[過去ログ] 女性上位で優しく愛撫される小説ver9 (1002レス)
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493: 先輩との話 2021/04/02(金)14:02 ID:7s1v0NBx(4/10) AAS
(まったく俺は何をやってんだろう)
さっきからため息ばかりついている自分に気付く。まあ自分の思い通りにコトは運ばないものだと受け入れるしかなかった。諦める事は得意だ。
体育館へは本校舎から渡り廊下で繋がっている。夏の日差しが廊下の窓から照り付けていたが、体育館前まで来ると、廊下の屋根と建物脇の木々に遮られ、薄暗くなる。おまけにテスト前なので人気がなく、不気味な静寂を保っていた。
悪い想像が頭をよぎる。何かに遭遇してしまったら?現実にはおよそあり得ないような事を、僕の脳は勝手にイメージし始める。
いっそバックれてしまおうかと考える。備品のチェックはやったという事にしておいて。正直言ってやってもやらなくても同じような仕事だ。テストの前にわざわざこんな事をやらせるなんて理不尽だ。
色んな叫びが胸の内で渦巻いたが、僕は頬を叩いて気合いを入れると、再び歩いた。
体育委員になったのは自分の意志だ。先輩と接点を持ちたい一心で望んだことだ。当ては外れてしまったけど、別に後悔はなかった。何よりあの時の自分の下心を否定したくなかった。

なんて勇んだものの、体育館のドアを前にした時、再びすくんでしまった。施錠されている筈のドアが普通に空いてしまったからだ。
職員室から鍵を借りてきたものの、ついつい何時もの癖で普通にドアノブを回してしまった。そこで違和感とポケットに忍ばせた鍵の存在に気付いた。
鍵が開いている。ということはーー
省1
494: 先輩との話 2021/04/02(金)14:07 ID:7s1v0NBx(5/10) AAS
テスト前なので部活動は全て停止中の筈だ。従わない生徒がいる可能性もあるが、複数人で活動すれば音でバレてしまうだろう。
耳を澄ませてみるが、何も聞こえてこない。
一体誰が?まさかクラスの女子委員が気を利かせて仕事をやってくれているのか?掌の鍵を存在を確かめてその可能性を打ち消す。鍵が無ければドアは開けられない。
視点を変えてみる。鍵をかけ忘れた人間がいたという事もあり得る。鍵が閉まっている筈なのに普通にドアを開けようとした人間がいるように。

その可能性が1番高いような気がしてきたので、おっかなびっくりではあったが、僕はドアを開いて体育館内に入った。やはり薄暗く長居したい場所ではないと思ったが、馴染んだ匂いがするせいか少し気持ちが安らいだ。
ドアを開けて最初に視界に入るのは下駄箱た。右側には観音開きのドアがあり、そこを抜ければ広いコートに出る。備品を保管している倉庫は当然コートの脇にある。そこまで行かなければならない事を思うと、気持ちが沈んだ。

耳を済ませながら観音開きのドアの前で佇んでしまったが、先に進むのもここに留まるのも怖いのは同じ、「ええいままよ!」と進もうとした、まさにその時だった。
女性の声が聞こえた。
思わず総毛だった。凍りついたように体が動かなくなった。途端に後悔と恐怖でいっぱいになる。引き返そうにも足がすくんで動けない。
495: 先輩との話 2021/04/02(金)14:14 ID:7s1v0NBx(6/10) AAS
いつまでそうして固まっていたのか分からなかったが、しばらくしてまた声が聞こえた。奇妙な事にその声を聞いた時、僕の中から恐怖は消え去っていた。
感じたのは違和感、そして既視感だ。いや聞いた事のある声というのが正確だろう。でもそれが何なのかすぐには思い出せなかった。

3度目の声がした時、股間がむくりと反応した。それで声の正体が分かった。あれは喘ぎ声だ。勿論現実に聞いたことはない。でもビデオの中で何度も耳にした、女性の感じている声である事は間違いなかった。僕の息子は嘘をつかない。

誰かが誰もいない体育館でコトに及んでいる。思い当たる節はあった。今時障害者用のトイレは何処の学校にも設置されているが、その広さを良いことによからぬ事に利用するカップルがいるのだ。
ウチの学校も例に漏れず、先日発覚した事が噂になっていた。だから場所を変えて改めて、というつもりなのだろう。

