反出生主義について ★5 (124レス)
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(1): 11/21(木)22:59 ID:0(23/124) AAS
そもそも、ベネターの「良い/悪い」が何に対しての評価なのか不明瞭というのもある
仮に、子を生む側の倫理的評価だとしてみよう

Xが生まれたシナリオ
快楽を与えることは良い=善
苦痛を与えることは悪い=悪

Xが生まれなかったシナリオ
苦痛を与えないことは良い=善
快楽を与えないことは悪くない=中立

こんな感じになる
ここで「他人に苦痛を与えないことは善と呼べるほど善い行いなのか?」という疑問が生じる
これを善とするならば、何もしないことも善となるが、一般的に善と評価されるのは、苦しんでいる人を助けたり、世の中がより良いものになるような行為、つまり、積極的に快楽を生み出す行為のことを指すだろう
ここでの仮定の通り、ベネターの評価が生む側の倫理に対してのものならば、快楽を与えないことにおいて「中立」という概念を認めているのだから、善悪の二元論を前提にしているわけではなさそうだ。であれば、「苦痛を与えない」=「何もしない」に積極的な善の評価を付けることにベネター個人の恣意性が見られる
ここも快楽を与えないと同様に、「中立」とするのが妥当だろう
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