ミカサ「この長い髪を切る頃には」 (933レス)
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870: 2014/04/29(火)13:49 ID:GZl34bVI0(2/4) AAS
王妃(ペトラ)『あら。また新しい妃を迎えるの? 困りますわ。私の断りもなく…』
ライ王子(オルオ)『いや、今回は断ろうと思っている。父上の持ってきた話だが……年齢的にも弟のタイの方が合っている。そうは思わないか?』
王妃(ペトラ)『あら? 第三夫人のダイアナはレナ王女と同い年ですわよ?』
ライ王子(オルオ)『うぐっ……そ、そうだったかな?』
王妃(ペトラ)『レナ王女と言えば、この近辺では一番美しいと言われたサジタリアース国、マリア王妃と瓜二つの美しい王女と噂されていますわね。あなた、面食いですものね。だから妃に迎えようと思ったんじゃありません? (ゴゴゴ)』
省15
871: 2014/04/29(火)14:27 ID:rXT.0elc0(12/21) AAS
そして遂にお見合いの席。
一応形式上、段取りを前もって決めていたので顔を合わせるだけのつもりだったレナ王女は、その見合いの席で別の男性と引き合わされて心の中で「聞いてねえええええ」という女子にはあるまじき叫び声をあげる(録音)。
レナ(エレン)『ええっと……これはどういう事でしょうか?』
すっかり作戦成功。破談になると思っていたレナは、動揺している。
国王(キーヤン)『聞いての通りだ。予定していた息子ではないが、代わりにタイ王子との結婚をすすめたいとこちらは思っている』
省18
872(1): 2014/04/29(火)14:35 ID:rXT.0elc0(13/21) AAS
レキ(カジカジ)『姉上……では本当に、嫁がれるのですね』
レナ(エレン)『ええ……』
レキ(カジカジ)『いやだ……姉上! 意に沿わない結婚なんでしょう?! どうして母上は、そんな無理強いを』
レナ(エレン)『し、仕方のない事なのです。レキ、母上を頼みます』
レキ(カジカジ)『姉上ー!』
省6
873: 2014/04/29(火)14:36 ID:rXT.0elc0(14/21) AAS
>>872
訂正。
姉弟の別れ。そして異国の地に嫁ぐ王女。
変換ミスです。
874: 2014/04/29(火)14:41 ID:rXT.0elc0(15/21) AAS
ちょっと疲れたので休憩。続きはまたね。
875: 2014/04/29(火)14:46 ID:lS8nYJAg0(2/2) AAS
おつー
無理しないでね
876: 滅炎 2014/04/29(火)14:49 ID:CLSdFHmkO携(7/8) AAS
リヴァイ「順調にいってるぜ!」
エレン「気をつけてください…床にバナナの皮がありますから…」
ツルン
877: 2014/04/29(火)18:52 ID:Y/nqpebU0(2/2) AAS
集英高校だけに銀魂かしらん
878: 滅壊 2014/04/29(火)19:09 ID:CLSdFHmkO携(8/8) AAS
3年A組リヴァ八先生編
銀魂とパクリですか?
879: 2014/04/29(火)21:50 ID:GZl34bVI0(3/4) AAS
王宮は贅沢なパーティーを夜な夜な行っている。
しかしタイ王子はパーティーには出ない。部屋に籠って出てこない。
また、一人でパーティーに行かないといけないのか、と思うと気が重い。
レナ王女は一人でパーティーに出席する。その席で一人の召使いがドジをする。
省8
880: 2014/04/29(火)21:51 ID:rXT.0elc0(16/21) AAS
この事件を切っ掛けにレナ王女へ対する奇異な視線と風当りが酷くなり、王宮内では評判がガタ落ちする。
そんな非常に面倒臭い事態にレナ王女は辟易していた。
レナ(エレン)『この国の人々は下々に対する感謝の念という物を知らない』
レナ(エレン)『彼らに支えられているのは私達の方なのに』
省13
881: 2014/04/29(火)21:53 ID:rXT.0elc0(17/21) AAS
レナ(エレン)『………一体どうしたらいいんだろう』
言い争った後にすぐ後悔する。これでは何の為に我慢してまでこの国に嫁いできたのか分からない。
レナ(エレン)『もういっそ、ここを脱走してやろうかしら』
でも、何処へ? 何も知らない異国の地で一人でどうやって生きるのだ。
籠の中に囚われたような気持ちになる。自由はあるようで、ここにはないのだ。
省7
882: 2014/04/29(火)21:54 ID:rXT.0elc0(18/21) AAS
そして場転。
ここからはタイ王子の場面へ移る。
タイ王子(ジャン)『すまない。研究室(ラボ)に来る前に妻に捕まってしまってね。今日も小言を言われたよ』
技術屋(アーロン)『いいんですか? 新婚さんなのに』
省6
883: 2014/04/29(火)21:55 ID:rXT.0elc0(19/21) AAS
そしてここから、回想シーン。
かつて。この世界の人類は巨人に支配されていた。
人々は巨人を恐れ、壁の中に安住の地を求めた。
しかし巨人との戦いの為に作られた『立体機動装置』が人類を反撃へと導く。
省10
884: 2014/04/29(火)22:27 ID:rXT.0elc0(20/21) AAS
再び、場転。レナ(エレン)のターン。
徹夜して王宮脱走計画を立てる(妄想)。スケッチブックに書き殴っている。
レナ(エレン)『うふふふ…ここをああしてこうして、こうすれば……出来る! 誰にも気づかれずに王宮を脱出する事が!』
レナ(エレン)『ただし! ここにそれを作る材料がない!』
省39
885: 2014/04/29(火)22:53 ID:rXT.0elc0(21/21) AAS
カツーン……
仮面が舞台に落ちる音がこだました。静寂が、辺りに波紋のように広がる。
ペトラ先輩は顔面蒼白だった。誰もが、言葉を出せなかった。
ここから先はエレンがどうにかするしかない。
エレンが劇を進めなければ、ここで全てが終わってしまう…。
省27
886: 2014/04/29(火)23:15 ID:GZl34bVI0(4/4) AAS
とりあえず、ここまで。続きはまた。
887: 2014/04/30(水)02:36 ID:FyaKheRQ0(1/15) AAS
ジャンが再び舞台に戻る。
メモ紙を見つめながら、ブツブツ続ける。
タイ王子(ジャン)『この油は……食用油ではない。まさか、本当に? 彼女は機械工学に通じているのか?』
タイ王子(ジャン)『女性でありながら、こういった泥臭い作業が好きなのか?』
タイ王子(ジャン)『いや、でも、彼女はほぼ毎日パーティーには出席していた』
省25
888: 2014/04/30(水)02:50 ID:FyaKheRQ0(2/15) AAS
それから数日間、夫婦は研究室に籠りっぱなしになり、滅多に人前に顔を出すことが無くなった。
そしてようやく研究の大枠が固まり、立体機動装置の改良版の試作品1号が完成する。
それが完成した時、やっと二人は外の光を目に入れた。
レナ(エレン)『うっ……眩しい』
省10
889: 2014/04/30(水)03:07 ID:FyaKheRQ0(3/15) AAS
むずがゆいシーンがきた。練習中はここもしょっちゅう、エレンが笑い出してしまってNGを連発したものである。
今では大分慣れたが、それでも見ている分にもむずむずするのは否めない。
そしてレナ(エレン)のお手洗い後のシーン。
ここの台詞が少しだけ矛盾点をはらんでしまう。エレンはどうするのか…。
レナ(エレン)『……………』
省21
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