[過去ログ] 【スカトロ】排泄系妄想廃棄所7【汚物】 (511レス)
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344: H 2010/11/03(水)16:38 ID:MJtLjoxq(15/27) AAS
「いいよ、四条の身代わりで。それを大瀬が望むのなら……私は喜んでやる。……無理してるのは認める。でも、
無理しないと……おーせを助けられないから」
 不安と緊張、そして迷いをも使命感でねじ伏せ、精一杯の笑顔で言い切った。
 大瀬はもう、何も言わなかった。

「……触るよ」
「うん……」
 まずは上から。
 あたまの隅っこにまだ残っている理性が、馬鹿なことはやめろと覚めた言葉を彼女に投げかける。
 だが、もう止まらない。
省17
345: H 2010/11/03(水)16:38 ID:MJtLjoxq(16/27) AAS
 やわらかい。
 あたたかい。
 ぽよん、と押した分だけかえってくる弾力が面白い。
 なめらかな白い肌の、やさしい手触りが気持ちいい……。

「んん……あっ…… ん……!」

(なにこれ、すごい……)
 恐る恐る……だったのが、次第に積極的に。
 両の手で、思うままに大瀬の乳房をもみしだきながら、人差し指の先でぴんと勃った小さな乳首をくりくりと悪戯する。
 うまく言葉にできないその感触に吸い込まれるように、中島の指先の動きが早くなっていく。
省14
346: H 2010/11/03(水)16:39 ID:MJtLjoxq(17/27) AAS
「は…あっ♡ そこ……いい……♡」
 
(感じてくれてるみたい……良かった)
 不安や緊張だけでなく、罪悪感までもが消えつつあった。
 ぎゅっと絞るたびに……ぴんっと舌で弾くたびに、身体を震わせて声を漏らす彼女の姿がかわいくて仕方が無い。
 でも、なぜこんなにも心地よいのだろう……?
(おっぱいって、こんなに気持ちいいものだったんだ……)

 ――オナニーしてる時、いつかは自分もされてみたいと想像してたけど。
 でも、まさかさわる方まで気持ちいいなんて思わなかった。
省11
347: H 2010/11/03(水)16:41 ID:MJtLjoxq(18/27) AAS
「……あっ!?」
 上ずった声を上げたのは中島だった。
「あたしもさわりたい……。いいでしょ……?」
 ふう、と一息入れた次の瞬間、もまれていたのは自分の胸だった。
 おもむろに、大瀬が両腕を伸ばしてきていたのだ。
「……うん、いいよ……。私も、一緒に気持ちよくなりたい……」
 ほんの数分前までの、重苦しい雰囲気が嘘のようだった。
 二人は互いに微笑みあいながら、その手に相手の肌のゆくもりを感じる。
 こんな風に地人の胸を揉むのも初めてなら、揉まれるのも二人とも初めてだ。
省16
348: H 2010/11/03(水)16:42 ID:MJtLjoxq(19/27) AAS
「自分でさわるのと……全然違うんだね……あっ♡」
「うん……私も、こんなに気持ちいいなんて知らなかった……」
「楽しいね、これ……えい」
「ひ……あっ!?」

 その刺激に、中島が背中をのけぞらせた。だが大瀬の手は振り払えない。
 乳房に大きくめり込むほど、親指で乳首を思い切り突かれたのだ。

「あっ! ……もう、そんなことするんだったら……!」  
「ん……あああっ!」

 今度は大瀬が、ひときわ甲高いあえぎ声をあげて身体をくねらせた。
省19
349: H 2010/11/03(水)16:43 ID:MJtLjoxq(20/27) AAS
「は……あっ……あっ……んん……!」
「なにそれ。やらしーなぁ。私の指使って、オナニーしちゃうんだ」
 大瀬は何とか自由になる下半身をくねらせて、股間に挟んだ中島の手を動かそうとしていた。
 だがそんな中途半端な刺激では、絶頂まで達するような快楽の波はやってこない。
 分かっていて中島は、右手を彼女の太腿に預けたままにしていた。

