[過去ログ] 第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-019 (577レス)
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262: 三戦より 1/4 2005/04/17(日)04:48 ID:F2J/mitb(1/4) AAS
●楊修と曹操のクイズ合戦 1.曹娥(ソウガ)の碑
昔、曹クという舞を得意とした男がいた。ある時酔ったまま舟で踊りそのまま
水中に落ちてしんでしまった。死体が上がってこないので娘は7日泣き明かして
そのまま波に身を投げた。その5日後、娘の死体は父の遺骸を背負って浮かんで
来たという。類稀な孝行娘だということになり、それを後世に伝えようと13歳
の邯鄲淳(カンタンジュン)という者に作らせたのが曹娥の碑である。
それを読んだ蔡ヨウという人物はこの碑に八文字で書き付けをした。
「黄絹幼婦 外孫サイ臼」
蔡ヨウはすでに亡く、その娘にもこの語の謎はわからない。曹操は部下とともに
しばらくこの謎を考えた。誰か解けたかと曹操が尋ねると、楊修が一人進み出て
省6
263: 三戦より 2/4 2005/04/17(日)04:49 ID:F2J/mitb(2/4) AAS
●楊修と曹操のクイズ合戦 2.門に書かれた文字
曹操が部下に命じて花園を作らせたことがあった。やっとできた花園を見て曹
操は褒めようとも貶そうともしない。ただ門に「活」の一字を書いたのみで去っ
てしまった。花園を作った人たちは困り果ててしまう。気に召さなければ首を刎
ねられるやも知れず、残していった謎を解いて直すところは直さなければいけない。
そこに現れたのが楊修、
「門の中に『活』の字が入れば『闊』という字になる。『闊』とは広いという意
味だから、門が広すぎると言いたかったのですよ」
ありがたい助言を受けた職人はすぐさま門を改造して曹操に見せたところ、曹操
は満足して、「誰があの謎を解いたのか?」と尋ねた。
省3
264: 三戦より 3/4 2005/04/17(日)04:49 ID:F2J/mitb(3/4) AAS
●楊修と曹操のクイズ合戦 3.一合酥
あるとき塞北から一盒(はこ)の酥(そ)(牛か羊の乳を煮つめたもの、練乳
やクリームみたいなもの)が贈られてきた。曹操は盒を机の上に置き、上に『一
合酥』と書いて立ち去った。後に残された者はただ不思議がるばかり。そこに現
れた楊修、盒を開けて匙でまわりにいた者に全て食べさせてしまった。食べさせ
てもらった者も曹操のものを勝手に食べてしまってよかったものかと困惑した。
そこに曹操が帰ってきて、酥がないのに気付いた。そこで楊修は、
「盒に書かれてある通りに皆に酥を分け与えました。『一合酥』という文字をば
らすと一、人、一、口、酥ということになります。『一人に一口の酥』だと思い
まして、皆に分け与えたのです」
省2
265: 三戦より 4/4 2005/04/17(日)04:50 ID:F2J/mitb(4/4) AAS
●楊修と曹操のクイズ合戦 4.鶏肋
漢中の戦いで劉備軍との大戦中のこと、ある日夏侯惇が曹操に指令を仰いだ。
曹操は何気なく「鶏肋、鶏肋」と呟いた。無意識に出た言葉なのだろうが、夏侯
惇は曹操の言葉なので何か意味があるのだろうと、全軍にこの指令を発した。諸
将は何のことかわからずに怪しんでいたが、このとき楊修が部下を集めて
「都に帰還する準備を致せ、引き揚げの命令を待て」
と指示している。
夏侯惇は驚いたが、自分でも指令の意味がわからないので楊修に尋ねると、
「鶏の肋とは、食するにも肉がなく、かといって骨はスープの出汁となって捨て
難い。ちょうど捨てるには惜しいが死守する実のないここ漢中のことを現してい
省6
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