[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む27 [無断転載禁止]©2ch.net (517レス)
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1(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:26 ID:zFouRTR2(1/23) AAS
小学生とバカプロ固定お断り!(^^;
旧スレが500KBオーバー間近で、新スレ立てる
このスレはガロア原論文を読むためおよび関連する話題を楽しむスレです(最近は、スレ主の趣味で上記以外にも脱線しています。ネタにスレ主も理解できていないページのURLも貼ります。ガロア関連のアーカイブの役も期待して。)
過去スレ
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む26 2chスレ:math
同25 2chスレ:math
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同22 2chスレ:math
同21 2chスレ:math
省21
2(35): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:27 ID:zFouRTR2(2/23) AAS
さて
(現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18)>>2 再録
1.時枝問題(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号の記事)の最初の設定はこうだった。
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.
どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい.
もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる.
今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう.
どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる.
勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け.
勝つ戦略はあるでしょうか?」
省16
3(26): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:27 ID:zFouRTR2(3/23) AAS
3.つづき
問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる.
箱の中身は私たちに知らされていないが, とにかく第l列の箱たち,第2列の箱たち第100 列の箱たちは100本の実数列S^1,S^2,・・・,S^lOOを成す(肩に乗せたのは指数ではなく添字).
これらの列はおのおの決定番号をもつ.
さて, 1〜100 のいずれかをランダムに選ぶ.
例えばkが選ばれたとせよ.
s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも大きい確率は1/100に過ぎない.
第1列〜第(k-1) 列,第(k+1)列〜第100列の箱を全部開ける.
第k列の箱たちはまだ閉じたままにしておく.
開けた箱に入った実数を見て,代表の袋をさぐり, S^1〜S^(k-l),S^(k+l)〜SlOOの決定番号のうちの最大値Dを書き下す.
省8
4(23): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:28 ID:zFouRTR2(4/23) AAS
(現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18)>>614 再録
数学セミナー201511月号P37 時枝記事に、次の一文がある
「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.
その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.
ここは有名なヴィタリのルベーグ非可測集合の例(Q/Zを「差が有理数」で類別した代表系, 1905年)にそっくりである.」
さらに、前スレでは引用しなかったが、続いて下記も引用する
「逆に非可測な集合をこさえるには選択公理が要る(ソロヴェイ, 1970年)から,この戦略はふしぎどころか標準的とさえいえるかもしれない.
しかし,選択公理や非可測集合を経由したからお手つき, と片付けるのは,面白くないように思う.
現代数学の形式内では確率は測度論によって解釈されるゆえ,測度論は確率の基礎, と数学者は信じがちだ.
だが,測度論的解釈がカノニカル, という証拠はないのだし,そもそも形式すなわち基礎, というのも早計だろう.
省19
5(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:28 ID:zFouRTR2(5/23) AAS
>>4
補足
(引用開始)
「(1)無限を直接扱う,
(2)有限の極限として間接に扱う,
・・・
当てられっこないではないか−−他の箱から情報は一切もらえないのだから.
勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる.
ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい.」
(引用終了)
省3
6(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:29 ID:zFouRTR2(6/23) AAS
>>5
前スレより