「やだ……こんなの……いじわるしないで……!」
「じゃあ、どうして欲しい?」
「……いっぱい弄って。おっぱいも、アソコも……中島さんの手で、いきたい……!」
「ああもう……かわいいなぁ……おっけーわかった。……いくよ」
省20
350: H 2010/11/03(水)16:47 ID:MJtLjoxq(21/27) AAS
「い……く……い、いぁあっ! だめ、も、もう……!」
「……いいよ……イってっ!」

 その瞬間、指先で嬲り続けていた、限界まで肥大しきった彼女のクリトリスを。
 親指と人差し指で、やさしく押しつぶすように……。
「ひ……あ…あああああぁあっ!!!」
 特大の電流が脳天を駆け巡り、細い肢体が弓なりにしなるように震え、快感のサインを全身に伝える。
 声にならない叫びを上げながら……大瀬は絶頂を迎えた。
「つっ……!」
 同時に、中島の背中に痛みが走る。
省18
351: H 2010/11/03(水)16:47 ID:MJtLjoxq(22/27) AAS
「……好き。大好きだよ」
352: H 2010/11/03(水)16:49 ID:MJtLjoxq(23/27) AAS
「う……うぅ……あ、うぁああああ……! ぁあああああ…………」

 大瀬は泣いた。
 自分に覆いかぶさる中島をもう一度強く抱きしめ、声を上げて泣いた。
 ……中島も泣いていた。
 泣きじゃくる大瀬の髪を、優しくなでながら……。
 ほんの少しでも、彼女の悲しみと苦しみを減らしたかった。
 それができる人間は、世界に自分しかいない。
 性別は関係ない。四条のこともどうでもいい。
 この先のこともなにもかも、今は何も考えたくない……。
省16
353: H 2010/11/03(水)16:49 ID:MJtLjoxq(24/27) AAS
 だが、それは彼女も同じであるらしかった。
 さりげなく隣を向くと、大瀬は大瀬でどうしたらいいか分からないのか、お湯の中でひざを抱えて、
ずっと下ばかり見ている。
 あの日と同じだ。
(……わかってる。私のせい、なんだよね……こうなったのは)
 全て、自分がこうすると決めた結果だ。
 断じて他の誰かのせいではない。
 覚悟ならさっき決めたはずだろう。
 決意を込めて、中島は言葉を切り出した。
省20
354: H 2010/11/03(水)16:50 ID:MJtLjoxq(25/27) AAS
「私、やっぱり好きなんだ。いつもの元気で、きりっとしてて、クールで……けど、ホントは誰よりもかわいい顔を
隠してる、おーせのことが」
「友達として?」
「Hする相手のことを、普通、友達って言う? ……そういうこと」
 茶化すような大瀬の言い方に、遠回しに反論する。
 お互い、ただの照れ隠しだ。
 見ると、ひざを抱えていた大瀬は、さっきにも増して――身体をちぢこめるようにして、鼻までお湯に沈んでいた。
 真っ赤になった耳は全く隠せていない。
 ……例のキーワードのせいだろうか。
省21
355: H 2010/11/03(水)16:51 ID:MJtLjoxq(26/27) AAS
「そんなの、いいに決まってるじゃない」

 中島はお湯をかきわけて、相変わらず膝を抱える大瀬の前へと移動する。
 湯船の中、男の子のようなあぐらをかいて、彼女は語り始めた。
「女の子らしくないよ、それ。失恋した相手のこと、いつまでも想い続けて、悩んで、苦しんで……それって人生を
無駄にしてるのと同じだよ。そんなのは男がやってればいいの。女は、当たって砕けて……いや、当たってないか。
まぁとにかく、失恋しちゃったら次の瞬間には何もかもを振り切って、新しい恋を探して全力疾走しなきゃ!」
 そしてざばっ、と左腕を前に振り上げて、笑顔でこぶしを握った。
「……それ、中島さんの経験?」
「って、うちのクラスの大村が言ってた」
省10
356: H 2010/11/03(水)16:57 ID:MJtLjoxq(27/27) AAS
以上。
……すいません、10話まだあと一回続きます。
劇中ではほんの数日の出来事なのに、時間かけて本当に申し訳ない。

