[過去ログ] 【ドゥルーズ】差異と反復を読みたい【頑張るから】 (956レス)
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937
(2): 2005/12/06(火)03:13 AAS
外部リンク:www.univ-paris8.fr

講義録が録音付きでうpされてる.シランッタ...
938: 2005/12/06(火)03:19 AAS
おお
結構高い声してるな
939: 2005/12/06(火)03:41 AAS
>>937
素晴らしい!
940: 2005/12/07(水)00:33 AAS
>>937
(=ヮ=)bGJ!

差異と反復もスピノザもとても手が届かないので
「哲学とは何か」で「スピノザ主義の小説を書いた」と
書かれているヘルダーリンカフカランボーマラルメ
ミショーペソアアルトーロレンスミラーメルヴィルを
入手し易い順に読んでったら結構面白くなってきた。
ドゥルーズって実はロマンティストなのか?っていう
とんでもない誤読をしてるかもしれないが気にしないことにした。
941: 2005/12/07(水)01:16 AAS
mp3のファイル保存できない...何かのフリーソフトが必要なんだろうけど,
どなたかご存知ありませんか.擦れ違いで恐縮なんですが.
942: 2005/12/07(水)03:40 AAS
何か有益な発言をしたら教えてやろう。
943: 2005/12/08(木)02:21 AAS
初学者です。「概念」について岩波の『思想・哲学辞典』調べました。
が、基本的には「con-cept」=「共に-つかむこと」のライン以外のものはなかったように思えます。
以下軽く岩波での概略を述べますので、なにか足りないところや間違っているところがあったらぜひ補足ヨロシク。教えて。

「概念 concept,Begriff」

一、概説

・概念とは「一つにしてつかまれたもの(conceptum)」や「把握する(Begriff)」である。

・複数の事物に共通する「内包」(意味内容)と、
 その内包が共通するところの複数の事物すなわち「外延」(適用範囲)を有する。
省9
944: 2005/12/08(木)02:22 AAS
三、概念は個に内属するか?
・上に見たようであるとはいえ、裸の個物、述語を伴わない主語というものは現実にはない。
 それゆえ個物には一般者が内属するという必要があるように思える。
 それを引き受けるのがライプニッツである。
 (途中よくわからず。とりあえずジレンマが生じる)
 それゆえライプニッツは「可能世界論」を唱えた。
 

四、概念の同一性
・概念はきわめて自己同一的なものである。その理由。
・対象は「一」つであり「同じ」であるといわれるが、実は変化する(赤いリンゴが腐ってドス黒くなる)
省6
945
(1): 2005/12/08(木)02:23 AAS
さて、>>1がかえってくるまでの間、細々と「阻止」に至るまでの話をレジュメしていこうかと思ったりするんだけど、どうでしょうか?
946: 2005/12/08(木)09:20 AAS
>>945
「レジュメ」程度ならやっても構わないんじゃない?
というか是非やってほしい。
947: 2005/12/08(木)09:33 AAS
onagaisimasu
948: 2005/12/08(木)10:47 AAS
オハヨウゴザーマス。初学者です。
「左右」について一言メモしておきたい。
直接的にはカントを念頭においているのだろう。
ところで「差異について」でも左と右の話が出てくる。
ここでのドゥルーズはプラトン=ソクラテスを念頭においているように見える。というかそのはず。
読んでたらそれと思しき箇所に当たったので示しておきます。

プラトン『パイドロス』岩波文庫pp76-77
「われわれは、それぞれの魂を三つの部分に分けた。その二つは、馬の姿をしたものであり、第三のものは、
御者の姿をもったものであった。(・・・)ところで(・・・)これらの馬のうち、一方はすぐれた馬であり、
他方はそうでないということであった。しかしわれわれは、そのよい馬がどのようなよいところをもち、
省4
949: 2005/12/08(木)23:32 AAS
初学者ですなんか元気が起こらんので今回はユルめにまとめます。

前段落では法則と反復を断ち切った。
ところがそうは言っても「科学実験」というものがあって、現に実験室では同じ現象の反復が起こっている。
そうすると法則と反復の関係を完全には否定できない。では実験について考えてみることにしよう。

(「類似の広大な循環」とか「雑多なもののそれ自身との類似」とかが良く分からんかったので、
言葉をかなり補いつつ行く。誰かヒントくれ。)

科学のやることは諸事物のなかの微細な変化を無視することだ。こうして、原子から地球に至るまですべて丸いなにかとして考えることができる。
丸さという点ですべて類似しているわけだ。こいつらはどんな小さな原子であっても互いに影響を及ぼしあうので、どこからどこまでが
一つのものであるか言えない。また逆に、あるひとつの原子の位置は他の諸力すべてから受けた影響によって決定されているので、
それの示す位置はすべてを代表しているともいえる。それゆえ「すべてのものはすべてのものに類似する」ことになる。
省4
950: 2005/12/08(木)23:33 AAS
実験がしていることはどういうことなのか?
それは、一般性の二つのレベルを置換すること、すなわち類似のレベルを等しさのレベルに置き換えることだ。
さらに言えば物の世界(現実の運動)を数の世界(等式によって結ばれる、無時間性)に置き換えることだ。
たしかに実験において反復は生起する。だが反復は類似性が壊されて等価性に、現実的運動が無時間性にされる
その過程に姿を見せるだけだ。現に起こりつつある運動には反復はないし、等式-法則にはもちろん反復などない。

