■長野式鍼灸治療法 2処置目の2■ (823レス)
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522(1): 2015/02/13(金)12:41 ID:4q/KcruH(2/2) AAS
あっ脊中でしたね。脊際の反応はあまり遠隔でとらないですけど、脊中は命門と連動してるそうですが僕は気にせず反応のあるところにそのまま刺します。その他は頚椎の圧痛はT5付近に反応があれば、T5で取れることが多いです。
他に疑問があれば答えまっせ。
523(1): 2015/02/16(月)09:43 ID:t8RvN/Io(1) AAS
お尋ねします。
声帯麻痺の人の治療です。40代で痩せ型、色白で手足は冷えて脈は胃の気がなく、細・沈。腎、肝、脾、肺すべて虚だと思います。腹部全部押圧痛あり。
両魚際、てんゆう(特に右)の押圧痛。
週一回でてんゆう雀啄後置鍼、曲池の置鍼。胃の気三点、自律神経、内分泌の改善を目的に
咳もあるので太谿・Uの置鍼。腹臥位で大椎、たんぜん、腎ゆ、上りょう、次りょうの置鍼などを
しています。
声は出るようになってきたようですが調子が良い日が続きません2,3日だけです。足の冷えも感じない日が多くなってきたようですが
腹部の押圧痛はまだありで特に大巨など臍以下の所は上かん部より押圧痛が強いです。
最近、臍を中心に直径8センチくらいで円のように固いところがあるのが気になっています。特に硬い3時から9時の改善を狙って
4時8時に置鍼して皮内鍼しています。この臍の円形のコリが柔らかくなればもっと体の調子が良くなるのでは?と
省4
524: 2015/02/16(月)12:59 ID:aNiJ1DR+(1) AAS
ざっと読んだ感じでは、他の処置を行う前に扁桃、オ血処置をまずはやってください。お腹のどこを押しても痛いのは扁桃の関与が強いことを示しています。よって扁桃処置には施灸が必要です。
また、痩せ型、沈脈もあることから下垂処置も使えそうです。
仕事途中なのでまた夜に詳しく書きます。声帯麻痺はやったことありませんが、潔先生の著書では足通谷が特効穴だったような…
調べておきます。では
525: 2015/02/17(火)09:27 ID:eumdOeCl(1/2) AAS
遅くなりました…
扁桃、オ血処置をまずやって腹部を確認して下さい。まだ胃の気の脈がないようであれば胃の処置で微量雀啄。多分扁桃処置で臍を中心とした圧痛は軽減していると思いますが、中封、尺沢など各取穴は大巨が緩む位置と角度で刺鍼して下さい。
あと、その方は低血圧もありませんか?下腹の反応が強く、痩せ型であれば内蔵下垂、それによる下腹部循環の低下→頭部オ血→自律神経アンバランスとなってそう。また低血圧でも頭部お血になりますので。これらの所見があるなら対応する処置を追加して下さい。
それでも臍を中心とした塊がとれないなら、次に疑うのは脾です。陰陵泉を押しながら臍が緩むか確認して下さい。それで変わらなければ副腎処置です。兪府と下腿の腎経は4時8時の緩むものを選びます。咳があるとしても太谿にこだらわなくて
も良いです。選択肢は太谿、復溜、照海、築賓あたりです。然谷の圧痛があるなら復溜、陰谷です。
526: 2015/02/17(火)09:37 ID:eumdOeCl(2/2) AAS
仰向けでの処置はこの程度だと思います。腹臥位での治療は冷えと下腹に集中した圧痛などから八りょう穴の圧痛部に灸頭鍼。右隔兪の緊張or圧痛があるようであれば左会陽。その他、脊際の圧痛があればそこへ脊柱にむけて刺鍼でいいと思います。
あと魚際の反応がとれにくいときは志室がカチコチことが多いので志室を緩めてください。
これは勘ですけど、たぶんメインとなる処置は扁桃と下垂、骨盤うっ血だと思います。
527(1): 2015/02/17(火)13:00 ID:xKfW7kZy(1) AAS
ありがとうございます。扁桃処置、オ血処置は大事だと思いやっていますが、その時は取れるのですが1週間後には同じように圧痛があるのでその繰り返しです。
やはり、灸をしないとダメでしょうか?その人に灸を勧めるのですが拒否されますのでできません。
以前は低血圧だったようですが最近はそうでもなく前回も119/72でした。
下垂処置とか頭部オ血とか・・・いろいろありがとうございます。日曜にいらっしゃるのでできるところからやってみようと思います。
