【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
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562: [saga] 2023/06/08(木)23:41 ID:zAuBVpnb0(1) AAS
回想シ―ン@:3年前・・・・ラーマとシータがいるカルデアの世界:とある公園のシュミレーションの演出(メリュジーヌが子育てを再開したから数ヶ月後・・)
ドスドスドスドスッ!(サイの恰好をした幼少期のガイルが駆けつける)
ガイル(4歳)「やめろーー!おいらの妹たちをいじめるなぁぁーー!!」ドスドスドスドスッ!(突進するかのように走ってくる)
いじめっ子のガキ大将「うわぁぁ〜〜変なデカいのが突っ込んでくる!逃げろぉぉ〜〜!?」タタタタァァ〜!(退散する)
いじめっ子たち「うわぁぁぁ〜〜!?」タタタタァァ〜!(退散する)
省24
563: [saga] 2023/06/10(土)22:31 ID:erTq1/BO0(1) AAS
それから数年後・・・・カルデア:シアタールームにて・・・(妖精國ブリテンの時系列:女王暦2016年)
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【テレビの映像:仮面ライダー龍騎 15話】
ガシン、ガシン、ガシィィィン!(テレビ画面の中でとあるキャラクターたちが戦っている)
メタルゲラス(テレビの音)「グォォォォ〜〜ン!」ドドドドドォォーー、ドシィィーン!(龍騎を背後から攻撃する)
仮面ライダー龍騎(テレビの音)「ヌワァァッ!?」バシィィン!(背後から攻撃される)
仮面ライダーガイ(テレビの音)「ヤァァァッ!」ガシィィン!(メタルホーンで攻撃する)
省26
564: [saga] 2023/06/11(日)07:41 ID:UEqJw5O50(1/4) AAS
それから数時間後・・・・・カルデア:ブリーフィングルームにて・・・・・・
カクカクシカジカ・・・(事の説明をしていくカルデアのスタッフたち)
ダ・ヴィンチ(キャスター)「なんだって!?システムの不具合で微少特異点になりかけているシュミレーションルームに・・・ガイルが1人で乗り込んだって!?」驚愕している
シータたち、バーゲストたち「――――――!?」驚愕している
バーゲスト「ガイル・・・・・いくらイメトレで見た映像がガイルを不機嫌にしたとはいえ、これはさすがにやり過ぎだ!」
省24
565: [saga] 2023/06/11(日)11:23 ID:UEqJw5O50(2/4) AAS
テレビ鑑賞によるイメージトレーニングの際、2対1による戦いの参考として出した【仮面ライダー龍騎】という特撮作品の一部を子供たちに見せたのだが、
その中で出てくる『メタルゲラス』というサイをモチーフにした怪人がヒーロー側を痛めつけるシーンに不快に思ったガイルは、メタルゲラスは正義の怪人だと言い出して・・・
その日、カルデアにあるシュミレーションルームの不具合で出来た微少特異点にガイルが1人で乗り込んだと聞き、直ぐさまに私たちはその微少特異点に向かった。
動物のサイが大好きなガイルにとって、サイの姿をした怪人がヒーローを苦しめる事に不快を持つのはわかるのだが、アレはあくまで映像の中での架空の話だ。
そんな事などお構いなしに危険も伴う微少特異点にガイル1人で乗り込むなどと、私は彼の無謀な行いにショックを受けていたのだが・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――
タタタタタァァーー!(特異点の奥地へ到着する)
省24
566: [saga] 2023/06/11(日)20:57 ID:UEqJw5O50(3/4) AAS
そして現在、ロンディニウム周辺:平原にて・・・
アルトリアたち「―――――――」ガイルの姿を見て・・・
バーゲストたち「――――――」ガイルの姿を見て・・・
アルト「ガイル・・・その姿は・・・・・・」驚いている