651 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2016/12/03(土) 18:40:32.23 ID:6Rgz8i9T [39/39]
時枝記事の問題点>>114-115 を、まとめておく
1.そもそも、可算無限の数列のしっぽなんて、「同値から推移律確認! はいおわり」 それですむ話じゃないだろう
2.コーシー列はヒルベルト空間内だが、時枝記事のR^Nはヒルベルト空間外。ヒルベルト空間外の数列は扱いが難しい。ま、そこらがトリックのネタだろう
3.”しっぽが一致する”を実際の数列について、判別する方法(実行方法)が与えられていない(絵に描いた餅だ。数列の最初から見て行っては終わらない)
4.決定番号があやしい。特に、決定番号の確率分布がすそが重い(超ヘビー)確率分布になるから、99/100が言えない(∵大数の法則も中心極限定理も不成立だから)
5.さらに、確率分布の変数として、決定番号を見たときに、定義域は[1, ∞)となる。だから、∞まで考える必要がある。この点からも、99/100は簡単に言えない
6.0〜9の数を箱に入れる極簡単なミニモデルでも、可算無限数列のしっぽは、現代数学では扱えない
省2
7(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:29 ID:zFouRTR2(7/23) AAS
前スレ(現代数学の系譜11 ガロア理論を読む22)より 再録
674 自分返信:132人目の素数さん[] 投稿日:2016/09/17(土) 23:02:43.81 ID:MokdApDK [41/44]
>>654
>無限級数に対してよくある誤解
ヒルベルトの無限ホテルのパラドックス
外部リンク:ja.wikipedia.org
(抜粋)
新たな客は1人どころか、複数でも、(可算)無限でもよい。例えば、1号室の客を2号室へ、2号室の客を4号室へ、3号室の客を6号室へ、…、n 号室の客を 2n 号室へ、…と移せば、1号室、3号室、5号室、…つまり奇数号室は空室になるから、無限の客を新たに泊めることができる。
さらに次のようなこともできる。それぞれに無限の乗客が乗った無限台の車がホテルに乗りつけたとする。この場合、まず奇数号室を上のようにして空け、1台目の乗客を 3n(n = 1, 2, 3, …)号室に、2台目の乗客を 5n(n = 1, 2, 3, …)号室に、…というふうに入れる。i 台目の乗客は pn(ここで p は i + 1 番目の素数)に入れればよい。
現実にある(2室以上ある)有限ホテルでは、当然奇数号室の数は全室数より少ないが、無限ホテルではそうではない。数学的には、全室からなる集合の基数(有限集合における要素の個数に当たる)は、その真部分集合である奇数号室すべての集合の基数と等しい。これは無限集合の特徴である。この可算無限集合の基数は アレフ 0 と表される。
省1
8: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:29 ID:zFouRTR2(8/23) AAS
前スレ(現代数学の系譜11 ガロア理論を読む22)より 再録
675 自分返信:132人目の素数さん[] 投稿日:2016/09/17(土) 23:11:52.43 ID:MokdApDK [42/44]
>>654
>無限級数に対してよくある誤解
外部リンク:ja.wikipedia.org
デデキント無限
デデキント無限集合であるとは、A と同数(equinumerous)であるようなA の真部分集合B が存在することである。それはつまり、A とA の真部分集合B の間に全単射が存在するということである。
選択公理との関係
整列可能な任意の無限集合はデデキント無限である。
ACは任意の集合が整列可能であることを述べた整列可能定理と同値であるから、ACから無限集合はデデキント無限集合であるということが簡単に導かれる。
10: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:31 ID:zFouRTR2(10/23) AAS
前スレ26より
外部リンク:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
量子系について - 量子系はなぜヒルベルト空間で記述されるのでしょう... - Yahoo!知恵袋: 2008/5/19
量子系はなぜヒルベルト空間で記述されるのでしょうか?
ヒルベルト空間は内積(ノルム)が定義され要素の列がコーシー列となる空間のことだと思いますがなぜこれらの性質が必要となるのですか?
ベストアンサーに選ばれた回答 phd_ninoさん 2008/5/20
なぜ、ヒルベルト空間が必要かはお答えできませんが、
少なくとも交換関係を導くためにはヒルベルト空間が必要です。
ノルムが定義されないと、交換関係が導かれません。
完備性が物理的になぜ必要かは、私ははっきりは知りませんが、
省1
11(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:44 ID:zFouRTR2(11/23) AAS
前 スレ 2chスレ:math
より
google検索 ホイテカ ワトソン 数学
結果
5 件 (0.26 秒)
検索結果
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む20 [無断転載禁止]c2ch.net
wc2014.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/
2016/06/19 - 2 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2016/06/19(日) 04:50:40.78 ID:suG/dCz5: (時枝問題をまだ引っ張ってます) 前々スレ>>2 再録 (現代 ...... ホイテカ・ワトソンと一緒で、そういうのを持ってると自分の肥しになり ますわ。時々眺める ...
