[過去ログ] 太平洋戦争は日本なら誰が悪かったの? (1002レス)
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(1): 03/15(金)03:12 ID:FfpfVbT60(1/9) AAS
>42

自分が建てた推論と、資料に載らない情報(見たり聞いたり、話し合ったり)との間に矛盾がない、ということは重要だ。
44
(1): 03/15(金)03:46 ID:FfpfVbT60(2/9) AAS
>41
≻資源地帯は英印蘭印であってフィリピンではない 日本が米英可分で対英蘭のみ宣戦布告する事もあり得た

開戦の直前、フィリピンにはB17爆撃機が30機余も駐機して、台湾(当時は日本)を射程内に収めていたのに、これを素通りにして南方資源を確保するなんてあり得ない。

英領マレー・シンガポール、仏印、蘭印が攻撃されているのに米国がこれを座視していることは考えにくく、フィリピン沖を通過する日本の船はフィリピンから飛び立つ米軍機の攻撃に晒される(このシーレーン確保の問題は今でも存在している)。

フィリピンの在比米軍を攻撃すればハワイから機動部隊が来援するはず。真珠湾攻撃とほぼ同時にリンガエン湾に日本陸軍が上陸して、クラーク空軍基地を急襲しているのはそのため。

結果として、欧米植民地勢力を東アジアから一掃しなくては、大東亜共栄圏は有り得ないから、孤軍奮闘せざるを得なくなった。
47
(1): 03/15(金)06:44 ID:FfpfVbT60(3/9) AAS
>45

あっそう。
48
(1): 03/15(金)06:49 ID:FfpfVbT60(4/9) AAS
>46
>嫌がらせ以上のことができるとは思えん

それは君の憶測。英国に駆逐艦を五十隻もレンドリース
しているアメリカが、日本ごときに嫌がらせ以上のことが
できないって、そんな希望的観測を土台に南方作戦なんて
できるか。
51
(1): 03/15(金)08:35 ID:FfpfVbT60(5/9) AAS
>45

まだ読んではいないが、ジョージタウン大学歴史学部部長のチャールズ・タンシル教授も「裏口からの参戦」という本のなかで、ドール大佐と同じことを言っているそうだぞ。
54: 03/15(金)10:19 ID:FfpfVbT60(6/9) AAS
>52
>もしかしたら陸軍の構想で始めていたら日本はアメリカと戦争しないで済んでいたのではないか?

もしかしたら、ね。でも、大正年間から海軍を大拡張してきて、
オレンジ計画で日本空爆計画もさくていてきたアメリカは、そう
やすやすと日本の跳梁跋扈を許したかな。ハワイーグァムーマニラー
上海を結ぶ線上に日本がいて邪魔になっているだけでも許せないと、
反日に転じていたアメリカとは、いつか激突する運命にあったのかも
しれない。
55: 03/15(金)11:30 ID:FfpfVbT60(7/9) AAS
54のつづき:

今みたいに国民的レベルで親交が深まっていれば日米が戦争することは考えられないが、1930年代後半ぐらいでは、お互いを知らなさすぎる。その上に、南京にいたプロテスタント系の宣教師連中のように、中国で布教の便宜を計ってもらうために蒋介石に阿諛追従して反日宣伝に一役買った牧師連中(南京大虐殺のデマ宣伝は、この牧師どもがやった)もいた。
 エドガー・スノウのように毛沢東を「痩せたリンカーン」とか表現してアメリカで著作をヒットさせた勘違い作家(スノウが毛沢東を取材していた時、別のヤオトンでは拷問や粛清が続いていたはずだが、スノウは全く気付いていない)もいて、FDRがただの作家であるスノウを大統領の個人顧問に迎えてしまう。その一方でパール・バックの「大地」がヒットして、中国人のイメージはアメリカでどんどん良くなって行き、そのなかで「通州事件」にみられる残虐性は隠されてしまう。
 FDRも異常な日本嫌いなら、国務省極東部長のホーンベックも日本嫌いで、彼は上海にいたジョン・マクマリーが書いた「マクマリー・リポート」(日本を極東から追い出しても、その軍事的空白にソ連が入ってくるだけだ、という報告)も握りつぶしてしまう始末で、当時の状況は日本にとって不利であり悪すぎた。
 マクマリーのような専門的外交官の意見より、スノウの著作や牧師のデマ宣伝の方が重みをもってしまうのがFDR政権の体質だった。これが四期も続いたのだから、たまらない。こうなると外交が破綻して戦争が始まる危険がぐっと高くなる。
 アメリカが、ドイツと日本を軍事的に破壊したらソ連共産主義が広まってしまい、ヨーロッパでも極東でも、直接ソ連と対峙しなくてはならなくなったと気づいたのは、FDRが死んでドイツも日本も降伏し、東京裁判をやっているさなかだった。
56: 03/15(金)12:44 ID:FfpfVbT60(8/9) AAS
55の続き:

戦後、占領下の日本では「逆コース」、国際的には対ソ連封じ込め戦略を立案したことで有名なジョージ・ケナンが、こう述べている。

「アジアにおけるわれわれの過去の目標は、今日表面的にはほとんど達成されたということは皮肉な事実である。ついに日本は中国本土からも、満洲および朝鮮からもまた駆逐された。これらの地域から日本を駆逐した結果は、まさに賢明にして現実的な人々が終始われわれに警告したとおりのこととなった。今日われわれは、ほとんど半世紀にわたって朝鮮および満洲方面で日本が直面し担ってきた問題と責任とを引き継いだのである。他国がそれを引き受けていた時には、われわれが大いに軽蔑した重荷を、今自ら負う羽目になり苦しんでいるのは、たしかに意地悪い天の配剤である。」(「外交50年」p.77)

アメリカは、満洲事変が起き、満洲国が建国されるとスチムソン国務長官が「不承認主義」を唱えて批難し、第二次上海事変で日本の三個師団が、国民党軍を相手に必死で戦っていた1937年10月、大統領FDRがいわゆる「隔離演説」を行い、日独伊の「侵略」を伝染病に例えて文明社会から「隔離」しなければならないと唱え、日米交渉では問答無用の冷淡な態度を取り続け、ついには真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争を招いてしまった。

戦後、中国本土に毛沢東率いる共産政権が誕生し、中国における拠点を全て失ったことは、アメリカにとっては殊更に目算外れの打撃だったはずだ。(おそらく、アメリカは蒋介石を中国における傀儡政権のトップに据え、中国で甘い汁を吸うつもりだったはずだ)。
省1
57
(1): 03/15(金)13:14 ID:FfpfVbT60(9/9) AAS
54-56の結論

ということで、第二次世界大戦の真の勝者はスターリンのソ連、残りは経済がボロボロで植民地を失った英国も含めて全員が負け組、というのがワシの判定である。
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