・・・・」考え込む

【・・・・・・・・・・】
【(これはさすがに僕らは干渉できない・・・)】←

アルト「2人のお互いを想い、お互いに支えあい、そしてお互いの愛を育んでいく。――2人が互いを思いやり、お互いにその愛をもっと育みたい気持ちはよ〜くわかった。」

アルト「俺だって結婚の許しを得るために、わざわざ敵対しているモルガンの元へは行かなかったし、俺の両親だって、顔が思い出せないほどに『現実世界』での記憶は皆無だしね?」
省27
435: [saga] 2023/03/19(日)09:47 ID:JmVy2A6p0(1/2) AAS
スタッ、タッタッタッタッ・・・・・(席を立ち、アルトたちの前に立つコーラル)

コーラル「アルトさん、そしてバーゲストさん。私とアドニス様の結婚を認めてくださり、真にありがとうございます。」

コーラル「少し言い忘れていましたが、アドニスさんが私の役に立ち、守っていきたいように、私もまた、アドニス様の役に立ち、彼と共に支えあっていきたい・・」

コーラル「ですので私は、これからはアドニス様の愛すべき妻として、アルト様たちご家族のお役に立てるよう、全力を持って私は尽くしていきます。」

スルッ、スタッ・・・・(両膝を床に付け、アルトたちの前で正座をするコーラル)
省30
436: [saga] 2023/03/19(日)23:56 ID:JmVy2A6p0(2/2) AAS
ハベトロット「おうおう!コーラルとアドニス・・2人の結婚をアルトとバーゲストが認めたからには、ここから先はこの花嫁の味方である僕の出番だね!」

ハベトロット「結婚式はいつにするのかな?花嫁衣装は僕が作ってあげるから、コーラルに最高の花嫁衣装をプレゼントしてあげるからさ!」

オベロン「うんそうだね。コーラルとアドニスの2人が結婚を決意したと聞いた以上、2人には3年前のアルトとバーゲストたち3人と同じように式をあげないといけないからね?」

オベロン「・・ただとても残念なことだけど、2人の結婚式の話はしばらく先までお預けって事になるからね。今の状況からしてね?」申し訳なさそうにしている

オベロン「――さて、楽しい一時はもうおしまい。ここから先は、本当の意味で真面目な話をさせて貰うからね?」
省25
437: [saga] 2023/03/20(月)23:35 ID:OA45CRfu0(1) AAS
オベロン「うん。君が選ぶとしたらそれだね。じゃあその良いニュースというのはねぇ・・・」

オベロン「つい今朝ごろ、ソールズベリーの住民やノリッジから逃げてきた難民らがロンディニウムに向かっていくと話があったんだ。円卓軍に入るために。」

アルトリアたち「!」その事に驚く

【もしかして・・・・二代目ガウェインを倒したから?】
【それとも・・・・ブルーナを倒したから?】←

オベロン「いや、その両方さ!今さらだと思うが、二代目妖精騎士ガウェインが倒れ、ブルーナも氏族の長から失脚した話はもう既に知れ渡っている。」
省31
438: [saga] 2023/03/22(水)23:57 ID:w3pogg5C0(1) AAS
メリュジーヌ「ちょっと待って、ブルーナが死んだって・・・。君、あまりにも冗談が過ぎるんじゃないのかい?」ジロッ!(怪しんでいる)

オベロン「いや、これは本当の事だ。今朝、製毒工場の周りを飛んでいたら、オーロラ派の連中がそこで何かに騒いでいたのを見かけてね?」

オベロン「話を聞いて見たところ、牢屋で警備をしていた兵士が何かの毒のようなモノで殺されており、、その兵士の2・3人がその毒によって苦しんで死んだ後がほとんどだった・・」

オベロン「そして兵士たちが警備していた牢屋には捕らえていたはずのブルーナがどこにも存在せず、彼女が来ていた服のみが残されていたんだ。」

シュルッ、バサッ・・・(証拠となるブルーナのドレス(ビニール袋入り)を取り出すオベロン)
省23
439: [saga] 2023/03/24(金)23:13 ID:LOl+FEqR0(1) AAS
アルト「いや、確かにブルーナはメリュジーヌの決死の攻撃で蒼毒の力を操るアンテナである背中の翅を斬られた事で蒼毒の力は失われたと思っていた。」

アルト「だがそもそもブルーナの蒼毒の力は元々妖精騎士アグラヴェインが國家試験を通じてブルーナに譲受されたモノであり、異端の亜鈴は妖精騎士アグラヴェインの一部に過ぎない。」

アルト「妖精騎士アグラヴェインの力の一部である以上、異端の亜鈴の力を復元する能力を彼女は持っていて、彼女はブルーナが捕らえられた牢屋に忍びこみ・・・」

アルト「ブルーナを助けると見せかけて、何かしらの力でブルーナの蒼毒の力を暴走させて、ブルーナの遺体が消えてなくなるぐらいに蒼毒の力の暴発で殺したんだ。」

アルト「その際にそれらの余波で蒼毒の毒素が監房中に広まって、気絶や眠りだけで済んだオーロラ派も巻き込き、ブルーナの暴走した蒼毒の毒素でみんな毒殺されたんだ。」
省32
440: [saga] 2023/03/25(土)23:00 ID:XcHorzzg0(1) AAS
それから数分後・・・・トネリコ大聖堂:聖堂内

ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・(ソールズベリーの住民たちが集まっている)

コーラル「――――――――」ペラペラペラ・・・(主張を話していく)

ソールズベリーの住民たち「・・・・・・・・」フムフム・・(主張を聞いていく)

アルトリア「――――――――」ペラペラペラ・・・(主張を話していく)
省25
441: [saga] 2023/03/26(日)00:14 ID:1HPqTQ5b0(1/2) AAS
マイクの店の裏庭:オーロラ様のお墓がある所

ズラァァ〜〜〜・・・(お墓の前には沢山のお供え物が置いてある)

スゥゥゥ・・・(布に巻かれた『オーロラの翅』と花束を供えるコーラル)

コーラル、アドニス「・・・・・・・・・」しゃがんで合掌している

メリュジーヌ、アルト、バーゲスト「・・・・・・・」合掌している
省26
442: [saga] 2023/03/26(日)22:39 ID:1HPqTQ5b0(2/2) AAS
ソールズベリーから出発して数時間後・・・妖精國ブリテン:南部平原にて・・・・

パカラッ、パカラッ、パカラッ!ブルルゥゥ―ーン!ビュゥゥーーン!ガシンッ、ガシンッ、ガシンッ!(それぞれの移動手段の音が聞こえる)

―――――――――――――――――――――――――
ジープワゴンの方(アドニスたち)では・・・・

アドニス「――――――」ニコニコ!(笑顔で運転している)

コーラル「ウフフフフ!」ニコニコ!(笑顔で助手席に座っている)
省24
443: [saga] 2023/03/27(月)09:23 ID:/ErlfBAs0(1/3) AAS
ダ・ヴィンチちゃん「アルト、それに藤丸君。妖精國の妖精には2種類があって、『生まれた時から姿が変わらないもの』と『段階ごとに姿が変わるもの』があるとは聞いている。」

ダ・ヴィンチちゃん「アルトリアとバーゲストは『段階ごとに姿が変わるもの』であり、メリュジーヌやハベトロット、コーラルとかは『生まれた時から姿が変わらないもの』と、このように妖精の種類はそれぞれあるのだが・・」

ダ・ヴィンチちゃん「それでも、能力値が大きく成長する、という妖精はあまり例がない。“目的を失う”“輝きを失う”といった事による、魔力量の退化はあるけどね。」

ダ・ヴィンチちゃん「特にアルトたちに至っては私たちが知っている妖精の知識から見て、とてもじゃないほどに前例というものが存在しないと言ってもいい。」

ダ・ヴィンチちゃん「バーゲストやメリュジーヌ、ヴァージェ、ノクナレアのような妖精妻に至っては、夫と結婚した際、婚約指輪のように装着した『純恋愛の宝石』の力と祝福によって、」
省30
444: [saga] 2023/03/27(月)22:15 ID:/ErlfBAs0(2/3) AAS
アルトたちとアルトリアたちがウッドワス軍の哨戒部隊と戦っているその頃・・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:トネリコ大聖堂 堂内にて・・・

ガヤガヤガヤガヤ・・・・・(多くの妖精たちと人間たちが集まっている)

オーロラ派の指導者「我らの憎き蒼毒のブルーナは失墜し、ソールズベリーは『予言の子』と『境界なき勇士団』によって奴の支配から解放された!」

オーロラ派の指導者「ソールズベリーの鐘は鳴り、今度の戦争による戦火はより激しい勢いで増していくと思われる。しかし我らは恐れずに立ち上がる!」
省27
445: [saga] 2023/03/27(月)23:47 ID:/ErlfBAs0(3/3) AAS
第41節:決戦準備(T)〜武器作りと特訓と王の器〜
―――――――――――――――――――――――――――
円卓軍の拠点:廃都 ロンディニウム

助けられた難民たち「――――――――」コクッ、タッタッタッタッ・・・(お礼を言ってロンディニウムへ入城していく)

アルトたち、アルトリアたち「―――――――――」タッタッタッタッタッ・・・(ロンディニウムへ入城していく)

―――――――――――――――――――――――――――
ロンディニウム:大広間

ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ!(前以上に多くの妖精たちと人間たちが賑わっている)
省23
446: [saga] 2023/03/28(火)23:56 ID:4Uya0jfi0(1) AAS
ボガード「私とウッドワスとはかつて、氏族長を決める戦いを繰り広げており、戦いに勝ったウッドワスは牙の氏族長として君臨したというのは知っているよな?」

ボガード「ウッドワスはこの妖精國にいる牙の氏族の中で唯一、“亜鈴返り”という亜鈴と同等の力を持ち、その力はバーゲストたちの力と同等か、それらを凌駕する力を持っている。」

アルトリア「えっ、それってほんと!?・・・まぁそうだよね・・・だってウッドワスって、1000年前に起きた『モース戦役』でモースの“王”を倒したという伝説があったような・・なかったような・・・?」

アルトリア「そういう話はよくティンタジェルでよく聞いていたのだけど・・今の世代でウッドワスがその強い力を振るったって話を聞いたことがないのだけど・・・」

【それってヤバくない・・?】
【ウッドワスって、そんなに強いの?】←
省23
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