ガイル(鋼鉄鎧装)「・・・・・・・」ハシュ〜・・ハシュ〜・・・(息を荒く吹いている)
省26
567: [saga] 2023/06/11(日)23:47 ID:UEqJw5O50(4/4) AAS
バシッ、バキッ!ガコッ、ガコンッ!バコバコォォン!(ウッドワスとガイルで殴り合いをしていく)
ガイル「―――――!!」バシバシ!バキッ!バシィィン!(鋼鉄の拳で殴っていく)
ウッドワス「――――グオァァァァ〜〜〜!!」ガシガシバシィィン!フッ、バシバシッ!(爪と打撃、足蹴りで攻撃していく)
ガイル「ツゥゥッ!――――――」バコバコバコンッ!(攻撃による衝撃に耐えていく)
バシバシッ!ガシガシッ、バコバコォォン!(互いに攻撃をしていくガイルとウッドワス)
――――――――――――――――――――――――――――――
自身の『身体変化』の力を全力で発揮し、ウッドワスと1対1の戦いを繰り広げていくガイル。
省27
568: [saga] 2023/06/12(月)09:46 ID:PvC+2ICR0(1/2) AAS
ザワザワザワザワ・・・・・(ウッドワスとガイルの戦いを見ているウッドワス軍の兵士たちと円卓軍の兵士たち)
バシバシバシッ!ガシガシュン!ガコンガコォォン!(ウッドワスとガイルの殴り合いが止まらない)
ウッドワス軍・兵士1「アワワワワ!?なんだよこれ・・・ウッドワス様が鉄を纏った怪物と戦っているよ!なんなんだよこれ!」
ウッドワス軍・兵士2「で、でもしかし・・・ウッドワス様はパーシヴァルと先代・妖精騎士たちと戦い、ウッドワス様の力の差を見せたんだろ?」
ウッドワス軍・兵士2「オレらはウッドワス様が本気で戦っているところって見てないけど、あんな殴り合いをしているウッドワス様は初めて見るよ・・・」
省25
569: [saga] 2023/06/12(月)23:09 ID:PvC+2ICR0(2/2) AAS
ジジッ、ジィ〜ジィジィ〜〜・・・(火花を散らし、平原に墜落している妖精兵器・クリサリス)
クリサリス「『オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪テンゴクーニイッタダー♪』バチバチィィ〜・・・(火花を散らしている)
ウッドワス「――!(アレだ!アレならアイツをいち早く仕留める事が出来るかもしれん!あの妖精兵器に積まれている武器を使えば・・・)」
ウッドワス「(クリサリスよ。敵軍に撃ち落とされるなど言語道断だが、せめて最後ぐらいはオレの役に立たせて貰うぞ!)」
ググッ、バシバシバシッ!ガコガコガコォォン!(バタ足でガイルの首元とアゴ部分を同時に攻撃する)
省24
570: [saga] 2023/06/13(火)00:01 ID:yrIZ/d+B0(1) AAS
ガイル「し、しまった!?クソッ、抜けな――――」ギィギィ〜・・・(突き刺さった頭部の角を抜こうとするが・・・)
ウッドワス「ククククッ!―――――」ジャラジャラジャラ、シュッ!(何かを持ってガイルの元へ行く)
シュゥゥーン!ガコォォォン!(足蹴りで突き刺さっているガイルを無理やり引き抜くウッドワス)
ウッドワス「フゥゥゥン!」ガシッ、ジャラァァ〜!(ガイルの口にチェーンガンの弾を入れ込む)
ガイル「!!!!?」ジャラァァ〜・・(ガイルの口にチェーンガンの弾数発が含まれていき・・・)
省21
571: [saga] 2023/06/14(水)22:44 ID:kBVHN0zp0(1/2) AAS
シュゥゥ〜〜・・・ビリビリビリィィ〜〜〜・・・(クリサリスからの漏電が終わる)
クリサリス「AA・・・・・aaaaaaa・・・・・・」ビビビビィィ〜・・・ギュゥゥ〜〜ン・・・(完全停止)
ガイル「――――――――」シュゥゥ〜・・ドスゥゥン!(ズタボロになって倒れる)
【そ、そんな・・・・・・】
【ガイルがやられた・・・】←
ウッドワス「クッハハハハハハ!少しはやるモノだったが、所詮は妖精と混じり合っただけの人間に過ぎず、純正の妖精で亜鈴を持つオレに手も足も出なかった!」
省24