恐怖が消え去る代わり、下心がむくむくと膨れ上がってきた。生の行為を見れるチャンスだ。逃す手はない。
散々人を怖がらせた報いだ。捨て置く、という考えは僕にはなかった。どの道仕事はしなきゃいけない。こっそり覗いた後、カップルが消えるのを見守ってからこなせばいいと思った。いや、正直に言おう。この時の僕は体育委員の仕事の事など頭から吹き飛んでいた。

観音開きのドアをほんの少しだけ開き、中を伺う。広いコートには誰もいない。
流石にコートのど真ん中でコトに及ぶほど大胆じゃないらしい。いるとすれば、僕のお目当てと同じく体育倉庫の中だろう。
物音を立てないよう、慎重にドアを通り抜け、おそるおそるコートに侵入した。
省2
496: 先輩との話 2021/04/02(金)14:17 ID:7s1v0NBx(7/10) AAS
喘ぎ声は時折聞こえてくるが、広いコートは静寂に包まれていた。こうも静かだと自分の心臓の鼓動が向こうに伝わってるんじゃないかと錯覚する。それぐらい僕の胸は高鳴っていた。
恐怖はいつの間にかすっかり消えている。コート内は窓から陽が差し込み、比較的明るかった。
ただ、暗い所から明るい場所に出ると自分がやましい事をしていると自覚させられるような気持ちがした。そのせいか、無意識に日陰になっている所を選んで歩いていた。
いや、やましいのは僕じゃない。カップル達だ。本来なら部活動に打ち込む生徒達が清らかな汗をかく、聖なる空間で淫らな行いに耽る不届き者たちだ。
そいつらの行為にハエがたかるように惹きつけられたとしても、後ろめたい事などない。自分を正当化する事は得意だった。

倉庫に近付く度、声も近くなる。これ程近くに性行為に及んでいる人達がいるなんてまるで現実感がなかった。
流石に気付かれる事が怖く、元々牛歩だったのが、倉庫の扉まで5mぐらいの距離から進むのを躊躇してしまう。
二足歩行をやめ、匍匐前進を開始した。高鳴る心臓を床に押し付けていると、コートに自分の思惑が伝わりそう、という妙な想像をしてしまう。
なんだか全てが馬鹿らしく思えて、吹き出しそうになる。誰もいない体育館でコトに及ぶカップルも、それを覗こうと必死になっている自分も、すべからく馬鹿だった。
なんとか笑いは堪えるものの、今度は違和感に気付いた。自分はカップルがこの扉の向こうにいる前提で行動している。だが、それは思い込みなのでは?
497: 先輩との話 2021/04/02(金)14:21 ID:7s1v0NBx(8/10) AAS
女性の喘ぎ声は聞こえてくるのだが、性行為で生じるであろう、他の音は聞こえてこないのだった。音を立てないように行為に及んでいる可能性もあるが、そうだとすると喘ぎ声だけ聞こえてくるのは不自然だった。
この扉の向こうでは、女子生徒が自分を慰めているのでは?
いや、女子生徒とは限らないが、女性がひとりエッチに及んでいる。そちらの方がしっくり来る気がした。
なんだか拍子抜けした。面白味が半減した気がする。
だがすぐに思い直す。女の子が自慰をしている光景。男女の交わりの現場に比べたら、見劣りするかもしれないが、どちらにしろレアな見物である事には違いない。どちらであったとしても僕がする事は変わらない。

遂に倉庫の手前まで来ていた。喘ぎ声は小刻みな、切ない呻きへと変わっている。絶頂が近いのだろう。はやる胸を宥めつつ、音を立てないよう、慎重に扉に近付く。
問題はどうやって覗くかだ。
498: 先輩との話 2021/04/02(金)14:23 ID:7s1v0NBx(9/10) AAS
倉庫の扉はスライドして両側に開けるタイプだが、軋みやすくほんの少し開くだけでも音を立ててしまう可能性がある。
鍵が掛かっていたら、開けようとした際も軋んでしまうだろうし、持っている鍵で開けようとしても音は出てしまうだろう。
扉に付いた目線の高さの丸窓から覗く、という方法もある。ただ、こちらもかなりリスキーだ。
本来左右両方の扉にはすりガラスがはまってていた。なので内部は見通せないのだが、以前誰かが右側の窓を粉砕してしまい、元通りに直すには費用がかかりすぎるという事で、内部を見通せる普通の窓がおさまる事になった。
右側からなら丁度内側を覗く事が可能なのだが、裏を返せば向こう側からこちらが丸見えになるという事でもあった。

どちらにするか?高まる切なげな呻きを間近にすると、逡巡している時間などなかった。
僕はそっと立ち上がり、左目だけが窓枠に収まるような体勢をなんとか作ろうとした。そして見てしまったのだ。