528(1): 2015/02/18(水)20:45 ID:2+Wb624C(1) AAS
>>527
唐突に横からですけど
最初は1週間ではなくて2・3日後に来てもらわないと
なかなか効果の継続ができないことが多いです
どうしても来られない場合は皮内鍼を渡して貼ってもらうか
>>523では魚際と天牖の圧痛があるため灸が手っ取り早いですよ
皮膚直前で燃え尽きる直前に先生が指で揉み消せば跡になりません
灸の効果は扁桃・免疫にはとっても強いです
とくに尺沢、曲池、手三里のあたりで圧痛とガム状の塊に
垂直刺か手先に向けて雀琢を丁寧にやってみてください
省1
529: 2015/02/21(土)20:58 ID:dfpkgxbH(1) AAS
>>528
ありがとうございます。
実は、この人は7月からいらしていて9月までは週2回でしたが以前よりは良くなったのと
お金のこともありまして週一になっています。
それまでにもっと効果を出せてないのがいけないのですが・・。
臍の4,8時には皮内鍼をしています。
やはり、魚際、てんゆうは灸が必須なのですか・・・。
「皮膚直前で燃え尽きる直前に先生が指で揉み消せば跡になりません」そのやり方でも良いんですか、ご本人に伺ってみます。
530: 2015/02/22(日)12:27 ID:hRqkGIL9(1) AAS
525さん、528さん
先ほど施術しました。扁桃処置でてんゆう、曲池(魚際の圧痛改善をターゲット)に雀啄置鍼。
胃の気三点、中封(左大巨をターゲット)、尺沢に置鍼。フクリュウ(臍4時の押圧痛
軽減をターゲット)ユフの置鍼をしました。
左右大巨の圧痛など臍の以下の下腹部の押圧痛はほとんど取れましたがチュウカンは残りました。
臍中心の圧痛があまり改善せずあるので4,8時に置鍼して皮内鍼。
この人は左志室辺りに硬いコリがあるので下垂処置として両側臥位で京門、生辺、大腸愈を雀啄しました。
それから、腹臥位で大椎の置鍼、特に左上陵、次陵あたりに押圧痛があるので骨盤うっけつ処置として両方の同部位に置鍼して遠赤を当てました。
省4
531: 2015/02/22(日)15:08 ID:H6Du/MBj(1) AAS
>>522先生
とても丁寧にレスいただき、大変ありがとうございました。お言葉に甘えて、
高齢の方の場合は身体に触れただけやごく軽い擦診だけでも不随意反射を起こす方も多いですけれど
これらの方の場合にはどのようにされていますか? 長野式でいえば筋緊張緩和処置や副交感神経処置になるのかな?とは思うのですが。
532: 2015/03/01(日)18:48 ID:zdR/8z/n(1) AAS
530です。今日、いらっしゃいました。結果はあまり改善しませんでした。
週末には喉の声帯付近も痛みを感じるようになったとのことです。
腹部は硬く張っていてどこも押圧痛がありました。
ご本人いわく、仕事が忙しかったのと花粉症(鼻水、目がかゆい、喉がいがいがする)などが影響
したからでしょうか?という事ですが私はそうではないと思っています。刺鍼角度、取穴に甘さが
あるのだろうと感じています。
施術中に思うことは胃の気を出すために三点辺りを丁寧に雀啄するのですが少ししか出ない。
次回、来院時には全部沈になっていることです。左中封、尺沢やてんゆう、曲池で雀啄、置鍼して
痛みがほとんど消去しても次に来院すると戻っています。
今日は教えてくださった下腿の腎経の穴で臍8時、4時の変わるところを探しましたが今回は大腿内側の
省4
533: 2015/03/03(火)09:53 ID:IS8MxpJO(1) AAS
扁桃を処置することで胃の気を出す、オケツを処置することで胃の気を出すすべての
処置法は胃の気を出すために処方されるという考えが希薄なんじゃないかな。
さらに気の身体観、世界観はしっかりしているのかな。
これらがしっかりしてないと各処置法は単発の局所治療になってしまい、もともと胃
の気が充実している患者には即効で効果を上げるけど持続的なストレス状態や虚弱な
患者はお手上げになるよ。
534(1): 2015/03/05(木)10:17 ID:jFUXDbTc(1) AAS
>>533さん
ご返答ありがとうございます。
扁桃処置の重要性と言う観点の認識がおっしゃる通り深くないのかもしれません。
扁桃の処置で格段、症状が改善する例を何度も経験しているので再考します。
「さらに気の身体観、世界観はしっかりしているのかな。」この事をもう少し詳しく
教えてもらえないでしょうか?
