【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】 (999レス)
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60: 2024/11/07(木)01:42 ID:1EsKfURLo(1) AAS
SS避難所
したらば板:internet_20196
61: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)10:37 ID:PdTq4uL+0(1/16) AAS
>>59
そうこともあり得ることになるのか……!!ふふ……お気遣いありがとうございます♡
親、育ての親は自分NGなんですよね。
相談屋パートをどういう進行にしようか、まだ考えあぐねてはいるので、ライバルでギスるような場面あるかなぁ?という疑問ががががが……

とりあえず、戦闘前まで投下しときますね
62: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)10:40 ID:PdTq4uL+0(2/16) AAS
 移動販売の車の横に、小さく設けられている食事スペースに、制服を着た一組の男女が、受け取ったクレープを手に席に着いた。男子の方は席に着くなり、即座に大口を開け、苺とクリームがたっぷりと使われたクレープにパクついた。

あきら 「うぉーっ! うまーっ!!」

 クレープを口いっぱいに頬張った男子高校生は、姫乃 あきら。口いっぱいに広がるクリームの甘さ、苺の甘酸っぱさ、クレープ生地のもちもち感と卵の風味に瞳を輝かせている。

 栞  「ふふっ。いつも幸せそうな顔をして食べるね、あきら君」

 あきらの食事をニコニコと優しい眼差しで眺めているのは、幼馴染の及川 栞。栞もクレープを手にしているが、あきらを眺めるばかりで、まだ一口も口にしていない。
省13
63: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)10:41 ID:PdTq4uL+0(3/16) AAS
 栞  「……どうして、恋愛相談屋を始めたの?」

 動機を知らずにずっとやってきたが、思い出の振り返りついでに知りたくなってしまった栞は、あきらに訊ねてみる。

あきら 「あー……そういや話してなかったなー……」

 あきらは食べ終えた包み紙を折りたたみ、備え付けられたゴミ箱に包み紙を捨てる。食べ終わったあきらを見て、栞は慌ててまだ残っているクレープに齧り付く。そんな栞に、あきらは苦笑する。

あきら 「急ぐなって。後はもう帰るだけなんだしさ」
省10
64: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)10:41 ID:PdTq4uL+0(4/16) AAS
あきら 「帰り道でもいい?」

 栞  「う、うん。もちろん」

 あきらから話題に上がらなかったため、なんとなく今日まで理由を訊いてこなかったが、なんでも明け透けにしてくれるあきらが、まさかここまで答えに窮する質問だとは思わず、栞は僅かに驚く。同時に、自分にも話してもらえないことがあるのかと、寂しさが押し寄せ、胸がちくりとする。

 栞  「…………」

 ひとり黙々とクレープを食べるが、美味しさを感じなくなっていた。栞の様子がおかしいことに、あきらは気付く。それが、自分がしっかり栞の質問に答えてやれないことが原因だという自覚もある。
省6
65: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)10:42 ID:PdTq4uL+0(5/16) AAS
 人通りのない帰り道。ここでなら話しても良さそうだと、あきらは口を開く。

あきら 「さっきの、俺が恋愛相談屋を始めた理由だけどさ」

 陰の落ちた栞の顔が、あきらへ向く。あきらの方が背が低いため、栞に見下ろされる形になり、その分余計に──さらにいってしまうと、長く伸びた黒い前髪が目にかかっている所為で、深く陰が落ちているように感じる。

あきら 「信じてもらえないだろうなってことを覚悟して言うわ」
省10
66: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)17:19 ID:PdTq4uL+0(6/16) AAS
チンピーラ 「おっほーッ !! ネェちゃん、随分とエッロい乳ぶら下げてんなぁ! オイィッ !!」

あきら 「栞ッッ !!」

 栞  「ひぃっ?! な、なななんですかぁぁっ!?!? あ、あ、あなたはぁぁっ!?!?」

 振り返った先、栞は男に抱き竦められていた。その男の容貌は、人間らしくあり、また、かけ離れてもいた。短ランにドカン、頭髪はリーゼント。まるきり昭和のヤンキーといった出立ちだが、肌の色は体調が悪いからというに理由であったとしても、全体が鮮やかすぎる紫色をしており、異様に眼が大きく、また瞳が異様に小さい三白眼が、ギョロリとしている。そして、口の中に収まりきらない獣のように鋭利な歯──いや、牙といっても差し支えない歯を携えていた。
 ただでさえ人見知りな栞が、怪しい男から唐突に手を引かれ、背後から抱き竦められている現状。恐怖で身体が震え、声にもそれが現れている。

あきら 「てぇんめぇ……ッ !!」
省12
67: 2024/11/07(木)17:24 ID:Rs0/p+SGO携(1) AAS
とう
68: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)18:29 ID:PdTq4uL+0(7/16) AAS
あきら 「ダラァッ !!」

 栞  「きゃああっ!!」

バキッ!

