[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (505レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
345: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:03 d AAS
「外まで見送りは要らないよ、エレン」
「…ああ。オレもいつかお前たちに追い付くから、それまで待っててくれよな」
エレンがそこで笑って見せたのは、精一杯の強がりだった。
今は自分が出来る事をしなければならないと、思っているから。
その顔を見たミカサが持っていた手荷物を取り落とす。
玄関に投げ出されて鞄の中からバラけ出た替えの洋服が散らばったことなんか気にもせず、エレンに駆け寄り彼の体を強く抱き締めた。
「安心して此処に居て。エレン、貴方の世界は残酷なんかじゃない…」
「………」
省5
346: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:03 d AAS
「心配しなくてもあの2人はまたすぐ会いに来てくれるよ、親友なんだから。」
3人の様子を黙って見ていたハンジが、あの2人が居なくなってもボンヤリと玄関のドアを眺めて放心したままその場に立ち尽くしていたエレンの背中に声をかける。
振り返って頷いた顔はそれでもすっきりしない物憂げな表情だった。
そんな彼の気持ちを切り替えさせなければと考えたハンジは屋敷の奥へと勝手に歩き出す。
「…さてさて。モブリットの庭仕事が終わるまで私たちは何して待ってよっか。座学の時間にする?」
「あ、えっと…ハンジさん。今日はまた一勝負お願いしてもいいですか」
省8
347: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:04 d AAS
「良い一手だ。アルミンの入れ知恵かな?」
「ふふ。バレちゃいましたか。昨日あいつに教えてもらったんですよ」
昨晩、徹夜でアルミンと対戦してやっと覚えた手だ。
一手で2駒動かし王を城で守ることが出来るキャスリングという特殊な技。
この前までは、それぞれの駒を動かせる範囲や簡単なルールくらいしか頭に入ってなかったエレンだったのが、実に目覚ましい進歩だ。
キングを動かさず守りに入れたいのは分かる。
チェックメイトを決められればそこでゲームが終わってしまうのだから。
しかしそれに相反し、後先を考えず攻める一方であるナイトの縦横無尽な動かし方。
キングやナイト、ポーンたち。
省15
348: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:04 d AAS
「エレン…?いきなり物騒なこと言うなぁ。どうしたの?」
しかし殺意剥き出しの顔を今しがたしていたはずのエレンが、今度は俯いて顔面蒼白になり、いやだ、こわい、と言いながら急に体を震わせ始める。
「何で…?オレのキングが無い。居ないんです、此処に、」
「……え?」
エレンの駒だった白のキングは台座の上に置かれている。
しかし、それは彼の眼には映らない。どうやらチェスの駒のことを言っているのではないらしかった。
「オレは、あの人の命令ならちゃんと従えるのに…」
省12
349: (ワッチョイ ab82-eoZT) 2016/04/06(水)21:04 0 AAS
ジェル座標で無知性また操るんけ
350: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:04 d AAS
考えながらもハンジは飾り棚の引き出しから取り出して、密閉された容器に入っていた薬を注射器で吸い上げさせ、準備をする。
「嫌だっ…!オレはッ!誰の指図も受けないッ!」
ガシャンッ
エレンの手によって乱暴に振り払われたチェス盤が大きな音を立てて床に投げ出される。飛散してばら蒔かれた駒が床に転がり落ちた。
朧気な意識の奥底からそれでもいつだってじわりと胸を掴んで離さない記憶。
深紅の絨毯に散らばるその様を見て、赤く赤く無惨に投げ出された幾つもの亡骸が脳裏に思い起こされる。
省12
351: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:04 d AAS
「…ねぇ、ハンジさん。みんな遊びに来てくれるのに、何で兵長だけオレに会いに来てくれないんですか?」
立ち竦むエレンは窓の外を見た。
何故だろうか。空を見て、彼の影を探してしまうのは。
自分はあの人の背中をいつも追い求めていたのだと、それだけはハッキリと分かる。
自分はあの背を追って、まだ飛べる。