次に10話ラスト。
その次最終回(多分また2回か3回に分かれるでしょうが)の予定です。
357: 2010/11/04(木)10:07 ID:Iv5JentJ(1) AAS
乙です
358
(1): 2010/11/06(土)17:21 ID:PDFDFKaD(1) AAS
◆本音のコラム・金原ひとみ─女の幻想

以前、付き合っていた彼氏がウォシュレットを使っていることを知り驚いた私は、ウォシュレットを使うか否かの
アンケートを友達に実施した事があったのだが、使うと答えたのは9割方男だった。
「何で使うのか意味が分かんない」、というのが女性の大半の意見で、男性は
「ウォシュレットをしないとトイレは終わらない」「俺は現代人だから」「海外などでウォシュレットがない時はシャワーを浴びる」
などという意見まであった。

痔(じ)になりやすい、あるいは肛門の位置関係など、男女の機能差もあるのかもしれないが、
この結果を知った時、私は男性に対するある種の幻想が崩れていくのを感じた。

もちろん、清潔な男が好きという女も多いだろうが、私はどこかで、男には「豪快・野蛮・下品」であって欲しいと、
少しくらいウンコの拭き残しがある方がむしろいい、と思っていたのだ。
省1
359: 2010/11/06(土)19:34 ID:RRWecMnj(1) AAS
>>358
ウォシュレット気持ちいいからだよ言わせんなはずかしい
と言ってやりたい
360: H 2010/11/07(日)23:12 ID:3cIMO9Ke(1/19) AAS
思ったより早く完成しました。
第10話、ラストです
361: H 2010/11/07(日)23:13 ID:3cIMO9Ke(2/19) AAS
 第10話 後編

「……お風呂出たら、部屋に来ない?」

 風呂上がりの脱衣所である。
 汗と水分を拭いて下着を履き直してから、二人は鏡の前で、一緒に髪を乾かしていた。
 ボリュームが少ない分先に終わった中島が、後ろから二台目のドライヤーで大瀬を手伝っていると、
不意に声をかけられた。
「……え? 部屋って、おーせの部屋? 入っていいの?」
 手を動かし続けながら、中島は応えた。
「うん。それで……もう一回、しない? 今度は、ベッドで。中島さんは……その……いってないでしょ?」
省15
362: H 2010/11/07(日)23:13 ID:3cIMO9Ke(3/19) AAS
「上がって」
 大瀬の背中について、狭い階段を二階に上がった。

「おーせの部屋……そういえば初めて入った」
 ニス塗の、木の引戸をくぐったそこは彼女の生活空間だ。
 きれいなフローリングの床に青いシーツの大きなベッド、年季の入った勉強机に、多分こたつ兼用の黒いテーブル。
 壁には世界遺産のカレンダー、机の上には揃えられたノートにシャーペン、本棚には参考書が、なぜか中学の頃の
物まできっちりと年毎に並んでいる。
 しかし、それ以外の小物が……ほとんどない。
 ぱっと見の感想で言うと……
省13
363: H 2010/11/07(日)23:14 ID:3cIMO9Ke(4/19) AAS
 そんな中島の心情を知ってか知らずか、大瀬はさっさと窓のブラインドを降ろして外の視線を遮った。
 そして何も言わず、上からパジャマを脱ぎ始める。
 ……つまりは、早く始めようというサインだ。
(しょうがないなぁ……)
 大瀬の無言の催促に押されるように、中島も彼女に背を向けて服を脱ぎ始めた。
 別に、いやなのではない。
 彼女の気持ちは嬉しかった。
 だけれども、いくら既に一度「してしまった」とは言え、身体の熱が引いて、こうして改めて……となるとやはり
恥ずかしいし、緊張してしまう。
省17
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