ーーーガシャン!
気付くと、握りしめていた鍵を取り落としていた。続いて扉の向こうから息を呑む音と、慌てて身じろぎしているような音が聞こえてきた。
「だ、誰?!誰かいるの?!」
省4
499
(1): 2021/04/02(金)14:30 ID:7s1v0NBx(10/10) AAS
とりあえずここまでです。
500
(1): 2021/04/02(金)14:51 ID:I2/n65Bf(1) AAS
>>500get!!いや>>499さん乙です!
501: 2021/04/03(土)00:21 ID:g+oTsQTa(1/7) AAS
先輩との話、続き投稿します。
502: 先輩との話2 2021/04/03(土)00:23 ID:g+oTsQTa(2/7) AAS
先輩との話2

先輩の痴態を目撃したのと見つかったショックで気が動転し、自分がどんな体勢でいるのか全く分からなくなっていたが、床を這うように移動している自分に気付いた。とにかくこの場から逃げようとしているのだが、駆け出そうにも体が上手く動かないのだ。

背後から駆け寄るような音が聞こえ、直後に扉が開く音が大きく響いた。
「待て!コラ!」
激昂した先輩の声。さらにこちらへ駆け寄ってくる足音。万事休すだ。

「──!」
気配が至近距離まで近付いたと思った時、背中に衝撃を感じた。先輩に踏まれたのだ。痛みはさほどないが、これ以上移動はできない。
ただ、この体勢なら幸いな事に顔を見られる事はない。でも僕の学校生活はもう終わったなと感じていた。

「誰よ、アンタ?」
「た、体育委員、です……」僕は呻きながら苦し紛れに言った。
省4
503: 先輩との話2 2021/04/03(土)00:26 ID:g+oTsQTa(3/7) AAS
「よく知らないけど、慣例みたいなんです」
「……テスト前で部活が休みだからって事?」
「みたいです」

先輩はふーん、とどこか納得したような、あるいは興味なさそうな声を出した。
信じてくれたか、と思ったのも束の間、みぞおちの辺りに足が差し込まれる感触がした。力が加わって僕は体を裏返される。つまりうつ伏せの体勢から仰向けの状態に。不味い。顔を見られてしまう。
慌てて両手で顔を隠すが、今度はしゃがみこんだらしい先輩の手に剥がされてしまう。僕を覗き込む、先輩の顔が目の前に。

「見ない顔ね」そっけない感想。当然の事なのだが、少し悲しい。だが、内心とは裏腹に僕の目は先輩の姿に吸い寄せられていた。

バレー部のエースに相応しい170センチを超える長身。
だが痩せっぽちなのではなく、肉がつくべき所にはしっかりとついた女性らしい体。
ユニフォームを盛り上げる豊かなバスト。
省19
504: 先輩との話2 2021/04/03(土)00:28 ID:g+oTsQTa(4/7) AAS
「アタシの、シてるところも、見たよね?」
「──!」
それを明言するのは意外だったが、先輩からすれば自慰行為を覗かれたという羞恥以上に怒りが上回っているのかもしれない。先輩の声もどこか震えているように聞こえ、僕は背筋が凍るような思いがした。
「み、見てません」と消え入るような声で言うものの、「嘘つけ」と即座に斬り捨てられる。
「ちゃ、ちゃんとは見てません」
これは本当だった。丸窓から向こうの光景を覗いた瞬間、見知った先輩の顔があった訳で行為を確認するどころじゃなかったのだ。
「やっぱり見てるじゃない!」
「うぅ、すいません」

色白の頬を紅潮させた先輩は恥じらっているようでもあり、怒ってるようでもあった。
そもそも本当の事を口にしようが、先輩が僕の返答に満足するはずがない。捕まって尋問された時点で終わりなのだ。
省5
505: 先輩との話2 2021/04/03(土)00:31 ID:g+oTsQTa(5/7) AAS
「どうしたんですか?」思い切って尋ねてみる。
「困ってるのよ」
「何にですか?」
「分からない?」ドスの聞いた声。「あなたへの対処よ」
「僕を職員室に突き出さないんですか?」
「そんな事しないわよ」
意外な言葉。あっけらかんとした口調で、先輩は僕が思っているより、傷付いていないのかと錯覚しそうになる。
「何でです?」
「この時期にトラブルは困るわ」
先輩はため息をついて話を始める。なんでも先輩はスポーツ推薦で進学が決まりかかっているらしい。
省16
506: 先輩との話 2021/04/03(土)00:34 ID:g+oTsQTa(6/7) AAS
「でも意外だな。アタシが人気者だなんて」
「何でです?」素直に疑問に思った。先輩の容姿なら相当モテる筈だし、その自覚もありそうなものだ。

