[過去ログ] 【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】 (976レス)
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446
(1): 2015/03/15(日)17:41 ID:W2AUzgQx(2/3) AAS
ちなみに、零戦52と最高速がほぼ変わらない、ツインワスプ搭載【固定脚】の競速機。
 外部リンク:en.wikipedia.org
 外部リンク:www.jstage.jst.go.jp 【昭和14(1939)年1月】

翼面積9u弱で、翼面荷重253というトンデモスペックであるが…
だからこそ、1000HP程度のエンジン(39年初頭だから、1速過給の時代?)で、
固定脚で563km/hレベル(折り畳み脚だったら625km/h級)のレベルに到達できるわけである。

一撃離脱しかできない高速迎撃機(旋回格闘戦を行わない)、または陸上偵察機、と割り切れば、
零戦の主翼を10uぐらいまで縮小するとすれば、
仮に栄12世代のエンジンであったにせよ、雷電33や彩雲に近い最高速の機体の妄想は十分に成立しそう、
という格好のネタ元と言える。昭和14年1月段階で、日本にスペックが伝わってるだけにね。
省5
447: 2015/03/15(日)18:16 ID:AT/0s9j1(1) AAS
>零戦の審議時に高翼面荷重で600km/hという話も出ていますね。

BUN
448: 2015/03/15(日)19:01 ID:BYynR7lm(1) AAS
烈風の開発では軍の翼面荷重馬鹿が余計な口出しをしたな。
449
(2): 2015/03/15(日)20:35 ID:W2AUzgQx(3/3) AAS
今宵はひとつ。

高高度に対応する、過給機にもたついて、B-29の迎撃に失敗した日本であったが、
ターボ過給・二段二速過給・一段三速過給の他にも、選択肢はあったし、日本でも紹介されていた。
 外部リンク:www.jstage.jst.go.jp 【PDF 7頁目: 昭和17年4月】

【シドロスキープラニオル型過給機】 内燃機関邦訳文献集の記載だと、シドロウスキー・プラニオル遠心過給機と表記すべきかな?
元ネタは、1941年7月に発表された論文らしく、ドイツに占領されていた時代であることは言うまでもない。
「12:1の圧力比を可能ならしめる」という文言すら読める。

(1937年時点で、ドイツの最新鋭の過給機よりも、ダンチで性能が良かった、との比較グラフもある)
シドロウスキーの過給機が優秀だったことは、
下記のリンク先での31型と45型の公称地上と公称高度馬力を比較すれば明瞭である。
省12
450: 2015/03/15(日)21:01 ID:uzRzkAKm(1) AAS
>>449
翼列過給機の方が現実的だと思う。
451
(1): 2015/03/16(月)21:34 ID:/fbmmNre(1) AAS
>>449
szydlowski-planiol superchargerでぐぐった。

h 外部リンク:www.enginehistory.org
"reasonably good efficiency however, not as high as that obtained by French tests"
「悪くないけどフランス人の言うほどすごいもんじゃない」と
いうのがアメリカ人の結論みたい。

>翼列過給機の方が現実的だと思う。

h 画像リンク[JPG]:www.enginehistory.org
いや、そのまんまじゃね?
452
(1): 2015/03/16(月)22:45 ID:pl8jhail(1/2) AAS
東京帝国大学航空研究所、こちらの資料、架空機のネタ元として「興味深い」。

【42年6月】の論文。航空研究所報告235号。
外部リンク[pdf]:ci.nii.ac.jp
「推力式単排気管と、排気ターボ過給、どっちがトクか?」というもの。
6頁〜7頁目あたりに、「高速のもの(飛行機)では排気タービンの出力の特別に大きいものでない限り
(推力式排気管を併用した)機械的駆動の方が有利」という。

【42年10月】の論文。東京帝國大學航空研究所彙報218号より。
外部リンク[pdf]:ci.nii.ac.jp
「排気推進はわざわざ発動機の出力を減らしてまで用いる必要はなく、
発動機の方で出来るだけの出力を出し、その時の排気のエネルギーを排気推進に利用するのが、
省12
453: 2015/03/16(月)23:25 ID:pl8jhail(2/2) AAS
>>451 NASAの資料見つけたぜぃ
外部リンク[pdf]:ntrs.nasa.gov
454: 2015/03/17(火)08:21 ID:8tSUM4XR(1) AAS
画像リンク[jpg]:www.warbirdphotographs.com
455: 2015/03/17(火)11:26 ID:+OAWC1ng(1) AAS
>>452
昔あった排ガス対策のサーマルリアクターみたいなカラクリだな。
456
(16): 2015/03/17(火)22:06 ID:J+ymy5+S(1) AAS
仮に、昭和17年4月に、空技廠が、零戦21をベースに(LTR-14を参考に)主翼を9uまで縮小し、
更に、栄12のまま推力式単排気管を装着した場合、どこまで最高速が稼げるかをラフに試算する。

隼の場合、カバー付き固定脚の場合(6号・7号機)443km/h。引込み脚の第2案機(8号・9号機)は500km/hらしいから、
固定脚→引込脚で、最低10%は増速できる、と見てよい。
LTR-14が固定脚563km/hレベルであれば、零戦改造機なら625km/h級はありえる。
更に、推力式単排気管で、出力利得14%(立方根で1.045倍)なら、650km+まで到達する。
航続距離はともかく、ここまで高速化できるなら、百式司偵IV型(ターボ付き)の630km/hすら越えそう。

