ミカサ「この長い髪を切る頃には」 (933レス)
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905: 2014/04/30(水)23:29 ID:FyaKheRQ0(15/15) AAS
すみません。出来ればキリのいいところまで書きたいけど、
明日は予定有るんで、夜更かしできない。時間ない。

演劇大会編を出来れば1000レス以内に収めたいとは思いますが、
途中でコメント入っちゃうと、レスが(絶対)足りなくなるので、
ここから先はどうか、気持ちを押さえてレスをお控え下さい。ご協力お願い致します。

あ、ちなみに1000超えても、次スレ立てて続きは書きます。
2はある。予告しておきます。

………もし収まらなかったら、2で続けるけど、
すっごくキリが悪くなると思う。まあ、そん時はその時で。ではまた。
906: 2014/05/01(木)18:50 ID:4HlcJnpk0(1/11) AAS
エレン「………」

エレンは何か考え込んでいる。そしてふと、私の方を見た。

エレン「……ミカサ(小声)」

ミカサ「何? (小声)」

エレン「お前ならどうする? (小声)」
省31
907: 2014/05/01(木)18:52 ID:4HlcJnpk0(2/11) AAS
レナ(エレン)『………はい』

タイ王子(ジャン)『……もしかして、兄上に見初められるのが嫌で……か?』

ここはそのまま。

レナ(エレン)『はい。加えて言うなら、カプリコーン国との婚儀そのものを壊すつもりでした』

タイ王子(ジャン)『……すまなかったね。そうとは知らず、自分が代わりに君を貰ってしまった』
省33
908: 2014/05/01(木)20:51 ID:4HlcJnpk0(3/11) AAS
エレンの顔は、私から見たら十分美少女だと思う。

でも、難癖をつける人間は必ずいる。「ブスに美少女役をさせるな」という中傷だってくるかもしれない。

そのリスクを背負っても、エレンは話の筋を修正する方を選んだのだ。

そしてお話は進み、召使い(エーレン)が遂にレナ(エレン)の秘密を知り、それを主人であるライ王子(オルオ)に進言する。

ライ王子(オルオ)はレナ(エレン)の秘密を知れば、自分の妃に迎え入れようとするだろう、と。そう考えて。
省36
909: 2014/05/01(木)20:55 ID:4HlcJnpk0(4/11) AAS
レナ(エレン)『こ、怖かった……(ドキドキ)』

タイ王子(ジャン)『ごめん。まだ立体機動装置を使い慣れてなくてね』

レナ(エレン)『いいえ、大丈夫です……(フラフラ)』

タイ王子(ジャン)から離れて立とうとするものの、腰が抜けているレナ(エレン)。

タイ王子(ジャン)『! …………』
省38
910: 2014/05/01(木)21:15 ID:4HlcJnpk0(5/11) AAS
控室に戻ってわいわい言いながら、メイクや衣装を外して制服姿に戻る。

大道具の私達は次の学校の手伝いがあるのでまだ仕事が残っているが、役者達はここで自分の役目は終わったようなものだ。後はそれぞれの係に戻るだけである。

エレン「あーしんどかった。まじで心臓止まるかと思った……」

ジャン「同感だ……仮面外れた時、やばかったな……」
省22
911: 2014/05/01(木)21:53 ID:4HlcJnpk0(6/11) AAS
そんなこんなで私達の出番は終わり、大道具の私は他校の公演を手伝った。

全ての公演が終わり、結果発表までしばし時間が空いた。

その間、舞台裏の後片付けをしていたら、大道具の先輩と思われる他校の生徒に声をかけられた。

大道具3年「ねえねえ、君、講談の1年だよね」

ミカサ「…………(無視)」
省31
912: 2014/05/01(木)22:11 ID:4HlcJnpk0(7/11) AAS
にしても、一体どうしたんだろう。何かあったのだろうか。

スカーレット「………いや、まさか。でもねえ」

ミカサ「スカーレット先輩、どうしたんですか?」

スカーレット「いやね。集英が既存の話をパクッて創作だと言い張ってるかもって話。幕の外で話してた子、いたじゃない?」

ミカサ「その、既存と創作の違いって何ですか?」
省23
913: 2014/05/01(木)22:48 ID:4HlcJnpk0(8/11) AAS
マーガレット「悔しいいいいい! プロの漫画のネタを舞台脚本化したら面白いに決まってるじゃない! そんなの勝てる訳ないわよ!」

スカーレット「まあまあ……でもこれって、審査員の中で誰かが気づく可能性もあるよ?」

マーガレット「でも審査員の人達、年食ってる人ばっかりだったわよ。ジャンプー読んでいる世代がいるとは思えないけど」

オルオ「そこは読んでいる審査員がいると信じるしかねえだろ。……賭けだが」

ペトラ「……そうね。ここで私達がうだうだ言ってても仕方がない。このジャンプーをもって直訴しても、私達では……」
省21
914: 2014/05/01(木)23:04 ID:4HlcJnpk0(9/11) AAS
審査員『岩波高校………優良賞』