数学の本 第34巻 - 2ちゃんねる
省13
12: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)14:45 ID:zFouRTR2(12/23) AAS
www.logs
oku.com
がNGワードだった
13(2): 2016/12/30(金)15:17 ID:DA9ugHgO(1/3) AAS
前スレの書き込みに対して
> 「正の無限大に発散する」場合も、極限は存在するよ・・、おい
スレ主は元々
> Δrは、個別には有限の数列の長さだが、確率を考えるときは、集合としては、数列の有限の数列の長さに
> 上限はなく、無限大の極限を考える必要がある
と書いているでしょう
それでたとえΔrの極限が存在しても極限をとる前に存在していた0[n]の開始番号がΔrの極限をとると無くなるので
Δrの極限から決定番号を求めることができないと言っている
> 決定番号がlim →∞ になっても、∞−∞=0に限られないんだよ
> ∞−∞=1も可能だな
省7
14(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)15:51 ID:zFouRTR2(13/23) AAS
>>11
Whittaker-WatsonのA Course of Modern Analysis
正直、この本はいままで見てないな
訳は下記か・・、記憶がない・・
外部リンク[htm]:wwwhep.s.kanazawa-u.ac.jp
数和 モダンアナリシス E.T.Whittaker, G.N.Watson 宇野書店 無限の取扱いと解析函数への入門 主要な超越函数の解説 translator:佐藤常三,洲之内治男, 所在不明
外部リンク:ja.wikipedia.org
ワトソンと共著、佐藤常三・洲之内治男 訳、「モダンアナリシス 解析学の方法 第1冊」、宇野書店、1967年。
ワトソンと共著、佐藤常三・洲之内治男 訳、「モダンアナリシス 解析学の方法」、新科学出版社、2001年。
ワトソンと共著、正野重方 訳、「解析学」、文政社、1943年。
省2
15(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)16:24 ID:zFouRTR2(14/23) AAS
>>13
ID:DA9ugHgOさん、端的に書かせて貰って悪いが
あなたは、いわゆる文系の数学で終わって、いま趣味で大学レベルの数学の勉強をしていると見た
Y or N 嘘でも良いから、答えてくれ
16: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)16:38 ID:zFouRTR2(15/23) AAS
>>14
R・クーラン、D・ヒルベルト 『数理物理学の方法』は有名だし、手に取ったことはある
まあ、買えなかったが
スミルノフ高等数学教程は、大学の図書館にそろっていたね(大きな書店にもあった)
これも眺めただけだが
外部リンク:ja.wikipedia.org
リヒャルト・クーラント
(抜粋)
リヒャルト・クーラント(Richard Courant, 1888年1月8日 - 1972年1月27日)は、ドイツおよびアメリカ合衆国の数学者。
ユダヤ人だったクーラントは1933年、同胞達よりも早くドイツを脱出し、1年後ケンブリッジ大学の、1936年にはニューヨークへ渡りニューヨーク大学の教授となった。そこで大学院での数学研究の学会立ち上げの仕事を与えられ大成功した。クーラント数学研究所(1964年に改名)は数学で最も権威ある研究所の1つであり続けている。
省9
17(1): 2016/12/30(金)16:44 ID:DA9ugHgO(2/3) AAS
>>15
前スレに
> 見るところ、甘くて大学1年か。極限が分かってない? 高1?
とスレ主は書いていたからレベルにこだわりたかったらそれで良いのではないですか
他の人にとってはスレ主の理解度がどのレベルなのか判断する目安になるでしょう
18(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/12/30(金)17:29 ID:zFouRTR2(16/23) AAS
>>17
了解
>あなたは、いわゆる文系の数学で終わって、いま趣味で大学レベルの数学の勉強をしていると見た
>Y or N 嘘でも良いから、答えてくれ
に対して、否定はしないってことね
正直だね
ま、うそついても墓穴を掘るだけだろうが
ところで、「∞−∞=不定」って、理系の常識なんだよね
順序数をωを持ち出して正当化しようという気持ちは分かるが、正直順序数 ωは、物理などでは使わないから、よく理解できていないところがあるが、正当化できないと思うよ
例えば、不老不死の神様が居て、弟が1年後に生まれた
省8
19(1): 2016/12/30(金)17:48 ID:w9LCLLk2(1/2) AAS
>[1,∞)は開集合であることにご注意
that tell us his level well.
20(1): 2016/12/30(金)17:49 ID:3TupPN97(1) AAS
前スレ>678宛て
>>実数列 {d(n)} は正の無限大に発散するから、決定番号の極限は存在しない。
>
>そういう言い方がさ、数学科含む理系の人が聞いたら、目を丸くする表現だわさ、やれやれ
極限は通常は実数の値として定義する。
実数列 {a_n} が極限を持つとき {a_n} は収束する。
{a_n} が極限を持たないとき {a_n} は発散する。
ここに、{a_n} が n→+∞ のとき振動するときも {a_n} は発散する。
収束性に関する転換法により、{a_n} が極限を持たないことと {a_n} は発散することとは同値である。
だから、{a_n} が発散することがいえたら、{a_n} が極限を持たないことが従う。
省2
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