[過去ログ] アカイイト / アオイシロ 〜第九十五章〜 (1001レス)
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180: 2011/12/19(月)00:12 ID:ReCGVR+C(1/6) AAS
慌てて書き上げてみたけど、結局間に合わんかった。
サクヤさんスンマセン。
・内容はサクヤ×ノゾミ的な。ノゾミちゃんをちょっと良い子し過ぎた感があるかも。
2月18日。夕刻。
羽藤宅。リビングにて。
彼女、浅間サクヤが勝手知ったる人の家で一人悠々自適にくつろいでいると、
「サクヤ、あなた今日が誕生日だそうじゃない」
省28
181: 2011/12/19(月)00:13 ID:ReCGVR+C(2/6) AAS
「それで、あんたの本題は何なんだい?わざわざ現身まで作って私の前に姿を現したんだ。
こうやって軽口を言い合う為だけじゃないんだろ?」
「う・・・それは・・・」
聞かれては困ることだったのか。
ノゾミは如何にも困ったような表情で顔を伏せる。
「何だい?そんな深刻な内容だったのかい?」
「そういう訳では‥、ないのだけれど」
省20
182: 2011/12/19(月)00:14 ID:ReCGVR+C(3/6) AAS
「義理とか因縁とか、そういうのは関係ないわ!ただ、私は桂から学んだだけよ!
その‥誕生日を祝われるのは誰だって嬉しいものだって‥。去年の私の誕生日に」
「・・・・・・はぁ」
「だから、手の届く範囲くらいは、私もそうしてみようと思っただけ。
けれど、現身を持たない私があげられるものなんてある訳ないし、
物を買う金銭だって持ち合わせてなんかない。料理だって碌に手伝えやしないもの。
だから、何して欲しいか本人に聞くしかなかったというか‥」
「・・・・・・・・」
自分が予想していたよりも遥かに真っ当なノゾミの回答に、
サクヤは思わず息をするのも忘れて固まってしまう。
省12
183: 2011/12/19(月)00:15 ID:ReCGVR+C(4/6) AAS
「それで、サクヤ。結局、さっきの私の質問の答えはどうなるのかしら?」
「あぁ、そうだねぇ」
答えながらサクヤは立ち上がり、ノゾミの前に立って、
ポンポンと、優しく頭を撫でた。
「な!?なにするのよ!」
「私なんかの誕生日に、無理して用意するものなんてないよ。
ガキはただ無邪気に『誕生日おめでとう』とでも言ってくれれば、それで良いさ」
省19
184: 2011/12/19(月)00:16 ID:ReCGVR+C(5/6) AAS
〜以下蛇足的なオチ〜
サクヤ「ああ、ちょっと待った」
ノゾミ「・・・・何よ?」
サクヤ「やっぱさっきの無しで。一年に一度しかない折角のこの日だ。もっと盛大に祝って欲しいと思ってね」
ノゾミ「それはいったいどういう意味かしら?」
省21
187: 2011/12/19(月)00:59 ID:ReCGVR+C(6/6) AAS
>>186
今気づいたわーorz。脳内で正しい数字に変換してください
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