「背高いし、ガサツだって言われるし、男みたいな女だって、ずっと言われてきたから」
いかにもスポーツ女子が抱いていそうな悩みだ。あっけらかんとした表情で先輩は語ったが、僕にはどこか悲壮に見えた。
「皆、素直に言えないだけですよ。先輩みたいな素敵な人が身近にいたら、僕だってそうなります」
影でしっかりオカズにするけどな、と思いながら僕は言った。
そこで先輩がじっと僕を見つめている事に気付く。唖然、という表情だった。

「な、何です?」
「キミってさ」
「はい?」
省33
507: 2021/04/03(土)00:38 ID:g+oTsQTa(7/7) AAS
お預けみたいな感じで申し訳ないですが、ここまでです。次からエッチシーンに入ると思います。
508: 2021/04/04(日)07:40 ID:IHVgPvWe(1) AAS
支援
509: 2021/04/05(月)08:21 ID:T37Wv4tk(1) AAS
うんこっこwうんこっこw
510: 2021/04/05(月)08:23 ID:Djfei8oC(1/12) AAS
「……それでは蘭子さま、お先に失礼致します」
そう挨拶した阿久津聖が、素っ裸のまり子先生だけを伴って退室する。
「あ、あの……」
いつもとは違い、昼休みが終わるまであと15分もあるのに、真由子らと引き離されてしまって言い知れぬ不安に襲われた女教師は、オドオドと理由を問いかけたが、返事はそっけ無いものだった。
「“シリ子”、アンタ5時限目は授業が無いんでしょ?
昼休みの内から、寮の部屋でたっぷりと可愛がってあげようと思っただけよ。
それとも、この姿で校内を歩き廻る方がイイの?」
「ウッキィ……い、いいえ……」
八歳も年下の少女に犯されるのは屈辱だが、寮の部屋でなら一般生徒に見られることは無い。
ホッと愁眉を開いたまり子先生には、この15分という時間に恐ろしい罠が隠されていることなど、知るよしも無かった……。
511: 2021/04/05(月)08:23 ID:Djfei8oC(2/12) AAS
校庭から、サッカー部やソフトボール部、陸上部といった、運動部の生徒たちの掛け声が響いている。
音楽室からは合唱部の歌声が流れ、講堂の小ホールからはブラスバンド部の奏でる音楽が鳴り渡っていた。
午後3時半ともなれば、学園内では様々なクラブが活動を始める。
それは、ひと月ほど前に新設された『ヌーディスト・クラブ』も変わりは無かった。
生徒たちからは『ヘンタイクラブ』と呼ばれているこの部が活動を行う場所は、かつて空手部が使用していた道場だ。
空手部は、顧問と主将、副主将が同時に退部し、この三人を慕って付いてきた部員たちも辞めてしまったため廃部となっており、今は看板こそ架かってはいないものの、ヌーディスト・クラブの占有権が生徒会によって、非公式に認可されている。
道場四方の壁際には、中央部を取り囲むように、どのクラブにも所属していない二百人以上の生徒たちが鈴成りになっていた。
彼女たちの視線の先にあるのはもちろん、ヌーディスト・クラブの面々の姿。
部長兼監督を務める桃井久美が、例の本物と見まごう出来の張型を、全裸の股間から生やしているその背後には、コーチ役の聖、詩織、伸恵が制服姿でバラ鞭を手に、冷酷な微笑を浮かべている。
四人の指導陣と向かい合ったまり子先生、真由子、千草の三人は、真剣な表情で素っ裸のまま直立不動の姿勢をとっていた。
512: 2021/04/05(月)08:24 ID:Djfei8oC(3/12) AAS
哀れな奴隷たちの後ろには、6メートル四方の大きなブルーシートが敷かれている。
そして当然のことながら、三脚に載った高性能デジタルビデオカメラが10台ちかく、シートの周りはもちろん、道場全体を囲むように配置されていた。
やがて、背後の伸恵にクリッとした愛らしいお尻を軽く叩かれた久美が、目の前の三人に向かって声を張り上げる。
「それでは、ヌーディスト・クラブの、本日の活動を行います!」
その声に、猿、豚、牛の鳴き真似で応えた三人は、呼吸を合わせて叫ぶように挨拶した。
「“ちくび”監督! 本日も、どうぞ宜しくお願い致しますっ!」
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