572: [saga] 2023/06/14(水)23:56 ID:kBVHN0zp0(2/2) AAS
【バーゲスト、メリュジーヌ、セツノ!?】
【(ダメだ、怒りで我を忘れている)】←
ダ・ヴィンチちゃん「わかっている・・・!負傷しているメリュジーヌとスズカ、武蔵を優先してアルトが治療したのはいいが・・・今度はガイル君の命が危ない!」
ダ・ヴィンチちゃん「今さっきアルトとスズカが救助に向かっているが、このままではバーゲストたちもウッドワスに殺されてしまう!誰か、彼女たちを止めて・・・!」
アルトリアたち、武蔵たち「〜〜〜〜〜〜〜」傷だらけで動けない
介人たち、飛電或人たち「〜〜〜〜〜〜」傷だらけで動けない
省24
573: [saga] 2023/06/15(木)23:04 ID:peU2GPrz0(1) AAS
『猪突猛進に生きる』―――それがこの俺『ガイル・オルラント』の生まれた時からある『目的』である。
猪突猛進。目標に対して向こう見ずに突き進むことであり、主に動物の猪を例え、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進む意味である。
俺という存在はその言葉通り――俺は難しい事など考えず、唯々己が好きなモノがこの世で1番正しく尊いモノであると信じ、それを蔑むヤツは許さない。
俺の信じるモノが最善で正しいモノだと納得するまでは、俺が信じるモノを守り、証明できるのであれば、俺はその為なら必死に努力する事も厭わない。
俺はそうやって強くなってきた。俺はそうやって俺の好きなモノや俺の家族を守ってきたんだ・・・。
―――――――――――――――――――――――
回想シーン1:ラーマとシータたちがいるカルデアの世界:微少特異点と化したシュミレーションルームにて・・・
省22
574: [saga] 2023/06/16(金)00:08 ID:87xNpjHW0(1/3) AAS
回想シーン2:妖精國ブリテンに来てからここ数日間・・・・・・
―――――――――――――――――――――――――――――
その1:シェフィールドにてー――
ガキィィン、ギィィ〜〜〜ン!!(双方の槍がガイルの鋼鉄の両腕に攻撃し、金属音が鳴り響く)
ガイル(回想)「グッ・・グゥゥ〜〜!!」ギィィ〜!!(鋼鉄の両腕で防御する)
二代目妖精騎士ランスロット(回想)「ウガァァ〜〜〜!!」ギィィ〜〜!!ガバッ!!(ガイルの両腕を槍がこじ開ける)
ガイル(回想)「なぁ!?」両腕が開かれる
省24
575: [saga] 2023/06/16(金)09:24 ID:87xNpjHW0(2/3) AAS
ゼロツードライバーによる電子空間の中:とあるシュミレーションにて・・・(ロンディニウム周辺:平原)
ギュウゥゥ〜〜ン!(選定の槍が光り出す)
パーシヴァル「・・・・・・ふぅ――――ふぅぅぅぅ・・・・・」ギュウゥゥ〜〜ン!(選定の槍を構えていく)
ウッドワス「―――ほう。」
アルト「―――!?あれはまさか・・・」
省28
576: [saga] 2023/06/16(金)23:11 ID:87xNpjHW0(3/3) AAS
少し前――ロンディニウム:大広間にて・・・(イズによる情報供給の最中)
ガチャガチャガチャガチャッ、ガチャンッ!(ゼロツードライバーを強引に取り外すガイル)
ガイル「うわぁぁぁぁ〜〜〜!!あのヤロォォォォ〜〜〜〜!!」ガシンッ、ズドドドォォーーー!!(そのまま外へ向かう)
イズ「――!?。お待ちください!?ガイル様、今は冷静に――――」
立花響「げふっ、がはっ・・・・・!あ、ああ、あああ・・・・・・!」ゲホゲホ!(咳き込んでいる)
省30
577: [saga] 2023/06/17(土)08:05 ID:yWs5P6aH0(1/3) AAS
ダダダダァァァー、ガキンッ!(ウッドワスとバーゲストたち3人の戦いの前に立つパーシヴァル)
パーシヴァル「・・・・・・ふぅ――――ふぅぅぅぅ・・・・・」ギュウゥゥ〜〜ン!(選定の槍を構えていく)
