東洋史36 補助金削減で滅びるゾンビ学問 (537レス)
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255
(2): 10/05(土)07:35 ID:0(255/537) AAS
>大学院進学者数激減。学術雑誌会員数減少の一途。才能のないPDばかり増加。
>教員ポスト削減の一途。こんな現実の中で、育てる弟子なんているのでしょうか?

だとしても25年くらい一流大学で勤務していて、ねえ・・
まあ概説書出版の件は初めて聞きましたが、楽しみにしています
256
(1): 10/05(土)08:56 ID:0(256/537) AAS
>>255
なんとでも言ってください。私の勤務内容は、毎週5コマから7コマの授業。毎年、授業ノートは
改訂増補を繰り返しています。手抜き一才なし。
それに加えて、毎年1本か2本、査読雑誌論文を発表しています。これだけで、私はもう限界です。
私が尊敬している中国政治外交史の大先生だって、助手時代から亡くなられるまでの40年間に
出された業績は、ご自分の論文集が3冊、講義をまとめた教科書が2冊、あと翻訳が英語が1冊、フランス語が2冊、それと雑文集だけでした。でも、亡くなられてから40年が経過しても、いまだにあれを凌ぐ
作品って出ないでしょ。もう一人の中国経済史の大先生も、概説書が2冊、研究書が2冊、評論集が1冊だけです。でも、どれも皆傑作ですよ。あなたが当てこすっている連中の出すものは、それこそ「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ようなもの。本人たちからもらっていますが、啓蒙書、入門書、大学院受験参考書やらは、読むに耐えないものばかり。講座・企画もの?大学図書館自体がもう買い入れたがらないじゃないですか。世間が知りたがっている「改革開放」体制は、いつまで持つのか?持たないとしたら、今後私たちはどうすれば良いのか、という疑問に答えられる内容は何一つないですよ。あんなものに関わらないでいて本当に良かった。私はそう思っています。
257: 10/05(土)09:01 ID:0(257/537) AAS
>>255
追加。概説書ってのは、自分の講義ノートの集大成を出すもので、定年間際になって出すものです。
京都大学法学部の中国法制史の大先生が、東大出版会から刊行された後著書の末尾でそう書かれておられました。東大法学部のアジア政治外交史の大先生の講義も、そうでした。こういうものを新諸形態で粗製濫造する人に、私はなれませんでしたし、それで良かったと思っています。
私の場合原稿が完成するのは、多分来年の年末になります。その前に、完成しなくてはならない研究書が1冊ありますし、定年後、後期高齢者になる頃、完成させる研究所と並んで、この3冊を刊行して私の研究者生活は終わりになります。それじゃダメだとおっしゃるのなら、なぜ私の後任公募に応募なさらなかったのでしょうか?
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