もっとも、こう述べたからといって、二つの一般性(類似と等価)の中に反復があるなどとは言ってはならない。
反復と一般性のあいだには本性の差異がある。
というのは、一般性=実験が要請するのは、「もし同じ諸状況が与えられれば…○○が生じる」という仮言的反復なのだ。
しかしそんなことでは真の反復における定言的なものも、反復を定立するものも理解できない。

そういうわけで「一般性」と「反復」の第一の区別が、「交換」−「盗み」という経済的差異であったに対し、
省4
951: 2005/12/09(金)18:26 AAS
序論の範囲内で、概念の阻止からシーニュやタナトスにどのように繋がるのか
まで片づけてほしいな。一参照者の感想です。
952: 2005/12/11(日)09:47 AAS
>>930->>931のノリで(とまではいかないが)序論のイメージ的理解を試みてみよう。
ちょっと長いが我慢してくれ。
 ドゥルーズは、序論で「反復と一般性」の区別を三つの視点からとらえようと目論んでいる。
三つの視点とは、行動の視点、法則の視点、概念の視点だ。最初は行動の視点だ。ところが、
この視点はオレの場合、今ひとつしっくりこない。「反復すること、それは行動することである」
(P19)がイメージ的に理解できないのだ。
 仕方ないから、次の「法則の視点」へ行こう。ここでは、反復は、法則のレベルに属さない
もの、法則に反しているものとして捉えられている。「反復の不可能性」などと紛らわしい
言い方がみられるが、そんなことにはお構いなく、ここで重要な点は「反復とは、(法則にたいしての)
侵犯なのである」(P21)、と勝手に理解しておこう。それから、ドゥルーズはP21−22に
省9
953: 2005/12/11(日)09:48 AAS
 「キルケゴールなどの反復の哲学のプログラム」(P25〜)は省略して、「反復と一般性、第3の区別、
概念の視点」の理解に挑戦。
 概念とは何かについては初学者さんが語源を紹介しながらうまく要約くれたので、そこを参照。
(<<943)概念を分析的に理解しておく必要がありそうだ。外延と内包は、お互い反比例的な関係
(たとえば外延が大きいと内包が貧弱になる)にあることを付け加えておきたい。そうすれば、
外延=1とか外延=∞などが理解しやすくなる。また、表象と概念、概念と理念などの違いなども
押さえておくべきかも。とりあえず、表象はイメージ的で概念は言語的であると理解しておこう。
カントの感性、悟性、構想力、図式、理性なども理解しておきたいところだ。
 阻止でわかりにくいのは何が何を阻止するのかという点だ。何が概念を阻止するのかはよく
わからないが、何を阻止するのかを理解できそうだ。もちろんそれは概念を阻止するのだが、
省4
954: 2005/12/11(日)09:49 AAS
 では、具体的に、どのような場合に(どんな条件の下に)反復は構成(現出)されるんだろうか。
ドゥルーズは「阻止」の現象(反復が現出する状況)を具体的な事例を挙げて述べていく。それが
「人為的な阻止」と「自然的阻止」の三つの事例なんだろう。これらについては、字面読みさんがまとめ
ているのでここでは省略。
 「自然的阻止」の三つの事例がちょっとわかりにくいので、内包の阻止という観点から補足してみたい。
名目的な概念とは「内包が有限であるような一定の契機においてとらえられた概念」(P35下段)のこと。
自然の諸概念とは、無際限[不定な](潜在的に無限な)内包を持つ概念」(36下段)のこと。
自由の概念とは、これが一番わかりにくいのだが、P37下段の後半に書かれている。自由の概念とは、
「無限の内包をもち、記憶を備えているが、自己意識を持たない個人的観念」(つまり無意識)のこと。
 内包の観点から阻止と言われてもよくわからん、という人のために平たい言い方に換言するとこうなる
省5
955: 2005/12/11(日)23:21 AAS
外部リンク[html]:www008.upp.so-net.ne.jp
05/12/10(土)
●ドゥルーズや樫村晴香を導きの糸としつつ、クロソウスキーの『ディアーナの水浴』を
少しずつ読んでいるのだが、とても難しい。もう少しで「面白く」読めそうな感じはあるのに、
なかなかそこまでいかない。シュミラークルという
概念の位置づけが鍵になりそうな感じではある。シュミラークルは、反復と関わる。ドゥルーズにとって反復は、
956: 2005/12/12(月)17:19 AAS
ドゥルーズにとって「他人の家の玄関先でする野糞」とは?
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