[過去ログ] 【睡眠相後退】概日リズム障害総合14【非24時間】 (1002レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
86
(2): (ガックシ 0645-5jxB) 2020/03/25(水)10:34 ID:n5GAYdOj6(1/3) AAS
>>81
【睡眠相後退】概日リズム障害総合13【非24時間】
2chスレ:body
の115に書きましたが、
「別冊 日本臨床 精神医学症候群(第2版)2017/06/20 「非24時間睡眠・覚醒リズム障害」早川達郎」
「治療と予後」の全文を再度記述します。
---------
6. 治療と予後
全盲を伴っている場合にはメラトニン投与が有効である。
視覚障害を伴っていない場合の治療については、睡眠衛生指導、朝の高照度光療法、および夕方からの就寝前にかけてのメラトニンあるいはメラトニンアゴニスト(ラメルテオン)投与をそれぞれ組み合わせて行うこととなる。
省9
87
(1): (ガックシ 0645-5jxB) 2020/03/25(水)10:34 ID:n5GAYdOj6(2/3) AAS
我々の実験例でのメラトニンによる治療経過を図2に示す。
投与量については、メラトニンは0.1mg-数mgの低用量で効果が認められることが多い。
N24SWRDに対するメラトニン投与開始のタイミングに関しては、睡眠相が夜の時間帯にある時期から開始するが、位相前進させる時間が少なくて済むこと、および太陽光による大きな位相後退が起こらないことから、適切であると考えている。
メラトニンアゴニストであるラメルテオン投与に関しては、投与方法やメラトニンとの効果の比較など、まだ十分検討はされていないが、メラトニンと同様の使用方法で良いと考える。
ただし、ラメルテオンはメラトニンとは異なった薬物動態を有しており、投与量が増えすぎると低容量で認められた効果が減弱することも報告されているので注意が必要である。
我々の施設では、2mgを初回投与量として使用することが多く、経過を見ながら増減している。
外来治療では十分な治療効果が得られない時は、入院治療が有効なこともある。
入院治療自体が強力な同調因子となることが多く、決まった時刻での起床を促し、高照度光療法を行い、夕方から夜にかけてのメラトニンまたはラメルテオン内服も併用する。
入院中に、いったん24時間の昼夜リズムに同調すると、退院後もそのまま同調を維持できる場合も少なくない。
予後については、まだ詳細な検討はない。
省4
88
(1): (ガックシ 0645-5jxB) 2020/03/25(水)11:22 ID:n5GAYdOj6(3/3) AAS
がっかりさせるかもしれませんが、こちらも掲載します。

「サーカディアンリズムと睡眠」2018/07/20
4 サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の各病型(北島剛司)
4.非24時間睡眠覚醒リズム障害
?治療
フリーランする体内のサーカディアンリズムを外界の明暗24時間周期に同調させることが目標となる。
Delayed SWPDと概ね同様の時間生物学的介入が治療となり得るが、経験上delayed SWPDより難治性である。
エビデンスも極めて限られており、ほとんど症例報告レベルである。
a. 光療法
光療法を用いた症例報告は単独で奏功したとされる症例報告を含めて複数あるが、エビデンス不足で2015年のAASMガイドラインでは"推奨なし"とされている。
省9
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.026s