ラテン語スレ [無断転載禁止]©2ch.net (719レス)
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391: (ワッチョイ 6f69-p8gm) 2019/10/27(日)18:16 ID:G5Q9u91l0(1) AAS
ガリア語からとなってるけど、イタリア半島はワインばっかり作ってたのかね?
392: (ワッチョイ 839d-RFIa) 2019/10/27(日)21:08 ID:2Wi5qHs90(1) AAS
大プリニウスの「博物誌」にはcervisiaが出てくるそうなので、1世紀ごろにはローマでも飲まれていたんではないかと。
393
(1): (ワッチョイWW 6fe3-I3xD) 2019/11/01(金)15:03 ID:EbEtW/2f0(1) AAS
ふと疑問に思ったんだけどラテン語には可算不可算の考え方あんまりないのになんで英語はあんなに厳密なの?
394
(1): (アウアウウー Sa2f-O9d7) 2019/11/01(金)21:41 ID:Zt4GClyYa(1) AAS
単語に単複の区別ないから
395: (ワッチョイ 6aa2-4OhZ) 2019/11/02(土)10:45 ID:vBkl6q8S0(1) AAS
えっ、まぢで?
ロサ・ロサエ・ロサエ・ロサム・ロサー
ロサエ・ロサールム・ロシース・ロサース・ロシース
とか覚えさせられたけど
396: (アウアウウー Sa2f-M4K6) 2019/11/02(土)14:07 ID:m2YdZ7Cra(1) AAS
言語の違いなんて、そういうものとしか……
冠詞だってラテン語には無いけど、英語では厳密だし
397: (ワッチョイ c669-qQ6b) 2019/11/03(日)00:29 ID:0PKwdBVe0(1/5) AAS
冠詞に関しては、時代が違うからじゃないの。
イタリア語:指示代名詞→定冠詞、数詞→不定冠詞
ギリシャ語:指示代名詞→冠詞
だよね?英語は最初から冠詞を持ってたのか?
398: (アウアウウー Sa2f-O9d7) 2019/11/03(日)05:58 ID:gVPhiwjja(1/2) AAS
冠詞とかゴミだろ
冠詞ないラテン語は偉大だわ
399
(1): (ワッチョイ c669-qQ6b) 2019/11/03(日)12:16 ID:0PKwdBVe0(2/5) AAS
実用では不便でしょ。主格が複数ある文では指示代名詞が必要になって、指示代名詞を付ける癖が冠詞になったような気がする。
400: (ワッチョイ b39d-qQ6b) 2019/11/03(日)15:07 ID:yU+6ibJ00(1) AAS
>英語は最初から冠詞を持ってたのか?

英語とドイツ語が分離する前のゲルマン祖語(Proto-Germanic)には冠詞はなく、指示詞(demonstrative)があるだけだった:
外部リンク:en.wikipedia.org

その指示詞が古英語で冠詞やその他の指示詞として使われるようになった。
古英語の冠詞一覧:外部リンク:www.etymonline.com
401
(1): (アウアウウー Sa2f-O9d7) 2019/11/03(日)15:38 ID:gVPhiwjja(2/2) AAS
>>399
不変形の定冠詞だけならセーフ
それだったら利便性はある
402: (ワッチョイ 0f72-qV4/) 2019/11/03(日)17:21 ID:5qRqvg4C0(1) AAS
ラテン語に冠詞が無かったのは、無くてもいいように文法が整備されたからとしか言いようがないような
不便な側面もあったとは思うが、冠詞があることで他の複雑さも持ってくるというか
403: (ワッチョイ c669-qQ6b) 2019/11/03(日)22:02 ID:0PKwdBVe0(3/5) AAS
そういうことになっているで済まさず、なぜを説明してくれる人もいるわけで、ネイティブで無い者にとって理屈や経緯は学習の面で助かるよ。
英語だと >>110 みたいの。
外部リンク[html]:www.kenkyusha.co.jp

ゲルマン:祖語無し→語派有り
ラテン:古典無し、俗ラテン?→ロマンス諸語有り
ギリシャ:ホメーロス有るような無いような→アッティカ・コイネー有り
サンスクリット:無し→ヒンディー語無し