もしも、この機体を下駄履き化するとなると、550km/h相当。
零戦52よりもちょっと遅い程度の水偵となるとするなら、充分に紫雲を代替できそうな機体となる。
二重反転プロペラとか、引込み式補助フロートとか、主フロートの落下など、難儀したギミックに頼らずに高速水偵が完成しそう。
省7
457
(2): 2015/03/19(木)22:06 ID:3AxbBoCw(1) AAS
速度と航続距離にベクトルを振り切ったはずの彩雲はさらに強力な発動機を搭載したにも関わらずそれより遅い不思議
その極端な妄想の場合だと彩雲はさぞとんでもないスピード出るんだろうな
458: 2015/03/20(金)07:18 ID:9iNOwNSF(1) AAS
主翼縮小→揚力不足→迎角増加→抗力増加
という可能性もあるからね。
459: 2015/03/20(金)13:47 ID:e6LHKlWO(1) AAS
>>457
コイツが自分の思い付きだけを重視して、その他の要素を無視した
御都合主義の塊でしかない「ぼくのかんがえたすごいひこうき」をでっち上げるのはいつもの事だ
問題点を指摘してもああ言えばこう言う、答えられない部分は完全無視
で、結局「ぼくのかんがえたひこうきはすごいんだ」
相手するだけ無駄だからスルー推奨
460: 2015/03/20(金)21:59 ID:vdzfeokM(1) AAS
AA省
461
(1): 2015/03/22(日)14:18 ID:1V4L7+Ya(1/4) AAS
14試局戦や14試(高速複座)水偵を開発するにあたり、
空技廠、航空本部、三菱、川西など、関係者が「その気になれば」参考にできた資料(その2)

ミリタリーHM-1「高速軍用機」
 外部リンク:www.jstage.jst.go.jp 【昭和14年6月: PDF9-10頁】
 外部リンク:en.wikipedia.org
LTR-14同様、1938年のThompson Trophyに参戦したらしい機体。

ツインワスプ(φ1224、900HP@2440m)、栄12級の出力のエンジンを積んで、折り畳み脚、
主翼面積は14.86uと高翼面荷重タイプ(183.5)である。全備2722kgだから、零戦52級のウェイトである。

まずは、胴体の形状。紡錘形でもなければ、鍾馗のように絞った形状でもない。
翼断面はNACA23009-15と記載がある。
省15
462
(1): 2015/03/22(日)15:39 ID:1V4L7+Ya(2/4) AAS
HM-1は複座機である。97司偵も百式司偵、二式艦偵だって複座である。
例えば、HM-1を参考にしながら、50番を抱いて、全備3.3tぐらいの艦爆を、
空技廠が「14試艦爆」として設計していたら、どうだったか?

山名はドイツマニアというか、水冷オタクというべきか、
その嗜好全開で13試艦爆を設計したから、アツタが隘路となったことは事実である。
その一方で、昭和13-14年段階であれば、栄10改2で設計する、という別の選択肢がある。
言い換えれば、LTR-14とかHM-1を手本としながら、「諸所に改良を積み重ねて行く」という開発の方向性である。
50番を抱いて、最高速が仮に50km/h前後低下するにしたって、
栄12→栄10改2の出力増で、ソコソコはリカバーできる。
爆装を諦め、50番の重量で、500kgのガソリンを増槽搭載するなら、
省7
463
(2): 2015/03/22(日)16:03 ID:RorzI2d6(1/2) AAS
>>461
1938年のトンプソントロフィーの結果を見るように。
HM-1は周回タイムでは「固定脚の」他の参加機に惨敗するような機体だ。

レーサーでさえない直線番町なんだよ。
464
(2): 2015/03/22(日)16:23 ID:RorzI2d6(2/2) AAS
引き込み式コクピットを持つ単座レーサー(と呼んで良いものかどうか)と、
これを複座化し武装を施した機体がある。

どちらもHM-1と言う名前であることを利用して、両者の数字の都合の良いところだけ
繋ぎ合わせて「ぼくのすごいひこうき」長文をダラダラと書く。

バカを通り越して卑怯者だよ。

ちなみに。

この卑怯者が「600km/h出てる」と主張している機体はこれだ。
画像リンク[jpg]:en.wikipedia.org
省1
465: 2015/03/22(日)18:13 ID:1V4L7+Ya(3/4) AAS
>>463 秋谷クン? スマホからのアクセスだと、注意しないとダダ漏れだぜ。
それはさておき、ホークスミラーのHM-1と、ミリタリーHM-1は、違うモノだぜ。
搭載エンジンが違うわけだからね。

キミが指摘した機体(単座機であり、1936年段階での、下記の原型機だね)
 外部リンク:en.wikipedia.org

俺が指摘した機体(1938 複座機)
 外部リンク:en.wikipedia.org

> The aircraft was first renamed the Miller HM-2,
> but when company was reorganized as the Miller Aircraft Co.,
> it was called the MAC-1 and Military Aircraft HM-1, although often described in the press as the "Hawks Military Racer",
省11
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