 拳に確かな手応え。男の頬にあきらの全力を込めたパンチがめり込んだ。

チンピーラ 「あー? なんだぁ? それでパンチのつもりかぁ??」
省9
69: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)18:30 ID:PdTq4uL+0(8/16) AAS
 頭には金色のティアラをつけ、頭髪はピンク色に、ふんわりと長い巻き髪。白とピンクのフリルがふんだんにあしらわれ、ふんわりとしたスカートを身に着けているその出立ちは、まるでアイドルのようである。
 栞の理解が追いつかず、大型マジックを観劇しているような気分になったその後、プリンセス☆ラキアと名乗った少女と、幼馴染のあきらが同一人物なのだという、現実離れした現実に、呼び慣れたはずの名前を疑問符付きで呼んでみる。

ラキア 「おうっ! ちゃんと助けっからな! 安心しろ!!」

 あきらこと、ラキアは、確かにあきらだと感じられる笑顔を栞に向けた後、直ぐに敵へ鋭い視線を向ける。

チンピーラ 「もしかして、俺達種族の邪魔するヤツがいるって、ずっと噂になってる女か?」

チンピーラ 「ん? 男? 女? ん? どうでもいいか……」
省5
70: 2024/11/07(木)18:33 ID:8ZIw2ScvO携(1/3) AAS
チンピラが優勢だったら笑う
71: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)19:06 ID:PdTq4uL+0(9/16) AAS
チンピーラの攻撃、行動を↓2
1.栞の胸を揉みながら鉄バット
2.栞を盾にしながら鉄バット
3.栞に噛み付く
4.自由安価 (手短に)
72: 2024/11/07(木)19:10 ID:wJofyoL+O携(1) AAS
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73: 2024/11/07(木)19:13 ID:8ZIw2ScvO携(2/3) AAS
3
74: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)19:36 ID:PdTq4uL+0(10/16) AAS
噛みつきを阻止できるかコンマ判定↓1
1クリティカル:チンピーラから栞を助け出せる
2〜33:拳を口にぶち込み、牙を折り阻止
34〜66:拳を口にぶち込み、阻止するが負傷
67〜99:栞が噛みつかれてしまう
00ファンブル:噛みつかれて栞がだんだん感じちゃう
75: 2024/11/07(木)19:36 ID:eXVMNbgO0(1) AAS

76: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)20:52 ID:PdTq4uL+0(11/16) AAS
 男が叫んだ大口のまま、栞の顔を手で覆い、首を傾けたのを見て、首に噛み付こうとしていることに気付いたラキアは、足の指に力を入れ地を蹴り、肉薄する。

ラキア 「栞の肩が砕けちまうだろぉがよぉぉおおっ!!」

栞 「きゃっ!?」

チンピーラ 「おごぉぶっ?!」

 男の口目掛け、渾身の一発を放つ。結果、拳を男の口へ侵入させることに成功する。口の中という、予想していなかった場所からの衝撃。男の唾液や胃液がラキアの手を汚す。
省10
77: 2024/11/07(木)20:55 ID:fk94+Lry0(1) AAS

78: ◆AZbDPlV/MM [saga] 2024/11/07(木)21:18 ID:PdTq4uL+0(12/16) AAS
チンピーラの反撃コンマ判定↓1
1ファンブル:栞を奪還され、汎用技1を食らう
2〜25:抵抗できずあっさり奪還される
26〜50:金属バットを振り回すが、栞を奪還される
51〜75:栞を床に突き飛ばし、助けようとしたところを蹴りあげる
76〜99:金属バットで滅多打ち
00クリティカル::ラキア捕獲
79: 2024/11/07(木)21:26 ID:8ZIw2ScvO携(3/3) AAS
どやぁ
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