皆が握って離そうとしない命綱を、自ら振りほどくことだって厭わない。
「待って、エレン…『兵長』って、誰?そんな人、どこにもいないよ…?」
省12
352: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:05 d AAS
品のある黒いスーツジャケットに身を包み、首には白いクラバットを巻いている。
前髪はやや右側で分けられ、襟足は短く刈り揃えられた黒髪の男。
眉根を寄せて怪訝さを顔面に貼り付けたその人物。
それは間違いなく今しがた帰って来た、この屋敷の主人だった。
その人物を視界に写した途端、エレンの瞳から大きな涙が零れ落ちる。
「あ…あ…っ、兵長…っ、兵長っ」
言いたいことは山ほどあった。
だが、一気に溢れ出るものを言葉として伝える術も分からず、衝動のまま彼に縋り付く。
省11
353: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:05 d AAS
俯き、小さな声でそう言ったエレンの肩は酷く震えていた。
その後も消え入りそうな声で続けざまに自分の名を呼び、肩に顔を埋めて泣く少年の頭を手で支える。
リヴァイと呼ばれた男は、エレンに向けていた穏やかな表情とは一変し、睨みを効かせ、相手を責めるような鋭い眼をエレンの肩越しから奥に居た人物に向けた。
困ったように苦笑いで答えるしかないハンジ。
リヴァイは、どういうことか後で説明しろと眼で問い質しているらしかった。
だがその前にチェス盤と駒がぶちまけられた床の惨状を見るに、もっと別の落ち着ける部屋にエレンを連れていき、暫く様子を見るべきか。そう考えたリヴァイが、彼から少し離れようとした瞬間、かくん、と、細身の身体が力無くその場に崩れ落ちる。
「エレン…?」
省11
354: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:05 d AAS
あー!わー!とか叫んでる間に結局全部脱がされてしまい、残った恥じらいを捨てきれないエレンはシーツを身に纏おうと手繰り寄せて握り締める。
その様子を見ながら腰を下ろし、今度は自分の衣服を脱ぎ始めるリヴァイを、直視出来ずに視線を不自然に泳がせたエレンは明らかに挙動不審だ。
「いい加減慣れねぇのか」
慣れる、わけがない。
現役の兵士であるこの人の屈強な肉体を見せ付けられたら、どんなに自主トレしようと屋敷で燻っているしかない自分の身体なんて比べてしまえば情けないったらない。
だから女性のような恥じらいというよりかは、そっちの方がエレンにとっては酷だった。
でもそんなどうにもならない劣等感を知られることすら恥である。
省6
355: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:05 d AAS
耳から犯されたそれが首を下り、背筋から伝わって腰までをも悪寒が走り抜ける過程で既に。
痺れが全て快楽に変わる事を、予感させていた。
さっきの初めて宣言はどこへやら。
自ら腰を揺すって躯をしならせ、いい、いい、と浮かされたように繰り返し囀ずる淫靡さに、持っていかれそうになりながらリヴァイは迫り上る射精感に堪えていた。
「っ、…おい、ちょっとは自制しろ…ッ」
「や、あっ、止まんな…んぁあっ」
省10
356: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:06 d AAS
身を起こし、エレンを抱き締めると、宥めるように背中をさする。
「…駄目だ、今日はゆっくり。…な?」
「ふ、ぅ、ん…うぅ、」
その言葉に相手の肩に取り縋り、必死で自分を落ち着かせ従順になろうとするいじらしいエレンに、いい子だ。と言って、震える額にキスを落とし、乱れた髪を梳いてやる。
本当なら淫ら極まりない声で泣くまで喘がせ、溺れさせてやりたいくらいだが。
倒れたばかりでこんな行為を強いていることさえ間違いなのに、これ以上無理をさせるわけにもいかない。と、リヴァイは我慢させざる負えなかった。
省12
357: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:06 d AAS
リヴァイと過ごした日々の大事な記憶を何度も何度も反復し、紙に書き留め、忘れまいと抗う事を人知れず繰り返していたけれど、いつかまた完全に喪失してしまったらという恐怖がエレンをいつでも責め立てた。
「……。大丈夫だ。俺はお前を覚えてる。ちょっとくらい忘れても、ちゃんと思い出させてやるから…」
だからもう泣くなとリヴァイはエレンを強く抱き締める。
その言葉にやっと開かれた揺蕩う瞳は水底の硝子玉のようにゆらゆらと綺麗で、尚も愛しさが込み上げる。