私は、10数年前に2年ほど毎月の京都の講習会に参加していましたが壁に当たってその後、他の方法をやっていました。
でも、最近やはり長野式の方法に戻ってそれまでの経験も加味してやっています。
省3
535(1): 2015/03/06(金)08:29 ID:ZqEhJSAy(1) AAS
>>534
気の身体観がしっかりしているというのは長野式は気の概念が中心でその処置法は気を操作
することなので古典医学の臓腑経絡システムを単に知っているというだけではなくて実感体得し
ている必要があるということです。
なぜなら処置法はそのシステムのなかで機能するからです。
現代医学的身体観のままでも処置法は使えますが、たとえば胃の気三点で胃の気を出そうと
がんばらなくてはなりませんし効果も効率もわるいです。
536: 2015/03/07(土)11:44 ID:OHOipIT4(1) AAS
>>535さん
わかり易いお話ありがとうございました。
そのあたりが重要なのですね。何となく足りないもののイメージが理解できます。
明日、またいらっしゃるので前回の施術がどうだったか気になるところです。
537(1): 2015/03/07(土)16:01 ID:mEFV62Pm(1) AAS
>>486先生遅いレスですが
脈診は必要です。参考になるかわかりませんが長野先生の記したページをご覧ください。
外部リンク:www.google.co.jp
脉状は、頭で理解したり、理屈を考えるものではありません。まさに指が触れた時の第一印象、感覚です。
あえて言えばイメージだと思います。 まず自分の最初に感じた、感性、イメージを大事にしてもらいたい、そして、先達の所見と 照らし合わせてみる。
長野潔には師匠がいませんでした。
患者さんが(色々な症状を訴える患者さんが)師匠でし た。私も手取り足取り教えてもらったわけではありません。
先代がカルテに書いている脉状 を見て「あーこれが緊か!」「これが弦か!」「ほー血虚というのはこういうものか!」と自分で体得していきました。
長い道のりだった気がします。
患者の体の概要を知って、何かで治療方針にしていきたい、その為に脉を自分のものにした いという思いが強かったら、まず何はさておき脉状を診ていく事です。
省3
538: 2015/03/15(日)20:08 ID:QyEBnbKH(1) AAS
>536です。
先週と今日といらっしゃったので経過を書きます。
前回、のち施術頃からか・・・胃の気が少し出ているような感じです。ご本人も
脈を私のマネをして診てるようで以前は感じられなかった拍動を感じるとおっしゃっています。
声は以前よりは出ているのですが相変わらず1週間は持たないようです。喉の痛みも
以前よりは軽くなっているようです。以前は、痛くなると飴を舐めていたようです。
痛み止めもほとんど使わなくて良いようです。
省7
539: 2015/03/30(月)10:35 ID:yakjHuOq(1) AAS
>>537
脈診ってどうなの?っていう問題があるよね。
べつに科学的にどうのということではないんだけど、頭の中でしっくりこない。
なんでトウコツ動脈の拍動で全身状態を診られるのか・・・
難経のはじめに書いてはあるんだけど・・・
全身の気の状態がトウコツ動脈の拍動に現れていると言うんだけど、気は全身をながれていることになっていて直接
五感では感知できないとされているのにトウコツ動脈の拍動に現れている気はなんで感知できるんだろう?
この辺は根本的な問題だと思うんだけど脈診をして入る方はどう考えているんだろう?
540: 2015/03/30(月)12:01 ID:AdjkiSiM(1) AAS
長野式は脈状を主体としてるからなぁ。六部もみてるけど、寸口と尺中の浮沈、関上は脾の緩脈くらいか。理屈はわからんけど、言われるとおりに脈に現れてることが多いから参考にはしてる。
仰るとおり一本の動脈でなんでこんな見方するんだろう?という疑問はもってます。
541: 2015/03/31(火)02:14 ID:jfln2nFE(1) AAS
藤田六?烽ナも読んどけ。
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