審査員『偕成高校………優良賞』

審査員『講談高校………最優秀賞』

聞き間違いではない。

勝った。
省26
915: 2014/05/01(木)23:22 ID:4HlcJnpk0(10/11) AAS
審査委員長「私は本気で女性が演じていると途中まで勘違いしていたよ」

エレン「え?」

審査委員長「『エレン』という名前は女性に多いじゃないか。まあ、男性にもいなくはないが。君の演技は大変素晴らしかった。これからも頑張って下さい」

エレン「あ、ありがとうございます……(照れる)」

パチパチパチ………
省15
916: 2014/05/01(木)23:53 ID:4HlcJnpk0(11/11) AAS
ちゃららら〜らら〜らら〜らら〜♪

リヴァイ「ん?」

電話だ。リヴァイ先生の携帯電話のようだ。

リヴァイ「ああ、そっちも終わったか。B会場は……白泉高校か。分かった」

ぴっ。
省35
917: 2014/05/02(金)00:19 ID:VspzaOfE0(1/8) AAS
わいわいわい。ええっと、何人いるんだろう。

演劇部と体操部の合同打ち上げ会なので、………数えるのが面倒だ。

多分、30人くらいはいるだろう。部屋を二つに分けて、適当に分かれて、ご飯を食べながら、カラオケ大会だ。

演劇部員はとにかく先にご飯を食べた。歌は体操部が殆ど歌っている。
省19
918: 2014/05/02(金)00:31 ID:VspzaOfE0(2/8) AAS
エレン「ミカサ、ありがとうな」

ミカサ「え?」

エレン「あの時、オレの質問に答えてくれて」

ミカサ「あの時………ああ!」

舞台袖で問われたアレか。
省19
919: 2014/05/02(金)01:03 ID:VspzaOfE0(3/8) AAS
エレン「ははは! ミカサが演じてれば、最後のシーンはもっとリアルな声になったかもな!」

ミカサ「エレン、酷い……」

ジャン「そ、そうだぞエレン! レディに失礼だぞ!」

ミカサ「ジャンも酷い…」

ジャン「すまん……」
省23
920: 2014/05/02(金)01:06 ID:VspzaOfE0(4/8) AAS
そんな中、ハンジ先生が何やら怪しげな顔で、リヴァイ先生のグラスと自分のグラスを入れ替えていた。

ミカサ「あ」

ハンジ「しっ!」

ミカサ「?」

何で入れ替えたんだろう? 何か悪戯する気かしら?
省26
921: 2014/05/02(金)01:19 ID:VspzaOfE0(5/8) AAS
リヴァイ『ふっ……他に歌ってほしい曲はあるか? お前ら』

ニファ「次はザ・リレクテッド・ヒーローズをお願いします! (シュバッ)」

リヴァイ『あ? 良く分からんが……適当に歌ってやるぞ(ヒック)』

ああ、酔っぱらってる。ダメだ。マイクを独占されてしまった。

ペトラ「ちょっと、次はフラワーでしょ!?」
省27
922: 2014/05/02(金)01:29 ID:VspzaOfE0(6/8) AAS
ハンジ「はいはい。10分前ですねー了解です」

何故かハンジ先生がこっちに来ていた。電話を応対している。

ハンジ「はい。延長はなしでーす。すぐでまーす」

という訳でカラオケはお開きになりそうだった。

ハンジ「はい! もう時間だから店出るよ! 片付け片付け! 撤収!」
省13
923: 2014/05/02(金)01:56 ID:VspzaOfE0(7/8) AAS
ペトラ先輩は物凄くぽーっとしている。

ペトラ「我が生涯に一片の悔い無し……」

マーガレット「ダメですよ! 昇天したら!」

オルオ「………気持ちは分からんでもないが、やれやれ」

オルオ先輩はペトラ先輩を送っていくようだ。
省26
924: 2014/05/02(金)02:02 ID:VspzaOfE0(8/8) AAS
次はエレン視点で話が進む予定です。

何か、レス足りないかも…やばいやばいやばい……
とか焦って書いてたら実際は意外と余裕あった。

でも、レス足りないかもと思いながら書くのは心臓に悪いので、
次も残り100レス超えたらレス自重のお願いを勧告するかもです。

新スレは出来れば早く建てたいけど、
たまに立てられない場合もあるので、その時は待ってみます。
あんまり乱立すると、新しいスレ立てにくくなるみたいだしね。

では、次のスレでまたお会いしましょう。それでは。
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