自分を信じて疑わないのであろう純真な瞳ごと、舐め回して愛してやりたいくらいだった。
愛しいと感じる身体そのものが情欲に直結しているみたいにリヴァイを昂らせてしまったから、エレンは自分の中に収まっていたモノを、強制的に思い出させられて腰にずくん、と、快感が走る。
抱き締めたままで堪らずリヴァイが中を穿つと、甘ったるい矯声が耳に心地よく響いてそれを更に引き出すようにして腰の動きが速くなり、互いの熱を限界まで掻起させるのも容易かった。
「んンぁ、ふぁあっ、あ、ぁっ」
省8
358: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:06 d AAS
「っあぁ、ン…!あ、ーんんッ」
「ーーッ!」
吐き出した自分の体液が相手の性器を汚していることすら、得も言われぬ快感で。
出した後で白濁に塗れたぺニスをしつこく擦り付け絡ませ合うという動物じみた行動にすら互いに酔いしれて、いつまでも2人は名前を呼び合い濃厚なキスを交わして確かめ合った。
くたりとベッドに沈むエレンの体をきれいに拭いてやって、服を着せてやる。
自分で出来ますと言ってもけっきょくリヴァイがやってしまうとエレンは分かっていたから、全部任せた。
何から何まで、すみません。と、手間をかけさせている事を律儀に謝るエレンに、俺が好きでやっていることだとリヴァイは言いながら毛布をかける。
省14
359: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:07 d AAS
この前はサシャとコニーが泊まりに来て。また別の日にはジャンとマルロ。
その後はピクシス指令と部下の女性が訪ねて来た。
その次はエルヴィンさんとナイルさん。昨日はまたミカサとアルミンが来ていた。
必ず毎回2人ずつ、それすらも意味があったのだと。
『身体の調子がまだ戻ってないこともあるけど、脳が情報を処理しきれなくて、一時的にまた昏睡状態に入ったんだと思う。』
『何故、エレンの記憶は戻りかけている』
『薬に対して身体に抗体が出来てしまっているのか。それとも自分の意思で飲まないようにしているのか…』
省9
360: (アウアウ Sa6f-dfgU) 2016/04/06(水)21:07 a AAS
腰ちゃんどう見ても男子高校生styleやけどおしゃれさんなん
361: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:07 d AAS
自分にだけ見せる顔。雄の顔ではない、男のリヴァイだけが見ることのできるエレンの雌の顔が見たいのだ。
結果的には…そう、結果的にその顔は見ることができたし、自分のモノにもできたと思う。だが、エレンは心までは許してくれなかった。
「ぁ…っん、ァ、…っ…っ」
「良さそうだな、エレン」
「んっ、…は、ぃ…気持ち、いいで…すっ…はぁ、アッ」
エレンの背中にちゅ、ちゅ、と吸いつきながら、腰を掴んでぐちゅぐちゅになって解れている後孔を何度も穿つ。
外気に触れれば熱を持つローションがエレンの内側の肉をますます敏感にしてしまうようで、中は火傷しそうなほどに熱かった。
こうしてセックスするようになって、どのくらい経つだろうか。季節は冬から春に変わっていた。
エレンはやたらセックスをねだるようなことはしなかったが、我慢ができなくなるとリヴァイのところにやってくる、そんな感じだった。
省11
362(1): (ワッチョイ f395-imw8) 2016/04/06(水)21:07 0 AAS
>>341
そんな経ってへんで
わいのリリはあのあといつも通りきゃわわやで
363(1): (ワッチョイ 7326-Iq2g) 2016/04/06(水)21:08 0 AAS
今日は久々に医龍一気読みしたで
最高の休日やった
364: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)21:08 d AAS
「な、なん…っ」
「たまにはいいだろ。声、我慢するな」
「えっ、ちょっと待っ…アッ、」
「いいな?」
「あぁ…っ、待っ…リヴァイさ、まだ、いれないで…っ」
「ああ?」
抜いたばかりでまだ少し開く後孔に性器の先端を押しあてようとした所で、エレンがそこに手を伸ばしてそれを阻んだ。
「こっちでするなら、…っ手、縛ってください…っ」
「……なに?」
「お願いします…っ初めての時みたいに、両手、縛ってください…!」
省15
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 141 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.019s