ウッドワス「―――むっ!パーシヴァルも混ざるか・・・良いだろう、何人だろうと相手にしてやろう!裏切り者たちだろうと、円卓軍だろうと、」
ウッドワス「この排熱大公:ライネックの次代・・・『牙の氏族』の長たるこのウッドワスに、お前たちが勝てるはずがなかろうに!」
パーシヴァル「黙れ!!あなたはメリュジーヌとバーゲストを倒す為に戦闘に弱いスズカを先に襲い、娘であるスズカを守ろうとする隙を利用してメリュジーヌに一撃を喰らわせた!」
省25
578: [saga] 2023/06/17(土)11:16 ID:yWs5P6aH0(2/3) AAS
立花響「イズさんが私とガイルくんに見せてくれました。パーシヴァルさん、あなたが持っている選定の槍でウッドワスを倒そうとしているんですよね?」
立花響「でもそれでもウッドワスには効かなくて、それでパーシヴァルさんやみんなが・・・ウッドワスによってみんな殺されて・・・」
立花響「だからガイルくんは先立ってウッドワスに全身全力の力で向かったんです!ガイルくんの大事な家族や仲間を守る為に・・・・」
【!?】
【殺されるって・・・・・まさかそんな・・・】←
タタタタタァァーー!(ダ・ヴィンチたちの前に現れるイズ)
省26
579: [saga] 2023/06/17(土)23:28 ID:yWs5P6aH0(3/3) AAS
自分勝手なやり方・・・・かぁ・・・。確かに言われてみれば俺が今までやってた事はそうだったのかもしれない・・・
アドニスも同じような事を言っていたなぁ・・『誰かの役に立つにたちたい』願いという名の『目的』を叶える為だけに・・回りを気にせず、ただ自分自身の能力の限界を見ずに過信していたと・・・
その過信が自身を破滅させ、みんなの事を悲しませたり・困らせたりしてしまったんだと・・。正に今の俺と同格だ・・・・
俺は俺自身が信じている事が正しいと証明させる為に動いていたんじゃない・・・俺自身の自分勝手な事を押しつけて、皆がそれを無理に納得させていたんだって・・・
ハァ・・・俺はなんて思い違いをしていたんだ・・・。自分は“正義のサイ”だから違うと思っていたが・・・俺もまた、妖精國の妖精の血があるんだと・・・
――――――――――――――――――――――――――――
アルト「――お前が心から“正義のサイ”だと思っているのなら、俺はそれを否定する事はしない・・・。それが自分の息子であるならば尚更だ。」
省24
580: [saga] 2023/06/18(日)22:08 ID:FjGhQ4KS0(1/2) AAS
ジャキンッ、ギュウゥゥ〜〜ン!(選定の槍を構え、再び光り輝いていく)
パーシヴァル「・ふぅ――――ふぅぅぅぅ・・・・・!」ギュウゥゥ〜〜ン!(選定の槍を構えていく)
立花響「!?。やめてパーシヴァルさん!貴方が今、その槍の力を使ってもウッドワスには勝てない!その槍の力じゃウッドワスを倒せない!」
パーシヴァル「邪魔をしないでください!貴方が他者との争いで傷つけ合うことを極力嫌っていることは知ってます・・・私もまた、これ以上の血を流させる戦いはしたくない・・・」
パーシヴァル「ですがウッドワスは我らの想像以上の行いで、多くの円卓軍の同胞が犠牲となり、多くの者たちがこの戦火でたくさん傷ついた!」
省25
581: [saga] 2023/06/18(日)23:49 ID:FjGhQ4KS0(2/2) AAS
ウッドワス「!!。(いったいなんだったんだ・・・さっきまで輝いていた選定の槍の光が、あの小娘に触れた途端に色が変わった・・・)」
ウッドワス「(コマドリ大会やオーロラから聞いた話でも、あのような光を放ったという話は一度も無かった・・・だが・・・!!)」
ウッドワス「ハ―――ハハハハハハ!!どうやら貴様ら2人、土壇場になって、その槍とやらに見放されたようだなぁぁ〜〜!!」
ジャキンッ、グォォォ〜〜ン!!(黒いオーラを纏って2人に向けて接近するウッドワス!)
ウッドワス「勝機!オワリダァァァーーーー!!」グォォォ〜〜ン!(接近してくる)
省25
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