古典ラテン語に関して言うと
ーロマンス諸語は有るし、ゲルマン語系も最初は無くてあとから獲得というならー
文法的に無くても困らないというよりも、獲得前の古い言語という捉え方のほうが納得できる。
404: (ワッチョイ c669-qQ6b) 2019/11/03(日)22:12 ID:0PKwdBVe0(4/5) AAS
>>401
なんで不定冠詞をわざわざ付けるんだってとこだよね。
語尾で単数複数を区別して、なんで語頭の手前にも数詞をつけやがると。
405: (ワッチョイ c669-qQ6b) 2019/11/03(日)22:35 ID:0PKwdBVe0(5/5) AAS
冠詞で話を奪ってしまい >>393 に悪いので、可算不可算の話にも持っていきたいんだけど、
・冠詞を使い始めたら、可算不可算を意識するようになった。
・冠詞とは無関係に可算不可算の表現をしていたが、冠詞と絡んで発展した。
とか?
406: ボケ老人 (オイコラミネオ MMdf-WOrK) 2019/11/04(月)10:45 ID:XlW6jtHfM(1/5) AAS
明治・大正・昭和(楽しかったなぁ!)・平成・令和と5つの時代を生きてきて、言語研究のマネ事させてもらったが、名詞の単複・可算/不可算という概念については吾人はこう考えとる:

・単数→文字通り1個しかない
・複数→同類のものが2つ以上併存しうる

これは「存在」という観点から見ている場合のことで、
英 there is an apple
西 hay una manzana
という場合、これはりんごという物が一個存在しているということに言及するのみ

これを複数にして
英 there are apples
西 hay manzanas
省9
407
(1): ボケ老人 (オイコラミネオ MMdf-WOrK) 2019/11/04(月)11:04 ID:XlW6jtHfM(2/5) AAS
こんなことは皆の衆には常識だわな、何も目新しいことなど無いかと思ふ

吾人は18の時にフィンランド語を勉強し始めた。
芬語でりんごは omena という。
発音はそのままラテン語やスペイン語みたいに読んでもらえばいい。
吾人は「おまえ、こりゃうめーな!」と覚えたw

芬語文法はやや・ややこしいw
omena の複数主格は omenat だから、
there are some apples on the table を
*pöydällä ovat omenat と訳したら、
フィン人の先生にいきなりダメ出し食らった
省12
408: ボケ老人 (オイコラミネオ MMdf-WOrK) 2019/11/04(月)11:33 ID:XlW6jtHfM(3/5) AAS
フィンランド語が印欧語でないことは言うまでもないので、こりゃウラル語の特徴か、ウラル語(フィン・ウーゴル語族)って面白れーな!と感じ、ハンガリー語にも手を出したが、
ハンガリー語でもほぼ同じ事情であることが分かった。

洪語でりんごは alma であり、複数主格形としてはちゃんと almák という形が存在する。
でも何個かあると言いたい場合、néhány 'some, several' なる語に続く名詞は単数形しか取れず、
動詞も自動的に3人称単数現在形になる:
az asztalon van néhány alma
(van は存在を示す動詞の3単現で、複数形なら vannak)

しかし、「そのテーブルの上にある(複数個の)りんごはとても美味しい」なら
nagyon jók az almák, amelyik az asztalon vannak となる。
nagyon「とても」 jó「良い、美味しい」(-k は複数を示す語尾)
省5
409: (アウアウウー Sa2f-O9d7) 2019/11/04(月)11:42 ID:j0q3jteUa(1) AAS
そういやアエネーイスって未完なんだよな
ローマ人の由来がトロイア人なんてのはどれくらい信じられてたやら

Arma virumque cano, Troiae qui primus ab oris
Italiam, fato profugus, Laviniaque venit
410
(1): ボケ老人 (オイコラミネオ MMdf-WOrK) 2019/11/04(月)11:42 ID:XlW6jtHfM(4/5) AAS
>>394氏の仰る
>単語に単複の区別ないから

この短い一言は真言であると、印欧語文法においても吾人は思ふ

単複(印欧古語には更に双数もある)や限定・非限定の区別などは、より緻密な表現を日常的に要求されるようになって、後代の言語で発達し、文法的に確立・整理されたもので、
そこから出発して、上の芬語や洪語に見える現象を加味して考察することで、各印欧語が単複の区別や冠詞の発達の過程において、どういう変遷を遂げたかがより良く理解できるのではないかと、齢3桁数字になって考えるようになりますたw
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